5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

「ガンスリンガー・ガール」ハァハァスレ @+1

1 :マロン名無しさん:04/10/31 18:36:37 ID:sdlzEQvO
ガンスリンガー・ガール達に(;´Д`)ハァハァするスレです。
→アニメの方は一旦、収束したので漫画サロンで。
(;´Д`)ハァハァと言いながら実質のSSスレだったのですが。

公式サイト
http://www.gunslingergirl.com/

前スレ
「ガンスリンガー・ガール」ハァハァスレPart3 (アニメスレ)
http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/anime/1085148989/l50

関連URL
保管庫
ttp://tokyo.cool.ne.jp/gunslinger-girl/

GunslingerGirl ガンスリンガー・ガールSS書きの控え室 2
ttp://www.moebbs.com/test/read.cgi/gunslingergirl/1095225218/

がんすり保育園(保管庫)
ttp://inpot55.hp.infoseek.co.jp/

ガンスリンガーガールスレ  (ゑ炉パロ板)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1063912806/

【薬物】GUNSLINGER GIRLスレ 3挺目【人体改造】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1089745188/

2 :マロン名無しさん:04/10/31 18:42:14 ID:???
●昼鳥テンプレ

              _ V             ∩___∩
    ∧昼∧    ,ヘ.´  `ヽヘ            | ノ      ヽ
   ( ´_ゝ`)   !〈(ハヽ)ヾl |           /  ●   ● |                   (⌒―⌒)
   /   \   | l、゚- ゚ ノ ! | ,、_,、       |    ( _●_)  ミ             〇_〇 (゚ (エ)゚*)
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/.lY|,) | | l゚(・)゚ l ,、_,、 彡、   |∪|  、`\∩_∩ (⌒-‐-⌒) ( ´・(ェ)・) ⊂)夲!つ
__(__ニつ/  FMV  /<ノj|j,〉 リi lづ"/) l゚(・)゚ l (゚(Å)゚)っ (´(Å)`;;) (;・(エ)・) ( ・(,ェ)・) ( つ旦O  く/_|j〉
    \/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



3 :マロン名無しさん:04/10/31 18:44:10 ID:???
よくわかんないSSよりちゃんとハァハァしようぜ

4 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/10/31 18:50:26 ID:???
ジージェイ!ジージェイ!ジージェイ!

5 :マロン名無しさん:04/10/31 19:12:37 ID:???
>>3
じゃあこのスレはSS禁止ということで

6 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/10/31 19:17:21 ID:???
SS禁止は良くない。

7 :マロン名無しさん:04/10/31 19:49:26 ID:???
アンジェリカのデコを吸いたい
にゅるちゅびっと
むねが1番カワイイっぽい

ビーチェのデコ?誌ね

8 :マロン名無しさん:04/10/31 21:15:25 ID:o6GgbQm4
マターリageますかな。

9 ::04/10/31 21:56:17 ID:???
>>3 >>5
(;´Д`)ハァハァ+SSという事で、これはアニメスレの前スレと同じです。
そうでないと建てた意味がないんで。

10 :マロン名無しさん:04/10/31 23:47:21 ID:???
>>1


即死は回避したいところ。

11 :マロン名無しさん:04/11/01 01:33:54 ID:m4D5am2w
>>1

乙。右に倣えで即司会日。

12 :マロン名無しさん:04/11/01 01:57:06 ID:???
ガイシュツ質問ですまんが、萌えBBSってどこかに移転してる?
全然つながらないんだけど・・・
検索してみても移転みたいな事は書いてないし。

13 :マロン名無しさん:04/11/01 04:32:21 ID:???
>12
グーグルキャッシュに残ってた、
http://www.google.co.jp/search?q=cache:ZmRIkbhlBpMJ:azumap.15hit.client.jp/2004/10/blog-post_109862642946012636.html+%E8%90%8C%E3%81%88BBS&hl=ja
何があったんだろう・・・

14 :マロン名無しさん:04/11/01 10:37:12 ID:???
こそこそ・・・

15 :マロン名無しさん:04/11/01 18:29:44 ID:???
ほしゅ

16 :マロン名無しさん:04/11/01 20:04:00 ID:T+8DQp+a
>>14
それは「萌え.JP」でmoe違いです。
専ブラだったので気が付かなかった。
本当にどうしたんでしょうか?

17 :12:04/11/01 20:30:34 ID:???
>>13
ありがd
そのリンクから「復旧したかも?」って情報を見つけました。
ttp://azumap.15hit.client.jp/2004_10_01_archive.html

それによると萌えBBSの移転先は(一時的かも)
http://so.la/
だそうです。ちゃんと見れました。
ガンスリ板は
http://so.la/gunslingergirl/

運営情報みても移転したなんて書いてないな。どうしたんだろう?

18 :マロン名無しさん:04/11/01 23:16:49 ID:???
>>17
おっ♪行けましたねぇ。
サンキュです。

19 :マロン名無しさん:04/11/02 08:51:05 ID:HwE0yL05
>>17
Webトップに貼ってるリンクなんかが移動前と同じだったりして、相当に
慌てて移転した&避難所なのかなと言う感じですね。
但し10月末からに今に掛けて、いろんな鯖がバタバタして個人ページに
アクセス不能になってるのをよく見かけるようですが何かあったのかな?

20 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/02 16:36:02 ID:???
ヒルシャ「トリエラ、日本の企業と共同開発した新装備を渡すよ。」

ヒルシャーは紙袋から一本のバトンを取り出し、トリエラに手渡す。
渡されたトリエラはバトンをまじまじと見るが、プラスチック製の
安っぽい彩色をした、ただのバトンにしか思えなかった。

ヒルシャ「このボタンを押すと、電飾が光りだす。この状態でバトンを回転
     させると効果音が鳴る仕掛けになってるようだ。」
トリエラが指されたボタンを押し、バトンをクルクルと廻すと滑稽な音程の
電子音が鳴り出した。オレンジ色の電飾が円を描いて、目にうっとおしい。

トリエラ「新装備…ということは、任務で使用する道具ということですよね。
     これはどう使うのですか?まさか、棍棒とかw」
ヒルシャ「正式名称は『トリエラシールドバトン』。高速回転させて、銃弾を
     弾き返すそうだ。」

トリエラは廻していたバトンを落とした。表情が固まり、目が「マジ?」と言っていた。
ヒルシャ「バンダイがアニメ第2期のスポンサーに決定しただろ?だから、任務中にこの
     バトンを積極的に使って視聴者にアピールをしなくてはならない。スポンサー
     命令だから、拒否できないんだ。」

二人の間を冷たいつむじ風が隔てていった。

同じころ、ヘンリエッタはジョゼから八つ裂きフラフープを受け取って呆然となり、
リコは下半身の新パーツとして装備する戦車型脚部を見て、泣いてジャンに許しを乞うたという。

21 :マロン名無しさん:04/11/02 17:23:31 ID:???
ワロタ

22 :マロン名無しさん:04/11/02 17:27:21 ID:???
リコタンクは是非見たいな。

23 :マロン名無しさん:04/11/02 20:48:08 ID:9FvXRuCQ
油揚げ

24 :マロン名無しさん:04/11/02 21:13:07 ID:???
>>20
GJ
エッタのフラフープするの見たいなぁ。リコはアーマードコア状態かw

25 :マロン名無しさん:04/11/02 22:01:36 ID:???
TOMYがスポンサーにつけば、各人に乗用ゾイドが支給されたのにな

26 :マロン名無しさん:04/11/02 22:03:39 ID:???
なに?TONYにキャラ設定させてアニメ化だと?それはどうかと思うね

27 :マロン名無しさん:04/11/02 22:08:28 ID:???
>>25
フラテッロ同士、ズィィーユニゾン!

28 :マロン名無しさん:04/11/02 22:19:45 ID:???
最近のはわからないなあ。

偏見で言うなら、

ヘンリエッタ→セイバータイガー(主人公だから)
トリエラ→レッドホーン(ショットガン→武骨→重装甲)
クラエス→グスタフ(輸送っぽい)
ぐらいでどうだろう。

29 :マロン名無しさん:04/11/02 22:28:53 ID:???
ツインお下げ髪で、担当官を殺しかねない(殺したけど)機体ということで、

エルザ→バーサークフューラー

30 :マロン名無しさん:04/11/02 22:43:24 ID:???
>>26
tonyがデザインすると、キャラ以外全てクソになる法則

31 :マロン名無しさん:04/11/03 01:51:46 ID:???
>>29
あの三つ編みをキュウィィィンって回して戦うバーサークエルザ萌え〜

32 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/03 08:01:02 ID:???
>>20 に修正と追加。
トリエラは廻していたバトンを落とした。『嘘でしょう?ヒルシャー…』と訴える眼差しで
ヒルシャーを見上げる。 困惑しながらも、ヒルシャーは取り扱い説明書を内ポケットにし
まいうと真面目な顔をして事情を話し出した。


33 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/03 08:44:27 ID:???
>>20 の続き

アンジェリカは泣く。泣き声も無く、吐息は『ハァッ、ハァッ…』と切なく荒い。
両目を覆う両手の指の狭間から、しみ出す涙が部屋の照明光を照り返した。
しとり、しとり、と涙の粒が指と指の根元の間に溜まっては流れ落ちていく。

「嫌です。そんな服を着て、人の前に立つのは、嫌です。」
アンジェリカの泣き姿を見て、マルコーは胸を刺されるような感情を無視できなくなった。
おろおろと気持ちばかりをはやらせて、目の前の東洋人に部屋から出て行くように訴える。
「アンジェリカは疲れているんです。今も容態は良くない、ビデオを撮るのは後日にして下さい。(英語)」

必死になって頼みこむマルコーに向かって、東洋人は露骨に不快の表情を出して怒鳴り散らす。
「あのねぇ、さっきから言っているでしょう?今日中にこのビスチェを着たアンジェちゃんの映像を
 本国にいるデザイナーに送らないと、製品の元になるオリジナルが作れないんだよ!
 ビスチェを着て、ちょっとの間だけビデオの前に立ってくれるだけでいいんだよ!
 何度言わせるつもりですか!」

マルコーが下手になって必死に頼み続けては、東洋人が怒鳴り声で返すの繰り返しが
病室の中で続けられた。
アンジェリカは自分が悪いんだという自己嫌悪に苦しみ、東洋人が持って来た
あのビスチェを着た自分をマルコーがどう見るか?という不安と羞恥心とに板ばさみと
なって、精神的に身動き取れなくなっていた。

堂々巡りの続く病室に、一人の東洋人と一体の義体化された少女が断りもなく入りこんだ。

34 :マロン名無しさん:04/11/03 12:11:59 ID:???
次回
トリエラの すごい ハイレグ

35 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/03 17:29:00 ID:???
33>> の続き

「マルコーさん、そんな雑魚を相手に下手に出る必要ないぜ。(伊語)」
冷めた流し目で東洋人(バソダイの社員)を一瞥すると、男はマルコーに事情の説明を始める。
「ジャンさんから、たった今お達しがありましたよ。バソダイの人間が持って
 来た玩具を使う必要は無し。バソダイ社員の方々には直ちにお帰り頂くということです。」
そして男は、アンジェリカを見て、ニッコリした。ベッドの前まで歩み寄って、
掛けシーツの上に置かれたビスチェを手にとってつまみ、垂らして見る。

「(日本語)…このキワドイ露出はなんだ?布も薄いし、色が真っ白じゃあ中身が透けて見えるぞ。」
ビスチェは所々で素肌を晒す切り込みが入っていて、股間の部分にはわざわざ縦スジを作る
パットまで入れてある。明らかに、その手の嗜好を持つ男の目を意識した服だった。
「ああ、君は日本人かい?丁度良かったよ、このイタリア人を説得してくれないか?
  これは『アンジェリカのエンジェルビスチェ』という商品のプロトモデルでね、小さいお友達と
  大きなお友だち、両方に受けるモノというのがデザインのコンセプトなんだ。」

マルコーさんとハイドさん、それにバソダイの人がなんだか難しい話を始めた。私はすぐに退屈して
話が終わるまで、アンジェと遊んでいようと思いついた。
「おはようアンジェ!ねえねえ、アンジェは何もらったの?他にはなんかないの?」
「ジル…ジキル、来てくれたの。」
「どうしたの、なんで泣いてたのアンジェ?お腹痛いの?」
「ううん、なんでもないの。ぐすっ…そうだ、このティアラをあげる。」

アンジェリカが商品サンプルのケースを開けて、中からプラチナ色に輝くティアラを
取り出した。エメラルドやダイヤを模したプラスチック粒を多用する、下品なデザインだ。

36 :マロン名無しさん:04/11/03 20:14:41 ID:???
アンジェリカのへそをぺろぺろしたい。
チュんチュん舌でつつきまくり
次の日下痢になるアンジェ。

ミミのへそ?埋めろ

37 :マロン名無しさん:04/11/03 22:53:57 ID:???
スカラ─wwwヘ√レvv(゚∀゚)wwwヘ√レvv~─!!

38 :マロン名無しさん:04/11/03 22:55:54 ID:???
        _  
      ,'´,  ヽ、       
      i ノノ)ハノ)
      ノ从 ゚ヮ゚ノリ ぶおーん
      ( ⊃┳⊃
      (_).;'´   `ヽ,
      ▽ !,, ノ从从ノ
     (    'リ| ゚ -゚ノリ
≡≡≡ ◎―◎⊃⊃



39 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/04 14:40:45 ID:???
>>35 の続き

「もらってもいいの、ありがとう。じゃあかわりにコレあげる。」
アンジェリカから貰ったティアラをトレーナーのポケットに突っ込んで、
紙袋からバトンを取り出す。アンジェリカは差し出された物の使い道がわからないでいる。
「これ面白いよ、廻すと音楽が鳴って、ピカピカ光って綺麗なの。ほらほら…」
ジキルはクルクルとバトンを廻しながら飛んだり跳ねたりしたので、バトンを持つ
手元が狂って、回転して勢いのついたバトンを放り投げてしまった。

「ありゃっ?」
放られたバトンがマルコーの後頭部を強く打って跳ね返り、部屋の隅に落ちた。
「ううっ!?…おい、ここは病室だ、遊びたければ外へ出て行け!」
ジキルは余所見をしていて、叱責を聞いていない。それよりも、アンジェリカが
がひどくショックを受けた表情で自分を見ている。「どうしたアンジェ、俺の顔に
なにかついているか?」 二人の日本人も、さっきまでとは違う目でマルコーを見ていた。

「マルコーさん…マルコーさん…」
「どうしたんだ、そんなに震えて、具合が悪くなったのか?」
「マルコーさん、…みが…髪が…頭が…」
3秒経て、ハッと事態を察したマルコーは自分の頭頂部をまさぐった。無い、何度探っても
そこに付けた物が無い!頭上の喪失感にうろたえるマルコーに、ジキルの善意が止めを刺す。
「マルコーさん!落し物だよ。はい、髪の毛!」

その場にいた、ジキル以外の誰もが声を出せないでいた。

40 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/04 15:50:19 ID:???
>>36の続き

「マルコーさん、落し物だってば。要らないの、もらってもいい?」
「そっそれは俺の物ではない!そんなものは知らん!うっ」
マルコーは無意識に嘘を吐いた。誰が見ても、その落ちた人工の頭皮と頭髪は
マルコー自身の頭から離れ落ちた物である。自分が今直面する現実を否定した
いという卑小な願望が、口を突いて出てしまったらしい。
アンジェリカは不意にめまいを感じ、起こしていた身をベッドに落とすように倒れた。

「アンジェリカっ!アンジェリカ!…眠ってしまったのか?アンジェリカ!」
出来の悪い喜劇のような状況が一転し、笑い事では済まない…そんな気まずい雰囲気が
漂いだてる。バソダイの人は、ハイドさんと目配せを交わすと、そ知らぬ顔をして病室
を出て行った。私は落ちたバトンを拾って紙袋に戻し、ハイドさんの後に続いて病室を
出た。廊下の先から、お医者の先生と看護婦さんが早足でやってくる。きっとアンジェ
の病室へ行くのだろう。

用事を終えたジキルとハイドは次の目的地へ向かった。公社がよく利用する、軍の訓練場に足を運ぶ。
「トリエラだろ、ビーチェだろ、アンジェリカだろ、次のヘンリエッタとジョゼさんの所で
 最後だな。」
「リコには伝えに行かないのですか?」
「ジャンさんの決定を伝えるんだぞ?リコはジャンさんと一緒にいるはずだから、
 ついでに聞かされているに決まってるだろう。」
(リコは何をもらったんだろ?お菓子がいいなー。)

30分ほどして、二人の乗るタウンエース(ワゴン車)は訓練場にやってきた。
 

41 :マロン名無しさん:04/11/04 15:51:13 ID:???
次回
アンジェの すごい スク水

42 :マロン名無しさん:04/11/05 02:00:30 ID:???
アンジェリカを風呂でごしごししたい。
シャンプーが目に染みるとか言うけど思いっきりあわ立ててもこもこ
シャワーを嫌がるが気にせずガボガボ
風呂上りに桜色に染まる肌。「きれいになりました」

トリエラ?漂白しとけ

43 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/05 18:31:15 ID:???
>>40 の続き

車をモータープールに停めて、二人は訓練場の管理事務所を訪れた。
「外来で入場している、ジョゼッフォ・Cという者を訪ねて来ました。
 彼がどの施設を利用しているか教えて頂けますか?」
管理事務所に詰めていた、年配の職員はすぐに帳面をめくって調べて
くれた。引率一名を連れて、今は屋内戦闘の訓練に使う建物に居ると
教えてもらう。俺は職員の淡々とした対応に好感を持った。

「Grazie(ありがとう)」
老齢の男性職員は軽く会釈を返すと、机に戻って書類の整理を再開する。
彼の、締まった身体付きや、右手にある小銃ダコが、彼は老成した兵士である
と俺に推測させた。こういう男を前にすると、どうも俺は敬意みたいな感情を
自然と抱いてしまう癖があるみたいだ。

俺はすぐに教えられた建物に向かい歩き出した。ジキルは俺の前を小走りで行く。
まるで散歩に連れられた子犬のようだった。赤いトレーナーに付いたフードが
軽快にゆれている。重たいM2重機関銃の携帯をやめさせ、かわりにトカレフ拳銃
を与えて正解だったなと思う。

44 :マロン名無しさん:04/11/05 23:48:53 ID:???
次回
ヒルシャーの すごい フンドシ

45 :マロン名無しさん:04/11/06 02:27:38 ID:Ce9AnkPQ
age

46 :マロン名無しさん:04/11/06 03:15:13 ID:???
次回
マルコーの すごい 育毛

47 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/06 16:03:32 ID:???
10分ほど歩いたら、ジョゼの奴がいるという屋内戦の訓練施設が見えてきた。

「わたしあれ知ってるよ、キリングタワーって言われてるんだよ。」
「よく知ってるなー、俺はガイロンタワーと言う物だと思ってたぞ。」
その施設は5階建のビルを模した造りになっていて、屋上にヘリコプターからの
リぺリングで降りたり、ワイヤーを使って窓から飛び込む訓練などにも使える所
だ。モニター室から訓練者へ音声による指示を出したり、各部屋毎に照明や、
可動する標的を操作することもできる、充実した施設だったと覚えている。

建物に入ってすぐの角を右へ曲がり、奥にあるモニター室のドアの前に立つ。
俺はノックだけをして何も言わずにドアを開いた。部屋に入ると、ジョゼの背中が
目に入る。ジョゼの奴が部屋に入り込んだ俺に気づき、顔だけこちらに向けて俺を見た。
俺が軽く会釈をすると、ジョゼはコクリとうなずく仕草で意を返してきた。
「ジョゼッフォさん、訓練中にお邪魔して申し訳ありません。ジャンさんから通達があり
 まして、バソダイ社の人間から渡された物を回収に参りました。」
「ああ、わかってるよ。彼から連絡があった。今はヘンリエッタにそれを使わせているか
 ら、少しそこで待っていてくれ。」

(使わせてる?訓練に?そんな使える物を受け取ったのか?…)
どうにもジョゼの言っていることに納得できない俺は、ジョゼが注視するモニターに
目をやってみる。3階の廊下を映したその映像から、ジョゼは廊下も部屋も照明をか
なり弱くして、視界を暗くしているとわかった。だけど、複数台あるモニターのどこ
にも、へンリエッタは映ってはいなかった。

ふと、モニターの一つに動く人影が映っているのをみつけた。でもそれはヘンリエッタ
の訓練する姿ではなく、挙動不審で落ち着きの無い様子の、ジキルの姿だった。

48 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/06 21:26:39 ID:???
>>47 の続き

「あの馬鹿め、何をしてやがる。すみません、すぐにつまみ出します。」
「待て、ヘンリエッタが近くに来ている。一緒に連れ出させよう。」

その時、ジキルは考えもなく建物内をさまよい続け、3階にまで上がって行った。
「はぁーっ、こんなに暗いとは思わなかった。…気持ち悪い。」
照明はぼんやりとした、弱弱しい光で壁から少しの範囲を照らしていて、それが
廊下の向こうまで点々と続いた。照明と照明の間は全くの暗闇である上に、物音
一つ聞こえてこないものだから、空気までが冷え冷えとした、寂しい雰囲気がする。
コツコツと自分の靴音だけを共にして歩いていたら、遠くから空気を切るような音が
聞こえてきた。

シャンシャンシャンン…
「…!なに?」
シャンシャンシャンシャン…
「なんなのぉ…はぁはぁ。」
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン…!
「ヒッ!」
突然現れた人影! 廊下の曲がり角の先から、シャンシャンシャン!空気とこすれる
ような音をさせながら、コツリ、コツリ、一歩一歩をゆっくりと踏み出しながら、腰
を前後左右に激しくシェイク&リズミカルしていた。闇の中で、人影の目が綺羅利と光る。

49 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/06 22:44:54 ID:???
>>49 の続き

目が合ってしまった… 腰を振る人影が、こちらに向かってきた。シャンシャンという
音は、近づくにつれてヒュンヒュンという音に変わって聞こえてきた。
(ジキル・・・?そこにいるの・・・)
腰をふる人影が、唐突に声をかけてきた。人影のまわりを、鋭いなにかがとても速い
スピードで回転しているのに気づいた私は身の危険を感じ、少し後ずさってから一目散
に来た道を引き返した。

「はっはっはぅっ!はっはっはぅっ!…やばいやばいよぅ。」
曲がり角で壁を蹴ってきり返しながら走る。すぐに、階段の踊場へ出るドアまで戻って
きた。安堵の気持ちがこみあげてきたままドアノブに手をかけた。…開かない!
「?なんで、どうして!開いてー!」
力任せにドアを叩き、ドアノブを乱暴に押し引きしても、頑丈で重いドアは開く様子が
無い。そうこうしている間に、ヒュンヒュンという風きり音が背後に迫った。

「嫌だーっ!」
腰をふる人影が紅い目をより強く光らせた。こっちをじっと見つめながら、まっすぐに
歩み寄りを始めた。
「助けてーっ、助けてーっ!うわぁぁあああん!」
バンバンとドアを叩きつけて叫んだその時、ヴォワーと音を立てて、照明が一斉に明るさを
取り戻して辺りを照らしつけた。腰をふる人影の正体が腰の動きを止めてなにかを掴んだ。
それは厚い刃物を円環状に加工した物で、どうやら腰で回転力を与えて相手を切断する武器
だとわかった。

50 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/06 23:22:29 ID:???
>>50

ヘンリエッタは暗視装置のスイッチを切るとそれを顔から外した。
ドアの前で、赤いトレーナーを着た女の子が尻餅をついてこちらを見上げている。
(…何事かと思えば、子供の悪戯か。)
ヘンリエッタは女の子の手を引いて立ち上がらせると、無線でジョゼッフォに連絡を入れた。

訓練はひとまず休憩とし、自分の義体が邪魔をした詫びにと日本人が缶コーヒーをご馳走した。
ジョゼッフォにはブラック、ヘンリエッタには甘いミルクコーヒーを差し出した。
ベンチに座り、コーヒーに口を付けるヘンリエッタの肩にジョゼッフォが軽く手を載せた。
「済まなかったね、ヘンリエッタ。せっかく上手くいきはじめてた所で邪魔させてしまって。」
「あの人…」
「ん?どうかしたかい。」
「雰囲気が、一般人を装ってますけど、何だか警戒の電波みたいなものを出してる感じがします。」

ジョゼッフォはそれを聞いて、少し考えてからヘンリエッタに打ち明けるように話しだす。
「フランスから引き抜いた兵隊さんだよ。」
「外人部隊ですか?」
「今度、僕達とは別に、対ゲリラ作戦を主任務としたグループが発足されるのは聞いただろ?
 あの女の子はそれに配備されるために簡易な義体化を施されている。」



51 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/06 23:58:54 ID:???
>>51 の続き

ジョゼッフォはヘンリエッタの隣に腰掛け、二人で一緒にコーヒーを飲む。
「再来月から本来の活動を開始する事になったんだ。義体15人に外部からスカウトした
 担当官が13名、いずれも軍隊か特殊部隊出身の実戦闘経験者だそうだ。」
「でも今日は何故ここへ来たのですか?」
「ジャンの命令で、あのフラフープを回収に来たんだ。なんでもスポンサー企業の人間に
 叩きつけて返すためらしい。」

フラフープを回収したことでほぼ任務は達成された。ジョゼとヘンリエッタに謝りを入れ
て、俺とジキルは訓練場を後にした。公社に戻り駐車場へ向かうと、日本企業の人間が乗る
車が数台、すれ違いで出て行った。俺はジキルに義体棟へ戻るように言いつけて、ジャンの
もとへ向かう。時間は昼飯時に入ったばかりで、今日はまだまだ仕事があるのだ。
ジャンの前で午前中の仕事の結果報告と、午後のスケジュール確認を始めた。

「えー、午後2時より日本のアニメーション監督3組が来訪、公社の中を案内します。
 スタジオズブリの宮崎パヤオ氏、義体に是非ともインタビューしたいと、特にリコと
 接触したがっています。次にプロダクションGIより押井護氏がお越しになります。
 GI側で製作した強化装甲服を義体に着せてみたいとか…最後にサソライズから
 腐良野氏が御出でになられます。強化人間と義体の違いを知りたいとのことです。」

52 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/07 00:14:07 ID:???
>>51 の続き

公社へ招待した日本のアニメーション監督3人の経歴やデータを斜め読みして、
ジャンは俺に質問を投げかけてきた。つまり、ジャン自身もよくわからないのだ。
「ふむ、3人とも日本に限らず、世界のアニメファンの間での知名度は抜群だと
 わかった。で、どれに作らせればヒットするアニメ映画ができるんだ?」
「さあ?俺にもわかりません。漫画とアニメとかは、子供の頃から縁がありません
 でしたから。義体どもの方が我々よりよほど詳しいと思いますよ。」

それから30分ほど議論をした結果、一番安い予算で1時間半の映画を作れる監督に
ガンスリンガー・ガールの劇場用アニメーション製作を発注することに決まった。
製作予算はバソダイから引っ張る段取りがついていたので、後は公社がいくらピンハネ
できるかが重要な課題として扱われていた。いい映画を作って興行収入を得ようなんて
考えは、ジャンも俺もハナから持っていなかったんだ。

「ところでジャンさん、帰ってきた時にリコを見たんですが、…足がおかしくないですか?」
「あれも日本企業が持って来た試作品だ。逆間接脚は通常の脚部に劣らない速度で走ることが
 できる上に、きり返しの動きが通常脚より優れている。リコでテストするが、上手く
 いくようなら一部の義体にアレを導入することも検討している。」
「やめましょうよ、恥ずかしいですから。」

ジキルとハイド 第3射 終わり

53 :マロン名無しさん:04/11/07 12:35:58 ID:???
ツマラン ◆TJ9qoWuqvA はひょっとして地雷ゲーACNBを掴んだクチか?





で・・・フ ロ ー ト 脚 の リ コ た ん マダー?

54 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/07 18:45:56 ID:???
原作のレギュラーメンバー達を架空の同僚という視点から書いてみたいと思い、
ジキルとハイドというフラテッロを使ったSSを書いてきた。
しかし、技量不足により良い物は作れなかったので、第一部完結として打ち切ります。
もっと腕を上げた頃に再開できれば儲けものかと思う。

>>53 俺はサイレントラインと共に生きるから、NBのことは忘れました。

55 :マロン名無しさん:04/11/07 19:08:23 ID:???
>>54
文章の構成力はイイと思うぞお。
た・だ・し、ネタのパンチ力が弱いな。

オリジナルキャラ(ジキル&ハイド)を登場させるならパロディだと正直物足りないな・・・
それと最初シリアス路線じゃなかったか?
漏れは『条件付け』で多重人格をテーマにするのも面白いなと感心してたんだが・・・



そうだな・・・まともなACユーザーならNBのことは忘れよう
つうか憶えていたくないな、あの糞ゲーはな・・・

56 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/07 19:37:04 ID:???
リコたんホバー脚装備の巻

公社の手術室でリコは薬で眠らされ、技師たちによって両足を取り外された。
でも、古くなった脚の換わりに取り付けられたのは、前のと同じ細くて可愛い2本足
ではなかった。逆に、リコの体をその大仰な機械に取り付けると言った方があう。
リコの下半身はホバークラフトに換装された。


義体技師「下半身の交換は終わった。ホバークラフトの慣性に慣れるまでは不自由を
     感じることも多いと思うが、ジャンの指導があれば、なんとかできるだろう。」
ジャン 「ええ、そうしてやりたいものです。」

夕暮れ時になって、リコは目を覚ました。両目の目じりに塩がかすかに残っている。
ダラリとぶらさげた手で目元をこすった。ぼんやりとした視界が晴れると、自分の
体がゴーカートのような、小さな車輪のついた乗り物に生えているという有様だった。
ある日、リコがジャンを訪ねて公社のオフィスへやって来た。
「へへへ、見ろよ、ジャンさんのラジコンが部屋に入ってきたぜ。」
「おー恐!誰かさんみたく轢かれないように気をつけないとな。」
リコの耳には職員たちのささやき声もしっかりと入っていたが、あえて無視して
無感情を装った。こみあげる恥ずかしさを顔に出さないように、ジャンに殴られる瞬間の
記憶を、フラッシュバックのように意識の奥底で再生するのを繰り返した。

トイレに排泄物を捨てて部屋に戻るとき、ちょうどドアを開いたヘンリエッタに出くわした。
ギィィッー、ドアの前までホバー走行していたリコの前に、突然ドア板がせりだしてきた。
リコは急停止をかけるも、慣性に乗っていてすぐに止まることができす、ドア板に激突した。
バゴンッ!ゴッ!
「あべしっ!」
ホバー脚の最初の餌食はヘンリエッタだった。一旦開いたドアにリコホバーが激突し、
その時の衝撃でドアノブを握った手を手首から骨折、ドアにぶつけて鼻をつぶした。

57 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/07 20:06:16 ID:???
リコたんホバー脚装備の巻

二人目の犠牲者にはジャンが選ばれた。
「リコ、付いて来い。」
「はい。」
ジャンの少し後ろをリコホバーが低速で付いていった。医務室に行くということを
リコもわかっていたので、ジャンがどこで立ち止まるかも大体見当がつく。
「あっ、課長、この間の件ですが。」 ドムッ!
「ぐぁっ!」
ホバー脚の装備で体重が100キロ近くになったリコが2脚の時と同じ速度で歩
いても、なにかにぶつかれば、生ずる衝撃は4倍ということが証明された。
後ろから追突されたジャンは5メートルの距離を転げ回り、全身打撲で一週間の
入院を強いられることとなった。病室へ見舞いにやってきたリコに、ジャンが目
を細めて言った。
「リコ、ホバーが嫌なら、正直に言えとあの時に言っただろう。嫌だったなら何故
 言わんのだ。」
病室にはリコとジャン以外誰も居なかった。ジャンはリコの頬をさすって愛撫をする。
(ジャンさんが、私の足をホバーに替えてみたいと言うのを、私が断るなんてできない。)
リコはジャンの手の平の感触と、愛撫の快感を受け止めながら、ただ黙ってジャンにされるが
ままでいた。

58 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/07 20:38:26 ID:???
リコたんホバー脚装備の巻

最後の犠牲者にはトリエラが捧げられることとなる。
下半身をホバー脚に換装してから一ヶ月が経過し、リコもホバークラフト脚の
独特な動きに大分慣れてきた。高速ホバー走行中の状態からの狙撃を遜色なく
こなせるまでにこぎつけ、実戦投入も間近と皆が評価するまでにホバー脚を使いこなした。
ある日のことだった。運動場に幾つも並べた三角コーンの間をリコホバーが左右交互に高速
走行ですり抜けていく訓練を終えたあと、リコホバーの後部にトリエラが乗り込んだ。
リコホバーは義体棟のシャワー室を目指し、砂煙を巻き上げて運動場を疾走した。

「うわははぁーっ!リコ、すごいスピードだよ!」
「トリエラ、曲がるときはしっかりつかまってないと落っこちちゃうよ。…!!!」
建物の角を曲がったすぐそこで、ロレンツォ2課長の犬が脱糞の最中だった。
「くぅーん、くーん。」
(わんわんが…!!!危ないー!)
リコは1ヶ月の間で培った技術を総動員して、急停止を試みる。ギリギリのバランスを
保持して転倒せず、制動距離を最小限に抑える360度モンキーターンを成功させて、
リコは犬の糞の5cm手前で停止することができたが、犬自体はとうに逃げ出していた。

「あれっ?」
さっきまで背後にいたはずのトリエラが、自分の前方上空を飛翔している。
トリエラは鳥の翼のように両腕を広げて、クラエスの畑がある方へ落ちていった。
「しぇぇぇぇぇぇぇっ!?!?!?!?」
トリエラがクラエスのハーブ畑に突っ込んだ時、飛行機が墜落するときのような音が
したものだから、公社の人たちが大勢でトリエラを見に来た。もちろんクラエスも
やって来て、収穫直前のハーブがぼろぼろの屑になっているのを目の当たりにて、
…しばらく私と口をきいてくれなくなった。

59 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/07 20:56:50 ID:???
リコたんホバー脚装備の巻

ジャンさんが退院した。お仕事に復帰したジャンさんに「ヤブサメ」を上手く
やり遂げるところを見せることができて嬉しい。
「リコ、後で私のデスクへ来い。」
また、いつものように殴られるのだろうと思ったけど、ジャンさんは私を見て、
哀れんでいるのだとわかった。わたしはホバーの出力を抑えてジャンさんの部屋
を訪れる。

ジャンは自分とリコの目線の高さを合わせるためにひざまずき、リコの手を取った。
「すまなかった。義体としての機能性を求めるあまりに、お前の意志をないがしろに
 しすぎていた。」
「ジャン…さん…?」
「ホバークラフトか…こんなものをお前に無理強いした私は、どうかしていたのだろう。」
ぽろり、ぽろりぽろっ、我慢する暇もなく、リコの目から涙がこぼれ落ちる。
「違うんです。」
リコは泣いていることをジャンに悟られないように、思いっきりの笑顔でジャンに応える。
「無理強いなんかじゃないです。私は、ジャンさんが望むことを叶えたいと思ったから、
 ホバークラフトの脚を上手く使えるように、一生懸命になって練習しました。もう、
 ジャンさんを後ろにお乗せして走ることだってできるんです。」

60 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/07 21:08:59 ID:???
リコたんホバー脚装備の巻

「休むことも、仕事の内だ。」
ジャンさんはそんな事を言って、私を旅行に連れ出してくれました。
ホバー脚が大きいから助手席に座れなかったのは残念だけど、私は
後ろにジャンさんを乗せて、湖の上をモーターボートみたいにとても
速く走った。私もジャンさんも水着に着替えて、一日中遊んだ。
「ジャンさん、もっとぎゅっとつかまってください。重心が後ろにあると危険です。」
「リコ、もう少しスピードを落としてくれ。」

日が暮れると丘に上がり、湖のほとりにある別荘で夜を過ごした。私とジャンさん以外
は誰もいない山の中で、ジャンさんが私だけのために一緒にいてくれたことは何よりの
思い出になった。公社に帰ったら、私の足は元の2脚に戻されるみたい。
でも、こんな幸せをもらえた私は、もういつジャンさんのために死んでもいいと、
強く心に刻んで眠った。

リコたんホバー脚装備の巻 完



61 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/07 21:14:03 ID:???
今月3日のガンスリイベントと、双葉文化祭でガンスリ本買ってきました。
いやー、やっぱり構成が俺より上手い人なんていっぱいいるいる!
勉強になりました。

ハァハァ前スレではあんなに沢山のSS職人がいたのに、なんで新スレの方に
は来てくれないんだろう。宣伝不足だろうか?

62 :マロン名無しさん:04/11/07 21:42:38 ID:???
ここは掃き溜めですか?

63 :参〇九:04/11/07 22:26:48 ID:???
*********************************************************************
□□□GunslingerGirl 〜ガンスリンガーガール〜 萌死小劇場 ■■■
         −−「絞め技一本!」−−
*********************************************************************
   そこは前線本部として使われる安ホテルの一室。
   外では子供の遊ぶ声、少し離れた海から市場のゴミを失敬しに来た
   カモメの鳴き声もしている。

【蛭】・・・良い天気の日だな。こんな日は平和に終わって欲しいよ。
【鳥】そう思うときに限って望みは叶わないものですよ、ヒルシャーさん。

   ・・・ちょっとキツかったかなとトリエラは少し後悔する。

   案の定、最近は頻繁に見られなかったヒルシャーの、まるで犬が黄昏れる
   ような暢気な顔が少し緊張した直後に、もの悲しく哀愁さえ感じる顔になる

   ・・・ヒルシャーさんの可愛らしい顔なんだよなぁ。
   トリエラはそう思う。

【蛭】・・・でも努力ぐらいはするとしよう。
【鳥】では私は事前に予定していた例の格好に着替えますね。
   いつものアレじゃブルース・ブラザースだと思われますから。

   鳥−蛭組の今日の任務は接近偵察だった。

【蛭】ああ・・・取り敢えずその方が平和を迎える事が出来そうだ。
   ・・・ところで僕はメン・イン・ブラックだなぁと思っていたんだが・・・

   ヒルシャーが真面目に返したであろう返事を、いつものようにトリエラは
   クール、かつ冷酷に聞き流す。

64 :参〇九:04/11/07 22:27:22 ID:???
【鳥】そうでしょうかね・・・ところでヒルシャーさんは?
【蛭】僕はこのままで行こう。この方が何かととけ込める。

   そう言いながらヒルシャーはスーツの襟を引っ張って見せる。

【鳥】良いですね男の人は。とりあえず上着着ていれば取り繕えるから。
【蛭】でも楽しみは少ないよ。女性は何を着てもファッションになる・・・
【鳥】そうでしょうか?例えばいつものスーツは私としては・・・
【蛭】いやぁ・・・君には似合っている。でも逆に僕のスカート姿はお笑いだ。
【鳥】そうですかぁ〜?捜査や襲撃に必要な時もあったりして。

   トリエラが悪戯っぽい微笑みをしながら茶化す。

【蛭】・・・冗談はよせ。僕のこの顔では児童合唱団の寸劇にもならないよ。
【鳥】でもオリガさんと一緒なら仲間の女性に見えると思いますよ。
【蛭】・・・・・・・それは彼女に失礼だ。

   ちょっとムッとしたようなヒルシャー

【鳥】ふふっ・・・一度やったらヒルシャーさん、意外と目覚めたりして。

65 :参〇九:04/11/07 22:28:27 ID:???
   掃除は行き届いてるものの、いかんせん古さが目立つホテルの一室。
   ティーンの少女が着替えを始め、それを見ないようにと窓の外を
   見ている年齢以上に煤けて見える男。
   事情を知らない者から見たら、なかなか驚きの光景だろう。
   ふと・・・ヒルシャーの胸元を凝視するトリエラ。

【鳥】・・・でもヒルシャーさん。ネクタイぐらいは変えた方が良いと思います。
【蛭】ん?何かまずかったか?

   不思議そうな顔をして答えるヒルシャーに、呆れた顔でトリエラが言った。

【鳥】ヒルシャーさんの「勝負ネクタイ」かも知れないですけど、その柄、
   大きな仕事で使いすぎです。それに地味なのに比較的目立つ模様だし。
【蛭】・・・参ったなぁ。残念ながら日帰りだから換えを持ってきてないんだ。
【鳥】もう!服を気にしない独身男の王道ですね。

   自分の首からサラリと取ったネクタイを差し出すトリエラ。

【鳥】ほら、私のに絞め変えてください。
【蛭】でも君のそのネクタイは、この間ミラノに行ったときの帰り道に
   君から欲しいって買ったものだろう?
【鳥】かまいません!接近時にバレて、このホテルが「HEARTBREAK HOTEL」に
   なるよりはいいでしょう?

   困った顔をするヒルシャーと彼の「いつもの表情」に苛立つトリエラ。

66 :参〇九:04/11/07 22:29:03 ID:???
【蛭】でもなぁ・・・それは僕が絞めるには派手だろう?
【鳥】ヒルシャーさんは地味過ぎなんです!
   地味過ぎて遠くから見てもすぐヒルシャーさんだって判りますよ。
【蛭】すまない、ウチのオフクロの趣味なんだ。「地味が一番」って・・・。

   下を向き、大きくため息をつくヒルシャー。
   あ〜、トラウマなんだなと納得した表情のトリエラ。

【鳥】ヒルシャーさんみたいな地味なスーツには・・・

   そういってネクタイを持ったトリエラはヒルシャーの肩を持って鏡の
   方に向けると首の辺りから自分のネクタイを垂らして見せる

【蛭】おお・・・良いなぁ。
【鳥】ね!そうでしょ?地味なスーツには派手なネクタイ!一発決めなきゃ!

   鏡に向かうヒルシャー。
   トリエラから貰ったネクタイを締めながら・・・何故か鼻歌が。

【鳥】ほら〜、これから修羅場かもしれないのに気分も変わるでしょ?
【蛭】そうだなぁ・・・余りに決まりすぎて、普通のイタリア人の男みたいに
   街で可愛い女の子を見たら声を掛けたくなるなぁ。

   何とも言えない爽やかな日の当たる部屋の昼前。
   ネクタイを絞めている御機嫌なヒルシャーには、そう言った瞬間、唇を軽く
   噛んだトリエラの動きが一瞬止まった様子を伺う事は出来なかった。

67 :参〇九:04/11/07 22:29:51 ID:???
【鳥】あ、ヒルシャーさん・・・
【蛭】ん???
【鳥】それじゃ長さが変です。
【蛭】う〜ん、元々は君に合わせた長さだろうから・・・
【鳥】ううん・・・締め方をちょっと工夫すれば・・・

   そういってヒルシャーの正面に立ち、ネクタイを一旦解いて首に巻くと、
   普段ヒルシャーがしない巻き方で締めるトリエラ。

【鳥】こう絞めれば・・・

   そういいながらキゥゥゥゥゥっとネクタイを締め上げるトリエラ。

【鳥】女の子の方から寄ってきたりして〜〜〜っ!
【蛭】ち・・・ちょっとトリエラ・・・絞めすぎだ!
【鳥】ふふ・・・ごめんなさい。でも女の子には油断は禁物ですよ。ちょっとした
   緩みでもボロが出ちゃう事ありますから。

   さっきから窓の外にいた太った猫が、その様子を見て一瞬驚いた顔をした。
   ・・・しかし事情が掴めたのか、大きなあくびをしてノコノコと歩いていった。

【蛭】と、トリエラ・・・少し緩めて・・・いいか?
【鳥】そうですね〜。 余り他人に隙を見せない程度に緩めて下さ〜い。

   そう言いながらヒルシャーとは逆方向に振り返り、眉間にシワを寄せて
   舌を出してベ〜〜〜をするトリエラ。
   少し上がっているトリエラの両肩を見ながら、僕は何かトリエラが怒る様な
   事をしたのかな???とクエッションマーク噴出中のヒルシャー。

【鳥】(小声で)もう・・・この朴念仁・・・

68 :参〇九:04/11/07 22:31:33 ID:???
   そう言いながらトリエラはリップグロスを持ってバスルームに行き鏡に向かう。

【鳥】でも・・・そんなところが好きなんだな。

   そうじゃなきゃ絞め殺してたよ・・・と思いながらトリエラはグロスを引く。

   褐色の肌、そして少し赤黒い唇にのせるピンクの水っぽい輝き・・・。

   これは・・・ヒルシャーさんの好きな色・・・だから私に・・・一番合う色。

               【Fin】

69 :マロン名無しさん:04/11/08 09:47:04 ID:???
こ の 話 は 前 に も 読 ん だ 憶 え が あ る ぜ !!



パロディ系よりもシリアス系のSS職人で新しい住人入って来ないかなあ・・・

70 :マロン名無しさん:04/11/08 11:50:48 ID:/xcHztgf
>>69
どうせ盗作野郎だ。氏ね!

71 :マロン名無しさん:04/11/08 21:56:45 ID:???
なんか殺伐としてるなあ・・・
これじゃ書こうと思う人が少なくなっちゃうよ。

>>69
まじめな提案なんだけど、自分で書いてみては?
意外と読み手と書き手の垣根は低いよ。このスレは特にそう感じる。

あと読んだ憶えがあるとかいうなら、元ネタ書いてよ。すげえ気になる。

>>70は話が通じなそうだから>>69に聞くんだけど。

72 :69じゃないけど:04/11/08 22:42:56 ID:???
>>71

いや、>>63-68は盗作じゃないよ。作者も参〇九だし・・・
GunslingerGirl ガンスリンガー・ガールSS書きの控え室 2の草稿だな。
でも内容が変った箇所が分からないな・・・ひょっとしてそのままか?

73 :マロン名無しさん:04/11/08 22:50:14 ID:???
あー、夕べぽつりぽつり控え室 2に投稿していたら
一気に話が膨らんだのでこっちに投稿します。
やはりパロディ系なのだけどそれは勘弁な。


74 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/08 22:52:00 ID:???
ジキルとハイド 第4射 『Richieste sessuali del anus』

その日の午前は、公社の運動場で義体どもに徒手格闘術の実践訓練を施していた。
本来はヒルシャー指揮下のフラテッロたち、俺とジキルのように、兵隊あがりと
簡易版義体の子供らだけでやることだったのに、ちょっとしたミスから、トリエラ
の相手まで俺がする事になっていて、肝心の俺の義体を教育することができなかったんだ。

義体棟の屋上から、クラエスが運動場の様子を眺めている。濃い灰色のラバーマットが
運動場に7枚ほど、適当な間隔を置いて敷かれている。一枚のマットに2組のフラテッロ
が集まって、担当官が格闘術の型を義体に教えたり、マットの上で組み手をしている。
義体と担当官が運動着姿で取っ組みあっているマットもあれば、担当官同士で関節技の
実演を義体に見せている所もある。それぞれの担当官は、自身が習い覚えた格闘術を義体に
教えているものだから、担当官が使う格闘術によって、義体たちはてんで別々の指導を受けて
いるわけだ。コマンドサンボ、マーシャルアーツ、少林寺拳法、カラテ、合気道、太極拳などなど。

クラエスがふと目を止める。よく見慣れた顔が一つ、マットの上で大人と睨みあっている。
「トリエラ…(なぜあの中にいるのかしら?)」
素手のトリエラを相手にする男は左手に陸上競技用のピストルを持ち、小刻みに動き回る少女の
の目を狙い続けている。トリエラは俊敏にステップ移動して銃口を(穴は開いていない)かわし
続けるも、男の狙いがすぐに追いついてしまい踏み込めないでいた。
不意に、男の反応が一瞬遅れる。トリエラはその隙を逃さず、男の懐を奪いに飛びこんだ。

75 :73:04/11/08 22:57:22 ID:???
あっ……重なりそうなので後で投稿
>>74
余計な前置きしてスマ

76 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/08 22:57:40 ID:???
自サイトでガンスリの下品パロディSSをUPして2日後、
氏ねメールの嵐を受けてファンの恐ろしさと現実の厳しさを痛感しました。

第4射からの脚本は完全オリジナル(若干のパクリを含む)と原作志向でいく予定です。
今夜もリコちゃんと相田センセに感謝の祈りを捧げたので寝ますね。

77 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/08 22:59:36 ID:???
>>75
ごめん、どうぞ。

78 :73:04/11/08 23:00:33 ID:???
 この前は、万華鏡のことでリコにきついことを言ってしまった。
 だから、今朝思い切ってリコに謝ってみた。
「……これからも一緒にいてくれるんでしょ?」
 リコはあっさり許してくれた。
 本当におおらかな娘だ。
 えへへ。
 その時、クラエスとトリエラが何か話しているのを小耳に挟んだ。
「クラエス。……アフリカの石って?」
「別に……何でもない」

 私は、その時、ものすごく嬉しい気分だったのだ。
 だから、僅かに曇ったクラエスの表情が、気になったのだ。
 そうか。クラエス、いつもお留守番だから……。
 私は、ジョゼさんに思い切っておねだりしてみることにした。

 数日後、私は大きな包みを抱えてクラエスの部屋を訪れた。
「あら、ヘンリエッタ……その包みは何?」
「いつもクラエスお留守番だから、たまには外の雰囲気を……って思って」
「ヘンリエッタ、あなた時々妙なところで気が利くのね」
 クラエスは苦笑いしているようだ。ふーんだ、どうせいつも私は自分のことだけで手一杯ですよーだ。
「ところでその中身は何なの?」
「クラエスが前に欲しがっていたもの。私もジョゼさんにお願いして買ってきてもらっただけだから、まだ中身を見ていないの」
「じゃ、一緒に拝見させていただくとしましょ。開けるわ……」
 そこに鎮座していたのは。


79 :73:04/11/08 23:01:23 ID:???
 荒削りな彫刻。
 刺青を思わせる、直線的な幾何学模様。
 威嚇するように無表情な顔つき。
 大地の民がその恩寵を表現したような、重量感。
「えへへ、アフリカの石…。ドゴン族の彫刻だって。フランス経由の輸入品だから、アメリカ人は関係ないよ?」
「…す、素敵ね。…でも、スニージーやハッピーの隣に彼を陳列したら、トリエラ、あまりいい顔しないかもしれないわ…」
 眼鏡の奥のクラエスの表情は、午後の日差しに遮られてあまりよく見えなかった。でも、多分喜んでくれているのだろう。声が震えている。

 その後、アフリカの彼はクラエスの菜園で作物たちを見守っているらしい。
 名前は聞きそびれている。


80 :73:04/11/08 23:02:29 ID:???


 今日はよく晴れている。
 洗濯のついでに、クラエスの畑仕事を手伝う約束だ。
 彼は、やはりそこにいた。
「…………」
 実際のところ、男性なのか女性なのかよく判らない。
 それ以前に、性別なんてものがあるのかも判らない。
 でも、何というか一目見たときから多分男性なんだろうなという感じがした。
 そして、すっかり菜園のあるじの顔になっている。
「…………」
「……ヘンリエッタ。……言っておくけど、私はトリエラのように同じ彼を何人も揃える趣味はないわよ?」
「……判ってる……」
 私は、なぜか全身がふるっと震えるのを感じた。
「……何体も揃ったら、呪われちゃいそうな感じ……」
 その瞬間。怖い顔でトリエラは私をきっと睨んだ。
 そして、彼のほうを見て、少し表情を緩めた。
「……彼がいると、課長の犬が花壇を荒らさないから助かるわ」
「……そうだね……」
「……彼、クスクスって名前にしたの」
「……へぇ、可愛い名前にしたのね」
「アフリカの料理の名前よ。ほら、せっかく畑にいるんだし」
「……ねえ、クラエス。……どんな料理なのかな?」
「さあ。本で読んだだけだから」
 彼の周りにはアブラナが植えられていた。華やかすぎる花壇の観葉植物よりも、素朴なアブラナは彼によく似合っていると思う。
 そして、いかにも春めいた可憐な黄色い花に囲まれて、彼も、そしてそれを見つめるクラエスも、ちょっぴり嬉しそうだった。

81 :73:04/11/08 23:03:23 ID:???


 ジャンは、花壇を見た。
 花壇と言うか、「彼」の聖域のようだ。
「私、修道士の拓いた土に彼をお祀りしちゃったんですね」
「……ああ、結果的にそうなるな……」
「名前はクスクスと言います」
「……ああ、そうか……」
「では、私、検査がありますので……」
「……そうか。そうだったな」
 クラエスが去った後も、ジャンはそこを去るのをためらうかのように立ち尽くしていた。
 そんなジャンを見つけて、ジョゼは歩み寄った。
「兄さん」
「……何だ、ジョゼ」
「……僕はもう少し、ヘンリエッタとよく話をするべきかもしれませんね……」
「……まあ、結果的にクラエスは喜んでいるようだ」
「ニハッドは、これは『ユルグ』の像じゃないかと言っていますが」
「出自はともかく既に『彼』は花壇の主だ」
「……そうですか」
「名前はクスクスと言うらしい」
「……ちゃんとクラエスと頭韻・脚韻を踏んでいるんですね……」
「……今度、外出許可をやる。……クラエスにアフリカ料理でも食わせてやれ」
「そうするよ、兄さん……」
 二人は、なおも花壇を見続けた。そこは公社の土地でもイタリアの領土でもなく、「彼」が鎮座まします「彼」の王国だった。
 治外法権のその土地は「彼」の祝福で実りの豊かさを約束され、暗澹たる復讐の炎に身を焦がす兄弟は、その陽気さにしばし妬みを感じているようだった。
「……俺もリコを連れていこうか」
「そうするといい。兄さん……」

82 :73:04/11/08 23:29:44 ID:???
すいません、投稿終わりっす。
再開ヨロ>>>74

83 :マロン名無しさん:04/11/09 19:09:22 ID:???
>>76 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA にしつもーん!!

…冷やかしとか中傷が目的じゃなく読んでから判断を下すから、そのサイトのアドレスを教えれ

84 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/09 21:50:30 ID:???
>>83
リニューアル中につき、白紙にしてあります。COOL ONLINEのサーバで
そのうち再建する予定です。ttp://suminohu.cool.ne.jp/
メールが20件くらいきたので、
「俺ってすごいじゃん!」と口に出してメールを確認。
「市ね」の羅列が続くメールが延々と一つの出所から届いていました。
やっぱり下ネタは良くない。俺もう下ネタやめるよ、リコ。

85 :お薬です名無しさん:04/11/10 00:42:43 ID:???
頑張ってください。オレもSS考え中です。 援軍が来るまで持ち堪えてください。

86 :マロン名無しさん:04/11/10 00:51:40 ID:???
俺も投稿したい。
でも卒論が終わるまで待っててくだされ。

87 :マロン名無しさん:04/11/10 01:16:02 ID:???
>>73
シュールだね。
後半の諦観ただよう淡々とした雰囲気が好き。

前半のギャグはすべったかも。その像を想像すると結構おかしいんだけど。
漫画なら一発なのに、文章でこういうネタをやるのはむずかしいね。

↓ドゴン族のブロンズ像
ttp://www2.biglobe.ne.jp/~semiol/dogon/dogon.htm

88 :マロン名無しさん:04/11/10 14:33:46 ID:???
theツインテールキャラ世界一決定戦period1予選
http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1099900597/

トリエラ参戦中。

89 :マロン名無しさん:04/11/10 20:58:51 ID:???
クラエソの日記作者さん、いなくなっちゃったけど
…新しく住人も増えてきたし俺も投稿再開しようかなあ、どうしようかなあ?




…やっぱりもう少しROMってから答えを出そう、別に急がなくてもいいや。

90 :73:04/11/10 21:50:34 ID:???
>>87
早速感想ありがとう。
&ドゴン族のブロンズ像ありがとう。

原作第18話のあとでヘンリエッタがボケかましたら……
という設定で話を考えていたら、案外クラエスはノリノリで楽しむんじゃなかろうか、
一方ヘンリエッタはボケておきながら諧謔的なクラエスの振幅についてこれず
単に戸惑うんじゃないか、他の担当官は……とか考えてたら
思いついたネタです。
アンジェリカとリコはそれが何か全く理解できず
ビーチェは全く無視するだろうと思ったんですが盛り込むに至らず。
やっぱギャグはずしてますかね。でも顔面グーで強襲するのはやめてくらはい。
>>85 >>86 >>89
読みたいっす。書いてください〜〜

91 :マロン名無しさん:04/11/11 12:50:19 ID:???
>>89

他の掲示板の攻殻スレでバトーの日記のネタと
SSを投下していたのは見た。

名前は違うけど作風同じ。

92 :マロン名無しさん:04/11/11 17:59:06 ID:???
>>91
クラエソの日記作者さんって違う板にいるのね。元気にやってるかな?

93 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/11 22:59:11 ID:???
>>74 の続き

(やはり、餌を放ると食いついてくる。)
トリエラの相手をする俺は、意識してトリエラに晒した体の左側、無防備になる死角に顔だけ向け、
トリエラが一気に間合いを詰め寄る様子を、ずっと目で捉え続けた。時間にすれば一秒にも満たない
この瞬間を、俺の脳はスローモーション映像をコマ送りするように処理している。
(左手で銃を持つ手を捻る、右腕で俺のわき腹を捕らえてタックル、…上半身しか見てないな。)
腰から下の半身を左方向に90度捻って向きを変え、、トリエラを迎撃する態勢を整えた俺は、
どうして今日、ジキルを教育する貴重な時間をトリエラに使うことになったのか、考え直してみた。

ああ、昨日のことだったから、まだ覚えている。昨日の午後は義体たちに数学の授業を教えていた。
「これで、等比差数列というものは数と数の間の比が同じ、つまり全ての数がひとつ前の数の?倍に
 なっている数の集まりだとわかると思う。わからない奴は手を上げてくれ。」
黒板を教鞭でパチパチと叩き、俺は15人の義体どもをぐるりと見渡す。3人が理解した様子で
ノートにテキパキと黒板の内容を写し取り、4人が退屈そうにうわのそらでいる。2人がタバコを
を吹かして授業が終わるまでの時間を潰し、あとの6人は全員が寝ていた。床や机の上で横になる
馬鹿もいた。俺のジキルは…かろうじて、椅子に座った姿勢を保ち、夢と現実の世界を行き来する
のを繰り返している。焦点の合わない半目で宙を睨み、コクリコクリと頭を上下させ続けていた。

94 :お薬です名無しさん:04/11/13 00:45:24 ID:???
ケータイ変えたら長文が書き込めねぇ〜 せっかく話書き込めるのにぃ〜

95 :マロン名無しさん :04/11/13 04:37:01 ID:???
アレ? 100レス超えないと即死でしたか? 一応保守。

96 :マロン名無しさん:04/11/13 21:58:53 ID:???
2ch版都市伝説が発生している・・・

97 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 01:58:08 ID:???
公社の中には小さな講堂といった造りの部屋があって、俺はそこで週に3回、2時間ずつの授業を
行っている。俺とジキルが属するヒルシャー班の義体たちは全員が13歳から15歳くらいの女の子
なんだが、みんなが訳有りの過去を経て公社に連れてこられ、体の大部分を義体化した。幸いどの娘
も簡単な読み書き計算に加えて、初等学校で習う程度の教育を受けていた。だけれど、彼女らが背負
う使命を果たし、任務を全うするには、それだけでは全く不十分なんだ。
一つ一つの物事に筋道をつけ、順序立った物の考え方ができなければ実際の仕事はおろか、そのため
の訓練さえ効率の悪いものになってしまう。だからこそ、こういった基礎的な学業を疎かにさせるこ
とはできないということで、学のある担当官が交代で、義体たちに勉強を教える。

そうこうする内に授業を終える時間を迎えた。
「今日の授業はこれで終わりだ 各自でよく復習をしておけ」
義体どもが一斉に筆記用具をしまい始める。寝ていた義体もその物音で目を覚まし、帰り支度を始め
た。となりの奴と話し出す娘、タバコを携帯灰皿に押し込む娘、こいつらの立てるざわめき声と物音
にかき消されないように、俺は腹から強く短切に怒鳴り上げる。
「以上 解散っ!」

黒板を拭き、テキストをまとめて、俺は出入り口へ歩き出す。机の下から通路側にはみ出でている頭
を見つけて、しゃがみこんでそいつの顔を覗いた。ジキルと同室の義体、ミュウという少女がいた。
まだ寝息をたてて目を閉じている。俺は立ち上がって、その寝顔に軽い蹴りを放りこんだ。
「馬鹿が!」
ガツッと鈍器で殴ったような音が聞こえた。俺のつま先を額に受けて、ミュウは後頭部を後ろの段差
に強くぶつけて目を覚ますと舌打ちし、歯と歯の間で息を吸いながら、俺を睨み上げてきた。
「ハイドさん」

98 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 02:07:46 ID:???
不意に、ジキルが背後から俺を呼ぶ声に振り返ってしまった。。
「なんだよ?うっ…!?」
ジキルの左目と俺の左目が速い速度ですれ違う。

ハイドが背中を見せた隙にミュウが立ち上がり、ハイドの腰めがけて、体あたりをかました。
バランスを崩したハイドはジキルを長椅子に押し倒す形で倒れこんだ。ミュウがハイドのふとももに
お返しの蹴りをひとつお見舞いし、部屋の外へ走って逃げ出して行く。
「痛っつ…!!!待てガキ!」
「ハイドさん 重いよ」
激しく痛むふとももをさすり、顔を歪めてハイドは立ち上がると深くため息をついた。

「ねえ 今日はトリエラちゃんを迎えに行く日だよ」
「そうだよ さっさと向かわないと遅れてしまう」
「わたしも行く」
「駄目だ 遊びに行くんじゃない」 
蹴られた時にばら撒いてしまった手荷物を拾い集めた。
「部屋に戻ったら 今日の分のテキストをよく復習しろ」

99 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 02:16:43 ID:???
時間を惜しみ、早足で歩き出した途端に勢い良く袖を引っ掛けてつんのめった。つながれた鎖の長さ
を越えようとして、首から真っ直ぐに鎖を張る犬のように、つなぎ止められている感がある。
右袖を見ると、ジキルの小さな手が俺の右袖をつまんでいた。手が首輪、腕が鎖というところか。
「離せっ」
俺はジキルの手を振りほどき、部屋を出た。ジキルの奴は未練たらしく、ずっと後に付いて来る。
(甘やかし過ぎたか?)
内心にそう呟き、しびれを切らしたという演技を混じえて掌を振り上げた。
「さっさと失せろっ 目障りだ!」

ジキルは無言で俺に何か訴える表情を見せた。しばらくして、義体棟の方に向かって歩いて行った。
静脈血のような赤黒い髪と、動脈血のように鮮やかな赤色のトレーナーが夕日に照らされて、綺麗だ
と感じたことを覚えている。見えなくなるまで見届けた後、俺は足早に駐車場へ向かっていった。
「トリエラちゃんのお迎え♪お迎え♪」
仕事用のタウンエースとは別に所有している車、フォルクスワーゲンのゴルフという車に乗って、俺
はトリエラを迎えに行った。トリエラが通う大学は、公社から車で1時間の場所にある。

100 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 02:19:16 ID:???
>>96
都市伝説…マジ? 
立場が無いな。

101 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 10:13:36 ID:???
>>99 の続き

トリエラを迎えに車を走らせる間、俺は色々な考え事をした。
当初は、義体の特性ゆえにその寿命をもって5〜6年とされていた初期の義体たち、
ヘンリエッタ、リコ、トリエラ、クラエス、彼女らの延命を可能にしたのが、
時間の経過による技術改良の進展と、主に日本などの外国と提携することで得られた、
薬物以外の手段による条件付けと脳の制御手法だった。特に日本のマイクロマシンを
使った脳制御はとてつもなく高いコストがかかるものの、従来の薬物による全ての害から
義体たちを解放できる利点は素晴らしく画期的なことらしい。と言っても、失われた記憶
までは甦ることはないし、使い捨てを前提に義体化したジキル達には関係の無いことだ。

1年前、俺が公社で働きだしてからまだ2、3ヶ月という頃に、トリエラは全身の義体を
換装した。それまでの物よりも一回り大きく、手足の長い義体に、とにかく体中全部を取
り替えて生まれ変わった。顔立ちもどことなく大人の女風に作られていて、胸には、きっ
かりサイズ88cmのたゆやかな乳房まで付いていた。88cmという数字は、恐らくヒルシ
ャーさんが強硬に主張したんだという冗談まで飛び交った。課員のみんなの前に、着飾
った姿でお披露目されたトリエラを拍手が包む。俺なんかはその時、ずーっと下っ端だか
ら人の輪の一番後ろに立ち、トリエラを見てゴクリと唾を飲んだ。いい女だ、息を呑んで、
服の上からもわかる乳房の丘や、尻の丸みを描く曲線を目でなぞって楽しんでいた。

102 :マロン名無しさん:04/11/14 13:57:42 ID:???
100レス突破!即死は回避か・・・。

ツマラン ◆TJ9qoWuqvA 、文章は上手くなったのだからもっとネタを熟考しる!
中途半端に続けるよりエロかパロディかどちらかに方向を絞れ!
または思い切ってシリアス路線に転向するかだ。
相変わらず内容が下品だと酷評するぞ・・・


・・・漏れも投稿再開しようか迷ってるけどどうするべ?

103 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 15:02:12 ID:???
【ジャンとリコの青い空】

下町でひっそりと営業する、さびれたホテルに逗留を続けていたラバロは数枚の
書類と写真を鞄にまとめ、外出した。
「お食事は どうなさいます?」
フロントで番をする老婆が、しわがれた声で、出かけるラバロの背中に尋ねた。
「夜までには戻る 夕食は用意しなくていい」
公社を告発する資料を俺が持っていることに、もう公社の連中は気がついているだろう。
自分の所在を把握される前に、これをマスコミに引き渡せれば、俺の勝ちだ。
いや、勝ったところで、命は無いだろうがな。

路面電車に始まり、乗り合いバスと徒歩で、落ち合う約束の場所へと向かう。
あの橋を渡れば、記者と接触する場所に指定した駅前のカフェーまで5分とかからない。

カツン カツン カツン 長い陸橋を3分の1ほど進むと、陸橋下の歩道へと降りられる
階段があるところから、一人の子供が上がってきた。見覚えがある背格好だ。
「・・・リコ」 
ラバロが気づいた時にはもう、リコはラバロが突く杖を蹴飛ばし、間髪入れずに胸倉を掴
んで目標の人物を担ぎ上げた。陸橋の向こう側から、猛スピードを出して走る乗用車がやって来る。
リコはタイミングを見計り、その乗用車の前にラバロの体を投げ込んだ。

104 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 15:20:48 ID:???
バムッ!
ラバロの体は地に落ちる直前で、乗用車のバンパーに弾き飛ばされた。
反対車線との間を隔てる分離壁に頭から激突し、側頭部を割られて即死する。
乗用車はバックでラバロの死体のところまで戻り、中からスーツ姿の男が降りて、
ラバロの死体を写真に撮ると、乗用車に乗り込んで走り去っていった。

リコは車が走り出すところまで見届けてから、昇ってきた階段を降りていった。
昼食時に、ジャンさんと一緒にラバロのテーブルへ同席したことを思い出した。

ジャンは公社へ戻る前に、リコを連れてレストランに入った。
「好きなものを食べていい」
そう言うと、リコはしばらくの間メニューを眺めて、料理の写真を一つ指差した。
「ホットケーキ 食べてもいいですか?」

運ばれてきたホットケーキに蜂蜜と生クリームをかけて、リコは小さく切ったそれを
ほうばる。ジャンはコーヒーのカップを手に持ち、窓の外の夕日が差す街を眺めた。
「クラエスには 何も喋るなよ」
リコの口元についた生クリームを、ジャンが親指でぬぐい取る。
「むぐ…(ゴクン)はい」
ぬぐったクリームをなめて、ジャンは紙ナプキンで指をぬぐった。
(また親しい人間を殺してしまった 嫌な渡世だなあ)

105 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 15:24:02 ID:???
>>102
今は投稿者もあんまりいないし、いいんじゃない?

とりあえずは、もっと話を短くまとめるように工夫します。

106 :マロン名無しさん:04/11/14 18:55:31 ID:???
・・・・・・・・又か

107 :102:04/11/14 21:55:22 ID:???
>>105
>相変わらず内容が下品だと酷評するぞ・・・

わりい、間違えた…「酷評されるぞ」だ。
文章の長短じゃなく内容が問題視されてるんだが……大きなお世話か。
投稿してない俺に言う権利はねえよな…構わず続けてくれや。 orz

108 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/14 22:17:34 ID:???
ありがとう。明日からまた仕事なんで、今日はもう寝ますね。
投稿してるしてないにかかわらず、言いたいことは言った方がいいと
俺は思うよ。今度から長文は、控え室1の方に投稿しますんでどうぞよろしく
願います。

109 :マロン名無しさん:04/11/19 02:48:40 ID:???
..

110 :マロン名無しさん:04/11/19 18:55:59 ID:???
   | ヽ、       
   |)ハノ)
   |ヮ゚ノリ ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
   |⊂
   |

         _ 
     ♪ .´  `ヽ
   ♪  ! !ノ从 i il   ランタ タン
     ヽ从゚ー ゚jリlハノ   ランタ タン
         (  へ)    ランタ ランタ
          く       タン


         _
  ♪    ,'´,  ヽ、
    ♪ i ノノ)ハノ)  ランタ ランタ
     ヽノ从 ゚ヮ゚ノリ ノ  ランタ タン
         (へ  )    ランタ タンタ
             >    タン


111 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/21 22:23:57 ID:???
>>101 の続き 

回想を切り上げ、ハイドは車の運転に集中力を取り戻す。
市街の中心部を抜けて、よく手入れされた並木通りの直線に入るとアクセルを
踏み込んで速度を上げた。トリエラを迎える約束の時間まで、残った時間は5分を
切っている。大学の敷地を囲む、黒く塗装された鉄柵が長く道の向こうまで伸びて
いるのが見えてきた。鉄柵の切れ目、大学の正門の前から少し過ぎた所に、ハイド
は車を駐車して車外に立つ。大学構内に入れ交う人々の中からトリエラの姿を探し
て、目線を振り出してみたものの、目印のツインテールは中々見つからないで時が過ぎる。

「トリエラのやつ 遅いな」
トリエラを出迎える約束の午後5時を20分過ぎてもまだ、トリエラは姿を現さない。
何かの事情で時間に遅れるような状況では、トリエラは必ず送迎の係に連絡を入れていた
から、いら立ちよりも先に、俺の胸に不安が湧き上がった。自分のポケットから携帯電話
を摘み上げて手に取り、トリエラの持つ携帯電話番号にかけてみる。
「失礼 トリエラ? 正門前まで迎えに来たけれど 君の姿が見えないんだ」
そこまで言うと、長い髪を下ろしたトリエラが、門の脇にできていた人だかりをかきわけて
現れた。辺りを一度見渡して俺を見つけると、手を振りながら駆け寄って来た。

112 :マロン名無しさん:04/11/26 23:45:40 ID:slAZztQO
age

113 :マロン名無しさん:04/11/27 21:21:05 ID:oBKxQm3I
チョンマゲ

114 :マロン名無しさん:04/11/27 21:24:32 ID:???
つい久しぶりに覗いたら、なんですかこの寂れようは。
大王も出たからてっきり盛り上がってると思ったのに。

倉庫も漏れが出てから更新無い見たいだし・・・寂しいなあ。

115 :マロン名無しさん:04/11/27 22:16:36 ID:???
>>114

新規や移住してきた活きの良い書き手も増えたけど、エロとシリアス系のみのようだから
パロディ系の職人は壊滅状態にあります。

確かにお寒い状況ですけど>>114さん、久しぶりに書いてみませんか?


116 :マロン名無しさん:04/11/27 23:11:55 ID:???
漏れが書くとなおさら寒くなります。

てかエロ覗いたけど上手い人がいますねえ。
ガンスリはもうエロとシリアスだけでやっていけそうだなこりゃ。
萌死劇場を堪能していた時期が懐かすぃ。

117 :萌死屋:04/11/28 20:00:02 ID:???
充電中・・・と言いながら実は倉庫の更新待ちだったりして。(^^;;;;


118 :マロン名無しさん:04/11/28 20:04:30 ID:???
マテールヨ。
つか攻殻スレ探してて偶然他板で見かけたときは声かけようかと
オモタ。



119 :マロン名無しさん:04/11/28 20:10:23 ID:???
今気が付いた、
なぜ>>115氏は漏れがパロディ系だとわかったんだろう。


カンシサレテル?・・・スーパーハカー?・・・・ガクガクブルブル

120 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/29 04:13:10 ID:???
【ガンスリの本格萌え格闘ゲーム妄想】

@モーション毎にパンチラ満載
Aダメージを受ける度に服が破れていき、露出が多くなっていく。
Bお薬モード・ダメージを受けたり、攻撃をヒットさせると注射器型のお薬ゲージが
 満たされていき、満タンになると使用可能になる。お薬が切れるまでの間、ダメージ
 を受けても倒れない、攻撃が激しくなる等のボーナスが付く。アンジェリカのみ、
 ゲージが短い。
C声優はもちろんアニメの人と同じ。ダメージ時の喘ぎ声はエロチックにする。
D中ボスキャラで、ピノッキオ登場。フランカ&フランコの爆弾支援攻撃有り。

各義体の隠し技一覧

ヘンリエッタ・弱P中P強P+弱K中K強K :ブチ切れ P90とシグの乱射
       レバー右周りに一周後、弱P弱K:砂糖女 紅茶に砂糖一瓶入れて飲む

リコ・    相手の近くで↓P連打    :マウントパンチ(低確率で鳥顔リコが見れるぞ!)

ベアトリーチェ・↓弱K中K強K同時押し+→か←:地面の臭いを嗅ぎながら這いつくばって移動

121 :マロン名無しさん:04/11/29 07:32:19 ID:???
  /    /  //  / l  l lト ヽ     ;ヽ ヽ     ヽ
  .l    i //  /,;'/  / ,;/;; / l ;li iヽヽ    ';;i ;;;i     ヽ
  l  l l l ;;;;/;;;/ / ,,;/;/ i i ;∧ 、ヽヽ;;   ;;;i; ;;l     ;;l
  l  li i ,;;;/;;/;;/ ,/;;;/ ノ ノ;;/ ヽ、_ヽ丶;   ;i;;;;;l     ;;;l
  丶  li;;i;;;/;/;/"/"''ノ  /;; / ''"丶"ヾ丶^' ;i;;;;l     ;;;;l
  丶 iヽi///==-、ヽ    /     ,,ゞ-==、丶ノ;;;;l ,    ;;;;;l
   l; ,;;ヽY " i"ノ:::::i      '        i ノ::::l".i ;;;;;;l ;    ;;;;;;l
   l ; ;;;i;;lヽ ヽ:::::ノ            ヽ:::::::ノ .l ;;;;;;l ;    ;;;;;;;l
  l;; i ;;i;;l l  '"" ̄             ̄""' l ;l;;;;l ;;  ; ;;;;;;;l
  ll l ;;l;;l、 l  "〃     ,         "〃  .l ;;l;;;;l ;;;  ; ;;;;i;;l
  l;i l ;;;i;;lヽ l       ヽ           .l ;;l;;;;l; ;;;; ;;;;;;;;i;;;l
  l:i l :::i:::l::::::l       、‐‐-、        l .;/;;;l: :::: ;;;;i;;;i;;l
  、;i i ;;i;;;l;;i;;i;丶,,     丶"        l /;;;;/; ;/; ;;;i;;/ノ  <いえ、最近はアステルパーム使ってますから
  ヽヽ:ヽヽlヽlヽヽ"ヽ,,        _,,、イl/;ノ///;;;丿i;i;//
    ヽヽヽヽゝゞ゙゙゙l ゙''‐--‐‐‐'''""  l\ ///ノ レl;レ
          /:::l            l::::::ヽ,,
       ,,-‐'/::::::::l           /:::::::::l l"'-、,
    ,,-‐"  //::::::::::l           /:::::::::::l l   丶,,
  /    //::::::::::::::l         /::::::::::::::l l     "''

122 :115:04/11/29 19:38:18 ID:???
>>119
監視?ハッキング?そんな無粋なことしませんってw


>>120
藁かすのが狙いなら面白そうだが・・・。
っていうか格闘ゲームにしたら既にガンスリンガーじゃない……!

@モーション毎にパンチラ満載
パンツルックのリコとトリにはこれは無理か?
(ステージが進むと衣装が変更可能になるとか?)

Aダメージを受ける度に服が破れていき、露出が多くなっていく。
…おまいはそういうことばかり考えてるから「下品」だと言われるというのに……。



なあなあ、エルザとクラエスはあ?

123 :マロン名無しさん:04/11/29 21:41:34 ID:???
  /    /  //  / l  l lト ヽ     ;ヽ ヽ     ヽ
  .l    i //  /,;'/  / ,;/;; / l ;li iヽヽ    ';;i ;;;i     ヽ
  l  l l l ;;;;/;;;/ / ,,;/;/ i i ;∧ 、ヽヽ;;   ;;;i; ;;l     ;;l
  l  li i ,;;;/;;/;;/ ,/;;;/ ノ ノ;;/ ヽ、_ヽ丶;   ;i;;;;;l     ;;;l
  丶  li;;i;;;/;/;/"/"''ノ  /;; / ''"丶"ヾ丶^' ;i;;;;l     ;;;;l
  丶 iヽi///==-、ヽ    /     ,,ゞ-==、丶ノ;;;;l ,    ;;;;;l
   l; ,;;ヽY " i"ノ:::::i      '        i ノ::::l".i ;;;;;;l ;    ;;;;;;l
   l ; ;;;i;;lヽ ヽ:::::ノ            ヽ:::::::ノ .l ;;;;;;l ;    ;;;;;;;l
  l;; i ;;i;;l l  '"" ̄             ̄""' l ;l;;;;l ;;  ; ;;;;;;;l
  ll l ;;l;;l、 l  "〃     ,         "〃  .l ;;l;;;;l ;;;  ; ;;;;i;;l
  l;i l ;;;i;;lヽ l       ヽ           .l ;;l;;;;l; ;;;; ;;;;;;;;i;;;l
  l:i l :::i:::l::::::l       、‐‐-、        l .;/;;;l: :::: ;;;;i;;;i;;l
  、;i i ;;i;;;l;;i;;i;丶,,     丶"        l /;;;;/; ;/; ;;;i;;/ノ  <エリスリトールの方が安全ですよ
  ヽヽ:ヽヽlヽlヽヽ"ヽ,,        _,,、イl/;ノ///;;;丿i;i;//     ちょっと高いしお腹下りますけど
    ヽヽヽヽゝゞ゙゙゙l ゙''‐--‐‐‐'''""  l\ ///ノ レl;レ
          /:::l            l::::::ヽ,,
       ,,-‐'/::::::::l           /:::::::::l l"'-、,
    ,,-‐"  //::::::::::l           /:::::::::::l l   丶,,
  /    //::::::::::::::l         /::::::::::::::l l     "''

124 :マロン名無しさん:04/11/30 04:18:56 ID:???
砂糖女エッタちん・・・。

アステルパームって人工甘味料だっけ?じゃエリストールも同じか?

125 :マロン名無しさん:04/11/30 05:16:09 ID:???
キシリトールなんかいいんじゃない?エッタちん
おなかゆるくなるのもエリストールと一緒だけど

126 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/30 07:59:05 ID:???
【ガンスリの本格萌え格闘ゲーム妄想】

ボーナスステージ・対戦相手の義体を3人殺るごとに、ボーナスゲームに
         チャレンジできるぞ!

3人殺害で…⇒エルザのパシリゲーム 
       ラウーロさんのために、制限時間内に次々と買い物をしていくゲーム。
       時間制限は厳しく、間違った物を買うとその場で終了。ラウーロさんに
       口汚く罵られる。奇跡的に最後まで買い物できれば、ラウーロさんが笑
       顔で「これはお前の分だ、食べろよ」と言ってくれる画像が拝めます。

6人殺ると…⇒クラエスのヨーグルト食いゲーム
      左からリコ、クラエス、エッタの順に座り、朝飯を食べるゲーム。
      スティックとボタン連打で早く食べていく。最高一万点
      

127 :ツマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/11/30 09:44:44 ID:???
SSを書くにあたって参考にしている映画や小説などはありますか?

私はナボコフの「ロリータ」とか、イタリア映画の「小さな唇」などを参考にしてます。
攻殻機動隊の小説版2冊なんかも。

128 :マロン名無しさん:04/12/01 00:06:36 ID:???
古処誠二のストイックな文章。
田中啓文の描写力。
殊能将之のファナティックな危うさ。
とりあえず参考にしているのはこんな感じ。
ネタはネットで拾ってくる。

129 :マロン名無しさん:04/12/01 01:44:49 ID:???
俺が書くときはクィネルを参考にしたな。

130 :マロン名無しさん:04/12/01 05:33:59 ID:???
>>127
影響を受けるほど映画や小説は参考にしてないな。
ガンスリSSのネタに関してはオリジナルがほとんどで、むしろ似せないように考察する程度。
義体少女たちの内面、心理描写や組織の構成・銃火器の解説に苦労するぐらいか。

SSは文章だけで読者にイメージを伝えなくちゃならんので、読者が知らない物やキャラは、
描写するのに割く情報量が必然的に多くなる。(イメージを読者に脳内補完してもらえばかなり楽になる)

挿絵がわりにイラストが描ければずいぶんその苦労も減るんだが…。
世の絵師さんたちがうらやましいかぎりだな。


131 :シマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/12/01 07:09:20 ID:???
義体といえども、描画や演奏などの体を介して表現する技術は
訓練をしなければ身に付かないと言ってますね。

有力絵師を一流のブルーカラーに例えるなら、SS書きはホワイトカラーと
いうところだろうか?

132 :マロン名無しさん:04/12/02 00:36:18 ID:???
ちわっす。エロパロの投稿者っす。
>>130
なるほどと思いイラスト描いてみました。
肝心のSSにまったく手がつきませんorz
こんな書き込みしてる暇があれば仕上げればいいんですけど根気尽きますわ。やっぱ。
二兎を追うもの一兎を得ずってことで。



133 :130:04/12/02 01:05:26 ID:???
>>132
いやいや漫画が原作なんだからイメージ先行で、それから小説書いてもまったく問題ないねw。

ただしSSの内容と合ってなかったりした場合は拙いことになるが…。
それと作者の世界観が如実にあらわれるから、絵師としての腕が下手だと相当コキ下ろされるけども。
上手けりゃ逆に評価が高くなるな。


イラスト付きの小説が登場すれば、面白いことになりそうだ。
これまではエロ・パロディ・シリアスのみだった『SS書き控え室』に
イラスト部門を増設するきっかけになるかもしれないね。


134 :マロン名無しさん:04/12/02 01:27:11 ID:???
>>127
『条件付け』や洗脳について参考になった映画だったら・・・
『フルメタルジャケット』のハートマン先任軍曹と”ほほえみデブ”の台詞だな。
あとは『時計仕掛けのオレンジ』かな。どちらも同じ監督の作品だが。

最近の映画は演出を参考にするぐらいで、脚本や原作まで眼を通したりはしてないな。

ガンスリSSに参考になりそうなゲームを挙げるなら、ニトロプラスの『ファントム』だな。
記憶操作による洗脳に加えて、中学生ぐらいの少年少女を殺し屋に仕立て上げる話だから。

135 :132:04/12/02 07:06:20 ID:???
>ただしSSの内容と合ってなかったりした場合は拙いことになるが…。
>それと作者の世界観が如実にあらわれるから、絵師としての腕が下手だと相当コキ下ろされるけども。

……ぐはぁ。

136 :シマラン ◆TJ9qoWuqvA :04/12/02 07:33:25 ID:???
>>134

なるほど!スタンリー・キューブリック映画にはそんなヒントがあったんだ。

ハートマン軍曹をジャンに、ほほえみデブをリコに置き換えてみれば面白いかもしれない。

「ふーるぅ、メイラァル・ジャケッツ…!!!」ドハンッッ!

ドラグノフでジャンを撃ち殺し、自身にも銃口を咥えて引鉄を引くリコ…!最高だ。

137 :マロン名無しさん:04/12/04 17:18:48 ID:???
>>135

・・・ま、無理してイラストに頼らなくても良いだろ。
読んだ限りじゃ表現力が乏しいわけじゃないから。

エロ・シリアス路線だからな、リアル志向の絵が問題視されるのは。
むしろパロディはキャラの特徴を捉えていればデフォルメしてもあまり制約がないだろ?
それは『がんすり保育園』見ればわかることだし・・・。

138 :マロン名無しさん:04/12/05 20:12:24 ID:???
>>129
A・J・クィネル?

最近の作品は知らなくて漏れは『スナップショット』しか読んでないけど・・・。
他にも映画化される『燃える男』とか『メッカを撃て』とか書いてる匿名の作家だよね。

139 :マロン名無しさん:04/12/06 17:26:36 ID:???
>>138
そうそう、でも今は匿名じゃないよ。
今度『燃える男』が映画公開されるけど
何故か『マイ・ボディーガード』って変な邦題になってる…。

140 :マロン名無しさん:04/12/06 22:28:45 ID:???
>>139
原作は確かシチリア島が舞台だったはずだけど・・・。
主役のクリーシィはデンゼル・ワシントンで合ってる?

映画化されることは知ってたけどTVの予告CM見てても
タイトルが『マイ・ボディーガード』なので全然わからなかった・・・。

141 :139:04/12/06 23:09:38 ID:???
>>140
あってるよ。
映画版の舞台は何故か南米に・・・。
まぁガンスリ好きにはとりあえず原作の方を手にとって貰いたいね。

142 :マロン名無しさん:04/12/07 07:16:50 ID:???
初めてこのスレ来たんですが、映画好きなガンスリファンって多いんですね。感動しましたw
ここまで映画好きが集まってるって事は4巻でクラエスとジャンが観てた
映画もやっぱ知ってるんですね^^あの二人にはピッタリの映画だと思った。(ガイシュツだったらスマソ)

「燃える男」今度読んでみます。

143 :マロン名無しさん:04/12/07 07:16:57 ID:RggZ/68M
ttp://inpot55.hp.infoseek.co.jp/

兄者!何食ってんだよ〜!!
ジョゼ山!何読んでるんだよ〜!!
蛭車!何編んでるんだよ〜!!
丸子!・・・ずれてないか?

144 :マロン名無しさん:04/12/07 07:31:41 ID:???
>>143
がんすり保育園のコピペ宣伝 乙。

145 :マロン名無しさん:04/12/07 22:24:36 ID:???
 ピノキオはさもおかしそうに笑った。「まったくきみは、隙というものがない。ぼくたち二人はよく似ているな、フランコ」
「悪魔と言われるほうがまだましだな」フランコは深い確信をもって応酬した。
 ピノキオは顔を紅潮させた。「また、ご立派な話がはじまったな。自分の故郷に捧げた生命。銃を取り、雄々しき
反乱か?」その声には怒りがこもっていた。「そんなくだらん話はやめろ。きみはただ楽しんでいるだけだ。トランクの中に
爆弾を忍ばせて駆けまわる。まるで昔の映画みたいにな。殺しを楽しんでいるんだ。ぼくにはわかっている。きみは腕がよすぎて、
やらずにいられなかったんだ」


やっぱヒギンズは『鷲』よりもこれだと思う。


146 :マロン名無しさん:04/12/14 19:40:28 ID:???
保守…というのも芸がないので3巻よりブルーノとピノッキオの会話パロを…

ブ「お前女の上に乗るのが好きなのか?」
ピ「ああ、大好きさ。特に泣いている女に無理矢理のしかかるのは最高さ」
ブ「この鬼畜が…メルセデスってのは女の子の名前だ」
ピ「ドイツ女もたまにはいいねぇ」
ブ「女には敬意を払え」
ピ「乗り放題なら多少は払ってやってもいいよ。でも…メルセデス、ジュリエッタ、アウローラ…女の子はもう、たくさんだ」
ブ「何だ最後のアウローラってのは」
ピ「近所のうぜぇ女の子」
ブ「とことん鬼畜な奴め…」

147 :マロン名無しさん:04/12/15 21:09:51 ID:???
ワロタ

148 :マロン名無しさん:04/12/16 02:22:03 ID:???
アステルパーmというとPHS機能付きのPDAかと思ふ

149 :マロン名無しさん:04/12/20 00:23:56 ID:???
むう、寂しいのう……

150 :マロン名無しさん:04/12/22 12:10:09 ID:???
>142 フライフィッシングをしていた所から、ロバートレッドフォードやブラピ
出演の、リバーランズスルーイットではないかと思います。
クラエスは釣り繋がりで来る物があって泣いていたとして、兄弟愛物なので案外
ジャンも途中で席を外さず、3時間に渡って映画を見続けて後ろでウルウル
していたかと思うと……

151 :イブの夜:04/12/22 13:24:42 ID:???
サンタ「ほーほーほ、メリークリスマス!」
エッタ「サンタさん!」
サンタ「良い子にしてたかな?」
エッタ「はい。今月は5人も殺したんです」
サンタ「・・・まぁ、よかろう。好きなものをあげるから、欲しいものを言ってみなさい」
エッタ「ジョゼさんの愛が欲しいんですけど」
サンタ「あー、・・・できたら靴下に入るもんにして貰えんかね?」
エッタ「じゃあジョゼさんの靴下を」
サンタ「人のタンスの中身もちょっと・・・」
エッタ「(チッ)じゃあジョゼさんとお揃いのファイブセブンを」
サンタ「今、舌打ちしなかった?てか銃器はダメ」
エッタ「ツカエネーナ。じゃあ子宮ください。ジョゼさんの子供が産めるように」
サンタ「今度はっきり言ったね。あのさぁ、この袋には子供向けのプレゼントしか入ってないんだよ」
エッタ「じゃあ、もういいです。結構ですから帰ってください」
サンタ「え?でもまだ・・・」
エッタ「いいから帰れ、白髭真っ赤に染め上げるぞ」

リコ「…ムニャムニャ…ヘンリエッタ〜、誰か来たのぉ…?」
エッタ「うん。ヒルシャーさんが」

152 :マロン名無しさん:04/12/22 20:50:12 ID:???
>>151
(*´Д`)b GJ!! オチにワロタ
昼者 ついにエッタにまで足蹴にされて・・・・


153 :マロン名無しさん:04/12/22 22:05:02 ID:???
>>151
ワロタw昼者頑張ってんだな・・・

154 :マロン名無しさん:04/12/26 03:24:13 ID:UaJ0Z1gW
誰もいない・・・・age


155 :ま@ ◆V/BXqMaTSU :04/12/26 03:31:21 ID:???
いつもROMってます。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/28 15:30:24 ID:CJd1BA7C
さて移転したわけですが

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/30 02:07:52 ID:bKvCSUaN
・・・てっきり落ちたのかとおもた

158 :シマラン:04/12/30 23:23:48 ID:DostrvAq
移転おめでとう。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/12/31 01:23:47 ID:PWFJDlkl
保守


160 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/05 01:52:49 ID:yY5dFB58
ほすれ!

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/08 08:01:06 ID:4UNcxQQm
卒論が完成するまでガンスリ断ちしとるとです。
今日中には終わらせて思いっきりハァハァしたいとです。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/11 20:03:50 ID:qxDfrVW7
>>161
もうハァハァした?

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/13 12:48:41 ID:LYQYIj1g
>>162
したよー!
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ\ア / \ ア / \ ア 


164 :クマラン(^^):05/01/19 07:43:43 ID:lPDQvi3e
公社の義体たちは皆が恋に恋する(可能性のある)乙女心を持っています。

リコちゃんもそろそろお年頃、春を迎えて人並みに色気づき始めてきました。
貯めたお小遣いを握り締め、コンビニエンスストアーで白色の口紅を買うこと
に成功すると、寮に帰り着いてから早速にも、洗面所の鏡を見ながら初めての
口紅を引いてみました。

初体験の口紅はスティックタイプのお手軽な物で、何度か唇の外にはみ出させ
てしまいながらも、とうとうと上下の桃色ぷにぷに唇に口紅を差すことができ
ました。なんだか爽やかな風味が鼻腔を通り抜けていきますね。
この顔を見て、ジャンさんはどんな反応をしてくれるだろう?そう考えただけ
で、リコちゃんは胸ドキドキの心ワクワク、万が一怒られたらと思うと足がガ
クガク!ジャンさんに見せる前に、ヘンリエッタに見直してもらうことにしよう。

リコ「ねえ、ヘンリエッタ?口紅って、付けるとスースーするんだね」
どう?と笑いかけるように、両頬を上げて口紅を塗った唇をアピールします。
ヘンリエッタはそんなリコの顔を見て、苦笑を漏らしました。
エッタ「うふふ、それはリコがリップクリームを付けたからだよ」

      〜∞
リコ「・・・orz」          終わり

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/19 12:15:47 ID:MBrbDsUX
>>164
乙。
久しぶりにSSきたねー。
もう人は来ないのかなぁ。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/20 23:29:46 ID:w8bg4Tbh
テスト

「アクセス規制中」はまだ解除されないのかのう?

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/21 18:18:29 ID:/GcN95T/
規制はまじできついよね・・・俺が保守しないと落ちるスレが(;´Д`)

168 :166:05/01/21 21:37:39 ID:Ox7+HI98
>>167
漏れの「アクセス規制中」はどうやら巻き添えを喰らったせいらしい。

まったく迷惑な話だ・・・。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/25 22:15:36 ID:vDLRQx17
ガンスリ倉庫のおかげで細々とネタが続いているようなものなので倉
庫の人どうかがんばってください、応援してます。
春を過ぎて学校とか会社とか暇になったら倉庫の人が好きなネタ
職人も戻ってきますよ、きっと。
ほら、無職さんとか蝿縄さんとか産丸苦さんとか「祝日」ネタ書く人
とかチャンバラが上手い人とか他にもいたけど。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/26 01:54:45 ID:MzAvYzRy
クラエスハァハァ

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/26 02:08:03 ID:mpsiKLOF
>>169同様、俺もガンスリ倉庫の管理人さんを応援しています。
更新があると嬉しい気持ちになります。
頑張ってください。

172 :参〇九(本人):05/01/26 07:19:09 ID:SIvxA17L
>>196

>産丸苦

・・・言い得てますな。(^-^;;;
書きかけのモノが多くて本当に産む苦しみが丸々と膨らんでる昨今です。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/28 23:25:00 ID:rsni7m+l
ここまで(・∀・)イイ!!倉庫も珍しい。管理人はGJ!

174 :名無しかわいいよ名無し:05/02/03 02:19:31 ID:SUxNFVIu
保守

175 :クマラン(^^):05/02/20 23:42:21 ID:LEtHgF8G
 ある日のこと。社会福祉公社がある、イタリア半島のある地域を暴風雨が襲った。
空から叩きつくように降る雨の中を、ビニルシートを手に雨具を纏う少女が畑に向
かっていてゆく。少女の寝泊りする義体棟と呼ばれる建物から、公社の敷地にある
野菜畑までは五百歩を少し過ぎたくらいの距離しかないけれど、雨を乗せた暴風が
少女を押し留めるので、なかなか前へと進めずにいた。

 あきらめずに、身を低くして畑に向かう少女の名はクラエスと言い、大切にして
いる畑を守るために進み続ける。少女の向かう先からやって来た金髪の男が、少女
に言う。「農作業をするには随分と良い日和だがな。それほどまでして、何処へ行
くつもりだ?」
「畑です。それと、できれば花壇へも」男に正対し、見上げてくる少女に男が返す。
「せめて一言断りを入れたらどうだ。『もしも許可を貰えるなら』とでも」

 少女はうつむいてから、男の顔を覗き込み、遠慮無く切り返した。
「もしもお許しを頂ければ、畑まで行きます。もしもお許しを頂けなくとも、やは
り畑まで私は行きたいのです」
男はクラエスの元々の主では無かったが、今は監督する立場にある。少女の小さな
反抗を見咎めた。「ならば、お前は一晩かかって畑に辿りつくだろう」男は胸の物
入れからペンライトを取り出すと、クラエスの眉間を指して照らした。

 男のペンライトが瞬くように発光すると、少女はたちまちの間に硬直し、人形の
ようになって泥の地面に倒れこんだ。

176 :クマラン(^^):05/02/21 00:24:47 ID:A+S3S3UH
 それから一晩の間に、少女は頭の中身を改めて検分された後、自身の寝床へと
放りこまれた。嵐が過ぎ去る頃には夜も明けて、目覚めた少女クラエスは帽子を
浅くかぶると、その足で畑へと向かった。嵐にさらされて泥の溜まりをたたえる
畑に農具を刺し入れ、全身の力でもって軽がると土塊を持ち上げると、それを泥
溜りに埋める仕事を少女は繰り返す。少女の全身は機械で置き換えられているか
らこそ、体は疲れを感じない。それでも、心には再建にまつわる労苦が感じられ
ることは、少女にとっての生き甲斐とやりがい、そして喜びへとつながっている。

 働く少女クラエスの元へと、また別の少女が皮肉に微笑みながらやってきた。
長く伸びた金髪を2本に分けて結い、滑らかな褐色の肌にそれがよく映える彼女
の名をトリエラと言った。「いったい一人で何をしているのだね?クラエス君」
少女は振り返らずに答える。「畑仕事を」それを聞いて、トリエラは得意げに咳
払いをついた。普段とは違う口調を、楽しむ様子でトリエラは演じた。
「うむ、せめて一声かけたらどうかね?『ねえ、もしもあなたがよければ、畑仕
事を手伝わない?』とかさ」

 クラエスは作業の手を止めた。トリエラのセリフがきっかけとなって、心が
なにか過去の経験を思い起こそうとしている。しかし、引くべき引き出しが見
つからないもどかしさが邪魔して、はっきりとは思い出せない。けれども、賢
いクラエスの心根が、同じ失敗を繰り返しはせぬと、無意識から彼女を動かす。

「もしもあなたのお許しが貰えれば、それでよろしい。もしも頂けなくとも、
それから先はわかっているわ。私は自分で人形になれますから。」
わけを解れないトリエラを尻目に、クラエスは再び手を動かしだす。そこへ遠く
から乗り物に乗った2人の少女がやって来た。リコとヘンリエッタという名の少
女が、農具を積んだリヤカーを後ろ手に引き、畑の再建を手伝いに駆けつけたの
だった。社会福祉公社の少女たちの本分は、大きな銃を手に持ち戦うことである。
けれども、いつだって銃を握っているわけでもない。

その手には小さな幸せもまた、相応しくあるのだろうね。(おわり)

177 :クマラン(^^):05/02/21 00:32:30 ID:A+S3S3UH
このお話は、イタリア古民話の『強情者だよ、ビエッラの人は』という
お話を元ネタにして作りました。私の全くの創作ではありません。

ジャンがペンライトを使って、クラエスの意識を失わせるという部分は、
魔夜峰央という漫画家の方の『パタリロ!』というコミックスの作中に
出ていたのを思い出し、使いました。何かの信号で義体の活動を停止さ
せることが出来れば、特にジョゼッフォなどはおおいに助かりそうです。

178 :名無しかわいいよ名無し:05/02/28 03:48:10 ID:YdgRURgU
_| ̄|○ 人いないな ここのスレ

179 :名無しかわいいよ名無し:05/02/28 15:58:42 ID:j3AqPw1b
俺がいるぜ!

180 :名無しかわいいよ名無し:05/03/08 12:24:43 ID:WUdmDniv
俺も俺も!
とか言ってる俺は3月に入って初めてのレスか…

181 :名無しかわいいよ名無し:05/03/09 22:27:00 ID:QmttbOIy
興奮してのハァハァではなく青息吐息のハァ〜ハァ〜スレはここですか…

182 :名無しかわいいよ名無し:05/03/11 14:29:27 ID:TvSHim0/
3月に入ってのレスがない姉妹スレ

【大きな銃と】GUNSLINGER GIRL【小さな幸せ】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gal/1078419025/

183 :名無しかわいいよ名無し:05/03/16 22:20:44 ID:VSR4KQbh
age

184 :公社通のクラエスから言わせれば:05/03/18 22:37:38 ID:uIJxwQJ1
そんなことよりちょっと聞いてほしい。スレとはあまり関係ないんだけど。
昨日、リコとヘンリエッタの部屋に行ったんです。
そしたらなんか、くまのぬいぐるみがめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんかカードがついてて、「9人目」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。副作用出てんのかと。
トリエラね、くまを見せびらかしたいだけで普段来てない他人の部屋に来てんじゃないわよ、ボケが。
なんか担当官連れとかもいるし。兄妹二人でくま見物か。幸せなおちびちゃんね。
9人目よ、9人目。
「よーし、今度は62人そろえちゃうぞー」とか言ってるの。もう見てらんない。
あんたたちね、メソシデライトやるからその席空けろと。
公社ってのはね、もっと殺伐としてるべきなの。
となりのサイトに立った義体といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
撃つか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃないの。女子供は・・・いていいのか。
でも四十以下の若僧にはすっこんでいてほしい。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が「もっと大事にされたくて」とかって言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのね、担当官べったりなんてきょうび流行んないの。ボケが。
気恥ずかしげな顔して何が「私がわがままなんですよね」よ。
あんたは本当に大事にされたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
あんたはただ単に、怖い女なんじゃないかと。
公社通の私から言わせてもらえば今、公社での最新流行はやっぱり、
担当官なし、これだわ。
担当官なしで無為に時を過ごす、これが通の生き方。
担当官なしっていうのは作戦には出ない。そのかわり実験されちゃう。これ。
で、本読んだり畑耕したりする。これ最強。
でもこれをやると次からジャンさんに監督されるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まああんたたちド素人は、担当官との悩みで甘い空気にひたってなさいってこった。

185 :春の空気 (原作第18話と「公社通のクラエスから言わせれば」の続き):2005/03/28(月) 00:47:11 ID:+K3gDKcf
今日は調子がいい。
検査のための食事制限期間が終わったせいかも知れない。
ピアノを弾きながら感じる春の日差しは、だんだんと暖かさを増している。
午後に予定している菜園での作業が楽しみだ。
でもピアノを弾く時間もとても大切だから、はやる気持ちを落ち着かせ、確実に丁寧に鍵盤を押さえていく。
単純な作業の堅実な積み重ねがもたらすものは、この時間の私にとっては心地よい旋律なのだ。

午後になって菜園に行ってみると、この間植えた苗たちはすくすくと育っていた。この分だと意外に早くハーブのお風呂に入れるかも知れない。
苗は植えたばかりだから、やることはあまりない。ひなたぼっこがてらに雑草をむしったり、水をやったりして、おだやかな時間を楽しむ。
そんなとき不意に手元を鳥の影が横切った。
はっとして空を見上げたとき、ふと思いついた。
「釣りに行きたい」
こんなことを思ったのは前に見た映画のせいだろうか。
無為に時を過ごすには、この上な良い方法に思えたのだ。

できればどこか遠くの大きな湖がいいけど、それは無理だろう。
でも公社の敷地はとても広く、野外訓練場とは名ばかりの野原には小川や池もある。
もともとあったものか、昔ここに住んでいたという貴族が作らせたものかはわからないけど。
そこで釣りをするなら許可をもらえるかも知れない。

釣りをしている自分を想像してみる。
なぜだか暖かい気持ちが広がる。
胸がいっぱいになって泣きたくなるけど、やっぱり涙は出ない。
でもいい。
今日の私は、春の甘い風にひたることができる。

186 :>>185 脱字訂正:2005/03/28(月) 00:57:53 ID:+K3gDKcf
14行目 : 無為に時を過ごすには、この上な × 良い方法に思えたのだ。
→ ◯ 無為に時を過ごすには、この上なく良い方法に思えたのだ。

すいません。

187 :名無しかわいいよ名無し:2005/03/31(木) 01:03:49 ID:DiIlHcwf
3ヶ月SSが投稿されなかったらクラエソは俺のもの。

・・・まあ5/27以降の1ヶ月に期待。

188 :名無しかわいいよ名無し:皇紀2665/04/01(金) 00:42:50 ID:HUHWKRIE
age

189 :名無しかわいいよ名無し:皇紀2665/04/01(金) 07:20:28 ID:hiO4Gyjy
DVD初回版が見つからないよ〜

190 :名無しかわいいよ名無し:水原暦21/04/01(金) 23:01:49 ID:/Pu7oxoq
ちょっと待て>>187
クラエスは譲れないがクラエソはもっと譲れん!

191 :名無しかわいいよ名無し:2005/04/12(火) 19:16:07 ID:B7WK7k9e
>>187がクラエスを狙っているなら
自分がSSを書いて>>187の野望を阻止する



「僕はヘンリエッタを育てた。
君を愛し、武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。
もう僕から与える物は 何もない
あとは僕の命を……君が奪え。自分の手で。
どちらかが死ぬ、どちらかが生きる――勝ち負けではない。
生き残った者が後を継ぐ……僕達はそういう宿命
生き残ったものがボスの称号を受け継ぐ
そしてボスの名を継いだ者は
終わりなき闘いにこぎ出してゆくのだ
(略)
ヘンリエッタ 人生最高の10分間にしよう」

「ジョゼさんっ!」

「お前は戦士だ 任務を遂行しろ
 お互いの忠を尽くせ!」

「……っ!」

「さあ 来い!」



ごめん。

192 :名無しかわいいよ名無し :2005/04/24(日) 23:54:15 ID:Y6h/myxG
今日からアニマッ糞で再放送保守

193 : ◆df0M00jxAM :2005/04/30(土) 00:32:32 ID:033hhKih
SS書きますた。
激しくジョゼさん厭キャラになってしまっているので、
読みたくない人はスルーしてください。

194 :ジャンの憂鬱 ◆df0M00jxAM :2005/04/30(土) 00:35:19 ID:033hhKih
 俺は。
 軍警察時代の上官を、殺した。
 直接は、手を下していない。
 だが、俺が殺したも同然だろう。
『公社が根回しすれば…軍警察への復帰は確実ですよ』
 あんなことを言えば、誇り高い大尉がヘソを曲げる。
 そんなことは判っていた。
 だが、ジョゼは、俺に強要した。
『兄さん、あなたは家族を殺したテロリストが憎くないんですか?』
 あいつが穏やかに俺を諭すとき。
 俺は、いつも弟に怯えている。
『ラバロは、もうダメですよ。彼の行動は、実に理にかなったものだった。にも関わらず、義体は暴走した。彼は、それで義体を信じられなくなった』
『そんな目に遭ったら、心理的に参っても仕方ないだろう』
『兄さん、僕らの敵は見境なしに一般人を殺すテロリストですよ。その程度の理不尽で、大筋を見失う男なら、ここで働く意味がない』
『だが…』
『だから、これは彼にとって最後のチャンスです。追い込まれても我々を裏切らないなら、僕は彼を信用します』
 結果、彼は左翼系の新聞記者にネタを売ろうとした。

『兄さん、来たぞ』
 古ぼけたビルから大尉がのそのそと出てきた。義足と杖、鍛え抜かれた肉体を器用に操って歩くその速度は、一般人のそれとそう変わらない。
『ジョゼ、俺は…』
 ジョゼと俺、ヘンリエッタの三人は車の中からそれを見ていた。煙草の香りのしない車内だ。臭いがしないのがかえって無機質に感じられ、不安を掻き立てられる。
 リコは置いてきた。俺が躊躇えば、リコも躊躇う。海千山千の軍警察元大尉、かつ義体運用担当官相手ともなれば、その一瞬の隙だけでコトを仕損ずる。
 大尉は、10ヤードほど先を横断しようとしていたところだった。


195 :ジャンの憂鬱 ◆df0M00jxAM :2005/04/30(土) 00:36:32 ID:033hhKih
『ヘンリエッタ、ラバロ大尉は嫌いかい?』
 ジョゼは、突然後部座席の彼女に訊いた。
『ええと…この前、ジョゼさんを殴った人だから、正直なところ、あまり…』
 ジョゼは、にっこり微笑んだ。
『そうか、僕もあの人はあまり好きじゃなかったんだ。いつもいばってるからね』
『よかった、ジョゼさんもあの人のことが嫌いで』
 待て。そのためだけに、今回のヘンリエッタの条件付けを拒んだのか。大尉に対する憎悪を残しておくためだけに。
『待て、嫌いとかそういう話では――』
『いずれにせよ兄さん、もう遅いんだ』
 ジョゼはアクセルを踏んだ。
 車は一気に加速した。視界が流れ、慣性で俺の体はシートに押し付けられる。
 7ヤード。
 大尉はこちらをに顔を向けた。
 4ヤード。
 表情がこわばる。
 3ヤード。
 大尉は踵を返し、歩道に逃げ込もうとする。
 ジョゼはステアリングを軽く回した。ドアに押し付けられると同時に、縁石を踏み越えてホイールが歩道に乗り上げる衝撃が車体を揺さぶる。
 1ヤード。
 大尉の分厚い胸板が、フロントの視界を塞ぐように迫った。
 驚愕した、そしてどこか観念したようなその視線が、サングラス越しの俺の視線と絡んだ。
 彼の最期の瞬間、確実に彼は俺を見据えていた。
 彼には、俺が自らの意志で手を下したように思えただろう。


196 :ジャンの憂鬱 ◆df0M00jxAM :2005/04/30(土) 00:37:28 ID:033hhKih
 俺を恨んだだろうか。
 俺を軽蔑しただろうか。
 あるいは俺を哀れんだだろうか。
 次の瞬間感じたものは、ホイールが肉を踏み潰し、骨をへし折り、内臓を潰す厭な振動だけだった。戦慄が、俺の尻の下を後方へと抜けてゆく。
『兄さん、ヘンリエッタを連れて行け! まだビルの中に新聞記者がいる! 俺は適当に車を転がして警察の注意を惹き付ける!』
 弾かれたように俺はドアを開けた。ヘンリエッタも同時にドアを撥ね飛ばすように開け、車外に飛び出した。
 その瞬間、生々しい鮮血の臭いと強烈な原色が目に飛び込んできた。
 大尉はそこに横たわっていた。歩道と車道の段差で不自然に体をうねらせながら、大尉は周囲を朱色に染め、驚愕の表情を永遠に顔に貼り付けたまま、倒れていた。
 さすがの俺も、呆然とそれを見つめてしまった。
 だが、ヘンリエッタはそれを全く無視して、ビルに飛び込んだ。
 俺も、後を追う。この場に留まるのは、まずい。
 階段を駆け昇る間も、ヘンリエッタは今のことをまったく気に留めてもいないようだった。
 だが、それはリコのそれとは違う。
 リコは俺の道具だ。道具は殺す相手のことなど気にしない。
 ヘンリエッタは人間だ。人間は、感情ゆえに見下す相手のことを無視する。食用牛の解体シーンに顔をしかめるくせに、嫌いな奴が死んでも蚊が死ぬほどにも気にしない。
 徹底的な差別。それが、人間の本性だ。
 ヘンリエッタは、ドアを蹴破ると、室内に飛び込んだ。
 ノートパソコンを前に、原稿をしたためる男がそこにいた。突然の闖入者に不意をつかれ、男は悲鳴すら発せなかった。
 ヘンリエッタは、押収品のCzモデル100を構え、無造作に撃った。3発を胸に受け、立ち上がったところを左肩と喉とに被弾し、男は後ろに吹き飛ばされるように崩れ落ちた。
 ヘンリエッタは、机の上からノートパソコンに手をかけた。背面からマウスコードと電源コードを引っこ抜くと、本体を膝に叩き付けた。それは一撃で真っ二つに折れた。
 彼女は更にハードディスクを引きずり出すと、床に叩きつけ、踏み潰した。
 俺が指示することなど、何もなかった。ジョゼに、事前に言い含められていたようだ。あるいは、「やりたいこと」と「やらなくちゃいけないこと」が重なったため、スムーズに最適行動を取れたのか。
『よし、作戦終了だ。このビルの裏口から――』
 俺は、動揺を隠すようにヘンリエッタに話した。だが、ヘンリエッタは俺の話など聞いていなかった。Czをじっと見つめていたかと思うと、おもむろに銃口を男の口に突っ込み、トリガーを引いた。

197 :ジャンの憂鬱 ◆df0M00jxAM :2005/04/30(土) 00:38:45 ID:033hhKih
 男の後頭部は、破裂したかのように血を吹いた。同時にスライドロックがかかり、遊底が戻らなくなった。弾切れだ。押収品だけに、全弾装填などされていない。ヘンリエッタは、男の死骸の上に、無造作にそれを投げ捨てた。
 よかったな。全弾装填などされていたら、猫が鼠をいたぶるように、どんな仕打ちをされるかわかったものではない。
 ヘンリエッタは、俺に言わせれば義体としては不完全だ。こいつは野獣だ。人間の厭なところをふんだんに兼ね備えた、野獣だ。ラバロ大尉が怯えたのは、それだというのに。無制限の暴力を、無自覚な心に与えてしまうことだというのに。
 これでは、俺の憎いテロリストと、変わらないではないか。憎いから殺すのではなく、ただ無意味に殺す連中と、変わらないではないか。

 多分、ひどい顔をしていたのだろう。ジョゼにはそれが判ったらしい。
 疲れたらしいヘンリエッタは、後部座席で眠ってしまっていた。
 正直、俺も眠りたかった。
『兄さん、ここにいるのは、あの事件で無残に殺された家族のゾンビだよ』
 黙々とステアリングを操作しながら、ジョゼはつぶやくように言った。
『人は簡単に死ぬ。だけど、肉体は意外と強靭にできている。だから、以前の人格の死体を抱え込んだまま、別人格がその肉体に居座るってこともあるのさ。ヘンリエッタがそのいい例さ。僕も、同じだ。だけど…』
 ジョゼは哀れむような視線を、俺にちらりと向けた。
『兄さんはあの事件の後も、生き残ってしまったんだね。だから、いくら復讐に心を燃やしても、いつまでも苦しみが付きまとっている。僕には憎悪しか残っていない。ヘンリエッタには、そもそも何も残っていないのさ』
 心は、簡単に死ぬ。公社の毎日は、ジョゼの魂に日ごとに死を要求したのか。あの時、苦しみに苦しんだジョゼの優しい魂は、残っていないのか。
 公社に誘うことで、ジョゼを俺が殺したのか。
 ジョゼよ、これはお前の復讐なのか。
 俺に対しての。
『何か自虐的なことを考えているって顔だけどさ。兄さん、一緒に死のうぜ。死者になってしまえば、そんなに苦しむことはないんだよ』
 煙草をやめるのだって簡単だし、いろいろ便利だぜ。
 ジョゼのその台詞が、遠いものに思われた。俺は…俺は。

 社会福祉公社第二課。実戦部隊を指揮するのは、確かに俺だ。
 だが、俺は、俺の意志で動いているのではない。
 死者を操ることのできる人間などいないのだ。すべからく、人は死者に操られる。
 俺はたぶん、もう後には戻れない。俺はこの手で――。

198 : ◆df0M00jxAM :2005/04/30(土) 00:41:47 ID:033hhKih
以上
お目汚しスマ

199 :名無しかわいいよ名無し:2005/04/30(土) 20:38:37 ID:HZ03VRQT
う〜ん、シリアスなのもイイね〜 GJ!

200 :名無しかわいいよ名無し:2005/04/30(土) 21:23:53 ID:49ar+RgD
 GJ! ガンスリらしくてイイ

201 :momo:2005/05/01(日) 08:44:44 ID:0I26LMCP
 過疎スレなので見逃してました。ジョゼ強攻め、ジャン流され受けとは貴重
ですね(違っ)、大変美味しく頂かせてもらいました。
 ラバロの処分は1課に依頼したか、ジャン自身が手を下したと思っているの
で、意外な所を突かれました。この後、エッタが返り血を付けたまま帰って、
口止めされていない話をクラエスに向かってニコニコしながら話す場面を想像
するとたまりません。
 以前、それをリコにやらせてクラエスが暴れる話も考えましたが、条件付け
でジャンに反抗出来ずに壊れて行く状況が哀れで断念しました。
 ジャン視点一人称なので、エッタの行動もジャンに見せて解説させなければ
ならない辺りで苦心されたと思いますが、贅沢を言うと事故だけでラバロ殺さ
ず、エッタが首を折る前にジャンに一言伝えるような場面が欲しかったと思います。
 文章的には、読み止まらせたい所に句読点が入るよう推敲してあるのは良い
と思います。心理描写を中心にする場合、アクションシーンなどの状況描写が
冗長にならないようあえて減らしたり、ジョゼの台詞も可能な限り減らして、
一言で読者を「殺し」たり、一文で読み取らせて絶望させるような話もお願
いします。

202 :クマラン:2005/05/05(木) 03:50:47 ID:oTE5Osba
面白いSSをありがとうございました。GJ!
攻めと受けのバリエーションについてご教授願いたい。

203 :キンカラ:2005/05/19(木) 17:06:46 ID:Ys/qIHy/
私みたいなSS職人ならいくらでも書いてやる。
>クマラン氏
攻めと受けというと?

204 :あおい ◆mWmyLN68N. :2005/05/24(火) 18:52:58 ID:xYAjri0t
誰もいないよお・・・

205 :名無しかわいいよ名無し :2005/05/28(土) 00:36:35 ID:Bm8EkQrr
ゆったりしてるスレよだなぁ

206 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/01(水) 04:38:23 ID:n/Ih3Gvj


WE HAVE A GOOD TIME!! THANK FOR YOU






















  このスレをご愛顧いただき


ありがとう                     ございました



207 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/05(日) 17:34:06 ID:m6ShVLXg
続きを書きたくなったら本スレに書けばよいの?

208 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/07(火) 00:43:07 ID:Il5iVsr8
・え、ええ―――っっっ!!
なんだよ!なんだよお!
投稿しようとしたらいきなり閉鎖かよお!




・・・はぁ・・・。

209 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/10(金) 23:57:38 ID:ZknI5bkj
>>208
書いて〜

210 :トリエラのドレス:2005/06/12(日) 11:26:11 ID:j8lolFG1
 義体棟の中庭にて、

トリエラとエッタとが、ベンチでおしゃべりしている。
そこへ、休憩時間なのか、プリシッラちゃんが、やってくる。
「あーら、わたしのエッタちん、ジョゼさんからお許しが出たわ。
今週の日曜日は、わたしとお出かけよ。」
「そうですか。分かりました、プリシッラさん、
宜しくお願いします。わたし楽しみにしてます。」
「ふふっ。あたしもすごく楽しみなの。
新しいブティックに案内するからね。
そうそう、トリエラちゃんも一緒にどう?」
「えっ、私もですか。私ブティックなんて・・・。」
「たまには、いいんじゃない?。」
「そうだよ、トリエラ。トリエラって、私のお姉さんみたいなもんなんだから。
わたし一回、トリエラとペアルックで町を歩いてみたいなぁーって。」
「ヘンリエッタ!。調子に乗るんじゃないよ。私はそんな甘ーい少女趣味なんて無いの。」
「そう言わずに付き合いなさいよ。ペアルックてのは、ちょっと抵抗あるかもしれないけど。」
「トリエラって美人なんだから、シックなドレスなんかも絶対似合うと思うよ。」
「何言ってんのよエッタ!。」
「まあまあ落ち着いて、トリエラ。」
「お仕事着を変えてみるのも気分転換で、いいんじゃない。ヒルさんもびっくりするわよぅ。」
「どっ、どうしてここでヒルシャーさんが出てくるんですか?。」
(ふふっ。まあ頬を染めちゃって。なんだかんだいってても、ヒルシャーさんを意識してるのね。)
「まっ、ヒルさんには、許可貰っとくからね。次の日曜日はお出かけよ。」
「え、ええ・・・。」



211 :& ◆11JOrPQJtI :2005/06/12(日) 11:28:05 ID:j8lolFG1
 日曜日の夜のお茶会。義体5人組が楽しくおしゃべりしている。

エッタが今日の買い物の報告をする。
ヘンリエッタ「今日プリシッラさんに、ブティックに連れて行ってもらったの。
でね、この服どう思う?」
アンジェリカ「まあ、可愛らしいわね。」
リコ「エッタにとても似合うと思うよ。」
クラエス「さすがプリシッラさん、趣味がいいわね。」
トリエラ「まあそんなところでしょうね。」
ヘンリエッタ「でしょう。これ着たら、除是さん感心してくれるかなー。」
トリエラ「エッタ、あまりみせびらかすんじゃないよ。みんなで、買い物したんじゃないんだから」
ヘンリエッタ「でも、トリエラだって服を選んでもらったじゃない。トリエラの服って、素敵なんだよ。わたし、見違えちゃったもん。」
トリエラ「はいはい、服の話はそこまで!」

そこへ、トリ&クラの部屋をためらいがちにノックする音。

「だーれ?、開いてるよ。」

「う、うぉっほん。ヒルシャーだ。
トリエラ、明日仕事が入った。
12時に玄関へ集合だ。
ファニーチェ歌劇場のマチネーでターゲットを確認する。
下見だけだから、いつもの装備はいらない。ハンドガンのみ携行だ。」
「判りました、ヒルシャーさん。」
「よし。明日は仕事だから、お茶会は早めに切り上げるように。」
「判ってます。仕事に差し支えるような事なんかしません!。」
「う。そ、それなら結構だ。おやすみ。」
 バタン、・・・しーん!。

「あ、あのねえ、トリエラ。ヒルシャーさんにはいつも『ぶっきらぼう』なんだね。」
「べ、別に。私は誰にでも同じだよ。大人に対してはね。」

「へーぇ。」

(ひそひそ「トリエラはヒルシャーさん以外とは普通にしゃべっているよねー。」)
(ひそひそ「まあ、あれって、ヒルシャーさんを変に意識してるのよ。」)
(ひそひそ「なーる。冷たく当たってるのは意識過剰のなせる技《わざ》ね。」)
(ひそひそ「トリエラって、そうゆうところは素直じゃないよね。」)

「こらー、そこ、なにをひそひそばなししてんのよ!(怒)」
「きゃー、ごめんなさい。じゃ、おやすみー。」


212 :トリエラのドレス:2005/06/12(日) 11:28:53 ID:j8lolFG1
翌日、社会福祉公社の玄関で、ぽつねんと
ヒルシャー担当官を待つトリエラ。

手にはハンドバッグ。
ツインテールはやめ、長い髪をアップにまとめている。
そして初々しくもシックなドレス。

作戦部1課の男どもが通りすがりに見て、
「おい、あんな、ご令嬢がうちにいたっけ。」
「そういえば、そうだな。」
「ひゅーっ、お嬢ちゃん。とびっきり、綺麗だね。うちの娘に見習わせたいよ。」
「親父がおまえじゃーな。おい、お嬢ちゃんお出かけかい?」
「まるでどっかのお姫様だね。」

「仕事です。もう時間ですからヒルシャーさんを呼んでください!」
「あ、ああーわかった。」

遅れてきたヒルシャー。

「遅くなってすまない、トリエラ・・・。うっ。
そ、その格好は・・・。」

「今日の仕事は、コンサートでの下見じゃないですか。
それにふさわしい仕事着を選択したに過ぎません。」

「あ、・・・。ああ、そうだな。」

「それより、ヒルシャーさんももう少し、TPOを
考えた服装にしたらどうですか。せめて、ネクタイくらい
オシャレして下さい。今日はもう時間が無いから我慢しますけど。」

「ああ、すまない。それでは行こう。」

「はい。」

(・・・と、トリエラ。いったいどうしたんだ。・・・プリシッラが昨日の外出許可を願い出たのは、これだったのか?)

(・・・ったく。人のオシャレを見て気の利いた一言も無いんだから・・・。)


213 :& ◆11JOrPQJtI :2005/06/12(日) 11:29:32 ID:j8lolFG1
ファニーチェ劇場でのガラコンサート。
劇場内にて、

「今日マークする相手は、五共和国派のスポンサーだ。
ターゲットは、出演する歌姫の大ファンらしい。
あの、右手のボックス席を3日間予約しているようだ。」

「さぁ、このオペラグラスでよく観察しておくといい。」

「ちょっと、ヒルシャーさん。
そんなに乗り出して客席ばかり見ていたら、
周りから不審に思われますよ。」

「今日の私たちの役柄は、コンサートを楽しみにきたカップルという設定なのでは?」

「そんなにきょろきょろしてたら、目立ってしまいます。」

「あ、ああ・・・。すまない。」

「それに、私たちは公社が改造してくれたおかげで視力は抜群ですから
オペラグラスなんて不要です。」

「あ、ああ・・・。そうだな。」

「しばらくステージに集中しませんか。」

コンサートの休憩時間。

「今日はターゲットの観察、特に護衛の人数などをチェックする必要がある。」

「ボックス内には、二人張り付いているみたいですね。」

「今日はターゲットの観察、特に護衛の人数などをチェックする必要がある。」

「ボックスの外を見に行くぞ。」

「はい。」

ヒルシャーは先に席を立ち、トリエラに、手を差し出した。

「さあ、いこう。」

「わ、私一人で立てます。」

「設定は、コンサートにきたカップルだろう。」
「さあ、私に手を預けて・・・。」
「はぃ。ヒルシャーさん。」
トリエラは、しぶしぶ差し出された手をとって立ちあがった。
ヒルシャーの手をとった途端、なぜか顔がほてり、手が熱くなった。
劇場の通路を行く間も、ヒルシャーはトリエラと手をつないだままだった。

(なんだか、変。ヒルシャーさんの手が熱いわ。)


214 :トリエラのドレス:2005/06/12(日) 11:30:39 ID:j8lolFG1
コンサートが終わり、観客も半ばが劇場から出たようだ。

「さぁ、今日はこれで終わりだ。帰るぞ。」

「はい。」

「そ、そうだ。トリエラ、せっかく町へ出てきたんだ、
そこらで、食事して帰ろう。」

「えっ、はい。いいですけど。」

しばらく並んで歩いていたが、ふいに、

「なぁ、トリエラ。その服装だけど・・・。」

「私の服がどうかしました?!。」

「うっ、い、いや。なかなか似合ってるよ。」

「お褒め下さって有難うございます。(ツン。)
本当は機能的じゃないって言いたいんですか?」

「そっ、そんなことはない。ただ、いつもとぜんぜん違うから・・・。」

「今日は偵察だけって言うからTPOを考えてこれにしたんです。作戦決行の日はいつもの服に戻します。」

「トリエラ・・・。そんなことを言ってるんじゃないぞ。」

「それじゃあ、どんなことですか?。」

「うっ。い、いや。なんでもない。」

(・・ったく、もう。
素敵だよって言って、花を差し出すくらいのことはしないのかしらね。)

「やっぱり今日はもう、公社へ帰りましょう。
食事は公社の食堂で取ります。」

「とっ、トリエラ・・・。」



215 :& ◆11JOrPQJtI :2005/06/12(日) 11:33:53 ID:j8lolFG1
その夜、・・・トリクラ部屋でのお茶会は開かれなかった。
オチビちゃんたちがトリエラの様子を見にきたのだが、
クラエスが、ドアのところで、
「トリエラは、今夜は静かにしたいんですって。」
と、追い返したのだった。

トリエラは、下段のベッドに寝そべって、シュタイフの熊のぬいぐるみを相手に、ため息をついていた。
そこへ、トリ&クラの部屋をためらいがちにノックする音。
「だーれ?、今夜はこの部屋は、開かずの間だよ。」
と、クラエスが返答する。
「トリエラは、いるかい?。ヒルシャーだ。
渡すものがあるんだ。ちょっとドアを明けてくれ。」

「私、出たくない。クラエス代わりに出てよ。」
「やれやれ・・。」
クラエスが、代わりにドアを少し開け、手を差し出した。

「クラエスか・・・。これを、ト、トリエラに渡してやってくれ。」
バタン・・・。
「クラエス。なんだったの?」
「トリエラへプレゼントらしいよ。」
クラエスから渡された包みを開けると小ぶりのビロードケース。
なかには、カメオがひとつ。

彼女の胸のうちなる泉に何かが落ち、波紋が広がって彼女を揺らした。
トリエラは、それを持って部屋を飛び出し、廊下を去っていくヒルシャーを、
追いかけた。
「ヒルシャーさん! あっ、あのっ。これ・・・。」
ヒルシャーが振り向いて、トリエラに向かって歩み寄った。
「せっかくの、ドレスなのに何か足りないと思ったんだ。
それも、仕事用の装備の一つだと思ってくれ。
TPOをかんがえれば、ワンポイントでもアクセサリーが必要だろう。
あー、ゴホン。それも似合うと思うよ。」

「ヒルシャーさん・・・。あの、わたし・・・。」
そのまま絶句し、薄暗い廊下で、見つめ合う二人。
トリエラはなぜか、涙が出て止まらなかった。
「ありがとうございます。でも、嬉しいのに、泣くなんて変ですね。」
「トリエラ・・・。」
ヒルシャーは思わずトリエラの肩に手を掛け、
トリエラを引き寄せると、背中に手を廻して、
トリエラをやさしく包み込むように抱いた。
・・・そして、夜は更けていった。

<二人はそのまま朝まで、固まっていましたとさ。>
エピローグ:
カメオには、シュタイフ・ベアの横顔が刻まれてあった。

  <了>


216 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/12(日) 22:14:41 ID:0A7bAAlF
良くぞ書いてくれた!
GJ!

217 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/13(月) 04:10:28 ID:apZWdDfm
いいね、ほのぼの

しなくていい言い訳するヒルシャー萌え

218 :トリエラのドレス作者:2005/06/13(月) 21:56:05 ID:5xku4k3u
少しでも喜んでくれてありがとうございます。
最近急にガンスリにはまりかけているのですが、
せつない二人が好きで、書いてみました。


219 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/13(月) 22:36:31 ID:9GSt9/l7
お、作者さんですか。
自分もトリエラ&ヒルシャーコンビが好きなので、楽しく読ませてもらったよ。
またお願いします。

220 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/16(木) 08:53:45 ID:BDENsRje
そういえば、トリエラの熊のぬいぐるみ、そろそろカリギュラまでいったかな?
ネロまではいってないよね。
(トリエラはクリスマスにヒルシャーからもらうぬいぐるみに最初は白雪姫の
7人の小人の名前を付けていた。8個目からは歴代のローマ皇帝の名前を付けてる)

221 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/16(木) 17:27:49 ID:qQhYTbku
ヒルシャーがジョゼとのフランス出張の際に購入したシュタイフベアで9体目。
8体目がナタレにマリオ・ボッシから贈られてアウグストゥスと名づけた・・・だったかな?

しかし、トリエラは『公社』に来てから何年経ったんだ?正確な年齢がいまだにワカラン。

一年に二回、ナタレと誕生日(あるいは義体化された日)のプレゼントに
熊のぬいぐるみを貰っているのなら既に3年か4年は年齢を重ねているのでは???

222 :& ◆j4aiPSkLLc :2005/06/18(土) 23:29:56 ID:pKg0//kF
コミック4巻を本日購入しました。
トリエラってヒルシャーと公社の同期生なのでしょうね。
トリエラが何年ってヒルシャーさんの経歴からわかりませんでしょうか?
私のイメージ的には、日本の高校1年生位なのですけど。


223 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/19(日) 23:33:31 ID:z67OVTCX
たぶん13歳〜15歳。作中の他キャラとの身長差から計算した結果を
欧米系の少女の年齢別平均身長と比較した結果が14歳前後だった。

トリエラは初期の義体だけあって、腹の中に詰める臓器類が収まるスペース
をやや余分に必要としたのかもしれないから、リコやヘンリたちよりも大き
いとも考えられる。

224 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/20(月) 07:11:42 ID:FSIUyDWW

jlihjdvjasdl;ofmvldj


lflkrlkf






u

kll


llo







fkllflf



            いままで2chのご利用  感謝します    









225 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/22(水) 03:13:23 ID:6SLQ2h5M
ID:FSIUyDWWが暗号で伝えようとしている内容について

226 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/22(水) 21:04:46 ID:uvKzQScw
ガンスリのSSってまだ需要ある?

227 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/23(木) 09:05:54 ID:toiygLsx
>>226
うん、あるよ。
ギャグ・シリアス・エロの分野は読み手の嗜好があるからなんとも言えない・・・。
ただ内容の完成度如何で絶賛されるか叩かれるか二通りに分かれるだろうけど。

ひょっとして書いてくれるの???

228 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/24(金) 20:36:25 ID:w8FaLQwq
>>227
最近は投下されていないみたいだったからちょっと聞いてみた。
くだらないギャグだったら書けるかもしれない。

229 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/25(土) 11:17:11 ID:+LkbBtPJ
ジョゼは既に壊れているんだなあ。
そしてジャンは正気を保っているから苦しんでいる。

ジャンがリコを道具として扱うのは、ある意味ジャンが
まともだったから大人の汚い都合で作られた義体と言う
存在の一つであるリコを大人の一人として正視出来なか
ったんだろうな。

230 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/25(土) 16:07:44 ID:ZP35chl2
ガンスリのすぐ後がよつばと!なのが・・・俺的にはきっついです

変な汗出た。


231 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/26(日) 21:48:31 ID:j6o/iIQq
↑あるある。まぁよつばたんも義体のような雰囲気を持ってる気がするが。

232 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/27(月) 11:01:14 ID:RN1DIYrD
そういや、よつばタンもお父さんと血の繋がりが無いんだよね
暗さとかそうゆうの、微塵も無いけど

よつばとーちゃんが担当官だったら・・・アリエナスw

233 :名無しかわいいよ名無し:2005/06/28(火) 17:34:50 ID:8HNzU/2z
想像したらハゲワラ

234 :ファック犬:2005/06/29(水) 04:27:09 ID:iM234rbi
 ラウーロに仕える義体化少女の素体を選ぶため、ジャンさんはラウーロを
連れて病院にでかけた。病棟の一角に設けられた特別な区画には、身寄りを
無くした十数名の少女たちが寝起きしていたのだった。

 ラウーロはジャンに案内されながら、一人ひとり少女たちを眺めていった。
少女たちは全員が選らばれたように整った容貌をしていて、少女誌などにモ
デルとして掲載されていても不思議ではないほどのルックスを持っている。
けれども、ラウーロはちっとも嬉しくなかった。なぜなら、自分の期待して
いた、可愛い「男の子」は一人も用意されていなかったから。

 病棟をひとまわりした後、ラウーロとジャンはベンチに腰掛けて一服する。
少女選びに気の入っていないラウーロの横顔を一瞥して、ジャンは彼の腹の内
に探りを入れてみる。

「すぐに義体化できるのは、今見てきた子供だけだ。お前が一刻も早く仕事を
始めるためにも、今日中に決めて貰わなければ困るのだがな」

 ラウーロはそれに答えるでもなく、コーヒーをすすりながら、「ああ」とか
「まあね」などと適当な相槌を返すばかりで、ぼんやりと遠くを見る目でジャ
ンを見る。ジャンはすこしばかり目元が険しく、スマートで筋肉のよく付いた
長身のいい男だ。ラウーロは心の中で「ウホッ、いい男」などと呟いた。

 義体にする子供は、男の子がいいというラウーロの希望は前もってジャンに
伝えていた。しかしジャンはそれを一蹴し、女の子でなければ受け入れられな
い旨を改めてラウーロに言い含めていた。社会福祉公社2課の課長室で、公社
の廊下で、病院に向かう車の中で、そして今もう一度だけ、ラウーロはジャン
に甘えてみようと思ったのだった。断られることのわかっているおねだりをあ
えてしてみる、それはちょっぴり恋人同士の戯れにも似ている気がする。

235 :ファック犬:2005/06/29(水) 04:28:10 ID:iM234rbi
「ジャンさん、俺ぁやっぱり男の子がいいよ。女の子だとどうしてもね、扱い
に難が出るって言うか、従兄妹だの妹だのと、同じ年頃の身内を思い出したり
して……」

 ラウーロは目の前の壁を見ながら、コーヒーの残りを飲み干した。ちらりと
ジャンの顔を見る。ラウーロは目を見開き、無言で驚く。ジャンが動揺の表情
を浮かべたままで、固まっていたのだ。つとにジャンという男は、表情に起伏
を出さないのが常日頃だった。義体の子供にだって微笑み一つ見せていない。
石膏像みたいだ、というのがラウーロの持つ、ジャンに対するイメージの一つ
でもあった。今は自分の目の前で、石膏像が生身の人間に戻っていたのだろう。

「忘れろ、早く選べ」
 動揺を胸の内に押し戻し、ジャンが抑揚の無い声であっさりと斬り捨てる。
「じゃあ、最初のでいいや」
コーヒーの入っていた缶を握りつぶし、ラウーロは立ち上がった。最初の、と
聞いて、ジャンは最初に見た少女の大まかな身上を思い返した。
「あれは孤児だ。フランスの養護施設にいたのが児童誘拐に遭って、イタリア
で発見されたという話だ」
へえ、とラウーロは相槌を返す。自販機の隣に置かれた空き缶回収箱に、潰し
た缶を押し込みながら。
「自分を連れまわした男に、随分となついていたらしい。男は自殺している」
「なるほどね、まるで『サラムーンのミシシッピー・ワン』だな」

 聞き慣れない、何か小説か映画のタイトルのような下りを聞いて、ジャンは
ラウーロのいる方向に顔を向けた。自販機の前でやや背中を猫背にして、ラウ
ーロはいくつも並んだコーヒー缶のディスプレイを眺めている。四角く穿たれ
ているかのように、病院の廊下という空間が伸び続く。人の気配も乏しく、生
気の途切れがちなこの病棟の中で、油のしっかり通った存在感を持つのはラウ
ーロだけのようにジャンは感じ始めていた。自身を振り返ると、それは増して
胸に迫る。飲料自販機の商品取り出し口に缶が一つ、落ちる音が廊下に響いた。

236 :ファック犬:2005/06/29(水) 04:28:28 ID:iM234rbi

「なんのことだ、そのミシシッピーというのは?」
ラウーロがベンチに腰かけ、コーヒー缶を放り上げてもてあそぶ。
「フランスの映画だよ。拳銃を持つイカれた男が、女の子を連れまわす話さ。
終わりの方で女の子は男に退屈して、一人で遊びに行っちまう。残された男
は自分の銃で自殺して終わり……まるで、なあ?」

 くだらない悪戯を思いついた子供のように、自身の愚行を揶揄されて自嘲
する中年男の如く、ラウーロは笑顔を咲かせた。コーヒー缶をジャンの膝と
膝の間に挿し込んで(股間の感触を確かめて)、ラウーロは病棟の出入り口
へと歩いて行った。

 こうゆう具合で俺は、義体にする女の子を決めたわけさ。名前だってもう、
病院を出て車に乗り込むまでの間に考えついていたんだぜ。フランス映画界
の巨匠、ヴィットリオ・デ・シーカに、まあ適当な女優の名前をあてがって
続けたのを名前にしてやったさ。端末に俺の考え付いた名前を打ち込む女に
「長い名前ね」なんて言われるだけもあると、自分でも思ったもんだ。
エルザ・デ・シーカ、つまり、俺に金と仕事を運んでくれる女優、エルザさ。

 俺が金を貯めきるまでの間、せいぜい演じてもらいたいもんだ。俺はガキ
でも平気で使っちまう男なんだぜ、とことん稼がしてもらうからな。(終わり) 

237 :sage:2005/06/29(水) 22:34:35 ID:UB8QbStf
ラウーロさんって、男の子萌えだったの?
エッタちゃんにもわからなかった
エルザの(満たされなかった)事情が、ようやく納得。

238 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/02(土) 19:07:59 ID:hiOYJHCE
おーい、ここのハァすれさびしいよぉー。

239 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/03(日) 12:44:33 ID:c/3rX5FK
>234-236
 こんな無神経な担当官はいやぁっ!


240 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/03(日) 21:17:58 ID:c/3rX5FK
しかし、ラウーロは、Elsaたんが自分にべた惚れだった事は
まったく気づかなかったのかな。いくら道具扱いしててもなぁ。
道具扱いする割には条件付けが甘かったの?
てか、 ttp://kanazawa.cool.ne.jp/korupon/ の四コマ掲載の
エルザさんの純情ぶりに萌えます。

241 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/04(月) 06:38:02 ID:YjbiGRIi
>240
突き放す事しか出来なかった

と解釈してるんだけどね、好意的過ぎるかな・・・
ジョゼ山との会話では、人間味のある奴に見えたからなんだけど。

242 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/04(月) 21:52:41 ID:vpxhvXgG
やはり義体サンたちとは割り切った付き合いがお互いのためなのでしょうか。
行く末は幸福になってほしいと思うのですが、
先々では、お『薬』の副作用がなくなるよう、
公社の技術陣には努力してほしい。
トリエラとヒルシャーさんとは公社を引退したら、
幸福な家庭を築いてほしいんです。
ラシェル=母/トリエラ=娘でもいいですけど。

243 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/04(月) 22:29:21 ID:KjWSnzWZ
ジャンに見えた妹(エンリカ)の幻は、
今のジョゼには見えるのかな…。

244 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/05(火) 00:57:56 ID:nfJxyAVk
幻じゃなくて亡霊(ファンタズマ)。でもジョゼには見えてない。

245 :縄師:2005/07/05(火) 05:29:31 ID:YkndYY6O
>242
ビーチェは調香師(香水ブレンダー)になります

手に職持ってるって、いいよね。

246 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/05(火) 18:52:05 ID:ofKdqyFS
ヘンリエッタにエンリカの事を知られたらジョゼは…

247 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/05(火) 22:23:18 ID:VT/u5PB/
「わっ、私というものがありながら!」キシュッキシュッ。

248 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/05(火) 22:24:55 ID:VT/u5PB/
「ごめんなさい、ジョゼさん。もう亡くなってた人だとは知らなくて・・・。」

249 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/05(火) 23:10:54 ID:VT/u5PB/
「よし、今日からヘンリエッタを砂糖女と呼ぶ。」
「うう。(涙目)」

「よし、今日からクラエスを眼鏡女と呼ぶ。」
「ふーん。私は私なの!」

「よし、今日からリコを馬乗りパンチ女と呼ぶ。」
「やだなー・・・。」

「よし、今日からアンジェリカを『ともよ』チャンと呼ぶ。」
「え、なーにそれ。」

「よし、今日からトリエラをクマパンツ女と呼ぶ。」
「うう、それだけは・・・。(涙目)」

(トリエラのパンツはクマのぷーさんプリント付き!)
「私の好みもおかまいなしに・・・同じものばかり贈られてもね・・・」

250 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/06(水) 00:59:48 ID:NbJTwJKj
ジャン・ジョゼの妹が「エンリカ」というのは明らかになったが・・・。
結局、(「リコ」のほうはともかく)なぜ義体を「ヘンリエッタ」と
英語名にしたのか分からずじまいだったなあ。。。。


やっぱり・・・異母兄妹なのか???

251 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/06(水) 06:31:32 ID:iBlpf/5q
「妖しい人名辞典」サイト
[ http://www5d.biglobe.ne.jp/~ros/pan/p_hj/henry.htm ]
をみれば、[伊]Enrica / Enrichetta === [英]Henrietta ですと。
そのまんまやんけ。

252 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/06(水) 23:03:29 ID:iBlpf/5q

エッタがジョゼの部屋から出てきた。
涙目になっている。
廊下でエッタにばったり出会ったトリエラ。
「どうしたの、元気出しなさい」
「だって、ぐすん(涙目)」
「よし、私の部屋で一杯やろう。話し聞いてあげる」
・・・
「ふーん、それでジョゼさんの部屋で今度は何を見つけたの?」
「机の上に、素敵なブローチが飾ってあって・・・」
「ふむふむ」
「ブローチの裏に、女の子の名前が書いてあったの」

「ところで、なんていう名前だったの」
「『エンリカ(Enrica)へ贈る』って・・・。ぐすん。」

「なら、安心ね。」と、2段ベッドの上段からクラエス。
「えっ、どうして?」
「だって、『Enrica』って伊太利亜名を英語風に読み替えたら『Henrietta』じゃない。」
「へ!?」
「それって、あなたへの贈り物なのよ。ちょっとまわりくどいけどね」
「わーい! ありがとうクラエス」
バタン。と、ヘンリエッタは満面の笑みを浮かべて部屋を出て行った。

(ちょっと心配ね。そのブローチがちゃんとヘンリエッタの手元に届くといいんだけれど)


その後、ジョゼが同僚にぼやく。
「どうも最近ヘンリエッタが、
 『私、期待してます』
 と言いたげな顔で僕をじっと見つめるんだ。
 いったい何なんだろう?」
「なにか、プレゼントでもして欲しいんじゃない?」


 そして、一週間後、ジョゼはヘンリエッタに素敵なネックレスを用意し、
「はい、ヘンリエッタ。プレゼントだよ、開けてごらん」
といって、渡した。
「ジョゼさん、ありがとうございます」
といって、ちょっぴり赤くなって笑みを浮かべ包みを受け取るヘンリエッタ。
しかし、包装を丁寧にあけて、ネックレスを取り出しとたん、
ヘンリエッタは泣き出し、走り去ってしまった。

「い、いったいどうしたんだ」
と茫然とするジョゼであった。

<了>


253 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/09(土) 00:37:16 ID:WyMUYjNK
マテ・・・<了> じゃなくて続きはどうした?

254 :エンリカのブローチ:2005/07/10(日) 01:53:46 ID:kIzD2/yH
>>253
ブローチ話の続きを書いてみますた。


 自室でベッドにもぐって泣き止まないエッタを心配して、
トリエラがエッタとリコの部屋へやってくた。
「ヘンリエッタ。泣いてばかりじゃわからないよ。
 一体どうしたの?」
「ジョゼさんがあのブローチをくれなかったの。ぐすん。
 私へのプレゼントじゃなかったんです・・・。うぇーん」
「『 Enrica 』って書いてあったプローチのことね」
「ジョゼさんには私より大切な恋人がいるのかも・・・。くすん、くすん」
「大丈夫だよ、エッタ。それって、何か大事な日に贈るために
とってあるのかもしれないじゃない」
「そうかなぁ、でも・・・」
「ジョゼさんはヘンリエッタのことを大事に思っているんだから自信持ちなさいよ。
 さぁ、涙を拭いて。元気だすんだよ」

 トリエラは、ヘンリエッタをとりあえず慰めはしたものの、
結局ジョゼに事情を話して真相を確かめることにした。

 トリエラは担当官たちのオフィスに行くと、ジョゼを呼び出した。
「ジョゼさん。ヘンリエッタのことでお話があります。」
「トリエラ、一体ヘンリエッタはどうしたんだ。
 さっき、プレゼントを渡したらいきなり泣き出したんだが。
 ヘンリエッタはどうしてる。」
「ヘンリエッタは泣いたまま部屋にこもっています。
 そのことで、聞きたいことがあるんですけど。
 ここでは話しづらいので、ジョゼさんの自室でお話したいんです」
「・・・よし、僕の部屋へ行こう」

 ジョゼの部屋でトリエラは、
  エッタがジョゼの部屋でブローチを見つけたこと、
  ブローチの裏に『 Enrica へ贈る』と刻まれていたので、てっきり自分への
  プレゼントだと思い込んでいたこと、
  そして、そのブローチが自分へプレゼントされなかったことで、傷ついていること
をジョゼに話した。
「うーん、そうだったのか」
「『 Enrica 』っていったい誰なんです? エッタのことじゃないんですか」
「このブローチのことなんだね」
そういって、ジョゼはブローチを手に取った。
そして、瞑目して上を向いてしばらく黙っていた。


255 :エンリカのブローチ:2005/07/10(日) 01:56:41 ID:kIzD2/yH
・・・
やがて、ジョゼは立ち上がってトリエラに背を向けた。
「トリエラ、君には話しておこう。
 僕とジャン兄さんが、クローチェ事件の生き残りだということは知っているね」
「はい、なんとなく噂では・・・」
「僕達には妹がいた。ちょうど今のヘンリエッタくらいの年頃だった。
 あの事件で殺されてしまったんだが、彼女の名前が『 Enrica 』だ。
 そのブローチは、事件のとき海外勤務だった私が彼女に送ろうとして
 用意していたものなんだよ。」
「そうですか。事情はわかりました。
 でも、それって、ジョゼさんは亡くなった妹の代わりにするために
彼女をヘンリエッタと名づけたんですか?」
「ああ、自分では意識してなかったが、そうかもしれない」
「死んだ人の身代わりだなんて、・・・。
 それじゃあヘンリエッタが可哀想です。」
「いや、ちょっと待ってくれトリエラ。
 最初彼女に名前をつけたときは、確かに可愛がっていた妹の
名前を意識してつけたのは確かだ。
 でも、今ではけっしてヘンリエッタを死んだ妹の身代わりに
してなんかいない。今はヘンリエッタこそ本当の僕の妹なんだ」
「わかりました。ヘンリエッタに説明しておきます。」
「いや。君には納得してもらうために話したがヘンリエッタには
この事は伏せておきたい。」
「むぐ。確かにヘンリエッタは余計悩んじゃうかもしれませんね。」
「このブローチは、ヘンリエッタに贈ることにする。
だから、君は話をあわせて協力して欲しい。」
「ふーぅ。わかりました。」


 そして、ある日、エッタ&リコ部屋に赴いたトリエラは、
ヘンリエッタを呼び出した。
「エッタ、ジョゼさんから伝言よ。
 来週7月7日の夜8時に、屋上に来て欲しいんですって」
「えっ。ジョゼさんがですか?・・・わたしちょっと」
「何かプレゼントがあるんですってよ」
「で、でも・・・」
「大丈夫。何も心配することないよ。わたしが保証する」
「そう・・・」


256 :& ◆WCiSEhWLe. :2005/07/10(日) 02:02:50 ID:kIzD2/yH
 その日になった。トリエラに励まされてヘンリエッタが義体寮の屋上へ上がると、
ジョゼが天体望遠鏡を用意して待っていた。
「さあ、一緒に星を見よう。天の川がきれいだよ」
「は、はい。ジョゼさん。」
「今日は7月7日。東洋の中国や日本では七夕といって、
天の川を挟んで、織姫と彦星が年に一度のデートをする日なんだ」
「へーえ。年に一度なんて星が出会うなんて。
 ジョゼさんって何でも知ってるんですね」
「そうとも、そしてこれは君へのプレゼントだ」
そういってジョゼはヘンリエッタにブローチを渡した。
ヘンリエッタは、頬を染めて笑みを浮かべ、
受け取ったブローチの裏を確かめた。
「有難うございます。『 Enrica 』って、英語風には『 Henrietta 』なんですよね。」
「ああ、そうだ。実は『ヘンリエッタへ』と直に書くのは少し照れくさくってね」
と、ジョゼは嘯いた。
「この前は『ネックレス』をプレゼントしてもらったのに泣いたりしちゃって・・・。
 『 Enrica 』って、誰か他の人かなと勘違いしちゃったんです。」
「ははは。他の人なんて・・・。僕にとって一番大事なのは
ヘンリエッタだよ」
「(ぽっ)じょ、ジョゼさん・・・」
真っ赤になって俯くヘンリエッタ。
「今日の七夕の日にちなんでこのブローチは贈ろうと思っていたんだ」
「私、忘れません。大事にします」

・・・
「さあ、そろそろ戻りなさい。私は望遠鏡を片付けてから下りるよ」
「はい、わかりました、おやすみなさい」

 ヘンリエッタは自室へ戻った。
 うれしさ爆発、満面の笑みである。
部屋に様子を覗きにきたトリエラに
「トリエラ見て。やっぱり私へのプレゼントだった。
 心配しちゃって損したなぁ。トリエラにも心配かけちゃったね」
と報告した。
「よかったね」
とはいったものの、内心トリエラは複雑な心境だった。

 一方ジョゼは、まだ屋上に佇んでいた。
(今では、ヘンリエッタが僕にとっての『エンリカ』そのものだ。
だが、そう思うこと自体、彼女を『エンリカ』の代わりにしている
ことになるんだろう。彼女にバイオリンを弾かせるのも、音楽好き
だったエンリカに似せようとしているのだし。
 ジャン兄さんと違って、自分の義体を道具扱いできないのは、
本当の妹、『エンリカ』だったらこんなことさせないって
思うからなんだな・・・。)
さまざまな想いが巡り、ジョゼは暗澹となった。
(ヘンリエッタ、済まない。
こんな気持ちの間は、本当のことは話せないな。)

    <これで、了:許してください>

257 :253:2005/07/10(日) 14:17:06 ID:YLr8FKiJ
・・・許す。

上手くまとめましたなw

258 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/10(日) 14:21:38 ID:oB/IYX+Q
ギャグで締めるかと思いきや、シリアスな展開になりましたな。GJ!

259 :エンリカのブローチ:2005/07/10(日) 16:35:34 ID:kIzD2/yH
[あとがき]です。
>>246,247
の展開には出来ませんでした。
エルザたんみたいじゃあまりにも哀れかなと思って。
でも、担当官の方々は、こんな子達を世話してたら、
絶対他の女性とは恋愛/結婚/浮気は不可ですな。

260 :トリエラのシューズ:2005/07/16(土) 15:55:06 ID:Xi+16G8S
妄想の赴くままに書いたものを
投下させていただきます。

261 :& ◆11JOrPQJtI :2005/07/16(土) 15:56:28 ID:Xi+16G8S

トン、トン。
「こんにちわ。」
と、エッタが遠慮がちに部屋に入ってきた。
「いらっしゃい、ちょうど午後のお茶の時間なんだ。
まあ、一杯やって。」

「あのぅ、ちょっとお話したくって」
「なんなのぉー。いいよ、聞いてあげる。」

「うーん。あのぉ、トリエラってさぁ。
強いしぃ、外国語も出来るしぃ。
なんだか、大人っぽくってうらやましいなって思って」
「そ、そうかな?」
「わたしなんか、いつまでも子供っぽいし、
トリエラみたいに仕事の手伝いなんか出来ないし」
「そんなことないじゃん、エッタだって強いじゃないか。
そんじょそこらの大人には負けないだろ」
「・・・、でも、いつまでも子供では、
いつか除是さんに愛想を尽かされないかなって、
不安になるの。」

「トリエラみたいに背が高かったら、大人の女の人みたいになれるのかなあ」
「だめだめ、私だって子供だよ。前に、ヒルシャーさんに、言われたよ。
警官に化けるなら胸に詰め物(パッド)入れなさいって。
まったく失礼しちゃうわよね。うーむ。何だか思い出したら腹が立ってきちゃった。」
「でも、いいよ。私なんか幼児体型&童顔&おかっぱ頭だもん。
詰め物して胸だけ出てても変に見えちゃうもん。(ぐすん。)」
「ちょっと、元気出しなさいよ。」

 二段ベッドの上からクラエスが、割り込んできた。
「よくかんがえれば、私たちは義体なんだから背丈を高くするのは簡単よ。
パーツ交換してもらって、長い足にして貰えばいいのよ。
10cmくらいは簡単にUPするんじゃない」

「そうか! クラエス有難う」
と、とたんに元気になって、エッタは部屋を出て行った。

「ちょっと、クラエス。オチビさんに変なこと言っちゃダメじゃない。」
「あーらそうかしら。たまには義体であることを利用してもいいんじゃない?」
「だって、ヘンリエッタは思いつめるから・・・。」
「若者よ、若いうちに愉しめ、だよ。トリエラ君」
「わかりました、クラエス先生。」


262 :トリエラのシューズ:2005/07/16(土) 15:57:21 ID:Xi+16G8S

・・・30分後。
かん、かん、かん。
廊下で変な金属音がする。
トン、トン。
「はーい、あいてるよ。」
「へへ。トリエラ、ちょっといっしょに並んでみてくれるぅ?」
ヘンリエッタは、足まで隠れる長いスカートをはいている。

「まあ、背が伸びたじゃない。私と身長変わらないわ?
エッタったら、いったいどうしたの?」

「えへへ。」

と、ヘンリエッタはスカートをつまんで持ち上げて見せた。

靴の底に、ジュースの空き缶が縛り付けられている。

「いきなり足を交換なんて、お願いできないから、ちょっと試してみたの。
胸も見てくれる?」
「まあ、バスト80cmはありそうね。これって?」
「食器洗い用のスポンジを丸く切って入れてみたの」
「ふーむ。確かに私より年上になったみたい。クラエスはどう思う?」
「確かに体型はね。でも、顔は変わらないからねぇ。
やたら背の高い小学生にしかみえないわね。」

「クラエスは厳しいんだ。トリエラお姉さんとしては、
あと、リップに口紅をして、髪形を変えれば、立派に大人だと思うな」
「ありがとう、とりえら。 これで、ジョゼさん見直してくれるかなぁ。」
「うーん・・・。そうね、少し手伝ってあげるからこっちへおすわり?」
かん、かん。
「きゃあー!」
と、エッタはよろめいて転んでしまいました。
「あいたたた。」
「大丈夫? ちょっと空き缶では危ないね。
最近はあまり聞かないけど、世間にはシークレットブーツなんてのが
あって、背を高く見せる靴があるらしいよ。」
「そういえばそうね。エッタ、ジョゼさんに買ってもらいなよ。」
「そんなこと、ジョゼさんにお願いできるわけないじゃない。」
「そうね。ここは、プリシッラちゃんにお願いするしかないね。
よーし、私から頼んでみてあげるよ」
「本当? ありがとう。トリエラっていつもやさしいんだね」
「まぁね。トリエラお姉さんはいつもやさしいって日記に書いておいて」
「わかった。じゃあおやすみぃー。」

(・・・シークレットブーツか。私も試してみようかなぁ・・・。)


263 :& ◆11JOrPQJtI :2005/07/16(土) 15:58:28 ID:Xi+16G8S
一週間後、トリエラはヒルシャーさんと、お仕事でした。
今日のトリエラの出で立ち。裾の広がった長めのパンタロンを履き、足元を隠しています。

「おや。トリエラ、なんかいつもと違うな」

「そうでしょうか?」

「今日は訊き込み調査と聞きました。
 以前にも指摘されましたが、
 警察官に化けられるよう工夫したつもりです。」

そう言ってトリエラはそっぽを向いています(ツーん)。
何かトリエラに違和感を感じたヒルシャーでしたが、
仕事前にトリエラの機嫌を損ねるのは得策でないと思い、追求しないことに。

「準備出来てるなら、出かけよう。」

 ・・・

ホテルへやってきました。

フロントにて、
「○○氏が宿泊しているはずだが確認したい。」
「お待ちください。・・・。○○氏なら、お部屋に在室です。4階のスイートになります。」
ヒルシャーは、(偽造の警察)手帳を開いて見せます。
「われわれは警察だ、念のためマスターキーを借りたい」
「わかりました。これをお持ちください」
「よし。従業員には近づかないよう言っておいてくれ。さあ、いくぞ」

二人は目指す部屋の前にやってきました。

トリエラが、
(「ヒルシャーさんは、本当は偽者なのに警察って言うと
簡単に信用してもらえるんですね。今度は、私が行きます。」)
(「ちょっとまて、トリエラ。ツインテールの警官なんていないぞ」)
(「大丈夫です。前に言われたことはちゃんと覚えています。」)
そういうと、トリエラは、さっとベレー帽を取り出し、
ツインテールを丸めて頭の上にすると、ベレー帽を被ります。
そして胸ポケットからサングラスを取り出し、装着しました。
(「あ、ああ。いいだろう。銃は抜くなよ。」)
(「判ってます。」)

「警察だ、話を聞きたい。ドアを開けなさい。」
チェーンをかけたままドアが開きました。
トリエラは、いつの間に用意したのか、黒革の手帳をちらりと見せ、
「警察だ、○○氏に少し話を聞きたい。手間は取らせない。すぐにドアを開けて。」
「ああ、判った。少し待ってくれ。・・・。ボス、警察が来てますが。」
「ああ、別に疚しいことは無い。明けてやれ。」

(「どうです、ヒルシャーさん。ばっちりでしょう!?」)
ちょっと嬉しくなってトリエラは振返るとヒルシャーさんについ、ウィンク!
トリエラのウインク光線を受けたヒルシャーは目を白黒させていました。
「うっ。ごっ、ゴホン。さ、さぁ、中に入って話を聞かせてもらおう。」


264 :& ◆11JOrPQJtI :2005/07/16(土) 16:00:21 ID:Xi+16G8S

「よーし、テロリストたちの資金の流れの情報は取れた。
今日はもう仕事は終わりだ。トリエラ、食事でもして帰ろう。」

結局事情聴取が長引いて、夕闇が迫っていた。
二人は肩を並べて、歩んでいる。

「あの。ヒルシャーさん。」
「な、なんだ。」
「ヒルシャーさん、今朝、いつもと違うっておっしゃいましたよね。」
「確かにいつもと違うんですけど、わかりました?」
「うーん。そうだな。ちょっと待って。」
といって、ヒルシャーはトリエラと向き合って立ち止まります。

「いつもとズボンが違うな。今日は裾が広がったパンタロンみたいだな。」
「確かに、ズボンは変えましたけど服装は関係有りません。」
「それじゃあ、うーん。・・・。」
「こうやって並んだら、分かりません?」
「えっ。もっ、もしかして、トリエラ。背が伸びたのか?」

「正解です、半分ですけど。」


265 :トリエラのシューズ:2005/07/16(土) 16:00:59 ID:Xi+16G8S
「いや、なんか変だと思っていたらそうだったのか。
ひょっとしてとは思ったんだが、君たち義体にはありえないことだと思っていたんだ。」
「この世の中では思いがけないことはしょっちゅうですよ。」
(うーん。たしかに、いつもは、僕の胸までしかないのに、今日は僕の肩より背が高くなってる。)
「トリエラ、いったいどうしたんだ。私の知らない間になにか手術を受けたのか? 勝手にそんなことをしてはダメだろう!」
「ちょっと、ヒルシャーさん。声が高いです。興奮しないで下さい。」
(ちぇっ、しょうがないな、種をばらすか。)
トリエラは、パンタロンの裾を引っ張り上げた。
「わかりますか? 上げ底の靴。シークレットシューズとも言いますけど」
「ふうん、なんだ。そうだったのか。しかし、いったいどういうつもりだ。
大人をからかうためだとしたら、質《たち》が悪いぞ。」

「そんなんじゃ有りませんよ。
私は、前にヒルシャーさんに言われたことで、
ちょっと傷ついていたんです。」

「傷ついたって・・・。君が?」

「ヒルシャーさんは私に何をいったか覚えていますか?」

「いや、うーむ。何のことだ、よく覚えていないが。」

「ヒルシャーさんは私に向かって、
『君の器量だ。うまく(警官に)化けられるさ。』
『警官にしては小柄だけど、髪を下ろしてサングラスをかければいい。』
って、いったんです。」
「だから今日は、警官に化けても怪しまれないように、背を高く見せようとしたんです。」
「そ、そうだったのか。変にうろたえてしまってすまない。」
「別に謝ってもらわなくたっていいです。」
「あ、ああ・・・。」

「で、ヒルシャーさん。さて、残り半分はわかりますか?
 私のどこがいつもと違うのか、ヒルシャーさん。答えてください!」
「おい、おい。トリエラ。そう、急に言われても。」
「わからないんですか? ふう(ためいき)。・・・もういいです。
せっかくのお食事のお誘いでしたけど、今は食欲有りません。
公社へ帰って寮の食堂で晩は済ませます。(つーん!)」
「とっ、トリエラ・・・。」

(「まったく、もう。ヒルシャーさんは気真面目なドイツ青年の典型ね。
朴念仁ったら、ありゃしない。それに、元ユーロポール捜査官の観察力は一体どうしたのよ。」)

(「トリエラ、急に何を怒ッテルンダ。ああ、年頃の女の子は難しいなぁ」)


266 :& ◆11JOrPQJtI :2005/07/16(土) 16:01:35 ID:Xi+16G8S

その夜、トリエラ&クラエスの部屋では、
お茶会は開かれなかった。公社に帰ってきたトリエラの
不機嫌な様子に、エッタたちは遠慮したのだった。

トリエラは帰ってくるなり、ベッドに突っ伏した。
「クラエス・・・、今日は誰も部屋に入れないで・・・。」
「どうしたの、何かヒルシャーさんと気まずいことでもあったの?」
「うん・・・」
「・・・」
「私、自分でもヒルシャーさんにどう思って欲しいのかよく分からないし、
一体自分がどうしたいのかもわからない。」
そういって、トリエラは、少しの間泣いていたようだ。

少しトリエラが落ち着いた頃に、
とん、とん、ノックの音。
「トリエラ、いるかい。ヒルシャーだ」
(「クラエス、いないって言って」)
「ヒルシャーさん、どうぞ入ってください。」
(「ちょ、ちょっと、待ってよクラエス」)
(「ばかねぇ、言いたいことをちゃんと面と向かって言った方がいいのよ」)

「今、開けます」
ヒルシャーはクラエスに招き入れられ、テーブルについた。
「さあ、トリエラ」
と、促されて、トリエラは慌てて涙を拭いて、
ヒルシャーと向かい合わせに座った。
ヒルシャーは、手に小さな包みを持っている。
「今日のご褒美だ。明けてご覧」
トリエラは、無言で、包みを手にとり中身を取り出す。
小さなクマのキーホルダーであった。
「何かにアクセサリーでつけてもらったらと思って・・・。」
「私は礼儀知らずではありませんので一応お礼を言います。ありがとうございます。」
そういって、トリエラはうつむいている。
「どうした、トリエラ。泣いていたのか? 元気を出しなさい。」
「・・・はい。でも・・・今日は、ヒルシャーさんが・・・」
「はっきり言ってくれ、今日、私はトリエラに何か悪いことでもしたのかい。」
「・・・そうです。」
少し、トリエラは意地悪な気持ちになってきた。
「私の質問に答えて下さい。」
「私が今日はいつもとどう違っていたのか。
正解は半分でした。残り半分を答えてください。」
「元ユーロポールの捜査官なら簡単に気が付くと思います。」
しばらくヒルシャーは、トリエラを見つめていたが、
「降参だ、教えてくれるかい。」


267 :& ◆11JOrPQJtI :2005/07/16(土) 16:03:53 ID:Xi+16G8S
「正解はこれです。」

そう言うと、トリエラは、いきなりヒルシャーの手をつかんで、
自分の胸に押し当てました。
 むにゅむにゅ。
「うっ、これは・・・。」
その豊かな胸の感触にヒルシャーはびっくりしました。
トリエラの胸に触ってしまって思いっきし赤面するヒルシャー。
「とっ、トリエラ。いつの間に?・・・。」

「ヒルシャーさんは忘れていたようだから言います。」

「ヒルシャーさんはモンタルチーノで私に向かって、
『君の器量だ。うまく(警官に)化けられるさ。』
って、言ったあと、『胸に詰め物がいるな』っていったんです。」

「だから今日は、警官に化けても怪しまれないように、一つは背を高くしました。
そして、胸に詰め物をしたんです。」

「ちょ、ちょっと。アレは冗談だったんだ。」

「私はまじめにやっているのに、冗談なんていわないで下さい」

「これは、いくらなんでもやりすぎだろう。
無理して大人の格好を真似することは無いんだぞ」

「大人の格好をまねしてはいけないんですか?」

「子供は子供らしく、自然な姿が一番だ。君は、今のままで十分だ。」

「そんな! ヒルシャーさんのために大人になろうとしたのに。」

「いいか、君はいつも冷静だし、頭もいい。私たちは二人でコンビで捜査活動を行っている。
 私は君を単なる子ども扱いしてはいない。君を信用して対等のパートナーとして
扱っているつもりだ。そのことは、トリエラも自分で分かっているだろう。
だから、こんな子供地味たことは今後は止めるように。」

「もう、子供、子供って言わないで下さい。
 それって一種のセクハラだと思います。」

「う・・・。とにかく、無理して背伸びする必要は無いんだ。
大人になろうとして、格好だけ真似てもだめなんだよ。」

「私、せっかくヒルシャーさんのために、・・・。」

とうとう、トリエラは半泣きです。


268 :トリエラのシューズ:2005/07/16(土) 16:04:31 ID:Xi+16G8S

トリエラは、後ろを向いてしばらくもそもそしていましたが、
向き直るなり、詰め物の入ったCカップのブラジャー(実はプリシッラちゃん
の)をヒルシャーに押し付けました。
「ヒルシャーさん、もう帰ってください。」
「あ、ああ。」
「これ、プリシッラさんからの借り物ですから、
プリシッラさんにヒルシャーさんから返しておいてください。」
「うう・・・。」

「最後に一言、乙女心を踏みにじらないで欲しいです。」
「オトメゴコロ???」
「おやすみなさい!!」
そう言って、トリエラはヒルシャーを押しのけて、
廊下へ出て、どこかへ走り去っていきました。

呆然として部屋に取り残されたヒルシャー。
「・・・乙女心って・・・???」

「何してるんです。早く追っかけて下さい。」
と、二段ベッドの上からクラエス。
「ああ、分かった。」



269 :& ◆11JOrPQJtI :2005/07/16(土) 16:05:16 ID:Xi+16G8S

星空を背景に、手すりに頬杖をついたツインテールのシルエットが浮かんでいます。
(あーあ。どうして私って、ヒルシャーさんには素直になれないんだろう?)
とトリエラは、遠い町明かりを見ながら黄昏ていました。

一方、ヒルシャーはあちらこちらトリエラを探していましたが、
外に出て、ふと建物を見上げると、本館の屋上に浮かぶ
シルエットを見つけました。
ヒルシャーは急いで本館の階段を駆け上がり、屋上へ出ました。


そっとトリエラの背後に近づくとヒルシャーは、
上着を脱いで、トリエラの肩に上着を掛けてやります。
「トリエラ、もう冷えてきた、部屋に戻らないと風邪を引くぞ」
「ひ、ヒルシャーさん」
トリエラは振り向きましたが、困ったような顔をしています。

トリエラは、俯いたまま、つぶやきました。
「私、ヒルシャーさんに少しでも釣合うような女性になりたかったのに」
「と、トリエラ・・・」
後に言葉が続かないヒルシャーでしたが、やがて、
「モンタルチーノでの捜査の時に話したことを覚えているか?」
「敵味方の話ですか?」
「『トリエラは私を絶対裏切らない。僕も君を絶対裏切らない。』
これはこの世で唯一信じることの出来る真実だ。」
「あの時、信頼できる味方が私だなんて言わないで下さいって言いましたけど」
「だが、私たちはお互い対等のパートナーとしてちゃんと仕事をしている。
だから、既にトリエラは私にとって釣り合ってるじゃないか」

(ああ、ヒルシャーさん。くそ真面目すぎっ。)

「そういうのとは違うんです。
うまく言葉で説明できないんですけど。」
「そうか・・・」
「心配掛けてすみませんでした。もう大丈夫です。
 私の事だから・・・おやすみなさい、部屋へ戻ります」
「とっ、トリエラ・・・」
後を追えないヒルシャー・・・。



270 :トリエラのシューズ:2005/07/16(土) 16:06:01 ID:Xi+16G8S
トリエラ&クラエスの部屋にプリシッラちゃんが様子を見にきました。
トリエラが不在なのでクラエスに事の顛末を聞くと、
「まったく、彼って乙女の敵ね。トリエラの気持ちわかってないのかしら?」
と、憤慨しています。
「トリエラだって、素直になれないのはよくないと思いますけど」
「そんなことないわ。相手の心をうまく汲み取ってこそのパートナーじゃないかしら」
「ヒルシャーさんは、kuso がつくほど真面目だから・・・」
「ふーむ。案外本当は分かっているんじゃないかな。
でも、フラテッロ(兄妹)の関係にこだわっているあまり、
トリエラにうまく接することが出来ないってとこじゃないかしらね」
「トリエラだって、ヒルシャーさんの前では優等生を演じてますしね」
「あの二人って、お互い自分の本当の気持ちに戸惑っているんだよ。」
「トリエラにも勇気が必要ってことでしょうか」
「真面目な優等生の少女に告白させるのは酷だわね」
「ヒルシャーさんに勇気が必要ってことですね」
「まあね、でも、今回は私の作戦ミスだね。トリエラに謝んなくっちゃ」

 トリエラ&クラエスの部屋を辞したプリシッラは廊下で
帰ってきたトリエラに遭遇しました。
「ごめんなさい、トリエラ。おせっかいしすぎたかしら」
「いいえ、ちょっと私が浮わついていたのが悪かったんです。
 気にしないで下さい」
「そぉお、なにかあったらまた手伝ってあげるからね。じゃあね。」
「ありがとうございます、プリシッラさん」

 プリシッラが義体棟から出ると、星空をバックに
本館の屋上に佇む男のシルエットが浮かんでいました。

(ふーむ。一体どうしたらあの二人落ち着くのかしらねぇ。
 愛の堕天使としては、早速次の作戦練らなくっちゃ)

 今日も波乱万丈の社会福祉公社でした。


          <了>


271 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/16(土) 23:47:07 ID:VR4eJmgz
よくやった!GJ!
エロい、もとい偉いぞ。


272 :波風《なみかぜ》:2005/07/18(月) 09:02:11 ID:+NbeMJ/b
またまた、投下いたします。
似たような話で申し訳ないですが。

273 :波風《なみかぜ》:2005/07/18(月) 09:03:52 ID:+NbeMJ/b

「失礼するよ、ヒルシャーに挨拶したい」
と、言って、作戦2課のオフィスに1課のフェルミがやって来た。
「ヒルシャーは、私ですが。何か用かな」
「作戦1課のピエトロ・フェルミだ。トリエラに面会したいので、一応筋を通したくてね」
「1課の捜査官が何の用だ?」
「別に、ちょっと世間話がしたくてな。単なるご機嫌伺いさ。以前エルザ事件の捜査のときにお知り合いになったってわけだ」
「その手にもっている花束は何だ」
「これか。彼女に今度会いに来るときは持ってくるよう言われてたんでな」
「そ、そうか」
「これだけじゃないぜ」
と、フェルミは背広のうちポケットから小箱を取り出した。
「ちょっとしたプレゼントもな」
「おいおい、それはちょっと・・・」
「トリエラはクマを集めているとは聞いていたんだが、年頃の女の子がぬいぐるみばっかでもね」
「う・・・」
「クマはいつもあんたがプレゼントしてるそうじゃないか。
彼女だってたまには違うものを貰ったっていいだろ?」
「彼女の管理は私の責任だ。変なものじゃ無いだろうな」
「まぁ、心配するようなものじゃないさ。じゃ一応筋は通したってことで、よろしくな」
颯爽とオフィスを出て行くフェルミ。
フェルミに圧倒されて彼を制することが出来ず、唇をかんでそれを見送るフィルシャー。


 フェルミが建物を出たところで、陰からプリシッラが現れた。
「おい、プリシッラ。あれでいいか?」
「ばっちしね、じゃトリエラと楽しくおしゃべりしてきてね」
「ばか、なに言ってんだ。これはもう返すぞ」


 その日の午後、オフィスで執務するヒルシャーは、内心穏やかではなかった。
(1課のフェルミだと。一体トリエラとどうゆう・・・。
これ見よがしの花束とプレゼントとはね・・・。
いやいや、彼女も一人の人間だ。彼女と僕とはあくまで仕事のパートナーだ。
担当官といえども、彼女のプライベートに立ち入る権限まではない。
うーむ。とはいえ、一応彼女は未成年だ。彼女の監督義務は僕にあるのだが・・・。)


274 :波風《なみかぜ》:2005/07/18(月) 09:04:57 ID:+NbeMJ/b
 午後いっぱい悶々としていたヒルシャーだったが、
事情を確かめたくて、ヒルシャーは我慢できなくなった。
面と向かってしゃべるのも、少し気詰まりなので、
ヒルシャーは鳥@蔵の部屋へ電話をかけた。
「ヒルシャーだ、遅くにすまない。トリエラと話したいんだが?」
「トリエラ、あなたへ電話よ。ヒルシャーさんから」
電話に出たクラエスはトリエラに受話器を渡した。
「お電話替わりました、トリエラです」
「ヒルシャーだ、少し聞きたいことがあるんだが」
「はい、何でしょう」

「今日の昼頃に、作戦1課のフェルミという男が君に会いたいといってやってきた。
「そうですか」
「き、君は・・・ごほん(咳払い)、フェルミという男と君はなにか関係があるのか?」
「べつに、単なる知り合いですけど」
「単なる知り合いで、花束を贈るのか?」
「えっ、一体何のことです」
「しらばっくれてもダメだ。」
「しらばっくれてなんかいません!」
「フェルミは、君に会うといって花束持参でオフィスにやってきた。
内ポケットには、プレゼントらしき包みも持ってたぞ」
「まぁ、そうだったんですか。嬉しいことです」
「うれしいって、変な男からみだりに物を貰ったりするんじゃないぞ」
「ちょ、ちょっと。ヒルシャーさん。別にフェルミさんは変な人じゃありません」
「変な男じゃなくってもだ。それに、そんなに嬉しがるのも変だ」
「私だって女の子です。花束貰ったら嬉しいのは当たり前じゃないですか!」
「うう・・・」ここで、言葉に詰まるヒルシャー。
「人からプレゼントを貰うのがそんなにいけないことでしょうか」
「・・・」
「だいたい、私はこれまで、ヒルシャーさんからお花なんて貰ったことありません!
 たまには、ヒルシャーさんだって花束くらいくれたらいいんじゃないでしょうか」
「よーし、分かった。今度君に、花束をプレゼントする。必ずだ。」
「急に理由《わけ》も無く、花束なんて貰ったって・・・。
  どういう理由で私に花束を贈りたいのでしょうか?
 理由も無くプレゼントは受け取れません」
「おいおい。変な意地を張るんじゃないよ、トリエラ」
「意地なんか張っていませんけど」
「特に用が無いのでしたら、もう、私寝ますから、電話を切ります」
「ちょ、ちょっとまて、トリエラ」
拗ねてしまったトリエラは、ガチャン、と、電話を切ってしまった。
「もしもし、もしもし・・・、くそっ」
ヒルシャーは、通話の途切れた受話器を見つめ、思わず悪態をついてしまった。

(「いったい、どういうこと? だいいちフェルミさんになんか会っていないのに・・・。
ふう・・・(た め い き)。
ああ、また、ヒルシャーさんと気まずくなってしまったわ。明日会うのが憂鬱・・・」)

(「いったい、トリエラはどうしたんだ。フェルミなんて奴に優しくされて舞い上がって
いるんじゃないだろうな」)

悶々として眠れないトリエラ&ヒルシャー組であった・・・。そして、夜は更けていく・・・。


275 :波風《なみかぜ》:2005/07/18(月) 09:06:22 ID:+NbeMJ/b
 翌日、トリエラ&ヒルシャー組は、公社の外に出かけた。
軍施設での訓練のためだった。
車の助手席に座ったトリエラは、憂鬱そうな顔をしてそっぽを向いている。
そんなトリエラを見てヒルシャーは、昨夜思わず冷静さを失ってしまったことを反省していた。
しばらく車を走らせたとき、ヒルシャーはトリエラに話しかけた。
「うぉっほん、トリエラ。昨夜は済まなかった」
「いえ、ヒルシャーさん。気にしないで下さい」
「いや、反省してるんだ。君のプライベートに立ち入りすぎてはいけなかったと」
「いえ、それが担当官の義務ならやむを得ないことだと思っていますから」
「・・・」
「それより、・・・今日の訓練で成績がよかったら、ご褒美を下さい」
「ごほうび?」
「ええ、私、ヒルシャーさんから花束をもらいたいんです。
 いえ、花束でなくても、一輪の花でもいいんです。
(本当にヒルシャーさんが私にあげたいと思ってくれたのなら)」
「ああ、いいとも。楽しみにしててくれ(トリエラがおねだりするなんて・・・)」

「ところで、ヒルシャーさん」
「うん?なんだ?」
「わたし、たしかに昨日花束をもらったんですけど、
 あれは、プリシッラさんが下さったんです。」
「へっ、プリシッラだって?」
「花束と一緒に、お願いしていたこの汗止めを受け取りました。」
「なんだ、そうだったか・・・。・・・それじゃ、フェルミとは会っていないのか」
「ええ、そうです。フェルミさんとは、
エルザ事件の捜査ということで一度お会いしましたが、
それ以来、一度電話でフラテッロに関して質問があったきりです。
最近では、会ったことありません。」
「そうか・・・。なら、安心した」

「あのー・・・。その、もしかして、ヒルシャーさんは、
フェルミさんに嫉妬してるんですか?」
「な、なにをばかなことを言い出すんだ。」
「だって、昨夜のヒルシャーさんは普通じゃなかったですもん」
「それはだ、僕はあくまで君の担当官としての監督義務があるから・・・」
「あるから?」
「監督義務があるから、君に変な下心を持って近づこうとする輩は排除しなければならない。」
「下心って何のことでしょう?」
「えーとだな、下心とはな、下心だよ」
「きちんと説明して下さい、ヒルシャーさんは私の先生なんですから」
「うーん。つまりだ、君はどちらかと言えば、美人だ。
君を一人の女性と見なして親しくなりたいと思う男もいるだろう。
例えば君と恋人になりたいという意図をもって、君に接近しようと
するようなことを言うんだ・・・。これで分かっただろう」
「分かりましたけど。他の人がそういう行動を取ったら、ヒルシャーさんは
不愉快なんですよね。・・・あの、もしかしてそれって・・・」
「話はこれまでだ、さあ、とりえら。着いたぞ。訓練だ、車を降りるんだ。」
「あ、あの・・・。・・・ふーう。はい、わかりました。」

 軍施設での訓練の間、トリエラは無口だった。
黙々と、スケジュールに従って、トレーニングをこなしていく。
ヒルシャーもいつも通り、トリエラに近寄らずに、遠くから見守っている。


276 :波風《なみかぜ》:2005/07/18(月) 09:09:50 ID:+NbeMJ/b
訓練を終えたトリエラとヒルシャー。
ヒルシャーは、町へ向かってメルツェデスワゴンを走らせ、街角の花屋で、車をとめた。
「ヒルシャーさん、ここは・・・?」
「さあ、今日のご褒美だ。好きな花を選んでくれ」
「ありがとうございます、ヒルシャーさん」
「でも、私車の中で待っていますから、ヒルシャーさんが選んで下さい」
「えっ」
「私は、ヒルシャーさんが選んでくれたものが欲しいんです」
「そうか・・・。よし、待っていてくれ」
ヒルシャーは一人で花屋へ入った。
しかし、普段こんなものに縁の無い無粋なヒルシャーは、
何を選んでよいのか分からなかった。
仕方なく、無難なところで、と白いバラを選び、花束にしてもらった。

花束を抱えて車に戻ったヒルシャーに
トリエラは、ちょっぴりほほを染めて
「ありがとうございます、ヒルシャーさん」
と礼を言った。そして、花束を受け取ると、
「わがままを聞いて下さって、すみません。
ヒルシャーさんが選んで贈ってくれる物がいただけて嬉しいです」
「喜んでくれて僕も嬉しいよ。トリエラのためなら、お安い御用だ」
「いままで、トリエラは、そういう風に僕に甘えることが無かったからな。」
「これからは、たまには僕に贈り物をおねだりとかしてくれていいんだ。」
「えっ。」
「そんな風に君に何かしてあげる事が、僕にとっても喜びだ。」
「まあ、ヒルシャーさんったら・・・(ぽっ)」
と、さらに頬を染めるトリエラ・・・。
二人はしばらく見つめ合っていたが、
ふっと、ヒルシャーは視線をずらし前を向いて車のハンドルを握った。
「さあ、帰るぞ」
「待ってください」
と、トリエラは、ハンドルを握るヒルシャーの腕に手をかけた。
「あの、あの、ヒルシャーさんは、私のことをどう思っているんですか?」
「どう思っていっても・・・、もう言っただろう?君は大切なパートナーだ」
「パートナーって仕事の上だけですか?」
「いや・・・、そうともいえなくなってきたと思っている」
(ここで、ヒルシャー&トリエラ二人とも赤面。)
「ヒルシャーさん、私」
そういって、トリエラはヒルシャーの胸に顔を埋めた。
「トリエラ!」
「ほんのちょっとの間でいいんです。こうしていてください」
「あ、ああ」
「私、自分の気持ちがよくわからないんです。」
「ヒルシャーさんにある種の愛情を感じていることが、
条件付けのためなのか本当の自分の気持ちなのかわかりません。
でも、最近、ヒルシャーさんの傍にいることが、一番嬉しいと感じてしまうんです。」
「ああ、僕もだ。君と一緒にいること、それだけで嬉しい」
そういって、ヒルシャーはトリエラの頭をやさしく撫でた。
夕闇が迫っていたが、公社へ戻れない二人だった・・・。


277 :波風《なみかぜ》:2005/07/18(月) 09:10:35 ID:+NbeMJ/b
 夜になって、訓練から戻ってきた二人をプリシッラが見つけた。
車から降りてきたトリエラは大きなバラの花束を持っている。
プリシッラは、二人に近寄ると
「まあ、素敵な花束ねぇ。何かあったの?」
と、聞いた。
「えっ・・・、こ、これは・・・」
「これは訓練の成績優秀のご褒美だ」
と、二人はプリシッラの前で頬どころか耳まで真っ赤になっている。
「訓練のご褒美でその花束ですか? うらやましいなぁー」
と、わざとらしく嘯くプリシッラ。
「もう遅いから、部屋に帰ります」
と、トリエラは逃げるようにして去っていった。
「僕も今日の報告をしないといけないので失礼するよ」
と、ヒルシャーも足早にオフィスに向かった。

二人を見送るプリシッラ。
「ふふ、ちょっとした波風があの二人には効いたようね。
まずは、作戦大成功? ワインで祝っちゃおう!
他人の恋愛感情が私のエネルギー源なんだからねー。
さあて、次はどんな作戦立てよっかな!」

今日も一波乱あった社会福祉公社でした。

<了>


278 :波風《なみかぜ》:2005/07/18(月) 09:18:59 ID:+NbeMJ/b
後書きです。
『トリエラの〜〜』シリーズのはずが、
プリシッラの陰謀シリーズみたいになってきました。
相変わらずだらだらした長文なので、
投下がご迷惑で無いかとちょっと心配(反省)。


279 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/18(月) 13:34:59 ID:F3bt4jmh
”プリシッラの陰謀シリーズ”
イイヨ!イイヨー! 続けて続けて!

ヒルシャーのへたれぶりとトリエラのツンデレが
上手く書けてるYO!
連載当時の初々しさが甦るようだ。

「フィルシャー」とか「とりえら」なんて誤変換も許す!


つぎはエッタでおながいします。

280 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/18(月) 14:41:19 ID:q/JyXxz+
GJ!!!

281 :十体目のクマ:2005/07/18(月) 18:35:59 ID:+NbeMJ/b
勢いに任せて、投下いたします。

282 :十体目のクマ:2005/07/18(月) 18:36:56 ID:+NbeMJ/b
ピーノとの戦いを終えて・・・。

「私勝ちました。・・・褒めてくれないんですか。
 命令どおり・・・敵を倒したのに・・・。」
グイッ。
ヒルシャーは感極まって、トリエラの頭を引き寄せ、
トリエラの背中に手を廻してトリエラを抱きしめた。
「!ひ、ヒルシャーさん。」
(トリエラ。そんなにボロボロになるまでやりぬくなんて。)
(私に褒めてもらうために、頑張ったのか・・・。)
ヒルシャーの思いは言葉に出来なかった。

(読者:『うう・・・(号泣!)。』)

 やがて、ヒルシャーはやさしくトリエラを抱きかかえると、彼女を車へ運んだ。
「ヒルシャーさん・・・」
車の後部座席にトリエラを抱き下ろしたヒルシャーは彼女の手を取り、
両手で包み込んだ。
「良くやったぞ、トリエラ。本当に良くやっ・・・。」
最後は涙声だった。
「ひ、ヒルシャーさん?」
トリエラの上にかがみ込んだヒルシャーから、熱いものがぽたりぽたりと
落ち、トリエラの胸を濡らした。
「トリエラ、トリエラ・・・」
ただ、ヒルシャーはトリエラの名を呼ぶだけだった。

トリエラは自然に、トリエラの頭を引き寄せ、
胸の上に抱きかかえた。
トリエラは暖かい気持ちになった。
初めてヒルシャーの前で素直になれたトリエラだった・・・。


283 :十体目のクマ:2005/07/18(月) 18:37:44 ID:+NbeMJ/b
公社の病室にて・・・。

 重症を負ったトリエラの病室には、毎日ヒルシャーが見舞っていた。
そして、今日、彼女にはひときわ大きな十体目のクマのぬいぐるみが贈られた。
そのクマには、花も添えられていた。
さらに、・・・。

 ヘンリエッタとクラエスがプリシッラと一緒にトリエラの見舞いに病室
へ訪れた。すると、
「ご、ごほん。それでは私は失礼するよ」
と、ヒルシャーは病室を出て行った。

「トリエラ、調子はどう?」
「ありがとう。もうだいぶいいんだ。」
「今度は、他の子達もみんな怪我しちゃったわね。」
「うん。私はこんなんでみんなの面倒見れないからお願いね。」
「巡回するだけでもたいへんよ。アンジェリカはもう退院したけど、リコはしばらくかかりそうね」
「そう」
クラエスはふと、トリエラと一緒にベッドに鎮座しているクマを見ると、
「まあ、大きなクマねぇ。」
「うん、ヒルシャーさんがお見舞いにくれたんだ。あいもかわらずのプレゼントだけど」
「このクマって、首輪をしてるのね。ネームプレートがついてるわ。」
「え、そうだっけ」
「どれどれ、ふーんこのクマ『ヴィクトル』ってゆうのね」
「ローマ皇帝にそんなのいたっけ?」
「綴りが”Viktor”だから、きっとドイツ系だね」
「ビクトル・ユーゴー(Victor Hugo)って文豪がいたけど、フランス人だし綴りがちょっと違うわね」
「ねえ、トリエラ。この名前の由来はなんなの?」
「さ、さあ。いつもは私が名前を付けるんだけど・・・。
 ヒルシャーさんが、『このクマは”Viktor”っていうんだ。』って持ってきてくれたの。」
(トリエラちょっぴり赤面)
「誰かの名前を取ったのかしら」
「身近な人で、ドイツ系って、ヒルシャーさんしかいないよねぇ。」
(トリエラさらに赤面)
「ヒルシャーさんはドイツ人だから。ドイツではありふれた名前なんじゃないかしら。」
「もしかして、ヒルシャーさんの名前なのかなぁ?
 でもそうだとしたら素敵ね」と、無邪気なヘンリエッタ。
(トリエラ耳まで真っ赤)
「ちょっとごめん、みんな。私ちょっと薬が効いてきたのかな、眠たくなっちゃったから。」
「あらあらごめんなさい。じゃ、ゆっくりやすんでね、トリエラ。」
「トリエラ、おだいじにー。」

バタン。

廊下に出て、プリシッラは独言《ひとりご》ちた。
『ふふっ。あのクマの名前には何か秘密がありそうね。
 ヒルシャーさんを突っついて白状させなくっちゃね。
 ああ、楽しみ!』


<了>


284 :十体目のクマ:2005/07/18(月) 18:40:56 ID:+NbeMJ/b
後書きです。
ちょっと設定がずれているかも知れませんが、
義体のみんなはヒルシャーさんの名前を知らない?ことにしてしまいました。


285 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/19(火) 22:44:59 ID:F11X8DVi
GJ!
トリエラ&ヒルシャーはいいねぇ。
また頼みますぞ。

286 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/20(水) 01:04:53 ID:ntwWbOPf
書き上げるのが早い職人さんだなぁ!



オイラも見習わなくちゃ・・・。

287 :ヒルシャーの誕生祝:2005/07/24(日) 21:42:10 ID:brOfUedd
こんばんわ。また、書いてしまいました。
ちょっと、ネタの質がおちてきたのですが、
投下させていただきます。

288 :ヒルシャーの誕生祝:2005/07/24(日) 21:44:34 ID:brOfUedd
 ヒルシャーは仕事で出張に出掛けていた。
今日帰ってくるのだが、実は彼の誕生日だった。
プリシッラがヒルシャーの誕生祝を目論んだ。
会場は、ヒルシャーの住むアッパルタメント( appartamento )にして、
彼をびっくりさせようと、みんなでこっそり侵入して準備した。
社会福祉公社の面々にとっては錠前をこっそり開けて忍び込むのは朝飯前だった。

ヒルシャーが出張から帰ってきた。
ヒルシャーが、扉を開けた瞬間、
クラッカーを鳴らして迎える義体たちとプリシッラ、アマデオ。
ヒルシャーは唖然として、しばし戸口で立ち往生していた。
ハッピー・バースディと声を掛けられ、
少し恥ずかしそうにしつつも皆に礼を言うヒルシャー。
そして、みんなに促され、代表としてトリエラがヒルシャーに花束を渡す。

しばらく歓談した後、ケーキのろうそく(本数不明)に灯をともし、部屋の灯りをおとした。
そして、ハッピーバスディの合唱が始まった。
ヒルシャーがローソクを吹き消すと、部屋は真っ暗になった。
そして・・・。
再び明かりがついたとき、ヒルシャーは息を呑んだ。
皆は消え、部屋の中にはトリエラのみ。
そして、トリエラの胸にはリボンが掛けられ、プレゼントと大書してあった。

トリエラは俯いたまま恥ずかしそうに、
「ヒルシャーさん、私自身を受け取って下さい。
 私ヒルシャーさんにプレゼントできるものってこれしかなくて・・・」
(言わせるかよぉー。)
「うっ・・・。と、とても嬉しいよ、トリエラ。
 しかし、その気持ちだけで結構だ。」
「えっ、でも・・・。わ、わたし・・・、私決心してきたんです。」
「ありがとう。だけど、もっと自分を大切にしなさい。
 軽々しくそんな子供地味たことするんじゃない」

「ヒルシャーさん・・・。これのどこが子供じみているんです?」
「トリエラ・・・、そんな急に拗ねたりするんじゃないよ。」
「(ムカッ。)だいたい、ヒルシャーさんが、
 私にちっともお小遣い《げんなま》くれないから、
 気の利いたプレゼントひとつ買えないんです」
「う、それは、たしかにそうだが・・・。」
「プレゼントが買えなかったら、もう捧げるものは、この身体しかないじゃないですか」
「おい、その理屈はちょっと」
「それとも、私のこの体ではお気に召さないのでしょうか?」
「何を馬鹿なこと言ってるんだ」
「分りました。私にはヒルシャーさんに差し上げるプレゼントが必要ですから、
出かけてきます。そこらの街角で素敵なオジサンにこの身を買ってもらいますから」
「トリエラ、一体自分が何を言っているのか分ってるのか?!」
「分っています、ヒルシャーさん!(つん。)」
「トリエラ、優等生の君らしくないぞ」
「そんなこと関係ありません。」
(この、朴念仁! 女に恥をかかせるんじゃないよ!)

トリエラは、ヒルシャーのアパートからとび出そうとしたが、
ヒルシャーは素早くその前に立ちふさがった。
勢い余ってヒルシャーにタックルしてしまうトリエラ。
二人は、ドアの前で倒れこんでしまった。
そして、ヒルシャーは後頭部を打って気を失ってしまった・・・。


289 :ヒルシャーの誕生祝:2005/07/24(日) 21:45:31 ID:brOfUedd
・・・翌朝。

ヒルシャーは目を覚ました。後頭部がずきずきする。
頭に手をやると、包帯が巻かれている。
「そういえば昨夜・・・。」
目を開けて起き上がると、ベッドに凭れたまま、トリエラがうつ伏せで寝ている。
「彼女が手当てして、一晩看病してくれたのか・・・。」
もう朝だが、ヒルシャーは声を掛けるのをためらい、
トリエラの寝顔をしばし眺めていた。

(『私自身をプレゼントします』・・・か。
本当に彼女もいつまでも子供ではないって事だな・・。)
昨夜のことを思い起こし、トリエラに対する愛《いと》おしさが募ってくるヒルシャーだった。
このままトリエラの可愛い寝顔を見ていたくなったヒルシャーだったが、
しかし、いつまでも寝ているわけにはいかない。
トリエラに声を掛けた。
「トリエラ、もう朝だよ。」
「うーん。・・・ヒルヒャーのばかぁ・・・。むにゃむにゃ」
「ふふふ。寝ぼけてるな」思わず笑いがこみ上げるヒルシャー。
トリエラの肩に手を掛けて揺すってみた。
「トリエラ、起きなさい、朝だぞ。」
トリエラは、はっとして目覚めた。
「ふわぁー。あっ、ヒルシャーさん。おはようございます。」
「おはよう、とりえら。」
「わっ、私ったら」と、赤面するトリエラ。
「一晩看病してくれたんだね。有難うトリエラ」
「昨夜はすみませんでした。私としたことがヒルシャーさんに怪我させるなんて」
「いや、大丈夫だ。気にしないでくれ」
「そんなわけにはいきません。私達には担当官の身の安全を守る義務があるのですから」
「あれは不慮の事故さ、止むを得ない。
 僕を心配して一晩付き添ってくれたんだろ?
 それで十分だよ、トリエラ」
「でも・・・」
「そういえば、昨夜は君からのプレゼントを貰い損ねたね。
 だから、今回はこれだけ貰っておくよ」
そういって、ヒルシャーは素早くトリエラの頭を引き寄せ、
トリエラの唇を奪った・・・。
「ひっ、ヒルシャーさん。」
「さあ、コーヒーでも飲んで公社へ出勤しよう。
車で送っていくよ」

朝早く、プリシッラは窓から、公社の駐車場で車を降りる
トリエラ&ヒルシャー二人の同伴出勤を目撃しました。
そそくさとオフィスへ向かうヒルシャーと、
義体棟の自室へ隠れるようにして向かうトリエラ。
ヒルシャーの頭には包帯が巻かれています。


290 :ヒルシャーの誕生祝:2005/07/24(日) 21:46:20 ID:brOfUedd

プリシッラは、オフィスを出ると義体棟の入り口でトリエラを待ち構えました。
「おはよう、トリエラ。」
「あっ、おはようございます、プリシッラさん」
「朝帰り、というより、同伴出勤とは隅に置けないわね」
「からかわないで下さいよ」
と、ちょっぴりトリエラは頬を赤くしました。
「ヒルシャーさんが頭に包帯してたけど、どうかしたの?」
「あの、それなんですけど・・・」
と、トリエラは、ヒルシャーが怪我した次第を手早く語った。
「ふーん。すると、ヒルシャーさんは結局
プレゼントを受け取らなかったわけ? 
残念だったわね、とりえら。せっかく一大決心していったのに」
「まあ、そうですけど・・・。でっ、でもいいんです」
ここで、トリエラは、ますます頬を赤くそめました。
「昨夜は手伝って頂いて有難うございました」
と、トリエラは逃げるように部屋へと逃げて行きました。

 プリシッラはその後姿を見送りながら独言《ひとりご》ちた。
(やっぱり、ヒルシャーさんってどうしようもない朴念仁だわね。
鈍感というのか、乙女心を踏みにじる女の敵という人種ね。
怪我もその当然の報いといったところね。
 今回の作戦は失敗だったけど、
トリエラが赤くなって礼をいったところを見ると、
何にもなかったわけではなさそうね。
後で、ヒルシャーさんをからかってみようっと。)

   <了>


291 :ヒルシャーの誕生祝:2005/07/24(日) 21:50:06 ID:brOfUedd
後書きです。
ついに、ヒルシャーさんに『ちゅう〜』させてしまいました。
ところで、今日、街角で、深いスリットの入ったロングのチャイナドレス(黒)
を着た女性を見かけました。
トリエラに、チャイナドレス(赤系)を着せてみたいと思うのは罪でしょうか?

292 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/24(日) 22:04:31 ID:brOfUedd
次のミッションは、中華料理の店で罠をしかける作戦はいかが?
上海や香港出張なんてしないでしょうし。


293 :名無しかわいいよ名無し:2005/07/27(水) 22:50:32 ID:NJZZkr9R
GJ!
「ちゅう〜」はいいですねえ。
チャイナドレス楽しみです。
期待してますよ。

294 :トリエラのマスク:2005/08/02(火) 23:48:15 ID:G9YgSVBe
 [ヒルシャーの誕生祝 の 後日譚]

(・・・まずい。あれからヒルシャーさんと目を合わせられないわ。
避けるのも不自然だし。・・・)

先日のヒルシャーの誕生日の翌朝の出来事がトリエラを混乱させていた。
不寝《ねず》の看病をしたトリエラの唇をヒルシャーが素早く奪ったのだった。
その後公社へ帰るまでトリエラはボーッとして、夢見心地だった。

でも、あれから、かえって二人の関係はぎごちなくなった。
ヒルシャーもトリエラと直に対面するのを避けているようだった。

 トリエラにとってはあれがいわゆるファーストキスだった。
覚えていないだけかもしれなかったが、公社に来る前の記憶がなく、
家族の居ない義体にとっては、そんな行為に対する免疫がなかったのだ。

免疫がなかったのは実はヒルシャーも同様だった。
ドイツでの警官時代、ユーロポール勤務、そして公社での
勤務を通じて恋人を作る暇もなく職務に精励してきた。
気真面目なドイツ人の典型だったので夜遊びもしたことがなかったのだ。

そんな二人は、社会福祉公社での訓練や講義で顔を合わすと、
つい先日の事を思い出して、つい赤面してしまう。そして、
そのことを他の皆に知られるのも恥ずかしくて
余計に互いに目を合わさないようにしてしまうのだった。

でも、フラテッロ《兄妹》は二人組みの行動が基本だ。
パートナーとして担当官と連係して任務をこなすためには
こんなぎごちない関係ではいけないことはわかっていた。
しかし・・・。

 今日訓練からの帰り、いつものようにヒルシャーの車に同乗したのだが、
なんだか隣に座るのが恐くなってしまって、助手席のドアのノッチに掛けかけた手を
下ろしてしまった。
トリエラは、混乱していた。
 まさか、ヒルシャーさんがそんな事するとは思えないけど、
 助手席に座って、いきなりキスされちゃったらどうしよう。
 私たち義体は担当官には逆らえないし。
 そもそも、ヒルシャーさんだって、あれから何にも言わないし、
 あんな事はほんの気紛れとしか思っていないのかしら。
トリエラは結局後ろの座席に座った。


295 :トリエラのマスク:2005/08/02(火) 23:49:04 ID:G9YgSVBe
ヒルシャーはトリエラが後部座席に乗り込んだときは何も言わなかった。
しばらく、車を走らせた後、トリエラに声をかけた。
「明日は、仕事だ。五共和国派の手先の追跡捜査なんだが、
危険も伴うのでフル装備で用意してくれ。・・・。
 ところで、どうして今日は後ろに乗ったんだい?」
運転中なので、ヒルシャーは前を向いたままだ。
「えっ。いえ、特に理由はないんです。ただ・・・」
「なにかあるならきちんと言ってごらん」
「・・・」
「どうしたトリエラ。言えないようなことか?」
「なっ。それなら言います。
 誕生日の翌朝にヒルシャーさんは私の唇を簡単に奪いました。」
「奪ったなんて大袈裟な。ちょ、ちょっとキスさせてもらっただけだよ」
「そんな簡単に言わないで下さい。大袈裟でもありません」
「私はキスなんて初めてだったんです。」
「そうか、それは悪いことをしたな。すまなかった」
「もう、謝らないで下さい。」
「大切なファーストキスをそんな何でもないことのように言うなんて。」
「うっ」
「私には義体以前の記憶が有りませんから本当は最初じゃないかもしれません。
でも、私にとってはあれが最初のキスなんです。」
「す、すまなかったな、トリエラ」
「謝らないで下さいって言ったでしょう。」
「私は義体だから条件付けのおかげで、ヒルシャーさんには逆らえません」
「そんなことはない」
「ですから、あの朝みたいにヒルシャーさんに迫られたら抵抗できません。
またまた、気紛れで『かんたん』に唇を奪われちゃたまりませんから後ろに乗ったんです。
了解して頂けましたか?」
「ああ、了解した。だがな、」
「もう着きましたね。私は降りて部屋へ戻ります。」
「と、トリエラ・・・。」
(ああ、本当はこんな事を言いたいんじゃないのに。私ったら・・・もうっ。)
(トリエラは、普段からこんなふうに私によく逆らってるじゃないか。
 確かに彼女の唇を奪ったのは軽率だったかもしれない。でも、トリエラ。
 あの時の、そして今の僕の気持ちを分かってくれ。・・・)



296 :トリエラのマスク:2005/08/02(火) 23:50:10 ID:G9YgSVBe
 翌朝、ヒルシャーはトリエラ&クラエス部屋へ電話した。
「ヒルシャーだ。トリエラ、準備はいいか?駐車場で待っている」
「はい、分かりました。すぐ行きます」

 ヒルシャーが車の中で待っていると、
トリエラが助手席に乗り込んできた。
「トリエラ、今朝は隣に座ったな。無理しなくていいんだぞ。」
そして、ちらりとヒルシャーは横に座ったトリエラを見やった。
「ど、どうした、トリエラ。風邪でもひいたのか?」
「いいえ」と、トリエラはくぐもった声で答える。
「変装だったら今日は必要ないぞ」
「別に変装じゃありません。」
「では、いったいそれはなんだ!?」
「ああ、これですか。これは『唇ガード』です。
 世間一般では衛生マスクとも言うようですけど」
「うう・・・」
何も言えないヒルシャーだった。

   <了>



297 :トリエラのマスク:2005/08/02(火) 23:53:20 ID:G9YgSVBe
後書きです。だんだんネタ切れ状態です。
先日トリエラに、チャイナドレスを着せたいと書きましたが、
どうもネタが思いつきません。
誰か絵を書いてくれませんでしょうか?

298 :縄師:2005/08/04(木) 02:29:42 ID:SMTEbPn/
>297
今描いてたりします、久しぶりだから手が動かないんで
しばしお待ちを

サンプルとして、保管庫に何点かありますので
期待したり絶望したりしながらお待ちください。

299 :縄師:2005/08/06(土) 10:53:30 ID:F4Joqnsj
こんな感じで出ましたよ
ttp://rt5vnwdl.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/up/img/246.jpg

この方向で良ければ、クリーンナップして色付け
色柄指定その他、受け付けます。

300 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/06(土) 18:10:34 ID:atdz8TNO
>>299
拝見いたしました。シチュエーションは作戦の直後みたいですね。
トリエラの生足がたまりません。そこがチャイナドレスのなせる技ですよね。
ドレスの色は、赤/濃ピンク系でお願いいたします。
ヒルシャーかっこよすぎ。


301 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/06(土) 21:03:57 ID:XgObfA0m
ヒルシャーの頭が大きすぎる。12パーセント縮小しれ。

302 :縄師:2005/08/07(日) 05:55:24 ID:O4cqujJG
おっけー、やってみます。

303 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/09(火) 20:39:17 ID:1+j/llOI
どうでも良いけど気になること
その一、2巻でラバ炉に椅子を投げようとしたエッタに向かってクラエソがVP70で撃つとき
    3バーストになっているはずなのに4発弾が出ている。
その二、クラエソはラバ路の記憶がないが、トリエラとかは覚えているのでは?
その三、ビアンキは書類を書くときは左手だが注射をするときは右手。
その四、ガンスリに出てくる大人の多くが常に目の下に隈ができてるように見えること。


304 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/09(火) 21:09:41 ID:+/V3HkO3
回答

@残弾が四発だった
Aラバロの話はタブーになっている。つーか全員忘れてる
B相手の右腕に注射するので、左利きの医師でも右手で注射
を行うことはよくある
C白人特有の顔の彫りが深いことによる陰影を表現している。
相田裕は元同人作家上がりな上に、美術に関する技能は独学である。
さらに同人時代は「さくらタン萌え〜」などとつぶやいていた人間
である故、ご容赦頂きたい

305 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/09(火) 22:16:24 ID:1+j/llOI
あぁなるほど。

306 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/09(火) 23:49:58 ID:FykvYSY3
実は義体の中でトリエラだけは『ラバロ』さんのことを覚えている。
他の義体は条件付けで忘れさせられたが、
クラエスが思い出したらすぐにジャンorヒルシャーに報告するよう、
トリエラは義務付けられていると。
SSネタになりそうですね。


307 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/10(水) 00:04:24 ID:fJeQZIsS
解剖学を学んだ後に読むと、色々と疑問が湧くとこでもあるが…
人工筋肉を使っているのかな、あれは
色々掘り下げるとまだまだある謎だらけなガンスリンガー…

308 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/10(水) 23:57:25 ID:xhnQajZY
確かに、同じ義体とはいえ、
『はがれん』のオートメールの義手は、血液を必要としませんしね。
ガンスリの義体たちのように、血液が普通に流れる義体部分は、
人口とはいえ、血液中の酸素をエネルギー変換のために必要としているのですね。
そこまで本物の人間に近い義体技術はすごいと思いますね。
・・・そういえば、はがれんのオートメールの動力源は何なのでしょう?

309 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/10(水) 23:59:41 ID:xhnQajZY
308<< ミスった。
『人口』(誤)⇒『人工』(正)

310 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/14(日) 22:01:55 ID:9CwqcALL
動力源もなにも、あれは「寄生獣」

311 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:33:33 ID:DJ8UITgI
まあ、誰も書き込んでないので途中まで

クラエソの夏休みの友 二課の一番長い日?


なんでああなったんだろう?

思えばあの夏は何もかもおかしかった。
課長が突然あんな事を始めたのも。
そこから公社中が一日中悪乗りと言っても良い馬鹿騒ぎを始めたのも。

一向に沈静化しないテロ事件、常に成果を問われ続ける政治的圧力。
義体との良好な関係を保つために慣れない経験で苦悩する担当官。
思えば、バカンスシーズンにかかわらず多忙を極める任務に職員は少し
ずついらいらしていたし、政治的に不安定な立場から来る閉塞感にスト
レスを感じていたのは確かだ。

312 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:34:34 ID:DJ8UITgI
一方私たち義体は暑い日ざしとセミ時雨の中、一見変わりが無い夏の
日常を送ってはいた。
トリエラは毎朝起きると日焼け止めクリームを塗り、ヘンリエッタは
度々部屋で「第97次上半期ジョゼさん攻略作戦」という怪しげな垂
れ幕を体育座りで見上げていた。
リコは珍しくジャンさんに褒められた日などは一晩中窓を眺めて雪が
降るのを待っていたというし、アンジェリカは三つ編みでご出勤。
そういえばビーチェは不注意なベルナルド氏の屁で数日寝込んでいた。

一見いつもと変わりが無いような日常、しかし見る人が見れば少しずつ
微かな違和感が漂っているのを感じていただろう。

それは、ちょっとした何かの沸点が迫っている予感。

313 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:35:50 ID:DJ8UITgI
振り返ってあの日を例えれば、問題にならないはずの些細な狂いを一つ
一つの歯車が長い間積み重ねてきた結果、突如深夜に正午の鐘をロック
で鳴らしてしまった大時計のような物だったのかもしれない。
そんなものがあるのなら、だけど。

あの日を境に違和感は無くなり、今ではまるであんなことが無かったかの
ようにいつもどおりの公社の日常が流れている。
全てはあの、暑い夏の暑さが戯れに見せた幻だったのだろうか・・・。


314 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:36:52 ID:DJ8UITgI
■社会福祉公社2課オフィス内休憩所

それは軽食時の課長の一言で始まったという。

課長 「おい、お前達、ここにあったピザはどうした。
    私の分は無いのか?」
バカンスシーズンだというのに職員の喧噪絶えない社会福祉公社オフィス。
その一角に並ぶテーブルと簡素なソファは職員の一服のための簡易休憩所。
今は良質のモッツァレラの残り香が濃厚に漂う真ん中で、担当官達が揃って
硬直している。

課長 「なあ?」
ソファの上で肩を寄せるマルコーとラウーロが、口を冬眠前のリスのように
膨らませて仲良くふるふると首を振った。
課長 「ええ?」
反対側のソファを見ればジャンとジョゼがコップ片手に揃ってあさっての方
を向く。

315 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:37:42 ID:DJ8UITgI
課長 「どうなんだ?」
テーブルを見下ろせば、全員分あったはずのピザが変わり果てて、今は皿一
面これ見よがしに散らばるチーズとアンチョビの欠片。
課長 「お前ら?」
アマデオとプリシッラが口を拭って口笛を吹くその横で、ヒルシャーだけが
ばつが悪そうにかじりかけのピザと課長の顔を交互に見比べると。
ヒルシャ「あ、ええと・・・食べます?」
課長の前に恐る恐る差し出した。
課長  「いらん」
ちょっとほっとした顔で急いで口に押し込むヒルシャー、頬にケチャップの
筋が走る。
課長  「別にピザにこだわっているわけではないが、こんな仕打ちを受け
     るとは思わなかったぞ、全く信じられん奴らだ。」
亀のように首をすくめるその横でおほんと我らがジャンが咳払い。

316 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:38:38 ID:DJ8UITgI
ジャン 「課長、お言葉ですが、そんなことで怒ってたら器が問われますよ」
ジョゼ 「そうそう、職場の信頼関係は大事にしなくては。」
真面目ぶった顔でうなずく2人、兄弟共に上唇が赤い。
課長  「信頼関係を大事にすると私のピザが無くなるわけだ。」
ラウーロ「いやだなあ、課長。」
マルコ 「食べ物の恨みで部下にあたるなんて小さい、うん、小さいですな」
すかさず「同意」と頷く担当官一同。
課長  「ほう、私が食い物の恨みで部下に当たっていると?」
ラウーロ「課長には担当官と義体の信頼関係を見習って欲しい物ですね。
     個人的感情であたったり、信頼関係を壊すだなんてもってのほか
     ですよ」
マルコー「そうそう、怒らない怒らない。」
課長  「つまり、だ、ピザ一枚、些細なことなど忘れて、私に担当官と
     義体の信頼関係を学べと」
ジャン 「平たく言えばそういうことです、うむ」

317 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:39:20 ID:DJ8UITgI
課長  「お前達は私に見習って欲しいほど義体を最大限信頼していると」
ヒルシャ「いや・・まあ、そこまで言われると・・」
マルコー「まあ、そこは我々はプロですから、なあ?、みんな」

課長  「その言葉に嘘は無いな。」

担当一堂「え?」
課長  「成る程、そーかそーか、では一つお前達を試してやろう」
1人にんまりと悦に入る課長の得体の知れない腹の内。
訝しく眺めながらも、担当官達に出来ることはオウム返しに聞き返す事ぐら
いだ。

担当一堂「我々を?、試す?

318 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:40:20 ID:DJ8UITgI
−−−−−−−−−− 翌   日−−−−−−−−−−−−−−−−

■[LIVE] 中庭リング下放送席

クラエソ「戦いの予感が少女を呼ぶのか、それとも少女の性が戦いを呼ぶのか。
     公社の皆様お待たせしました!。
     猛ける火柱の向うから戦いの予感が少女の形になって今、花道の
     向うからひしひしと感じられます、この闘気!。
     ここ、社会福祉公社ローマ本部中庭上空は快晴!、中庭特設リン
     グ周辺には公社は勿論、ご近所から集まった暇人・・いや、ガン
     スリファイトファンが運命のゴングをいまや遅しと待ち構えており
     ます!
     名づけて!、2005エスターテ!、勝ち取れ!、なんと課長公認!。
     夏の「担当官1日好き放題命令チケット」争奪戦!。
    「バトルオブゴールデンチケット!」
     実況は私、最近ヨーグルトダイエットがマイブームのクラエソと!」
アマデオ「愛の伝道師アマデオです、拍手ーっ!」
観客  「パチパチパチパチパチ!」

319 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:41:13 ID:DJ8UITgI
アマデオ「では、選手控え室前と映像が繋がっています、聞こえますかあ?」

■[LIVE] 特設ステージ裏選手控え室

義体s 「はーーい!!」
アマデオ「みんなあっ、担当官に好き勝手命令してみたいかー!」
義体s 「おーっ!」
アマデオ「一日中あんなこととかこんなこととかさせてみたいかーっ!?」
義体s 「おーーーーーっ♪!!」
アマデオ「よおし、絶対勝って担当官にいろんなことさせちゃうぞーっ!!!」
義体s 「キャーーーーーーーーーっ♪!!」

カメラの前で黄色い声で頬を紅潮させて辺りを両足で飛び跳ねる義体達。
その少し離れた物陰で青い顔の担当官達が課長に泣き顔で詰め寄っている。


320 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:41:56 ID:DJ8UITgI
ジャン 「かっちょおおおお!?」
マルコー「何ですか?これ、自分の義体が勝ったら1日言うこと聞かなきゃな
     らんのですか?
ラウーロ「終わりだぁっ、俺は終わりだあっ」
動揺する担当官達に課長の一喝。
課長  「やかましい!、「全員1日義体の言うことを聞け」としなかった
     だけ感謝しろ!」
ジョゼ 「でも・・これはちょっと・・」
課長  「いいか?、これはお前ら担当官に対する一種の査定試験だ!
     勿論一勝する度にお前らの評価はプラス!」
ジャン 「評価アップ!?」
課長  「勝った順位に応じて臨時ボーナスもつける!」
ラウーロ「ボーナス!?・・それは欲しい」
課長  「自分の義体を信じないでどうしてこの先やっていけるのか!
     担当官なら日々積み重ねた物を信じて腹を据えろ!」
マルコー「うーーーん、なんか上手く誤魔化されているだけな気も・・」
課長  「なんだ?、他にまだ言いたいことがあるのか?」

321 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:42:36 ID:DJ8UITgI
ラウーロ「自分としては・・・1日義体の言うことを黙って聞くというのは
     ちょっと・・」
ジャン 「やっぱり、それだけでもなんとかなりませんか?」
課長  「全く・・まだ言っているのか、
     義体といっても所詮年頃の娘だ、軽い洒落ぐらいにしか
     考えておらんよ、ほら、彼女達を見ろ!。」

促されて一斉に義体達の方を見る担当官たち。
見れば色とりどりのスパッツやワンピース水着達が異様な熱気の中でパワフル
に蠢いている。
シャドーボクシングをするアンジェリカ、憑かれた目でダンベルを振るヘンリ
エッタ、お昼寝するリコ、舌なめずりするエルザ、鏡の前で胸の詰め物をよせ
て上げて直すトリエラetcetc・・

満足げに微笑む課長の背後に慌しい足音。
課長  「こら!、担当官共、逃げるんじゃない!!」

322 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:43:19 ID:DJ8UITgI
■[LIVE] 中庭リング下放送席


アマデオ「ではクラエソ、今回のキーワードを説明してもらおうかな」
クラエソ「日々過酷な任務にいそしむ私達義体にとって担当官はコーチ
     であり、上司ででもある絶対服従唯一不可侵の頼れるフラテッ
     ロであります、が!。」
アマデオ「高齢出産みたいに年の離れたのもいるけど」
クラエソ「しかし!、今日もがんばる義体s達に、夢の企画!
     ロレンツォ課長の提案によりなんと!、憧れの担当官に一日中
     好き勝手に命・・いや我ままをおねだり出来るという、正に
     公社中の乙女への贈り物!、天使がくれた肩叩き券!。
     その名も「担当官1日好き放題命令チケット!!」
アマデオ「ぶっそうな肩叩き券だなあ、おい」
クラエソ「そうですか?」

323 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:44:14 ID:DJ8UITgI
アマデオ「じゃあ例えばどんな命令を?」
クラエソ「課長には話したんですけど、あの・・内緒ですよ?。
     例えばエルザはゴニュゴニュゴニュゴニュですって」
アマデオ「・・・・」
クラエソ「本当にラウーロさんには内緒ですよ?」
アマデオ「それって痛くないの?」
クラエソ「多分」

■担当官控え室

テレビに掴みかかるラウーロ
ラウーロ「痛いってなんだ!?、俺は何をされるんだ!?」
ジャン 「落ち着け!」


324 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:45:01 ID:DJ8UITgI
■[LIVE]再び中庭リング下放送席


クラエソ「「最強」の二文字を証明した義体のみが勝ち取るこの特典!
     これを手にした乙女は、一日だけ条件付けがどーたらとかは
     一切「(∩゚д゚)アーアーきこえなーい何も聞こえなーい。」と聞
     く耳不要なローマの休日モードも夢ではありません!。」
アマデオ「今大会の主催者であるロレンツォ課長に放送席に来てもらい
     ました!一言!」
課長  「あー、なんだ、ラウーロ、・・・すまない」
アマデオ「課長から激励の言葉を頂きました!」

■担当官控え室

またまたテレビに掴みかかるラウーロ
ラウーロ「課長!、何故謝るんですか!?、何故!?、離せっ
     アマデオ!、何で目を逸らしてんだ!?」
ジャン 「だから落ち着け!」

325 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:45:54 ID:DJ8UITgI
■[LIVE]中庭リング下放送席


アマデオ「これは義体達は負けられない、意地を見せて欲しいところだ。
     現代のコロッセオにあどけない瞳の戦乙女達が集う瞬間は後少し!、
     ロープに囲まれた乙女たちのフロンテに第一歩を刻む少女は誰な
     のか!。
     注目の花道!」

ドォオオオオーン!!

アマデオ「閃光と共に七色の炎が花道の両脇に立ち上った!
     「GUNSLINGER GIRL」のレーザータイトルが観衆の頭上を切り刻む
     ように乱舞する!
     場内一斉に息を呑んだこの静けさ!
     さあ火柱と共に最初に花道を踏んだのは!?」

326 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:46:37 ID:DJ8UITgI
ジョルジ「アァァァァンジェリィカァァー!!」
観客  「ウォォオオオオオ!!ブラァアアアボォ!」

クラエソ「さあ雷鳴のように轟く歓声を割って黒髪の天使が花道に降臨だ!、
     清楚な瞳に流れる黒髪、不安気な表情もまた愛らしい!
     恥らう微笑みはまさに童話の本から抜け出たプリンシペッサ!
     病室の花!、天然和みキャラと言われた日は大体昔!
     このきりりと引き締まった唇が新生アンジェリカの証だあっ!
     じゃあ一度は死んだのか?という質問はあなたも私も言わない良い
     子の約束!
     バトルの結末まで純白のワンピースは果たして白いままでいられ
     るのか!?
     それともカウントの果てに天使の名が独り立つのでしょうか!
     リングは私には狭すぎます、グランドにロープを張って欲しかった!、
     さあ、無垢な恥じらいでファンの心もわしづかみ!。
     デンジャラスなパスタ姫、アンジェリカ!、マルコーさんの後ろか
     ら恥じらいながら今堂々の入場だぁっ!。」

327 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:47:33 ID:DJ8UITgI
観客  「うぉぉおおおお!」
クラエソ「まさしくリングは「戦場」と言う名の大聖堂!、そこに今!、勇者を
     迎える歓喜という名の賛美歌がこだましております!
     ベロ、ベッラ、バンビーニの三重奏!、その間を健気に毅然と進む
     姿は現代に転生したパスタ姫とそれをいびる意地悪王様!!
     我々はこの21世紀に神話が甦る瞬間を立ち会っているのでしょう
     か!?」
アマデオ「神話というより赤頭巾ちゃんとオオカミかな?」

マルコー「やかましい!」

クラエソ「赤面しながら観客席から求める握手をマルコーさんのお尻の影か
     ら不慣れながらも次々と握り返していますアンジェリカ、健気で
     す!。
     涙を流しながら手首を抑えて転げまわる観客が続出!、」
アマデオ 「折れてるな、あれ」

328 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:48:21 ID:DJ8UITgI
クラエソ「感涙にむせんだ観客が涙が止まらないまま次々に救急車に運ばれ
     ていきます!、まさに忘れられない記念になるでしょう!
     あ、今公社の医療班が向かっています!」
ドナート「あー、医療班?、ドナートだが手首を押さえて痛がってがっている
     観客は速やかに応急処置を、何?、嬉しがってる?、そっちは精神
     病院へ送ってくれ」
クラエソ「リング上に昇ったアンジェリカ、何故か体育座りで花道を見つめ
     てます!
     さあ、握撃プリンセス!OVA最終回だけヒロインに挑む命知らず
     は誰なのか!」


329 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 01:49:34 ID:DJ8UITgI
無茶苦茶だけどとりあえずここまで
いつかつづく。

330 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 11:40:16 ID:WGDhXT1x


ジョルジ「トォリィエェーェェェラアァァ!!」
アマデオ「ツインテールをなびかせて、小麦色のショットガンが弾かれる
     ように飛び出した!、ワイシャツネクタイ、そしてボーイッシュ
     な魅力の小粋な長ズボン!、風になびくネクタイを、お!、脱ぎ捨
     てた!?」
プリシッ「きゃあ!、大胆!」
クラエソ「ネクタイを腕いっぱいに引き抜いて次はワイシャツだあ!
     ちょっと待ってよ、みんなが見ている!?」
アマデオ「脱衣か!?脱衣なのか!?13歳の性が目覚めてしまったのか!?
     あーっと脱衣だぁ!、現れたのはあられもない・・いや黒いタンク
     トップにリングに向かって躍動するスパッツ!!・・胸の不自然な
     膨らみに、見えた少女の乙女心!。
     イタリアが作り出した史上希なる機能美!、トリエラ格闘スタイル
     だあっ!」

331 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 11:41:00 ID:WGDhXT1x
クラエソ「・・っていうかルームメイトとしては胸に無意味な見栄を張るのは
     止めたほうが良いと思うけど・・・」
トリエラ「大きなお世話」
プリシッ「トリエラちゃあん、かっこいい!」
アマデオ「公社の品行方正学級委員とは世を忍ぶ仮の姿、その正体は飲酒も覚
     えた義体棟の女総番長!「金髪・小麦色・ツインテール!」作者が3
     物も与えた少女!その実力は折り紙付き!
     撃ってよし!、勉強して良し!、歌って良し!、捨てゴロ上等!、でも男子
     トイレは苦手かも!、他の作品ならミニスカ穿いて日曜日の午前には魔
     法のステッキの一本でも振り回していたはずだ!、勿論視聴率も!。
     正に幻のヒロイン!
     嗚呼ヘンリエッタさえいなければと枕を濡らす夜があったとか無か
     ったとか!、人呼んで!」
クラエソ「人呼んで!」
アマデオ「男に逃げられ人生娘!」
クラエソ「・・・・・え?」

332 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 11:41:34 ID:WGDhXT1x
トリエラ「ちょっと何よそれっ!?」

アマデオ「ナポリで年上に逃げられ、モンタルチーノで若い男に又逃げられ
     た!
     追う男追う男、いつも寸前で私の腕の中をすり抜ける、ああ、少
     女が青い鳥に巡り会うのはいつの日か!?
     あ?、そういえばナポリでは娘にも逃げられたんだっけ?」
クラエソ「・・・アマデオさん?・・・ヒルシャーさんが後ろに来てるんです
     が・・聞いてますか?」
アマデオ「まさに薄幸の美少女!、努力の報われなさは公社1!、しかし!
     私は立ち直って見せます、どうせいつものことだから!。
     私の人生、太く・短くショットガン人生!、
     ショットガンナーは落ち込んでもリロードの早さが自慢です!
     でもヒルシャーさんにまで逃げられたら青春時代に後はない、
     崖っぷち13歳!・・・ンガ!?・・ン!?」
クラエソ「私知ーらないっと」

333 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 11:42:40 ID:WGDhXT1x
ヒルシャ「アマデオ、ちょっと一緒に来てくれないか、話したいことがある」
アマデオ「ンー!?、モガッ!?モガ!」
ヒルシャ「Wohin gehst du? Komm mit mir !」

クラエソ「えー、アマデオさんがヒルシャーさんに連れられてトイレ休憩に
     行きましたので不肖、クラエソのみで実況を続けさせていただき
     ます。」


334 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 11:44:25 ID:WGDhXT1x
つづく?

遅ればせながら相田スレと控え室で助言レス
頂いた方々有難うございます。


335 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 21:30:37 ID:s7dELZh0
>>334
>遅ればせながら相田スレと控え室で助言レス
>頂いた方々有難うございます。

いや大したこと助言してないし。
実質一人しかレスしてませんが。

この先どうなるのか
展開が予想できないけど・・・。
十分面白いですよ。


336 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/26(金) 22:24:30 ID:PAF4/D0t
にゃあ

337 :縄師:2005/08/27(土) 08:38:31 ID:0jVYAyqA
ああ、俺が酷い目に遭ってる間にワクワクする展開に・・・GJ!
続きが気になるヽ('ヮ`)ノ


そして、遅くなって申し訳ない>>300-301
ttp://rt5vnwdl.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/up/img/248.jpg

338 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/27(土) 15:42:01 ID:Ar4fEeyo
>>337
・・・ではさらに酷い目に遭って貰おうか?



さあ、ヒルシャーの肩幅をもっと広くするんだ!
(頭と身体の比率が合ってないYO!)

339 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/27(土) 15:47:01 ID:Ar4fEeyo
はて?
夏でなおかつ
ラウーロとエルザが登場するということは・・・

ひょっとしてラバロ大尉存命中のお話しでつか?

340 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/27(土) 23:16:58 ID:ZR+IzwFb
>>337
「ぱんちゅ」がちらりと拝見できるのは、たまりません! です。

341 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:17:53 ID:9gNMLuAo
つづき


アルフォ「赤コーナー○○ポンド、トリーエーラー!・・青コーナー・・・」
クラエソ「イタリアの国のアリス達が少女の夢「担当官1日好き放題命令
     チケット」目指して迷い込んだ6メートル四方の悪夢!。
    ルールは危険の代名詞、変則バーリトゥード!、3ラウンド3カウント
    フォール制、禁止は目突きだけ!、と言うことは金的オーケー!?。
    でも女の子ですから大丈夫、一応。
    まさにリングは男子禁制!、うかつに落ちたら担当官も危ないです!、
    そんな中で一人リングに立つレフェリーのジョルジョさん!
    毅然とした面持ちでリングを見渡しています!
    改めて公社課員の勇気と男らしさを見る思いです!」
ジョルジ(これって俺に何かあったら労災おりるんだろうなあ?
     アマデオ・・・代わってくれよお、どこ行ったんだよお!)
カーーーーン!

342 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:19:11 ID:9gNMLuAo

ジョルジ「ファイト!」
■[LIVE]トリエラコーナー
トリエラ(あっつうー、ヒルシャーさん私を置いてどこに行ったんだろう?
     ・・べ、別にずっとついていて欲しい訳じゃないけれど、うん)
■[LIVE]アンジェリカコーナー
マルコー「とにかく動くんだ、相手を良く見ていけ」
アンジェ「はい、マルコーさんがんばります」

クラエソ「さあ、暑い暑い真夏の聖女聖誕祭!、イタリア少女裸祭りが始ま
     った!
     無情なゴングが観客席ごとカーニバルにさらう第一ラウンド!。
     なんとか握力地獄にひきずりこみたいアンジェリカ!。
     捕まる前に体力を削いでフォールしたいトリエラ!。
     2人の弾丸列車が少女の儚い願いを乗せて一直線に飛び出した!。
     先手必勝とばかりに迫る褐色の槍!、危うし純白のプリンセス!
     ライバルを蹴落として終着駅に着くのはどっちだ!?」

343 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:20:00 ID:9gNMLuAo
トリエラ(なんとか最低限のダメージで終わらせなきゃ!)
トリエラ「アンジェリカ、御免ね」
アンジェ「あっ!?」
クラエソ「パアンと響きます鞭の音!、いやトリエラのミドルキックがアンジ
     ェのか細い足を捕らえた音だ!
     ロー・ロー・ミドル、両肩を躍動させて小刻みなワンツーから
     ストレートへ!、ガードされて又ミドル!。
     激しく交わる太ももと太ももに観客の目は釘付けだ!
     初っ鼻から飛ばすトリエラ、このラウンドで終わらせる気でしょ
     うか!?
     ミドル、タイ式ミドル、執拗にアンジェのももを襲う!
     やはりオーソドックスながらミドルの腰の切れが目を見張る。
     凄いぞトリエラ、ヒルシャーさんの仕込みが光る一番絞り!。
     蹴り技の特選黒ビール!
     おっとアンジェリカ!、早くも足元酩酊状態!?。
     恐るべし!トリエラ!、恐るべしドイツ黒ラベル!」

344 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:20:48 ID:9gNMLuAo
トリエラ(アンジェリカ、お願い、フォールさせて!)
アンジェ(私・・負けたくない、勝ってマルコーさんに・・・をしてもら
     うんだから!)
■[LIVE]アンジェリカコーナー
マルコー「止まるな!、動け!」

クラエソ「疾風怒濤のトリエラ連打!、これはトリエラ絶好調だ。
     何か強い薬でもうったのか!?、いや打ったのは頭である可能性も
     捨てきれない!。
     蹴って蹴って蹴って蹴ると見せかけてやっぱりトラースキック!
     全弾アンジェリカガード!、掴みたい掴みたいアンジェリカ!
     吠えるミドルの隙間からトリエラの腕を取りに行く!、行ったあ!」

345 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:21:43 ID:9gNMLuAo
パアン!
アンジェ「くぅ・・」
クラエソ「アンジェリカ、ロープ際に吹っ飛んだ!吹っ飛んだ!、これは堪
     らない!、ナポリでマフィアが見た異常気象、小麦色の竜巻!、
     後ろ回し蹴り!
     掴みに行った手を肘で弾かれてガードごとくらってしまいました!
     揺れるロープに白いお尻が挟まった!、光るフラッシュ、群がる
     パパラッチ!」
課長  「こちら課長、聞こえるか、ニハッド、愛を教えてやれ」
ニハッド「無線良好、こちらニハッド、了解」
クラエソ「それをニハッドさんがまとめてリング下に引きずり込んだ!
     ああっ出てこない!?
     一体どんな愛を教えているのでしょうか!?、
     リングの上も下も凄いことになってる!。
     っていうか、ちょっとトリエラ!、アンジェは病み上がりなんだか
     ら少しは考えてあげなさいよ!」

346 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:22:31 ID:9gNMLuAo
トリエラ(考えてるんだってば・・)
トリエラ「そっちこそ、さっきから聞いてたら私が悪役みたいじゃない!」
クラエソ「そ?、そう?」
トリエラ「うん」
クラエソ「・・・・(∩○д○)アーアーきこえなーい」
トリエラ「そんな可愛い顔しても誤魔化されない」
■[LIVE]アンジェリカコーナー
マルコー「大丈夫か!?アンジェ!、これは仕事じゃない!、無理するな!」
アンジェ「大丈夫ですマルコーさん」

クラエソ「セコンドから飛ぶマルコーさんの言葉に首を横に振りますアン
     ジェリカ!、マルコーさん早くもタオルを手にしている!」
トリエラ(なんでそこまでがんばるんだろう?、マルコーさんもそう言ってる
     のに)
アンジェ(私が勝たないと・・・マルコーさんは・・)

347 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:23:25 ID:9gNMLuAo
クラエソ「アンジェリカ、トリエラを用心深く見ながらロープから離れると
     肩で息をしながら輪ゴムで髪をまとめています。
     揺れるポニーテール、足取りもしっかりと中央へ、1ラウンドか
     らダメージが大きいアンジェリカ、さあ仕切り直せるか!!。」
ジョルジ「ファイト!」
クラエソ「仕留めるかトリエラ、一挙に間合いを詰めて・・かわされた!。
     ワンツーからのストレート、ポニーテールが紙一重でしのいでま
     す!。」
トリエラ(当たらない!?)
クラエソ「なんと今度は意外、トリエラの動きをまるで読んでいるかのように
     右に左に翻弄している!。
     アンジェリカ素晴らしいフットワークだ!」
マルコー「そうだ、止まるな!、動け!」

348 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:24:07 ID:9gNMLuAo
クラエソ「伊達にグランドを走らされているわけでは無いぞグランドの姫君!
     上手くトリエラを掴む機会をうかがっている!
     おーっと褐色の美脚が横殴りに襲う、スピンキック!
     ・・・がこれも綺麗な空回り!
     流れるように沈んだポニーテール、軸足を狩るまさかの強烈な一撃!、
     水面蹴りだぁ!」
トリエラ「うわっ!?」
クラエソ「背中から転倒したトリエラ!、これは!?、背中でマットを掴み腰から
     両足を捻り回した!、速い!
     人間扇風機がアンジェリカの追撃を阻む!、涼しそう!。
     スパッツの風車を目の前に用心深く止まったアンジェリカ!。
     ここで突っ込むとドンキホーテになったところだ!。」
カーーーン!


349 :名無しかわいいよ名無し:2005/08/30(火) 18:25:37 ID:9gNMLuAo

つづく?
当面他のSSを呼ぶため、内容薄くても
賑やかしに徹します。

>>337 お!、可愛い、チャイナがマッチ
>>339 ぎくーり!、忘れてた・・



350 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/01(木) 20:18:14 ID:scENBnPW
一話見てヘンリエッタのけな気さになきそうになった。
これ全部見たらまた君望見たいに欝になるんだろうか(´・ω・`)

351 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/02(金) 01:20:57 ID:MFRqfvUj
>>350
ここよりこっち
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1123241132/

あのドロドロの展開とは個人的には違うと思う。
アニメを最後まで見るなら1話の冒頭のシーンだけは、ゆめゆめ忘れないように……

352 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/02(金) 07:12:59 ID:bKqKpkcq
>>351
サンクス('A`)b 逝ってきます〜

353 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/03(土) 13:12:29 ID:0rpF7Rp7
誰か面白いss書いてくれ

354 :339:2005/09/05(月) 00:02:11 ID:6k15PXGw
>>353さん
・・・これじゃ面白くないの?
「クラエソの作者さん」だけじゃ駄目ですか



他のSS職人たちが来るまで我慢できないの???


355 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/05(月) 00:03:53 ID:6k15PXGw
まちがえちゃった。。。。



「クラエソの日記作者さん」だわ・・・。

356 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/21(水) 20:57:32 ID:XWVP1Z3F
>>355 だわ・・・
って、えっ?、女性もガンスリ見るの?
やっぱりプリシッラさんみたいな感性で読むのかなあ

357 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/22(木) 00:01:00 ID:MHPDdYQW
>>356
記憶を奪われて戦うための機械の身体になった義体少女たちの儚さ。
(ラバロ大尉を除いて)組織の枠組みから抜け出せないでいる担当官の葛藤。

ジャン・ジョゼ兄弟の復讐はこの先どうなるのか、とか
毎回楽しみに読ませていただいておりますですよw。


まあ、書き込みはせずに大概ROMですね。
銃を持った可愛い女の子に萌えるだけじゃなく
渋くて格好いいオジサンにも憧れますね。(なかなかいませんけど)


でわw
「クラエソの日記作者さん」応援してます!

358 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/22(木) 21:43:08 ID:gDscRMFY
>>357
あねさん、懐が広いです。

359 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 22:55:40 ID:mk4M4Mu/
トリエラの子供な一日


− 一日目 −

トリエラ(こんなこっといいな、できたっらいいな
    あんな夢、こんな夢いっぱいあるうけどー)
プリシッ「トリエラ、おはよー」

トリエラ(みんな、みんな、みんな、かなえてくっれる)
アマデオ「やあトリエラ、ご機嫌だね」

360 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 22:56:32 ID:mk4M4Mu/

トリエラ(不思議なヒルシャーさんがかなえてくっれっるー)
一課課員「お、お姫様、ヒルシャーと仕事か?」

トリエラ(そっらを自由にとっびたっいなあ♪)

ヒルシャ「はい、偽造パスポート。」
トリエラ「・・・・夢が無い」
ヒルシャ「え?、空港に急ごう、犯人に逃げられてしまう」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ジョルジョ「屋根の上でプリンシペッサ黄昏がれているぞアマデオ」
アマデオ 「年頃なんだよ、そっとしてやれ」

トリエラ(あんあんあん・・・とっても大好き・・・ぐすっ)

361 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 22:57:24 ID:mk4M4Mu/

− 2日目 −

トリエラ(宿題、当番、試験に仕事
    あんなことこんなこと大変だけれど―)
クラエソ「今日は早起きね、トリエラ」

トリエラ(みんなみんなみっんっな、助けってくれる)
オリガ 「お早う、トリエラ、良いことあった?」


362 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 22:59:21 ID:mk4M4Mu/

トリエラ(いろんな道具で助けてく〜る〜)
フェツロ(ヒルシャーさんが玄関で待ってるわよ)

トリエラ(せっかいりょこうに、行っきたっいなー♪)

ヒルシャー「はい、偽造パスポート。」
トリエラ 「・・・・・また」
ヒルシャー「又?、今日の仕事はナポリだぞ、さあ急ごう」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ジョルジョ「又屋根の上でプリンシペッサ黄昏がれているぞアマデオ」
アマデオ 「あれは泣いてるというんだアマデオ」

トリエラ(とっても・・大好きだけど・・・・・・ぐすっ)

363 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 23:00:34 ID:mk4M4Mu/

− 三日目の仕事の帰り −


ヒルシャ「トリエラ、元気が無いな?」
トリエラ(あーるーはれたーひーるーさがりー
     いーちーばーへつづーくみちー、ハア)

ヒルシャ「どうした、熱でもあるのか?」
トリエラ(にーばーしゃーがー、がーたーがーたー
    わーたーしーをつれーていくー、ハア)
ヒルシャ「疲れたのか?」

364 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 23:01:21 ID:mk4M4Mu/

トリエラ(かーわーいーいわたしーゆられてゆーくーよー
    かーなしそーなひーとーみーで、みーてーいーるーよー
ヒルシャ「そうだ、こっちにおいで、トリエラ、この店だ」
トリエラ(どなどなどーなー・・・)
ヒルシャ「この前の仕事のご褒美にぬいぐるみを買ってあげよう、
     何が良い?」
トリエラ「手前のハーマンテディベアNY1948!」

トリエラ(あんっあんっあんっ♪とっても大好きヒルシャーさぁん♪)




おわり、しょーもな

365 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 23:04:49 ID:mk4M4Mu/
や、>>362、失敗。
すまん


366 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/30(金) 11:29:10 ID:zFKfbGKQ
トリエラは水泳をヒルシャーに教わったりしたのだろうか?
作戦で必要な時もあるよな

367 :名無しかわいいよ名無し:2005/09/30(金) 23:25:30 ID:je0SOdyL
>>366 やっぱりそのときはスクール水着?

368 :二人の写真:2005/09/30(金) 23:34:40 ID:je0SOdyL
A Photo of Hilscher & Triela
=============

Triela
Henrietta
Fleda-Claes-Johansson
Victor Hilscher
Priscilla


『二人の写真』

 トリエラは仕事から帰ってきたところで、ヘンリエッタに呼び止められた。

「あの、トリエラ。これあげる。」

そういって、エッタから手渡されたものは一枚の写真だった。
公社の中庭らしい場所で、ヒルシャーとトリエラとが向かい合って写っている。
仕事へ行く途中らしく、トリエラはコート姿で肩からケース(中身はショットガン)
を下げている。そして、トリエラは少し膨れた様子でうつむいている。
視線は横の下のほうを向いている。
それに対するヒルシャーも少し硬い表情をしてトリエラに向かって話しかけているようだ。

受け取ったトリエラはちょっとばかりヘンリエッタに抗議した。

「ちょっとぉ、エッタ。こんな変な写真いつ撮ったのよ」
「でも、普段あんまりトリエラって写真を撮らせてくれないんだもん」
「だからって、こんなところを写真に撮らなくてもいいじゃない。
普通写真ってさあ、もっと記念になるようなところで、にっこりしているんじゃない?」
「でも、トリエラは、
『日記は事件ばかりじゃない』って言ってたよね。
だったら写真もこんな日常の記録でもいいんじゃないかなぁ」
と、そこへ、担当官たちが通りかかった。
トリエラは慌てて渡された写真をコートのポケットにしまい込んだ。

 部屋に戻ると、クラエスはまだ、日課から帰っていなかった。
身仕舞いをした後、トリエラは、コートのポケットから写真を取り出し手にとって眺めた。

 なーんか私仏頂面しちゃってるなぁ・・・。
と、トリエラは思わず苦笑した。
 そういえば、私ヒルシャーさんの写真って初めてだ。



369 :二人の写真:2005/09/30(金) 23:35:12 ID:je0SOdyL
 先日の作戦のあと、ヒルシャーさんは感極まったのか、
無言で私を抱きしめてくれた。私はヒルシャーのぬくもりに包まれて、
私とヒルシャーさんとの距離が一気に縮まったような気がした。
条件付けによる感情、フラテッロ(兄妹)としての親近感以上の想いが育まれているような気がしたんだ。

 あれから、トリエラはなんだかよくぼんやり彼のことを考えるようになった。
ヒルシャーに対して向き合うのがなんだか気恥ずかしかったりする。
でも、・・・。

 「ヘンリエッタには文句を言っちゃたけど、これって、私の大切なものになりそうね。
二人で写真を撮ってもらうってシチュエーションはまずありえないし。」
と独り言を言った。

 以前は、「ヒルシャーに対して私の役割を演じたらいいんだろう」
などと、悩んだりした。私の態度がいつも彼に対してそっけなくて冷たかったからか、彼もしばらく悩んでいたようだったが・・・。
 役割なんて堅苦しいこと考えなくていい。互いに相手のことを信頼し、大切に思っていることがわかったんだから。

 トリエラがいすに座ってぼんやりと物思いにふけっていたらクラエスが帰ってきた。
「ただいま、あれ、それ何の写真?」
トリエラはクラエスが入ってきたときに慌てて手にしていた写真を机に伏せたが、
クラエスは目敏《ざと》く見つけたようだ。トリエラが一瞬ギクッとした態度に何かを感じたのだろう。

 「エッタがたまたま写真を撮ったみたいなの」
と、トリエラは仕方なくクラエスに見せた。クラエスは写真を手に取ると、
「ふーん、よく撮れてはいるね。まあ、大切にするんだね。」
と、いつも他人の行動には冷静なクラエスは一言平凡な感想を述べたのみ。
でも、トリエラは「そっ、そう?」といって、素早くクラエスから取り戻した。
そして、飾るわけにもいかないなと思って、結局コートのポケットに入れた。

 数日後、トリエラは、テロリストのアジト制圧作戦に参加した。
手ごわい相手だったが、ヒルシャーとの連係プレイがものをいって
敵は沈黙した。


トリエラが、ミラノから帰ってきたとき、今日も無事に終わってよかった。
と、ほっとした。

何気にコートのうちポケットを探ったとき、
大変なことに気づいた。
 ・・・あの写真がない。


370 :二人の写真:2005/09/30(金) 23:35:47 ID:je0SOdyL

 今日は写真なんか一回も見ていない。
パダーニャのアジトに突入したときに落としたのか?
コートのうちポケットから物が落ちるってまずないことだ。
うーん、そういえば、公社のミラノ支局で待機しているときに
一回手にとってみたっけ。ヒルシャーさんが部屋に入ってきたので、慌てて隠したけど。
部屋の簡易ベッドの枕の下に押し込んだかも??
あれを誰かに見られたらまずい。当然私たちの存在は世間には秘密事項だから、
外部の人間の目に触れるのはまずい。
さらに、公社の人間でも最悪だ。

 トリエラは困って2課のオフィスのヒルシャーの元を訪ねた。
オフィスの中では話せないので、廊下に出て、ヒルシャーに尋ねる。
「あの。ミラノでお仕事ってないでしょうか? 今日の後始末とか・・・。」
「いや、特には予定はないが・・・。それに、後始末は、他の課員の仕事だよ。」
「ふう・・・。そうですか。それじゃあ、私用でミラノへ出かけるわけには行きませんか」
「私用でか・・・。休暇はたまっているので出かけるのは構わないが、
君たちを一人で出すわけには行かないからな。」
「私、一人で行けますけど」
「そういうわけにはいかないよ。私も予定を確認しないとな。で、何時がいいんだ?」
「出来れば明日にでも・・・。」
「それは急だなぁ。ま、明日は急用はないから一緒に行ってもいいぞ」
トリエラはほっとした。
「そ、そうですか。ありがとうございます。」
「ところで何か事情があるのかい? プリシッラに良いブティックでも教えてもらったのか?」
「そっ、そんなんじゃありません。ただ・・・。」
「ただって、何かミラノに行きたい理由があるんだろう?」
「えぇ・・・。」
と、トリエラは口ごもった。
「おいおい、君と私とはフラテッロだろ。隠し事は無しだ。」
しようがないな。
「実は、今日の作戦前に待機していた公社の部屋で忘れ物をしてしまったらしいんです。」
「忘れ物か。それなら向こうの人間に連絡して送ってもらえばいい。
出かけるには及ばないぞ。」
「いや、そういうわけにはいきません」
「遠慮は要らないさ。身内なんだから。で、何を忘れたんだ?」
「そ、それは、・・・言えません」
「言えない、か。でも、大事なものなんだろう」
少しヒルシャーは思案した。

 (ふーむ。一体何なんだ?忘れてくるような持ち物はなかったと思うが。
 言えないってことは、よっぽど人には見られたくないってことか?)
「よーし分かった。明日は休暇ということにしてミラノへ出かけよう。」


371 :二人の写真:2005/09/30(金) 23:36:47 ID:je0SOdyL

 二人してのミラノ行きとなった。
 あらかじめ連絡してなかったのでミラノ支局では怪しまれたが、
忘れ物をしたといって、昨日使った部屋に入ることが出来た。
 ヒルシャーをドアの外に待たせて(ここでも一問答あったが、)トリエラは部屋に入った。
部屋の簡易ベッド枕の下を探ったが何もない。ソファやテーブルの周囲を捜しても結局例の写真は見つからなかった。
 部屋から出てきたトリエラに、
「探し物は見つかったのか」と、
ヒルシャーが声をかけた。トリエラはしおれた様子で答える。
「本当に申し訳ありません、私の勘違いだったみたいです。」
「何か大事なものをなくしちゃったのかい?」
「ええ、まぁ・・・。」

ヒルシャーは彼女を元気付けないといけないと考えた。
「大事なものが見つからないのは残念だけど、そうがっかりするな。ええと、そうだな、とりあえず食事にしよう。」
「はい・・・。」

日帰りのため、食事をそそくさと済ますと二人は機内の人となった。
食事中も帰りの飛行機の中でも二人はぎごちない時間を過ごした。
ヒルシャーもうっかり声をかけられない。


結局、失せものは見つからないまま公社に戻った。


 夜になってトリエラが部屋で黄昏ていると、コンコンとノックの音。
「プリシッラだけど、トリエラ居るぅ?」
「はい、どうぞ」
「へへっ、ちょっとお邪魔するよ」
「あのぅ、何か・・・。」
「トリエラって、落し物してない?」
「えっ」
「これなんだけど」
と、プリシッラは、手にしていた封筒から一枚の写真をさっと取り出した。

「そ、それは・・・」
と、トリエラは真っ赤になった。
「ほーら、やっぱりトリエラのだったのね。ミラノ支局の事務の女の子から忘れ物らしいって速達で届いたのよ」
「あのう、他に誰か見てませんか?」
「大丈夫、私しか見ていないから。それにしてもいきなり休暇でミラノ行きがこういう理由だったとはね」
「ええ・・・。部屋に飾るわけにもいかなくてポケットに入れてたら忘れちゃったんです。」
「もう、なくさないようにするのよ」
「ヒルシャーさんには黙っててください」
「了解!。じゃね」
プリシッラはトリエラに写真を返すと、去っていった。


(さあてと。黙っててねって言われても朴念仁のヒルシャーさんを刺激するためにはこれを利用しない手はないわね。どうせ、エッタちゃんが撮った写真なんだから、ネガを借りちゃおう。)



372 :二人の写真:2005/09/30(金) 23:38:30 ID:je0SOdyL
 数日後、公社の昼休み。プリシッラが封筒を手にヒルシャーの元へやってきた。
「ヒルシャーさん。何も言わずにこれ100ユーロで買いません?」
「えっ、100ユーロだって? それはいったいなんだ?」
「そうですねぇ。ヒルシャーさんにとってはプライベートなものなんですけど」
「おいおい、ゆすりかい」
「まあね。これが出回ったらヒルシャーさんは恥ずかしいかも」
「物を確認しないでものを買うわけにはいかんよ」
「100ユーロなんて安いもんですよぉ。」
と、プリシッラは封筒を開けると一枚の写真をヒルシャーに見せた。
「うっ、これは」
 写真には、金髪をツインテールにまとめた女の子とヒルシャーとが向き合っているところが写し出されている。「へっへっ。ナイスなツーショットですね」
「わかった。買うよ」
「そうこなくっちゃ。」
「この写真は一体どうして手に入れたんだ。」
「それは秘密です。」
「プリシッラ!」
プリシッラちゃんは100ユーロせしめると足早に逃げていった。
後を追えずヒルシャーは写真を握り締めたまま立ちつくした。

 ヒルシャーは考えた。先日トリエラがなくしたものはこれだったのではないか?
ずいぶん大切なものらしかったが、二人の写真だったとはな。
 早速ヒルシャーはトリエラを尋ねて義体棟のトリエラ&クラエスの相部屋を訪ねた。
「う、うぉっほん。ヒルシャーだ。トリエラはいるか?」
「はい、どうぞ入ってください」
二人は、部屋のテーブルに着いた。

「トリエラ、これなんだが、探し物はこれかい?」
「まぁ、一体どうしてそれをヒルシャーさんが持っているんです?」
「君がこの写真をそんなに大事なものと思ってくれたとは・・・」
「ちょ、ちょっと待ってください。私の忘れ物はこれだったんです」
と、トリエラは、プリシッラから返して貰った自分の写真を取り出した。
「同じ写真じゃないか」
「私はミラノから帰った後、プリシッラさんから忘れ物が届いたといって渡してもらったんです。
ヒルシャーさんはその写真をどうして手に入れたんですか?」
「実はプリシッラから渡されたんだ(・・・売りつけられたんだ)。プリシッラは一体どうしたんだろう」
「これってそもそもヘンリエッタが撮った写真なんです。プリシッラさんはネガを借りたんじゃないでしょうか」
「プリシッラもやってくれるじゃないか」
「ええ・・・。でも、その写真はヒルシャーさんが持っていてください」
「えっ」
「もう、ばれちゃいましたから言いますけど、私この写真大切にします。だからヒルシャーさんも・・・。」
「ああ、わかった。大切にするよ。でも、今度は二人で笑顔で写真に納まるようにしないとな」
「はい、ヒルシャーさん」
と、ほんのり赤面するトリエラ。
そして、・・・。
 ベッドの上には固まった二人を見てあきれているクラエスがいたが、
二人だけの世界へ没入していくトリエラ&ヒルシャーだった。


<了>


373 :二人の写真:2005/09/30(金) 23:40:35 ID:je0SOdyL
後書きです。久しぶりに投下させていただきました。
勢いに任せて書いたのはいいけど、
最後オチなくなってしまいました、お目汚し失礼。

374 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/01(土) 04:57:11 ID:jNnTpf+5
>>367
紺無地のワンピース
って同じじゃん

始めのうちは両手を引いてもらったり体を支えてもらったり
「きゃっ」とか言ってしがみついたりできるけど
ある程度泳げるようになるとそういう事もなくなって
少しさみしく思うかもしれない。

>>372
大切な写真を安全に携帯するために
ある東洋の島国では
「定期入れ」という物があるらしい。

375 :縄師:2005/10/01(土) 08:37:52 ID:Dr5+uupN
>374
>大切な写真を安全に携帯するために
海外だと『ロケット』とか、懐中時計の裏蓋が定番ですかね
『パンツの裏に縫い付ける』ってのは、パンツァースレで私がもうやったし・・・

376 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/01(土) 20:43:04 ID:X00dqWeS
>『パンツの裏に
具体的に想像しちまった
ぼくのヘンリエッタはそんな事しない!ぼくのヘンリエッタを汚すな〜!わ〜ん!

377 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/02(日) 00:14:33 ID:GzdNzqGN
もう汚れっぱなしですよ。
クラスから住所から血液型から緊急時の電話番号までマジックで
書いてあリます。

378 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/02(日) 12:26:42 ID:BQAfrlSI
>>376
ヘンリエッタなら、ジョゼさんの顔を刺青してるかも。

379 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/03(月) 23:58:29 ID:977+IRQF
>>378
どっ どこに!
ぼくのヘンリエッタはそんな事しない!僕のヘンリエッタを汚すな〜!うわ〜ん!

380 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/04(火) 02:30:08 ID:omEJhlkr
ビアンキ「ジョゼはヘンリエッタに押し倒されたんだって?
ちゃんと褒めてやったか?」
ジョゼ「もちろん」

ヘンリエッッタはジョゼを押し倒すと褒めてもらえる、という事を覚えた。


381 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/04(火) 19:08:09 ID:6oKou4Lk


がんすりんがあじょーく(既存のジョークの改変多し)


「魔法のプール」

好きなモノを叫んで飛び込むとそれでいっぱいになるという魔法
のプールがありました。

ヘンリエッタは”砂糖多めの紅茶!”と叫んで飛び込みました。
そうするとプールは砂糖たっぷりの紅茶でいっぱいになりました。

クラエスは”本”と叫んで飛び込みました。
そうするとプールは分厚い本でいっぱいになりました。

リコはプールの前で悩み続け、ジャンさんに見つかって演習に連
れて行かれてしまいました。

トリエラは自信たっぷりに走り出しました。
が、「熊のぬいぐるみ」と言おうとして石につまずいてしまい、
”熊!”と叫びながらプールに落ちていきました。

382 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/04(火) 19:08:49 ID:6oKou4Lk


「不条理」

リコがヘンリエッタと同室となると言うので、トリエラが公社の先輩として
アドバイス。
トリエラ「リコ、あなたがヘンリエッタと同じ部屋に済むときに、彼女の
     前でやってはいけないことと、絶対にやってはいけない二つの
     ことを教えてあげる。
リコ  「うん!」
トリエラ「1つ目はジョゼさんに危害を加えないこと」
リコ  「うん!、じゃあ、私ジョゼさんに一杯優しくするよ」
トリエラ「2つ目はそれよ」



383 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/04(火) 19:09:40 ID:6oKou4Lk

「時計」

トリエラの部屋をリコが訪れた。
リコ  「その古いショットガンは何?」
トリエラ「これは声で知らせてくれる時計」
リコ  「これ? どうするの?」
トリエラは部屋の中でつんざく空砲を放った。
と、二段ベッドの上から怒鳴り声が。
クラエス「うるさいわね!、夜の9時よ!」

384 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/04(火) 19:11:11 ID:6oKou4Lk

「ウフィッツィ美術館にて」

ジャン「シニョールフィッリッポ、あなたは会計士というのは本当ですか?」
フィリ「ええ」
ジャン「本当に本当ですか?」
フィリ「そうは見えないでしょうね」
ジャン「では質問、私は美術館の入館料を払い、紅茶にその半分
    払って領収書はここにある、合計は?」
フィリ「領収書を預けてくれればお望みの数字に。」
ジャン「splendido!、素晴らしい!、本物だ!。」

385 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/04(火) 19:12:02 ID:6oKou4Lk

「湿布薬と包帯」

ジョルジョさんがとぼとぼと歩くリコを見つけて声をかける。
ジョルジ「よお、リコ、どこへいく?」
リコ  「湿布薬と包帯が欲しいので医務室へ行ってきます」
ジョルジ「どうしたんだ?」
リコ  「格闘訓練の時にジャンさんが転んでしまったんです。」
ジョルジ「おいおい、湿布薬も包帯もいらないよ。
     そう言うときはな、笑い飛ばすくらいでちょうど良いんだ。」
リコは大きい頭のこぶを見せながら言った。
リコ  「だから笑ったんです」

386 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/04(火) 19:13:50 ID:6oKou4Lk

「ありのままに」

課長の口述を文書にタイプするフェツロ
課長  「えー、拝啓、親愛なるドラーギ一課長様・・・」
フェツロ「課長、そこは「社会福祉公社」と入れた方が宜しいかと
     後は・・・」
課長  「君の意見は聞いていない、私の言うことをタイプすれば良い」
フェツロ「はあ、・・わかりました」

翌日、ドラーギ一課長に届いた手紙
「拝啓、親愛なるドラーギ一課長様。ドラーギの名前は少し大きめに書けよ、あ
の馬鹿の田舎ではそれが礼儀らしい。あー・・文書1704号で依頼のありまし
た一課とのナポリマフィア掃討の共同作戦の件ですが、アルフォンソ!、こっち
に来い、ちゃんとドラーギの机に盗聴器仕掛けただろうな、よし、きっちり録音
しろ、あー、どこまで進んだかな、おうそうだ、現状では状況的に困難ながら優
秀な課員を3人サポートに派遣致します。ジャン!、ジョゼ!、ヒルシャー!、お前
達ドラーギのミスを徹底的に記録して俺に報告しろ、でっち上げてもかまわん、
あー手紙手紙、後はこれからも一課との緊密な連携と協力関係を末永く維持して
いきたいと考えておりますとか耳障りの良い言葉を適当に並べとけ、思いっきり
フレンドリーにな、アルフォンソ!、ドラーギの車のトランクに麻薬ぶち込んで
警察に通報する準備はどうなってる?!」

おわり

387 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/04(火) 23:22:47 ID:nMyQxEJ2
>>379
ごめん。ジョゼさんの顔写真をネイルアートに。
---- だから、爪切れない?
-------- 義体のお姉さん達って、爪伸びるの?

388 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/06(木) 05:32:19 ID:KHXUc0IL
>383
クラエスの声が聞こえました。
何か満たされたような気がします。

>387
定期交換があるんだったな
う〜む

389 :縄師:2005/10/06(木) 14:26:56 ID:5gZNwWnc
「ラバロの死、真相」


         タクシー
      (゚」゚)ノ
    ノ|ミ|
     」L
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        _/ ̄ ̄\_
       └-○--○-┘=3



      (゚」゚)ノ  アイヨー
 ギャー ノ|ミ|_/ ̄ ̄\_
     //└-○--○-┘=3
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ミ


・・・もうこれとしか思えない。

390 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/06(木) 20:31:38 ID:gOl2EZSl
           ,、_,、
     ガチャ!   l゚(・)゚ l オロオロ 
        _/ ̄ ̄\_
       └-○--○-┘
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
  
<お巡りさん!、ひき逃げ!!
   こっちです!!
 
   _/ ̄ ̄\_ ,、_,、 クマー!
  └-○--○-┘l゚(・)゚ l       ,、_,、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lづ"/) (゚(Å)゚)っ l゚(・)゚ lっ 
        ∩_∩  (⌒―⌒)〇_〇 クマーッ!
        (´(ェ)` )(゚ (エ)゚*) ( ´・(ェ)・) 動物園に戻される!
 (´⌒ (´⌒( (∪x∪ )⊂)夲!つ ( つ旦O  ;;⌒`)⌒`) 
        ∩∪ ∪°∩/_|j〉  ∪ ∪ ;;⌒`)⌒`)  
   ;⌒`)⌒ | ノ      ヽ      ズドドドド
        /  ●   ● |  ;;⌒`)⌒`)     
         |    ( _●_)  ミ  
        彡、   |∪|  、`\こりゃクマッたー!!!



391 :縄師:2005/10/07(金) 12:49:32 ID:OlhDVqAy
ジャン
「クラエス。いいか、しっかり聞けよ
信じられんというか、理解を超えているのだが・・・
ありのままに、今、連絡を受けた事を話すぞ

ラバロ大尉は死んだ、一昨日ローマ市内で轢き逃げにあって―――即死だったそうだ
・・・しかも轢き逃げしたのは動物園から逃げ出した熊の運転手で
今を持って、ローマ市内を逃亡中だ・・・

何を言ってるのか訳が判らんだろうが、言ってる俺にも良くわからん
ご都合主義とか、理不尽オチとか、そんなチャチな物じゃない
もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぞ」

392 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/08(土) 10:31:39 ID:4Gw+QwI/
百合カップリングを妄想中に、
オリガは白熊のお母さんみたいだなと思ったのがまちがいでした
ここに捨てていきます。


オリガとリコが白熊の着ぐるみで

居る、ものと思ってください。特にリコはふわふわで もこもこな感じで…


オリガ「逃げられないように、獲物は一撃で倒せるようにしな」
リコ 「はい」
オリガ「じゃあ、あそこにいるアザラシでやってみろ」
リコ 「はい」

(暴力と流血)

オリガ「違う!ここをこうするの!」

(暴力と流血)

動かなくなった獲物にかぶりつくリコ
そしてオリガのほうを見上げてると、口からのどの辺りまで血がついている
そしてにっこり笑い

リコ 「おいしいね」

393 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/08(土) 10:35:49 ID:4Gw+QwI/
オリガ「逃げられないように、目標は一撃で倒せるようにしな」
リコ 「はい」
オリガ「じゃあ、あそこにいる五共和国派でやってみろ」
リコ 「はい」

■以下同文■

394 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/08(土) 16:24:14 ID:VDRHloXC
トランシルバニアの伝説が現代によみがえった。
吸血鬼『リコ』

395 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/09(日) 19:12:31 ID:Hs8GdD+p
ガンスリSS作品案

1.「ジャンさんを探して3千里」
  出張先のトスカーナの田舎道でジャンさんが車を離れている間に
  寝ぼけて道端に転落。
  「ここどこ?」、気ずかずにローマに戻ってしまったジャンさん
  を探して今、トスカーナの人情に支えられたリコの旅が始まる。

2.「ジャンの休日」 
  化粧品のセールスマンに変装して潜入操作の途中、偶然の交通
  事故で記憶を失い、自分は本当の化粧品のセールスマンだと思
  い込むジャン。
  バッグの化粧品セットと銃、わからない自分の身元、ジャンを
  見守る看護婦達、そして彼をつける謎の少女、一体自分は何者
  だったのか。
  「化粧品セールスマン」ジャンの一ヶ月。  

396 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/09(日) 19:13:35 ID:Hs8GdD+p

3.「究極義体りこ」
  突如ベントプリマヴェーラ学園に現れた転校生「りこ」は義体
  だった!。
  「公社部」の名物先輩「じゃん」を始め、個性的な部員たちや
  生徒会会長フランカを巻き込んで、今相田ワールドが花開く!
  リコ 「おなかがすくと怒りっぽくなるじゃないですか」
  ジャン「ばっかもーーーん」

4.「クラエスタッチオペレーション」
  中年男性ラバロの下宿に突然現れた少女クラエス、実は彼女は
  病死したために、体は義体と入れ代わっていたのだ。
  クラエスの体の秘密を追って暗躍する企業集団!。
  二人の物語の行方は如何に!。

397 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/09(日) 19:14:25 ID:Hs8GdD+p

5.「変理悦太婦人の料理人」
  名門公社家の料理人序是は気弱だが腕が立つ料理人、しかし
  公社家の奥方、変理悦太婦人が意地悪好きな上に味覚音痴のた
  め今日も苦悩の日々が続きます。
  変理「ふふふ、今日はどんなにおいしい料理を食べさせてくれ
   るのかしら」


ごめんなさい
  

398 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/10(月) 09:51:53 ID:NGqyBv+r
>395
「アマデオ、なんでそんな猿の恰好をしているんだ?」

399 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/11(火) 01:29:13 ID:Pj7T7kMS
アヒャw

400 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/12(水) 10:57:09 ID:jthhdAcy
>>389-390
ワロスw

401 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/12(水) 12:24:25 ID:bng1uTF2
保守

402 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/15(土) 16:38:15 ID:Tpr0thFg
ピンキーがいっぱい (仮題)


作戦二課の義体担当者と女性課員がミーティングルームに集められた。
スクリーンの前にジャンが立っている。
「義体と女性課員に偽装用の服が支給される事になった。プリシッラ、説明してくれ。」
「支給される服は日本のピ○クハウスというブランドです。
このような、ゆったりしたワンピースにブルゾンやジャケットを組み合わせる事がが多いのですが、
これであれば下に防弾ベストを着用しても目立ちません。
また、長めのスカートはSMGの他に大型のハンドガンやグレネードランチャーを隠す事も可能で、
SMGでは難しかった防弾車両にも対応できるようになります。
えーと。デザインは、どう見ても民間人で、公安関係者にはとても見えません。
しかし、これでは走りにくいので、要人警護や待ちぶせといった状況を想定しています。
私の所にカタログがあるので、それを見て選んでください。」
「以上だ」


オフィスで、オリガがカタログをめくりながら。
「プリシッラ。これはあんたの趣味じゃないよね。なんでこれになったの?」
「部長が街で偶然オフのフェッロに会った時に、彼女の服が気に入って、
義体の子たちに着せたいと思ったみたい。」
「フェッロって私服はこんなのも着るんだ。」
「私は見た事あるけど。
部長はリコやトリエラの服の趣味に御不満がおありのようで。」
「この中から選ぶんだよね。」
「これなんかは、それほど強烈でないデザインで、いいんじゃない?」
「ちょっと待って。こっちのほうが」
「え!?」
「こういうのを着られる機会は利用しないとね。仕事って言う口実もあるし。」
「そ、そうなの?」

(あんたもかい!)
結局、オリガが選んだのは、いかにもそのブランドらしい
花柄でプリーツのたくさんついたワンピースと、ジャケットも含むフル装備だった。
(オリガも女の子だったって言う事なのかな)
プリシッラはそう思った。

403 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/15(土) 16:40:01 ID:Tpr0thFg
たぶん続く。次は義体の女の子たちの話のつもり。
面倒なので、誰か先に書いてくれてもいいです。っていうかむしろ推奨。
シュツルムピストルも装備できるけど古い上に装甲車両を相手にする事は無いでしょう。


404 :イタリアンジョーク軍警察編:2005/10/16(日) 03:00:13 ID:3+I6a1Rr
・・・たまには俺も書くかな


所帯持ちのカラビニエーリが三人で相談しておりました。
そのなかで一番若いA隊員が何やら浮かない顔で先輩たちに打ち明けました。

A:「どうやら、妻が浮気してるようなんですが・・・」
二人:「マジかよ!相手は誰だ?知ってるのか?」

A:「知りません・・・。ですが、多分、大工ですね」
二人:「なんでわかるんだよ?」

A:「実はベッドの下に大工道具があったんですよ」
二人:「あぁ、なるほど!お前賢いなぁ。そりゃ間違いない」

夫婦生活がマンネリ化してきたB隊員まで
最近の妻の動向に合点がいったのか言い出しました。
B:「そういやぁ、うちもだ。あのやろー、浮気してやがるな!」
二人:「マジかよ!相手は誰だ?知ってるのか?」

B:「知らない・・・。でも、多分、レンガ職人だな」
二人:「え?なんでなんで?」

B:「べッドの下にレンガの欠片が落ちてたんだよ」
二人:「あぁ、なるほど!お前賢いなぁ。そりゃ間違いない」


・・・そして3人の中で最年長のC隊員は、
C:「そうか!うちのカミさんもそれだったんだな!!!」
二人:「あんたのとこもかよ!相手は誰だ?知ってるのか?」

C:「相手は馬だ!絶対に間違いない!」
二人:「な、何!? う、馬ですか!? なんでわかるんです!?」

C:「ベッドの下に騎手(ジョッキー)がいたんだよ!」


405 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/16(日) 09:24:01 ID:Fj/1zg8k
イタリアンジョークかw
ビーチェの担当官が、そういう小噺を好む感じがするな

406 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/16(日) 18:11:35 ID:Ii+1srDh
そういえば、ビーチェの担当官とジョルジョって正面からみるとなんか似てない?

407 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/16(日) 20:23:47 ID:uHhMnZiR
それを言ったらヒルシャーとアマデオだって・・・

408 :404を書いた中の人:2005/10/16(日) 21:01:09 ID:uHhMnZiR
>>404は元ネタありだが、そのまま引用しても面白みに欠けるので
上司と部下の会話にしてひねりを加えてみた。。。。

若手のA・B隊員が妻の浮気を確たる証拠もなく疑っている不誠実さに対して
先輩格のC隊員がさらにボケた受け答えで2人にツッコミを入れてみたんだがどうだろ?

軍警察をバカにしたイタリアンジョークは大概、登場人物が皆ボケまくっててツッコミ役がいないのが特徴だと思うが、
ひょっとしたらラバロ大尉も現役時代はパトロール中に部下とこんな馬鹿話やってたのかもしれんなあ・・・。


・・・あ、倉庫管理人様。
これは転載の対象にしなくてもけっこうです。

じゃまたの機会に。

409 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/16(日) 21:12:47 ID:Ii+1srDh
>>407

いやでもさ、ヒルシャーとアマデオは髪の色違うじゃん。ジョルジョとあのひとは髪の色まで同じだからさ。

410 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/16(日) 22:23:40 ID:uHhMnZiR
色がついてなかったら多分、見分けられない・・・。


ロレンツォ2課長と第1話のパダーニャの親玉とか
ユーロポールの班長とフランスで万華鏡売った土産屋の禿げとか
5巻以降のジャンとピノッキオだとか。。。。

相田タソはきっとキャラの描き分けができてない。

411 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/17(月) 10:03:56 ID:EE9bt5Ci
最近の絵師はみんなそうだよ
編集も諦めて、「シルエットでわかるように設定しろ」とか言うし

種なんか、顔の両脇に海老付けてアップでも区別できるようにしてるじゃん

412 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/18(火) 02:07:48 ID:QpREBHJt
いや、相田タソは描き分けができるだけの実力があるのにやってない。

アシが抜けたせいもあるのかもしれないが、フォトショップに頼りすぎだし
ピノッキオが死ぬ(?)あたりから悪い方に絵柄が変わった。
5巻の表紙なんか購買意欲を削ぐほどアンジェが死にかけてる。

ペトルーシュカに関連して新キャラが大量動員されているのも
何か焦りというか行き詰まりを感じられる。

詰め込みすぎなぐらい義体化前のプロフィールとか描写しているし、
4巻までの内容を曖昧に描写する路線から急に変わった。

(・・・詳しい設定資料なんかは同人誌で発表すればいいのに)

ひょっとしてストーリー展開も熟慮してないんじゃないかと?
大丈夫かなこの先・・・。

413 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/19(水) 21:10:20 ID:r9NTQua6
曖昧に淡々と少女の日常を描くから良いんじゃないか。



個人的には2・3・4巻までの絵が好きだったんだが・・・。

414 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/22(土) 01:10:16 ID:ZvtnhHYG
大王読んだら、、、、また絵柄が変わってたYO!(良い方向に)

415 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/23(日) 08:29:36 ID:uQvoNdrj
朗報だね、こっちは今日あたり届くはず
楽しみです

BSFの頃が一番好きなんですけどね
連載と同時にサイトから削除された過去絵、保存しといてよかった。

416 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/25(火) 21:51:49 ID:Jz0CYU7y
続きができたので、ここに捨てて行きます。


417 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/25(火) 21:57:19 ID:Jz0CYU7y
ピンキーがいっぱい 改め
フリルとプリーツいっぱい 2

ジャンさんは立ったまま片手でカタログをめくりながら、
「プリシッラ。リコとクラエスに後でここに来るように言うから、服を見てやってくれ。」
「はい、わかりましたー」
たぶん、こんな事だとは思ってたけどね。

---

ラウーロさんはカタログを何ページかめくった後。
「プリシッラ。エルザに後でここに来るように言うから、服を見てやってくれ。」
「ラウーロさんが服を選んであげたら、エルザはきっと喜びますよー。」
「勘弁してくれ」
エルザの事、もう少しかまってあげてもいいのにな。

---

ヒルシャーさんは一通りカタログを見て
「トリエラに後でここに来るように言うから、服を見てやってくれ。」
「ヒルシャーさんが服を選んであげたら、トリエラはきっと喜びますよー。」
[こういう女の子の服はよくわからないんだ。
俺のセンスで選んで変な格好だったら可哀想だ。」
あのペアルックは変だと思ってないのかしら。

---

ベルナルドさんはカタログをめくりながら、そのたびに感想を言っている。
・・・
「これはすげーや」
「どれどれ、あら本当。」
「おいおい、テディベア柄かよ」
「それ大人用なんですよね。」
・・・
さっきから、ずっとこの調子。わたし他にも仕事あるんですけど。
「プリシッラ。ビーチェに後でここに来るように言うから、服を見てやってくれ。
こういう女の子の服は良くわかんねーや。」
やっと行ってくれた。

---

マルコーさんは最後までカタログを見た後、あちこちのページをめくりながら考え込んでいた。
「ちょっとこれは目立ちすぎないか?」
「おとなしめのデザインのもあるし、
移動するにしても待機するにしても、多分車だから、たいした事無いと思いますよ。」
「おいおい、じゃあ何で・・・。まあいいか。」
しばらくして
「これなんか良いんじゃないかな。」
「わあ可愛い。それにしましょうよ。」
マルコーさん、良くあの中から選んだわ。やるわね。

---

ジョゼさんは最後までカタログを見た後、あちこちのページをめくりながら考え込んでいた。
「少し考えてみるよ。明日でもいいか?」
ジョゼさんは本気だ。

気が向いたら、つづく。
ヘンリエッタはセーラーカラーの服が多いのでジョゼはその属性があると見た。


418 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/27(木) 02:33:06 ID:S9hkXWIp
エルザを犬のように扱ってみる。

もし上手に仕事ができたら。
「エルザたん、よくできまちゅたねー」
と、頭といわず、ほっぺといわず、顔じゅうなでまわす。
エルザは少し首をすくめて目を細め、されるがままである。
「はい、ごほうびのキャンデーだよー」
「ありがとうございます。
包み紙もアイロンがけしてとっておくんです(キャラ違い)」

それすらしてもらえなかった、かわいそうなエルザ。


419 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/28(金) 03:43:39 ID:bDPCuJY+
ジャソ「猟犬には ごほうびを与える必要がある。」

420 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/29(土) 09:44:20 ID:7f7C54EI
飼い犬にも手を噛まれますけど。
・・・かわいがってやってるのに・・・。
(犬は遊びでも人間は痛いんだよっ!)

421 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/30(日) 17:56:13 ID:GiMO4nvH
>>417 フリルとプリーツいっぱい 2
って、十九世紀英国風冥土服 でせうか?


422 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/30(日) 19:32:12 ID:Q3SWSpRP
秋の夜長ということで、転載倉庫からたまには読書感想文。


無題(二次会)

途中で終わってるんでしょうねこれは。
鳥と昼がラーメン屋で一杯という珍しいシチュエーション。
酔いに任せて女の駆け引きを迫る鳥に昼たじたじ。
そこらへんは何か言ってやれよとちょっといらいら。
でもこういう会話は両者に愛がないとなりたたないよなあ。
このままでは不器用男とおませな娘の駆け引き(いや昼は防
戦一方だが)の一シーンだけど、鳥の最後のセリフから何か
やってくれたかもと考えると気になる。
ところでシンプロンて綺麗なところですね、惚れ惚れするほ
ど端正な皺だったのか昼の額は。



423 :名無しかわいいよ名無し:2005/10/30(日) 19:33:46 ID:+6hLqrJm

無題(義体からの贈り物)

いきなりヘンリエッタのマフラーを自慢するジョゼ登場。
妹の自慢というよりは会社で娘自慢の親馬鹿モード。
娘を嫁に取られると婿に敷居を跨がせないのがこのタイプ。
そんなジョゼにムッと来るヒルシャー。
おお、義体の愛情でジョゼと張り合うつもりか!
難しい、これは難しい。
相手はラウーロも言ったように変な噂が立ってるジョゼだぞ。
一日で勝負に勝つには三つのポイントが必要だ。
条件付けの強化と多分ドラム缶単位の投薬と変な噂だ。
特にあのジョゼに勝つには物凄く変な噂を流す必要がある。
と、いうことは懲戒免職ぐらいになる噂なら完全勝利!?。
って、だめじゃん。
じゃあ何するの?と思ったらトリエラに正面切ってねだること
さえ出来ずにえらい遠まわしに謎かけをする昼。

結論、トリエラ、いい娘や。


みなさんも感想文なんてどうですか?
とりあえず無責任な感想なので気を悪くしたらスマソ。

424 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/01(火) 05:07:03 ID:S4Kt78rF
>421
ピンクハウ○とかカネコイサ○の服を無理矢理着せてみるつもりでした。
どっちかというとロココ風なので…十八世紀?

>422
転載倉庫に関するえっちでない話はゑ炉パロ板でなくこっちで、
ということで了解しました。

425 :かいたひと:2005/11/02(水) 01:16:17 ID:Bhc7uoK7
>>422
・・・・・・・あれ?あの後、どう展開させるんだったっけ?メモメモ・・・メモがない。
(と言いながらこの状態)>> ttp://inpot55.hp.infoseek.co.jp/comic/m08.html

・・・・・書いた本人が忘れてます。( T T )

また考えます(^^;;; 感想ありがとうございます。

426 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/02(水) 19:28:05 ID:ji45Tq5E
無題(バイオリン)

リコのエピソードである漫画第二話「Love thy neig
hbor」の後日なんでしょうか。
ヘンリエッタに「バイオリンはもういいの?」と聞かれバイオリン
を習う動機が無くなってしまったと思い謝るリコ。
重いですね。
原作で描かれても違和感無いです、むしろガンスリの重い部分が良
く出てます。
だからこそ実際に作者が書いてたら精神的に凹みますね良かった良
かった(何が)。
ヘンリエッタのバイオリンの音色でラストを締められたらリコはど
んな顔で聞くんでしょうね。
いっそ涙の一つでも流してくれたほうが救いがあるのかもしれませ
んが、それではガンスリじゃないですし。
エミリオ、静かに眠ってください。
そういえば本スレで毎日の様に沸いて出るエミリオ達は一向に静か
になら(ry



427 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/02(水) 19:29:04 ID:ji45Tq5E


無題(コロッケ屋)

309さんが一番元気だった頃のですね。(どうだったっけ?)
「2課を粛清する追討の魔の手を逃れたヒルシャー」
とあるので2課の面々は結構大きい外部組織によって散り散り
になってるのでしょう、バダーニャには無理だよなあ、むしろ
これで一本見たいかも。
その中でもアジアの最果てまで逃げおおせて何故かバタ臭い
コロッケ屋をやっているヒルシャーとトリエラ。
もう兄妹というよりはお昼の新宿あたりで元気に屋台出してる
苦労してます若夫婦と言う感じでほほえましいですねえ。
もう日々の生活に追われてダンディズムのかけらも無いですヒ
ルシャーさん、順応力があるトリエラ元気一杯、やっぱり
女の子は銃持ってるよりこういうのが生き生きしてますね。
個人的には公社崩壊の果てとの話というよりは再起の予兆見た
いな物語の始まりを感じさせる明るさがあるので好き。
例えば汗だくのヒルシャーが、ふらりとクリームコロッケを注
文した兄妹を良く見ると・・。


今日の分終わり 順番は気にしない。


428 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/02(水) 23:34:41 ID:Bhc7uoK7
揚げ

429 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/05(土) 13:46:31 ID:gbUmmEKF
おお、転載倉庫が更新されておる。
感謝。
だがこれも自分の殴り書きが額に入れて飾ってある様で
ちと恥ずかしいものだな。

430 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/08(火) 02:50:25 ID:v7wFfGyC
リコわんわん

431 :トリエラのドレス2:2005/11/08(火) 22:50:46 ID:f6V+P5wd
トリエラのドレス2



ありえない展開かもしれないが、
次回の作戦行動は教会で行われることになった。

このところの二課の主要任務は、VIPの護衛兼それを狙って近づくパダーニャの一掃である。
しかしもともと、警戒をしていたVIPは、外出を極端に控えているので、
パダーニャもそう簡単には近づいてこないようだ。

プリシッラの発案で、餌をまいておびき寄せることになった。
VIPの近縁者ということにして、偽装の結婚式を大々的に行うことになったのだ。

 結婚式には、当然のごとく主役である花婿と花嫁が必要だ。
その話を聞いたヘンリエッタは、ぽっと頬をそめつつ、
「あ、あの。私とジョゼさんを・・・。」
と立候補したのだが、どうやっても幼い子供にしか見えないという理由で却下されてしまった。
(その後24時間ベッドに突っ伏して彼女は泣いていた。)

 2課の作戦会議では結局トリエラが花嫁候補として指名された。
花婿候補はそのパートナーということで、ヒルシャーが勤めることになった。


作戦当日。

教会のチャペルでは聖歌隊が祝祭歌を歌い上げている。
純白のドレスに身を包んだトリエラに、ヘンリエッタとリコが付き従いトリエラがチャペルに入ってきた。

薄化粧を施したトリエラは薄いベールでやや顔を隠していたが清楚で可憐。

花婿役で待っていたヒルシャーが息を呑むほどの美しさだった。

トリエラが一歩一歩祭壇へ歩み寄ってくる。

手前でヒルシャーはややぎごちなく彼女の腕を取り、二人して、司祭の前へ進んだ。

トリエラは、自ら感動して涙ぐんでいるようだ。

まるで作戦のための芝居ということを忘れているかのようだった。

(・・・中略・・・)


432 :トリエラのドレス2:2005/11/08(火) 22:51:40 ID:f6V+P5wd

祝福の祈祷が終わり、いよいよ、誓いのとき。
礼拝堂の中は静まり返った。

教会の牧師の前に二人して立つ、ヒルシャーとトリエラ。

司祭の言葉が響く。
「新郎ヴィクトル、汝《なんじ》病める時も健やかなる時も、死が二人を分かつまで妻を愛し続けることを誓いますか?」
「誓います」
ヒルシャーの力強い言葉が場内に響いた。

「新婦トリエラ、汝《なんじ》病める時も健やかなる時も、死が二人を分かつまで夫を愛し続けることを誓いますか?」
「・・・誓いま・・・」
ここで、言葉に詰まるトリエラ。立会いの人々から小さくざわめきが起きる。
俯いていたトリエラが、顔を上げ、ベールを脱ぎ去った。
そして、はっきりと宣言する。
「いいえ! いいえ、私はたとえ死んでもヒルシャーさんを愛し続けます」

ヒルシャーは感動しかけたが、はっとして動揺している自分に気づく。

(おいおい、トリエラ、何で本気モードになってるんだ。これは芝居だぞ)
(いいえ、私は本気です。この結婚式は私にとっては本物の結婚式です!)
(それは、本当に私と結婚したいということなのかい?)
(当たり前じゃないですか、この感情が薬で公社に強要されたものだとしても
 私にとっては、今の自分の気持ちが、本当の気持ちなんです。)


司祭が二人を促す。
「さあ、ここで、誓いのキスをどうぞ」

「えっ。」
ますます、動揺するヒルシャー。
トリエラはヒルシャーに向かってあごを上げ、目を薄く閉じた。
ポッと頬を染めている。

(ちょっとまて、キスまでするのかい。)
(ヒルシャーさん、私に口付けを下さい。一生の思い出にします。)
(いくら、教会の司祭の前で誓ったといっても・・・)
(ここで、躊躇するなんて男のすることじゃないでしょうヒルシャーさん)

観念して、トリエラにそっと口付けるヒルシャー。
それを居ていたヘンリエッタやプリシッラからは小さい歓声があがった。

(トリエラ、作戦のためだとはいえ済まない)
(なに謝ってるんですかヒルシャーさん、責任とって貰いますからね)
(責任って、これは偽装だってば)
(ヒルシャーさん、もう私から逃げられませんよ、ふふふ)
(おいおい、担当官を脅さないでくれ)


(・・・またまた中略・・・)



433 :トリエラのドレス2:2005/11/08(火) 22:53:16 ID:f6V+P5wd

二人はそろってチャペルを出た。そしてライスシャワーを浴びる。
そして、トリエラはブーケを投じた。それをつかんだのはエッタだった。

みなの祝福を浴びながら二人は車に乗って教会を後にした。

「ふぅー。やっと終わったな」
「ええ、式は終わりましたけど、でもこれが私たちの新婚生活の始まりです」
「本気で言ってるのかい」
「こんなこと冗談で言えるものじゃありません。ヒルシャーさんしっかりしてください」
「いいかげんにからかうのは止めてくれ。でも、結局五共和国派《パダーニャ》の襲撃はなかったな」
「当たり前じゃないですか。公社の関係者の結婚式を妨害するほど彼らも野暮ではないですよ」
「じゃあ、これは作戦ではなかったのか?」
「だから言ってるじゃないですか、私たちの結婚式だって」

「・・・とりあえず、公社に戻るぞ」
「違います、ヒルシャーさんの自宅へ行って下さい」
「おいおい、本当に二人で結婚生活を送るつもりなのか?」
「ええ、私の持ち物はすでにヒルシャーさんのアパルトマンに運んであります」
「えっ、そうなのか・・・」
「さっきも言いましたけど、もう、私から逃げられませんよ。覚悟してください」
「覚悟って、未成年と結婚するのは犯罪になるのでは?」
「私たちはアウトローです。義体に法律は関係ありません」
「トリエラは覚悟できているのか? 結婚するって事は・・・」
「当然覚悟してます。私は身も心もヒルシャーさんに捧げるのですから」
「うーむ。」
「今日、こ、このドレスを脱がせてくれるのは貴方です。貴方じゃないとだめなんです」
「・・・わかった。君の気持ちが嬉しいよ・・・」


・・・かくして二人は結婚した(?)

ずっとやきもきしてたプリシッラもようやく一安心。
ヘンリエッタは、少し恨みに思ったようでしたがね。

<了>

434 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/08(火) 23:58:08 ID:aGCjzBLU
何となく・・・・・

   「人の恋路を邪魔する奴は私に蹴られて死んじゃえ〜〜〜〜っ!」

      ・・・と泣きながらパダーニャ共をなぎ倒す鳥を見たい気もする。

435 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/09(水) 23:59:47 ID:xcs001Zc
>>434
なるほど、その展開でもよいですね。
で、ヒルシャーは
「もう少し大人になってからね」
と言い訳する。

436 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/12(土) 07:00:20 ID:4rrIk06w
こういう事は、きちんと手順をふんで
とか考えるんだろうな。
で、ヒルシャーは親になんて説明するか、いい考えがうかばなくて
プロポーズはまだしていないだろうな。
それで >432 のような事態になって
「ちょっとまて自分。いやしかし。」
てな感じで頭ぐーるぐる。

437 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/13(日) 12:50:05 ID:lLXpdXiW
煮え切らないヒルシャーに向かって
トリエラが発した殺し文句。
「そうそう、ラウーロ・エルザ組って覚えていますよね。
あの人たちどうなったんでしたっけ。」


438 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/13(日) 23:28:39 ID:lLXpdXiW
>>434
イタリアでも、日本でも法的に女性の結婚可能な年齢は、16歳以上。
トリエラは、16歳未満なんですかね?(・・・あの胸から察するに)

439 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/14(月) 00:38:50 ID:jiS77Bx7
>>438
いや、鳥は間違いなく15歳以上だと思われる。
但し蔵が15歳以上に見えない部分があるので何とも言えないが。
結婚可能な年齢という他に欧米では15歳になったらょぅι゜ょ扱いは無いらしい。

まあ警護したマリオの娘ッ子が言うように、向かい合って見つめ合いながら
「ジュテーム×2」と唱えれば誰でもハッピーな年には見えるんだろう>鳥

440 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/15(火) 01:06:16 ID:cAcnneg/
トリエラは「ヒルシャーの目の前で飲酒する場面があるので推定16歳以上」ではなあkったか

441 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/15(火) 02:02:46 ID:qx4a06H4
身長140cm以上はおとな。

442 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/16(水) 00:41:00 ID:NfWFpyBs
でも、鳥さんはアムステルダムでとっくにオトナでは?

443 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/16(水) 04:36:51 ID:9sYzEJ3j
> 結婚可能な年齢
法律上の観点からでなく生物学的な面で見ると、問題無し。

444 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/18(金) 01:49:32 ID:Q8q+yywk
トリエラもヘンリエッタも、「じゅて〜む」の意味を知っているのに言わないというところが
イイところなのだが。
それとも、「じゅて〜む」の後のシーンが大王に載せられないからなのか。
担当官の目の下のクマと何か関係があるのか。

445 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/18(金) 13:12:15 ID:URzUp2Ol
わかっているとはおもうが
「じゅてーむ」はフランス語じゃないのかと?

446 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/18(金) 22:16:52 ID:wiUITA+R
そうそう、
視線を合わせて「ライ・アーモ」
でしたね。

447 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/18(金) 22:25:15 ID:wiUITA+R
>>432 誤記訂正します(今ごろ冷や汗)
(誤) それを居ていたヘンリエッタやプリシッラから
(正) それを見ていたヘンリエッタやプリシッラから



448 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/18(金) 22:30:59 ID:wiUITA+R
>>445,446
Je t'aime. (FR)
Ji amo. (IT)
だとさ。

449 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/19(土) 00:21:38 ID:AWTFSLQE
・・・そういやぁロザンナさんが歌の中で「ティアモ!ティアモ!」言うとったな。

450 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/19(土) 11:32:16 ID:tvwZUwo8
ライアーモってティアーモもの誤植?

451 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/19(土) 19:38:19 ID:TswYF5os
でしょうねぇ。
間違って覚えたイタリア語の知識を披露して、馬鹿にされた読者がいるかも。
もしくはイタリア女を引っ掛けようとして、鼻であしらわれるとか。

452 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/19(土) 19:45:10 ID:TswYF5os
ま、トリ&ヒルのコンビはドイツ語系なので、
「イッヒ・リーベ・ディッヒ」
ですな。・・・どうもドイツ語では、
日本人の語感的にムードがいまいちのようで・・・。

453 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/20(日) 09:52:56 ID:UghMa7qT
あれ?愛するという気持の向きが逆のような気が
Love me! と
I love you.
の違いだと思うが、前者の方が威力がありそうだ。
ドイツ語の動詞変化にはお手上げだ。例をあげられなくて残念。

454 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/20(日) 22:31:38 ID:0wGwnMto
"Love me or die!", as good as Henrietta said.


455 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/22(火) 06:06:18 ID:VtHS3Ta2
「愛してくれなきゃ あなたを撃ちます」そう言ってるようなもんだろう。

英語の方が明解な言い方をしているな。
9mm で撃たれれば必ず死ぬわけではないが、この場合は一緒に死んで欲しいのだから。

456 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/24(木) 22:47:30 ID:Ai/0dqOC
ところで「がんすりほいくえん」の"ちびエラの母"が・・・・・・・!!!!!

457 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/26(土) 00:29:12 ID:eMRFE0IJ
アクセス禁止が解けた―――ッ

458 :名無しかわいいよ名無し:2005/11/28(月) 22:46:29 ID:TIuAXKqx
オリガさんのひみつ

オリガさんは元ロシアのスパイ。
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
髪をショートにしてるのは、かつらを付けるため。

オリガさんは元ロシアのスパイ。
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
かつらを付けて、ばっちりメイクすれば、きれいなおねいさん。

オリガさんは元ロシアのスパイ。
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
メイクを変えると公社に入れてもらえません。

オリガさんは元ロシアのスパイ。
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
メイクを変えると街でプリシッラと待ち合わせても、見付けてもらえません。

オリガさんは元ロシアのスパイ。
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
アンジェは大混乱。
「オリガさんが二人いる〜!背が高くて頬がこけた人でしょ?」
「それは、ヒルシャーさんとアマデオ。」
アンジェはまた倒れてしまいました。

オリガさんは元ロシアのスパイ。
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
ビアンキ先生がアンジェのテストに使った写真の半分はオリガさんの変装でした。

オリガさんは元ロシアのスパイ。
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
まんがの人は困ります。
アニメの人も困ります。

オリガさんは変装のエキスパート
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
作戦で義体の子達を変装させました。
全員、ブロンドの三つ編みで緑のひとみにしてみました。
「ジャンさん、青い顔をして。どうかしましたか?」

オリガさんは変装のエキスパート
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
作戦で義体の子達を変装させました。
全員、違う姿にしてみました。
アンジェは大混乱。
「リコ、どこにいるの?」
「ここだよー。」
「トリエラ、どこにいるの?」
「ここにいるよ。」
アンジェはまた倒れてしまいました。

オリガさんは変装のエキスパート
「髪と目の色を変えるのは基本よ」
作戦で義体の子達を変装させました。
まんがの人は困ります。
アニメの人も困ります。

おしまい

本格的に変装ができるものとすると、原作ぶちこわしになることに驚きあきれて。

459 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/02(金) 01:07:52 ID:lUnmKRhE
ある晩のエルザ

夜中に目がさめた。
街中にある宿舎に外から聞こえてくる車の音が途絶えないせいなのか、いつもと違う枕
だったからなのか、どちらなのか分からない。
少し離れて並んだもう一つのベッドではラウーロさんが、あまり静かとは言えない
寝息を立てていて、少しお酒のにおいもした。
 
今度のお仕事は隠れ家にいる悪い人達をやっつける事でした。
でも下見のために明るいうちに行ってみると、もうそこには誰もいません。
ラウーロさんは公社に連絡をとってから、私にこう言いました。
「応援は来ない。俺達に後始末をしろってさ。」
私がしたのは隠れ家にあったパソコンや書類の入った段ボール箱を車に運ぶことでした。
他にシュレッダーの切り屑やゴミ箱の中身も袋に入れて車に積みました。
ラウーロさんが書類を調べている時に、私は何も運ぶ物がないので、どんなのを
見ているのかそばに近付いたら、椅子に座っておとなしくしているように言われました。
私の方を見ていないラウーロさんを椅子の上で足を揺らしながら眺めるより、荷物を
言われるままに運ぶ事の方が私は好きだと思う。
 
起き上がってぼんやりと眺めながら、眠っているラウーロさんを見た事がないのを
思いだして、ベッドを抜け出して近付いた。
少し口を開け上を向いて寝ていて、目を閉じて私を見ていない。
手を頬のあたりまでやると、息が当たるのを感じた。
髪が触れないように手で押えながら身を屈めて顔を近付けてみると、お酒と
ラウーロさんのにおいがする。
キスという言葉が思い浮かんだけど、開いた口を眺めていると、私の思っているキスの
イメージと何か違うような気がした。
ひとさし指でラウーロさんの下唇にそっと触れてみる。
しばらく、その下唇を見ながらどうしようかと思う。
そしてわたしの唇を近付け、触れるとすぐに離れて、自分のベッドに戻った。
味はしなかった。少し伸びたヒゲが私のあごに触れた感触を思いかえし、頬が
熱くなっているのに気づく。
暖かかったベッドは冷めていた。
もう一度ベッドを出て、ラウーロさんに近付いて、ブランケットの中に手を
入れてみると暖かい。
起こさないように気を付けながらそっと体を滑り込ませた。
ブランケットの下で腕をみつけて私の腕をからめる。
ラウーロさんの温もりに満ちたベッドの中でも、つないだ手と腕の触れているところが
そこだけ熱いように思える。
寝息が少し静かになった。
振り向いて横顔を見つめる。呼吸に合わせてブランケットが上下している。
私は目を閉じて、ラウーロさんと私の体温が混じり合っていくのをもっと
感じていたいと思った。
 
エルザがねぼけてベッドに入り込んで来たのはすぐ気がついた。
眠ったふりをしながら、ジョゼとヘンリエッタが一つのベッドで寝るという噂と
自分がそういう状態になってしまった事を考えていた。
もしここで起こして自分のベッドに戻らせたなら、目を覚ましたエルザに同じベッドで
寝ていた事を知られてしまう。それでは困る。
しばらく待って、エルザが眠ったら元のベッドに戻すことにしよう。
そうすれば何か覚えていたとしても、それは夢だったということになる。
 
わたしは、あの晩の夢を忘れることができない。そして、いつか。
 


460 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/02(金) 21:07:42 ID:j7woONQd
目が点。
えるざたん、ハァハァ。

461 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/02(金) 21:11:56 ID:j7woONQd
そうか、エルザさんは、名前と写真だけでなくて、夢も貰っていたのですね。
ラウーロ、Good Job!

462 :お休みの○○:2005/12/04(日) 01:22:29 ID:Bxkd+SeQ
『お休みの○○』

作戦で私たち、トリエラ・ヒルシャー組が派遣された。
夕刻にヴェネツィアへ到着。作戦行動は明日となる。
レストランで夕食を済ませた後、現場の下見、そしてホテルへ戻った。
宿舎では、何時もの事だが兄妹としてチェックインし同室だ。

着替えようとし、服を脱ぎかけた私は、
シャツのボタンをはずそうとして手を止めた。
「あの、ヒルシャーさん。着替えますからちょっと部屋を出ててください」
「ああ、分った」
少し前までは、ヒルシャーが居ても気にすること無かったのに、
乙女として異性を気にしてしまう。特に彼のことを・・・。

着替え終わった私はドアを細くあけ、彼を招き入れる。
「ヒルシャーさん、もういいですよ」
少しヒルシャーは戸惑ったような表情で中に入ってきた。
「着替えを気にするとは、トリエラも大人の女性になってきたということかい?」
ヒルシャーは無理に作った笑顔で冗談めかしたように私に話し掛けた。
「べっ、別に・・・。でも、レディに何てこと言うんですか!
 子供扱いしないで下さい。」
「悪かったな」
驚いたことに彼は、
「そしたら僕も着替えるから、トリエラは後ろを向いていてくれ」
と、まじめな顔で言う。
私は言われたとおり、窓のほうを向いた。
衣擦れの音がしてヒルシャーは着替え始めた。
夜の街明かりが美しい。ぼんやりと眺めていた。
ふと、気が付くと、背中がこそばゆい感じ。彼が着替えているんだ。
ふと彼のたくましい胸を想像してしまい、私は顔が火照ってるのを感じた。
これまで、そんなこと考えたことも無かったのに。

「トリエラ、もういいぞ」
ヒルシャーの声が聞こえた。
振り返ると、彼は私のすぐ後ろにいたのでびっくりした。
「えっ、ヒルシャーさん?・・・」
ヒルシャーは、
「夜景がきれいだな」
といって、私の横に並ぶと窓から外を眺める。
そして、
「じゃあ、寝よう。さあ、ベッドに入りなさい。明日は早いからな、お休み」
と彼はいった。二人各々ベッドへ向かう。


463 :& ◆9s9wJ0MiBI :2005/12/04(日) 01:24:10 ID:Bxkd+SeQ

各々ベッドに入り、照明を落とす。
私は、勇気を出して言ってみた。
「あの、ヒルシャーさん。
眠るまで少し手を握っていてください」
「えっ?? いいけど・・・。
 子ども扱いしないんじゃなかったかい?」
と、彼は少しからかい口調だ。
「それならいいです!」
と、私は手を引っ込めた。
「おいおい、怒ったのかい。謝るよ」
「別に謝らなくてもいいですけど、乙女心を少しは理解してください」
「オトメごころ??」
「もういいです。おやすみなさい。・・・ふぅー。」
私はしかめっ面のまま、目を閉じた。

・・・と、彼は、私の額に軽くキスしてきた。
「ち、ちょっと。ヒルシャーさん!」
「お休みのキスだ。さあ、お休み」
「・・・はい」
私はなんだか嬉しいのか恥ずかしいのか分らなくなって、
毛布を頭まで被った。
こんなこと初めてだ。眠れなくなったらどうしよう。

   <了>


464 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/04(日) 17:43:07 ID:o5XVuhbS
かわいいトリエラだなぁ。
エロい事ばかり考えている洩れの心が洗われるようだ。
きっとこの子は寝込みを襲うような事はしないだろう。

465 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/07(水) 23:02:28 ID:/wIrnKB7
頚動脈のあたりをトリエラの指で触れられながら保守

466 :黄金色のマフラー:2005/12/09(金) 21:11:05 ID:wGd7gSdq
『黄金色のマフラー』(blonde-muffler)

作戦の待機中。
「少し寒くなってきたな」
「ええ、もう12月ですから」
「街角には、派手なデコレーションしている家やお店があるな」
「12月といえばクリスマスですからね」
「今年も、クマのぬいぐるみでいいのかい?」
「ええ、誰かさんのおかげで、クマのぬいぐるみの収集が唯一の趣味になりましたら」
「う、すまない」
「別に謝らなくてもいいですよ」
「そうか・・・。逆にトリエラは誰かにプレゼントしたいと思ったことは無いのかい」
「あの、もしかしたらヒルシャーというひとは、私から何かプレゼントして欲しいのかしら」
「い、いや・・・」
「すみません、さっきのは独り言です」
「ああ、聞こえなかったことにするよ。しかし寒いな」
「ヒルシャーさん、マフラーとかしてくればよかったのに」
「ああ・・・」
「・・・仕様がないですね」
そういって私は、彼の首に自慢のツインテールを巻きつけてあげた。

  <了>

467 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/11(日) 05:10:46 ID:pMPHEvmQ
どうみてもデレデレです。
ヒルシャーがトリエラの言いなりになってしまう理由が十分思い当たるので
こういうことがあっても不思議ではないけど、
気まぐれなお姫様と、その下僕みたいになってしまうのかな。
困ったような表情のヒルシャーが主役のように見えるのは、気のせいだろうか。

468 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/11(日) 09:10:25 ID:x6IIy+SR
>>423 無題(義体からの贈り物)(転載倉庫参照)
に、ありますように、編物する話は既出でしたので。
まぁ、自分がして欲しいという願望もあって。

469 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/11(日) 23:46:16 ID:ksSXVAmc
(;´Д`)ハァハァ

470 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/12(月) 21:10:54 ID:oRVpWsgp
ハァハァ言ってる人がいるので、ちょっとだけ続きを。

471 :黄金色のマフラー〜続き:2005/12/12(月) 21:12:36 ID:oRVpWsgp
『黄金色のマフラー〜続き(ヒルシャー視点)』

私《ヒルシャー》の首筋に巻かれた彼女の髪の毛は、少しひんやりとしていた。
彼女は背伸びをして、両の手は自分のテールの先っぽをつかんでいる。
自然に私たちは正面から寄り添う形になった。
彼女の体温がコートの上から伝わってくる。
「ありがとう、トリエラ」
と、言って、私は自然に彼女の背に手を回しかけた。
が、その声でハッとなった彼女は、私の胸を手で突っ張って離れようとした。
しかし、髪の毛で私とつながっているものだから二人で同時に、
「きゃっ、痛い」
「うぐっ、喉《のど》がっ」
と、声を上げるはめになってしまった。
「ひ、ヒルシャーさん、ごめんなさい」
「ちょっとまて、トリエラ」
と、私はトリエラの髪の毛を首から解き、
「こ、こうやって、つながっていては、仕事に差し支えそうだな」
と、冗談めかして言った。
トリエラは、
「はぁ〜。危うく、また、どじ踏むところでしたね」
などと、ちょっと頬を染め、照れ隠しを言ってる。

トリエラは、困ったような顔をしていたが、腕時計を見やり、
「さ、時間です。突入しますよ」
と、私に背を向け、ウィンチェスターを構えた。
(もう少しで彼女を抱きしめてしまうところだったな・・・)
などと、思いにふけっていた私は、両手で頬をパンとたたいて、気合を入れなおした。
「よし、いくぞ」
と、声を掛け、二人でパダーニャのアジトへ向かった。

472 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/12(月) 21:17:49 ID:oRVpWsgp
と、まあ、書いてみましたが、
>>459 様の エルザたん(ハァハァ)を超えるのは難しいですね。

473 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/14(水) 21:35:24 ID:GdV1LiL3
ヒルシャー視点だと、頬を染めたり、困ったような顔をする
トリエラの表情が書けて良い感じ。

『ある晩のエルザ』は志摩子さんに朗読してもらいました。

474 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/15(木) 21:24:14 ID:PSeVQNpu
>>473 志摩子さんって・・・? 藤堂さん?

475 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/17(土) 07:21:54 ID:EGR4cuIi
そう、藤堂志摩子さん。
アナ コッポラちゃんにしようか迷ったけど、ラウーロのセリフもあるし。
最近、がらの悪いおねいさんとつき合ってるみたいなので
「きっ、キスっ」みたいにせりふを間違えて真っ赤になったり
しないのでは、と思った。

476 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/17(土) 08:32:00 ID:LEHjorhK
それでは、ひとつ季節物です。

477 :冬の窓辺:2005/12/17(土) 08:34:10 ID:LEHjorhK
『冬の窓辺』(by_the_window in winter)

宿泊先のホテルにて、

明日からの作戦(Operation)に備えてヴェネツィア入りしたフラテッロ(ヒルシャーとトリエラ兄妹)だったが、
下見を済ますとヒルシャーは地元の支局との打ち合わせ。
トリエラは独りホテルで待機している。

もう12月だ。外は冷え込んでいるのだろう、窓のカーテンを開くと窓ガラスは曇っている。
手で窓ガラスを少し拭いて外を眺めると街明かりが美しい。

(ヒルシャーにとって私はいったい・・・)
と、トリエラはいつもの自問自答をはじめる。

(無条件に疑いも知らずジャンさんの言うことに素直に従うリコ。)
(一途に担当官を慕っているヘンリエッタやアンジェ。)
(こんなに悩むくらいならいっそ薬漬けで条件付けを強化してくれれば良いのに。)

(彼は一体私になにを演じて欲しいんだろう? )

(彼にとって私は、妹、姪っ子、娘、それとも・・・。恋人?(ポッ))

トリエラは「ヒ ル シャー」と小さくつぶやくと、
曇った窓ガラスへ " H i l s c h e r " と指で綴ってみた。
「あれっ?」なぜか涙がこぼれる。

"Hilscher" の横に "Triela" と書いて、その二つの名前を
ハートマークで囲ってみた。
そして、トリエラは放心したようにしばらくそれを眺めていた。

「トリエラ、帰ったぞ」といって、いきなりヒルシャーが部屋へ入ってきた。
「えっ!」
トリエラは慌てて乱暴にごしごしと拭いて窓ガラスの落書きを消した。
そして、振り向くと
「お帰りなさい、ヒルシャーさん」
と、返事した。少し声が上ずっていた。


478 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/17(土) 15:13:51 ID:s+UjJFX+
六巻発売〜。いまいち中継ぎ間が否めない気がするのですが……

479 :真っ赤な人:2005/12/17(土) 18:18:01 ID:xY50y60x
ジャソ 「とりわけ、、、主人の身を守ることにかけては敏感に反応するようできてる。
   エルザは昔、ラウーロに水をこぼそうとしたウェイトレスの腕を折りかけた」
フェル「でくのぼうではなかった、ということか、、、、、(吸殻を手にとり)」
  (フッ、見せてもらおうか、2課のお人形の性能とやらを!!!)
 
  ピッ! ヒューン   パシッ ヂャキッ! 

フェル 「、、、、、成程(あっさり認める)」
ジャソ「リコ、銃をしまえ、、、。
   フェルミ、好奇心は結構だがお前が公社の人間でなければ今ごろ死んでいる。
   これで義体のことが少しは分かっただろう」

フェル 「、、、ふん、はっきりと物を言う、気に食わんな」
ジャソ「リコ、やれ」
リコ 「はい、ジャンさん」

  ターーーーーーーーーーーーーーーーン

 真っ赤な人の体を張ったジョークは、イタリア人には難しかったようだ、、、、、、。

おしまい

480 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/19(月) 22:30:51 ID:dwS9U2NC
>>479
・・・。
ジャソ:「リコ、銃をしまえ・・・」
リコ :「はい、ジャンさん」
ジャソ:「銃はいらん、素手でいい」
リコ :「はい、ジャンさん」


481 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/20(火) 00:18:17 ID:46asfl17
「ガンスリンガー・ガール」ハァハァスレ @+1

ひょっとして・・・スレタイトルと内容がそぐわない気がするのは俺だけか?

482 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/20(火) 21:45:28 ID:Lo0rW5c9
>>481
義体ガールズ に
『はぁはぁ』する/させるような SS など
を楽しむという点では、そこそこあってるかと、私は思いますけどね。

483 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/20(火) 23:09:40 ID:LEBy7/e0
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115286133/-100
ガンスリンガーガール 3人目の義体(21歳未満閲覧禁止)

↑も過疎に近い状況だし、SS職人が戻ってこないままだととこのスレは駄目じゃね?

484 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/20(火) 23:16:46 ID:y/vnDRWF
>>481
今、再建で話題になってるカネボウみたいに、本業は撤退してて化粧品の売り上げが殆ど
なのに「鐘淵紡績(繊維メーカー)」の名残の社名を名乗ってるようなもんですよ。

ハアハアするためのネタとするためにSSを受け付けてたらSSスレみたいになって
しまったんだけど、元々はハアハアスレだから継続しようって事になってる訳です。
>>1を参照。

485 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/21(水) 07:11:33 ID:clG1tPMQ
 俺の顎を蹴り上げたその義体は、延々と20分も喋り続けた。
 知っていること、知らないこと、とにかく喋る。
 女の子というのはよく喋るものだ。判っていたが、いささか閉口してそれを遮った。
「俺の名前判るか?」
「マシュウ……?」

486 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/22(木) 22:56:47 ID:BltbquFG
>>485
その義体は、"e" の付くアン(Anne)ですね。


487 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/23(金) 23:02:04 ID:r0Bey3Rv
>>486
シャーリーと通常呼ばれているらしい。

488 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/24(土) 21:49:32 ID:z5wrwccQ
GUNSLINGER GIRL相性診断
http://bom-ba-ye.com/c.cgi?gunslinger=1


489 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/25(日) 23:18:02 ID:QQ4PJGMH
これってたぶんペトラは入ってないよな

490 :真っ赤な人:2005/12/26(月) 00:29:20 ID:fhhnHyIt
>>481
やや、その通り、場違い投稿でした。先週初めてガンスリを友人から借りて
ファンになった新参者なもので、申し訳ない。因みに何処に投稿すればよい
ものでしょうか?手近にあったのがここでしたので。

>>485
「そ、そうさのぅ」

491 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/26(月) 13:40:51 ID:gxjWf2wE
>>490

いや、投稿内容が場違いなんじゃなくて
スレタイトルのほうが変だと言っているのよ。

戦闘シーンやシリアスなネタも取り扱うことがあるし、
次スレに続くなら「ハァハァ」じゃなく
タイトルを変更したほうがいいかもしれないな。


投稿先については、>>1を参照しる!
もしくは「GUNSLINGER GIRL.‐二次創作物無断転載倉庫」で検索をかけてくれ。

文章の練習をしたいのならSS書きの控え室 2へドゾー!
ガンスリンガー・ガール板@萌えBBS
http://so.la/gunslingergirl/

●関連スレ

GUNSLINGER GIRL ガンスリンガー・ガール 42挺目(アニメ2板)
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1134311137/
薬物】GUNSLINGER GIRLスレ 6挺目【人体改造】(半角二次元板)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1120434525/
ガンスリンガーガール 3人目の義体(エロパロ板)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115286133/
GUNSLINGER GIRL VII (キャラネタ板)
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1128875409/
なりきりスレの過去ログ
http://2ch.pop.tc/log/05/10/11/1239/

>>489
ビーチェ、ペトルーシュカは入ってないね。
アンジェとエルザが出ねえ・・・!

492 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/27(火) 01:05:24 ID:iYtyg/WN
>スレタイトルのほうが変だと言っているのよ。

タイトルにも歴史有りと言ってみる。
取りあえずアニサロでハァハァとして立ったんだけど、アニメ本スレが暴走してたんで
マターリスレとしても機能していて、マターリだったからSSも書けた。

で、アニメも収束してきたので漫画サロンに移転して立てたんだけど、キャラスレに
移されてしまったんで、色々な経緯を持っている、いろんな意味で「何というタイトルを
付けて良いか判らないスレ」な訳ですよ。

一応、漫画本編も早いスレだし、マターリの一つとして機能してくれればと思うんだが。

493 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/27(火) 14:47:56 ID:T+lbwg/h
21歳未満閲覧禁止のエロパロ板。(SS投下の他、萌え談義・なりきりなど)
ガンスリンガーガール 3人目の義体
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115286133/-100

アニメ板、萌え話、SS投下用スレッド
「ガンスリンガー・ガール」ハァハァスレ @+1
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1099215397/-100


どっちも過疎気味。
重なる境界線は「萌え」だけで性描写の有無ぐらいしか差がないし
ハァハァスレ @+1は全年齢対象のSS投稿スレッド扱いでいいのでは?

タイトルに関してはもっと格好良いのか藁かすのが欲しいが・・・。



・・・漏れもそろそろ書くか。。。。

494 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/30(金) 15:26:37 ID:9mECHAbM
ところでポカフェリ買ったの挙手

495 :名無しかわいいよ名無し:2005/12/31(土) 23:28:46 ID:uDzrz63y
いま後悔している。新幹線で仙台まで行ったのに…、売り切れてました。
世の中には予約と言うものがあると知っていながら…
通販は家族の興味を引きすぎるのだ。

ということなので、まだ。


496 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/01(日) 09:40:43 ID:a7fE0puy
>>494
微妙にスレ違いのような気もするが、寂れてるしまあいいか。
通販で買ったよ。
昨年度中には聞く暇がなくて今日はじめて聞いている。
ポップな感じが似合わないかなぁとか思う。
ピノッキオだけジャズで笑った。
ラストの曲は締まっててとてもよい。

497 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/02(月) 20:59:39 ID:ssEjPEWp
6巻を見ていて
ジャンが酒を飲んで幻を見て、ジョゼとヘンリエッタが海辺を散策していたころ
リコは何をしていたのかな。
一人で部屋にいた、というのでは寂しいので
フェッロと出かけたと思うのだけど、
フェッロとリコの話って想像がつかない。
というか、会話になるのかな?


498 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/04(水) 17:20:22 ID:nknsz1+Q
>>497
>リコは何をしていたのかな?

眠るのが好きな子なので既に就寝していた。

499 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/06(金) 20:58:33 ID:JlrTKpJV
>>497
二人がふと立ち寄ったおもちゃ屋さんで、羽のついた熊のぬいぐるみを買う。

こんな所にまでジャパニメーションが。
というか、このネタは定番だよね。

500 :真っ赤な人:2006/01/08(日) 00:08:31 ID:aN1u3OxK ?
また場違いかもしれませんが、いくつか回って、やはりここが適切だと思ったので、、、。

フェル「エレノラ、昨日の報告書は後回しだ」
エレ 「は?」
フェル「一緒に来い、急ぎの仕事が入った」
エレ 「はっ、はい、、、。お手伝いします、大佐」
フェル「誰が大佐じゃ、ヴォケ」

-------------------------------------------------------

エレ 「今通っているこの道は古代ローマ軍がシチリアを攻撃する時に、、、、、」
フェル「おいおい、そこに俺の下着の色まで書いていないだろうな」
エレ 「専用の色ではないのですか?」
フェル「、、、私にも恥ずかしいことはあるのだよ、言わせないでくれないか、ララァ」
エレ 「誰がララァじゃ。ヴォケ」
                                おしまい

501 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/08(日) 00:15:18 ID:aN1u3OxK ?
>>500
リコ:カモメを追い、海を見ながらワクワクしていた。
フェ:リコがカモメを追って海中に突っ込まないかハラハラしていた。

502 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/09(月) 11:28:10 ID:U5FkHxSC
…「カリギュラ」は何体目のクマなんだろう???


マリオからナタレに貰ったのが「アウグストゥス」で8体目。
ヒルシャーがフランスに出張した際の土産のテディベアが9体目だが・・・。。。。
これが「ティベリウス」なら、「カリギュラ」は10体目でFA?

http://www.geocities.jp/navisoneraria/roma.html

503 :名無しさん@専用色:2006/01/09(月) 23:17:23 ID:MRVOqSjB ?

ビアンキ 「じゃあアンジェ、この物語は覚えているかな?『昔々あるところに・・・』」
プリシッラ「あ〜〜、この物語」
アマデオ 「なつかしいなぁ、、」

ビアンキ 「『名前のない怪物がいました。怪物は名前がほしくてほしくてたまりませんでした』」
オリガ  「???これってやばくありませんか?マルコーさん」
マルコー 「ああ、スレ違いだな」
オリガ  「そうじゃなくって!!」

ビアンキ 「どうだった?アンジェ?」
アンジェ 「私の一番怖いもの、、、それはペロの記憶がなくなってしまうこと、、」

アマデオ 「ヤバイ」
プリシッラ「逃げましょうマルコーさん!!!」

ばりばり、ぐしゃぐしゃ、ばきばき、ごくん。


504 :名無しさん@専用色:2006/01/09(月) 23:19:52 ID:MRVOqSjB ?

「よぅしヘンリエッタ、バースト10秒、いくぞ!」
「はっ、はい。ジャンさっ、あっ、お、お願いします!」

パララッ パララッ パララッ パラッ パラッ パラ、、パラ、、、、どろり

「ふう、ヘンリエッタ、マガジンを抜くぞ。チャンバーももう空っぽだ。それと今の射撃の採点をな」
「は、はい、ジョゼさん、ありがとう、、ございました。あ、あれ?クラエス?どうしたの?」

「ん?ちょっと見学。久しぶりに銃声を聞いて興奮しちゃった」
(なんだろう、懐かしい匂いだ、、)
-------------------------------------------------------
「あれ?クラエス、あなたイカ臭いわよ?こんな日課あったの?」
「え?(くんくん)本当だ」

                         おしまい

505 :名無しさん@専用色:2006/01/09(月) 23:22:09 ID:MRVOqSjB ?
あ、503と504は全く関係ありません。
503は一応これで終わりだけど、もう少しパロレルかも。
でもスレちがいですね。

506 :参考までに:2006/01/10(火) 00:58:36 ID:/hK7YCZo
GUNSLINGER GIRL VIII
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1136807796/

いままでのガンスリなりきりスレのまとめ
http://2ch.pop.tc/log/05/10/11/1239/

507 :名無しさん@専用色:2006/01/10(火) 01:52:13 ID:/xt1iUhy ?
>>506
Thanks

508 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/13(金) 22:51:48 ID:UBsFd1RE
リコに蜂蜜入りホットミルクを飲ませてみるテスト

509 :名無しさん@専用色:2006/01/15(日) 01:54:34 ID:oMpuuP1v ?


オリガ  「…何人か集めてバレエ団を作るの」
アマデオ 「そりゃいいなあ」
ジョルジュ「アマデオよ、だったらもっと独創的なプランがあるぜ」
アマデオ 「なんだね、ジョルジュ君」
ジョルジュ「メイド喫茶の開店」

ジョゼ:マル:ジョルジュ 「それだ!!!!」

オリガ  「あ〜やだやだ、イタリア男って」


510 :名無しさん@専用色:2006/01/15(日) 01:57:45 ID:oMpuuP1v ?

プリシッラ「あらオリガさん、面白そうじゃないですか」
オリガ  「あんたまでなんだい、プリシッラ」
プリシッラ「だって、エッタやアンジェを着せ替えたい放題ですし、私たちも
      好きなコスプレできますよ」
オリガ  「う〜ん、そうねぇ、じゃぁ課長に提案してみようかしら」
ジョゼ  「おいおい、君たち、勝手に話をすすめないでくれ」

マルコー 「ん??プリシッラいま確か、私“たち”と言ったよな?」
ジョルジュ「あわわわわ」

-----------------------------------------------------------

課長   「…ということで、メイド喫茶“公社”の設立にあたり、、、」
ジャン  「課長、何が“ということで”ですか、義体にメイドなどとくだらない」
ヒルシャー「そうですよ、いくらお金がないといえ我々は国家機関なんですよ」
課長   「まあ待て、確かに1期生の皆は優秀だが、いずれ戦闘用としては限界を
      迎える。その後は各担当官付きのメイドとなるわけなのだから、
      積ませておいて悪い経験ではないだろう。」
一同   「???各担当官付きのメイド?そうだったのか、だから課長には、、、」

課長   「…ということで決をとる。異議のあるものは?」
男性課員一同「う〜ん、異議なし」

オリガ  「課長がメイド好きで好かったわ。」

511 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/16(月) 00:40:26 ID:Xo/dhFya
>>509
オリガ  「…何人か集めてバレエ団を作るの」
アマデオ 「そりゃいいなあ」
ジョルジュ「アマデオよ、だったらもっと独創的なプランがあるぜ」
アマデオ 「なんだね、ジョルジュ君」
ジョルジュ「メイド喫茶の開店」

ジョゼ:マル:ジョルジュ 「それだ!!!!」

オリガ  「あ〜やだやだ、電車男って」

ちと改変してみたw

512 :名無しさん@専用色:2006/01/16(月) 18:09:18 ID:E0unq1HH ?
>>509
今頃間違いに気がついた。
× ジョゼ:マル:ジョルジュ → 〇 ジョゼ:マル:アマデオ

>>510
ワロタ

513 :名無しさん@専用色:2006/01/16(月) 18:12:43 ID:E0unq1HH ?

めでたく開店したメイド喫茶“NIKA DE KOSHA”
初日はジャンとリコの当番です。

カラーんころ〜ン

ジャン「リコ、目標が来たぞ、急いで注文をとって来い」
リコ 「はい、ジャンさん」

リコ 「い、いらっしゃいませ(汗)。お客様わ、な、な、何名様でしょうか?」
客  「うっわー、本物のリコたんだ、カワユぃー。わざわざ東京から来た甲斐があったよー。激萌え〜」
リコ 「あ、あの、お席へご案内…」
客  「その前に一緒に記念撮影していい?あ、ほら、こっちに視線ちょうだい!それとCDにサインして
    もらっていい?ほらこっちこっち。はい次は握手」
リコ 「あの、お客様、、、あの、、ええと、、ええと、、、、」
客  「お客様じゃなくてご主人様だよ、リコたん。それにしてもカワユイ衣装だねぇ。見立てたのは
    まさかジャン?いや、やっぱプリッシッラあたりかな?」
リコ 「あの、ええと、ええと、、、あ、そっか」
客  「むずかしい顔してどうしたのかな〜?リコタン?」
リコ 「ごめんね」
客  「?」

キシュッ キシュッ キシュッ キシュッ キシュッ

ジャン「リコ、何事だ」
リコ 「あっ、あの、ジャンさん、こんな時なんて言ったらいいのか分からなくって、、、」
ジャン「…分かった。先に公社に戻っていろ」
リコ 「はい、ジャンさん」

ジャン「ほんっっっっとに1人じゃ何もできない奴だ!!!」

メイド喫茶“NIKA DE KOSHA” 先行きは暗いようだ。

(因みに筆者は地方在住で、メイド喫茶にもアイドルの握手会(?)にも行ったことがないので、
多少の誤解はご容赦を)

514 :名無しさん@専用色:2006/01/16(月) 18:14:24 ID:E0unq1HH ?

先行き暗いメイド喫茶“NIKA DE KOSHA” 
今日はラウーロとエルザが担当です。

---開店準備中---

エルザ 「ひどすぎますこんな仕打ち!」
ラウーロ「いや、だからエルザ、確かに俺もおかしいとは思うけど、これも任務だし、、、」
エルザ 「私にとってご主人様はラウーロさんだけです!ロリコン変態共の相手など!」
ラウーロ「ひでぇこというなぁ」
エルザ 「じゃあラウーロさんは、私が“エルザたん”なんて呼ばれるのが平気なんですか?
     ラウーロさんにいただいた大事な名前なんですよ?」
ラウーロ「ん???それは俺もちょっと言ってみたいかも、、、いやいや、そうじゃなくて、
     そんなに考え過ぎずにだな、もっと気楽に、」
エルザ 「こうなったら貴方を殺して私も死ぬわ!」
ラウーロ「あ〜もう、勘弁してくれ」

本日、事情により臨時休業致します “NIKA DE KOSHA”


515 :名無しさん@専用色:2006/01/17(火) 00:51:49 ID:g9E/Gp0N ?

フェルミ「エレノラ、噂によると近頃作戦2課が、メイド喫茶なるものを立ち上げたらしい。今日はその調査を行う」
エレノラ「ちなみにこれは課長の指示ですか?それとも・・・」
フェルミ「俺の趣味だ」
エレノラ「やっぱりね(泣)。まあいいわ、行きましょう」

 お先真っ暗のメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 今日は義体の都合がつかなかったので、ヒマな課員が詰めてます。

カラ〜んころーン
フェルミ「作戦1課のピエトロ=フェルミとエレノラ=ガブリエリだが、、、」

オリガ 「あ〜ら、いらっしゃ〜〜い」
エレノラ「▲#%>$&¥〇□XYZ↑?」  --- エレノラはおどろきすくみあがった!
フェルミ「ちィィっ、冗談ではない!!」 --- フェルミは通常の3倍の速さでにげだした!

 しかし、回り込まれてしまった!!コマンド?

オリガ 「御主人様ったら、なんで逃げるのです?。楽しんでいって下さいよ、うふ」
アマデオ「自慢のパスタをご馳走するぜ、お二人さんよぅ」
フェル:エレ 「@#▲? たしけて〜〜……」

---------------------- 30分後 ---------------------------------------
カラ〜んころ〜ん

フェルミ「おかまバーかと思った…」
エレノラ「でも、あそこがメイド喫茶なのかどうかはともかくとしても、結構美味しいパスタでしたね、フェルミさん」
フェルミ「…」
エレノラ「フェルミさん?」
フェルミ「…俺は最初は義体なんて気色悪いと思っていた。しかし、、、」
エレノラ「しかし?」
フェルミ「やはり気色悪いものは気色悪いな」
エレノラ「ええ、怖い顔して9m口径振り回している方が似合ってますよね」
フェルミ「うむ」
エレノラ「…」
フェルミ「…」
エレノラ「ところでオリガさんって義体でしたっけ?」
フェルミ「いや、知らん。俺はもう義体はこりごりだ」

 オリガとジョルジュは1課の二人を無難にやっつけた。
 20の経験値と30ユーロを手に入れたが、店の評判は上がりそうにない。


516 :名無しさん@専用色:2006/01/17(火) 02:17:51 ID:g9E/Gp0N ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 
 来週はとうとうヒルシャーとトリエラの番。しかしそこは小心者ヒルシャー、
来週の事はもとより、メイド喫茶についても、まだトリエラに説明できないでいた。
衣装こそ支給されているが、これを着て云々しろなどと、ヒルシャーにはとても言えない。
頭の痛いところだ。

ヒルシャー「と、トリエラ、ら来週のにに任務について話があるのだが、い、いま時間あるかい?」
トリエラ 「いいですけど?顔赤いですよヒルシャーさん」
ヒルシャー「い、いYa、なんでもない」

トリエラ 「…で、どんな任務なんです?」
ヒルシャー「い、いyaNEそのNn何といふかこれわ全く持ってわたしのコジン的シュしゅ趣味ではなく
      100%Nにに任務なのだがまあ簡単にいうとトクシュな衣装xを着てだな接客といふか
      目標におChaを出してオ金と情報を引き出スSuパイ、そう!スパイの様にゃものだ!」
トリエラ 「ヒルシャーさん落ち着いて下さい。変換がメチャクチャです」
ヒルシャー「う、うむ、すまないトリエラ」

トリエラ 「、、、メイド喫茶でしょう?」
ヒルシャー「ななNaぜそれを?」
トリエラ 「今日、オリガさんがスゴイ格好で帰ってきたし、リコにも聞きました」
ヒルシャー「そソそうか、し、知っていたのか…(ゴクリ)」
トリエラ 「…似合うと思いますか?? 私にメイド服なんて」
ヒルシャー「そそRyaトリエラならどんナ服でも似合うさ考えてみればお前には今までPaリっとした
      服しか与えてないからたまには可愛い服を…」
トリエラ 「…分かりました。その代わり上手くいったら褒めて下さいね、ご主人様」
ヒルシャー「(鼻血ブッ)」(;´Д`)ハァハァ

------------------------------------------------------------

クラエス 「あら、今回はずいぶん素直じゃないの、トリエラ」
トリエラ 「う〜ん、やっぱ6巻じゃ出番少なかったからさ、少しアピールしとかないと」
クラエス 「下手な嘘はおやめなさいトリエラ。まぁピノッキオに感謝しておくことね、フフフ」
トリエラ 「…(ちっ、自分の出番は少ないくせに、ちゃんと5巻読んでるのね、クラエス)」

517 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/17(火) 15:44:18 ID:7NHPEU/o
あの……スルーどこなのかも知れないけど一応

ジョルジュ→ジョルジョ

では?

518 :名無しさん@専用色:2006/01/17(火) 16:16:42 ID:WOmLfZtI ?
>>517
あ、ほんとだ。今まで全〜然気がつかんかった。
アリガト。

519 :名無しさん@専用色:2006/01/17(火) 16:26:34 ID:WOmLfZtI ?

 メイド喫茶デビューを明日に控えたヒルシャー&トリエラ組。しかしヒルシャーは悩んでいた。

「トリエラもああは言ってくれたが、しかし秋葉系ロリコン男の群れにトリエラを放り出すのはやはりツライ。
課長には悪いが、お客が来ないように祈るしかないな。明日は看板も出さないでおこう。それにシャッターも開けずに。
そうだそうだ、そうしよう!明日だけの辛抱じゃないか!!」
 
気を取り直したヒルシャー、しかし公社に着き、デスクに置いてあった新聞を何気なく開いたとたん、デスクから大きく
のけぞってしまった。

 【ご主人様に幸せの魔法をかけて差し上げます--- 
           メイド喫茶 “NIKA DE KOSHA” 地下鉄コロッセオ駅E4出口より徒歩2分】

 【視線をあわせて Ti amo --- メイド喫茶 “NIKA DE KOSHA” 電話番号0290-〇〇-××】
        

ヒルシャー 「▲#%↑>$&¥〇□XYZ♂♭???」

フェッロ 「どうしたんです?ヒルシャーさん」
アルフォンソ「なになに、ご主人様に幸せの、、、すげぇ3行広告だな、うゎ、こっちは見開きだ」
プリシッラ 「きゃあっ、トリエラったら、やる〜〜〜」

 デスクを飛び出すヒルシャー、課員の黄色い声と笑い声が背中に突き刺さる。

---------- ところかわって、こちら義体寮 ---------------

       バタン!
ヒルシャー 「と、トリエラ、あああの新聞の広告は一体、、、、ハッ!」
トリエラ 「、、、きゃァァァァァァァァァァエッチぃィィィィ!」

       ドカバキ、グシャ、バタン!!!

ヒルシャー 「ト、トリ…エラ………」
クラエス 「ヒルシャーさん、次からレディーの部屋に入る時はノックぐらいすることね、くすっ」



520 :名無しさん@専用色:2006/01/17(火) 16:27:52 ID:WOmLfZtI ?

 お店の広告が新聞にでかでかと載ってしまったメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 広告の真意を正そうとしてトリエラの着替え中に飛び込み、タコ殴りにされたヒルシャーだったが、、、、

---------- 10分後 ----------------

ヒルシャー 「それで、だ。説明してくれないか、トリエラ」
トリエラ 「すみません、ヒルシャーさん。実は昨日、ミミと電話してて、メイド喫茶の事を話したんです。
そしたら『カモッラ総動員で宣伝してやるから任せろ』って」
ヒルシャー 「どーりでアサピ新聞から夕刊Fジ、S教新聞まで広告が入ってる訳だ」
トリエラ 「はい、すみません、、、(シュン)」
ヒルシャー 「ま、まあ反省しているならいい。これから課長にかけ合って何とかしてもらうから」
トリエラ 「え?課長ならさっきここに来て『明日、モニカ作戦部長とダンジェロ氏を連れて視察に行く』と」
ヒルシャー 「!!??アワワ、、 モウアカン、、、(ブクブク・・・)」

クラエス 「若者よ、若いうちに愉しめ、か…」


521 :名無しさん@専用色:2006/01/17(火) 16:33:46 ID:WOmLfZtI ?
>>520
すみません。字ズレが大きくて自分として許せなかったもので、連投。
 どちらにせよ自分のミスですが、、、。


 お店の広告が新聞にでかでかと載ってしまったメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 広告の真意を正そうとしてトリエラの着替え中に飛び込み、タコ殴りにされたヒルシャーだったが、、、、

---------- 10分後 ----------------

ヒルシャー 「それで、だ。説明してくれないか、トリエラ」
トリエラ  「すみません、ヒルシャーさん。実は昨日、ミミと電話してて、メイド喫茶の事を話したんです。
      そしたら『カモッラ総動員で宣伝してやるから任せろ』って」
ヒルシャー 「どーりでアサピ新聞から夕刊Fジ、S教新聞まで広告が入ってる訳だ」
トリエラ  「はい、すみません、、、(シュン)」
ヒルシャー 「ま、まあ反省しているならいい。これから課長にかけ合って何とかしてもらうから」
トリエラ  「え?課長ならさっきここに来て『明日、モニカ作戦部長とダンジェロ氏を連れて視察に行く』と」
ヒルシャー 「!!??アワワ、、 モウアカン、、、(ブクブク・・・)」

クラエス 「若者よ、若いうちに愉しめ、か…」

522 :名無しさん@専用色:2006/01/19(木) 18:50:31 ID:jKB30xBX ?

ジョゼ 「バウンシング・ベティ(対人地雷)か?」

シュポッッッ パァーーーーン!!!

エッタ 「ジョゼさん!! お怪我は?」
ジョゼ 「平気だ、かすりもしなかった」
エッタ 「よかった、、、」
ジョゼ 「ヘンリエッタ、隠している指をどけなさい」

-------------------------------------------

ジョルジョ 「なぁ、アマデオ、ここって確か“指を見せなさい”じゃなかったか?」
アマデオ 「ああ、確かそうだ」
ジョルジョ 「ジョゼさんも、辛気臭い顔して何エロいこと想像してるんだか…」
アマデオ 「奴ら(筆者)の好みそうな手口だな」

523 :名無しさん@専用色:2006/01/20(金) 04:10:38 ID:gWI6aCU8 ?

 カラオケ de 公社 PART1

トリエラ  「あァ〜なたにー お〜んなのこーの〜いちばん〜 たいせつぅなぁ〜 ものをあげるわぁ〜〜♪」
ヒルシャー「…(ゴクリ)」

マルコー 「…そりゃ無理だろ」
ジャン  「…ああ」
ジョゼ  「……(ノД`)」


524 :名無しさん@専用色:2006/01/20(金) 04:12:04 ID:gWI6aCU8 ?
 
 カラオケ de 公社 PART2

エルザ   「どうせ わたしーぃわぁ〜 さそり座のおんなぁ〜〜♪」

課長    「これまた古い歌を…」
フェッロ 「美川憲一ですね」

----------------------------------------

エルザ  「あなたは あそびのつもりでもぉ〜〜 地獄のはてまで ついてゆくぅ〜〜♪」
ラウーロ 「……((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

プリシッラ「あら、ラウーロさんったら、感動して震えてるわ」


525 :名無しさん@専用色:2006/01/20(金) 20:35:47 ID:8pa2S498 ?

 カラオケ de 公社 PART3

オリガ  「あぁぁぁ〜〜ーー〜ぁヴぇぇ まりー〜〜ぃぃ〜〜ぃあぁ〜〜♪♪♪」

ジャン   「ほほぅ、賛美歌か」
ヒルシャー「シューベルトの“ave maria”ですね」
プリシッラ 「オリガさん、じょうず〜〜」

ビーチェ 「ベルナルドさん、これってどういう意味の歌なんですか?」
ベルナルド「ん ? ああ、つまりな、むかしニッポンという国に“阿部まりあ”って奴がいてよぉ、そいつが…(省略)」
リコ    「……(真剣に聞くリコ)」

 おいおい、適当なこと言うなよベルナルド。あとでリコが殴られたらあんたのせいだぞ

526 :名無しさん@専用色:2006/01/20(金) 20:37:13 ID:8pa2S498 ?
 カラオケ de 公社 PART5

エッタ   「つぎ、ヒロスエ歌います!」

プリシッラ「いや〜ん、エッタったらこんなの歌えるんだ〜〜」
ジョルジョ「頑張れ〜エッタ!」

--------------------------------------

エッタ  「とっても とっても (中略) とっても とっても  大〜〜福よ♪」
     「あい あい あい あい(中略) あい あい あい スクリーぃむぅ♪」
一同   「?」

クラエス 「あら大変、エッタったら砂糖が切れてるわ」


527 :名無しさん@専用色:2006/01/20(金) 20:38:09 ID:8pa2S498 ?

 カラオケ de 公社 PART6

ジョゼ 「かーなーらーずぅ〜 さいごに愛は勝つぅ〜〜♪」
エッタ 「……(ウットリ)」

一同  「ケッ!」




528 :名無しさん@専用色:2006/01/20(金) 20:38:46 ID:8pa2S498 ?

カラオケ de 公社 PART7

リコ  「それはっ! マンピーのGスポッ!(チャチャッ) Gスポッ!(チャチャッ) Gスポッ!」

ジョゼ 「兄さん…(泣)」
ジャン 「ああ、、、なにせ一人じゃ何もできない奴だからな」
課長  「次は“金太の大冒険”でも歌わせてみるか」
マルコー「…変態どもめ」


529 :名無しさん@専用色:2006/01/20(金) 20:42:44 ID:8pa2S498 ?
(PART4を抜かしてた)

カラオケ de 公社 PART4

ジョルジョ「S-A-G-A さがぁ! S-A-G-A さがぁ! えがしら〜もさが〜、公表するな〜」

エッタ  「あの、、ジョぜさん」
ジョゼ  「なんだい?ヘンリエッタ」
エッタ  「“さが”ってどういう意味ですか?」
ジョゼ  「う〜ん、ニッポンの言葉だからよく知らないけど、“性”っていう意味らしいね」
エッタ  「……(ポッ)」
フェッロ 「……(なに赤くなってんのかしら、このマセガキ)」

エッタ  「ジョゼさんって、何でも知ってるんですね 」
ジョゼ  「そうとも」


530 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/21(土) 00:41:11 ID:yKGLg2up
生暖かい目で(ry
成長が早いなとは思っていた

531 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/21(土) 01:47:48 ID:x08lrqyq
・・・すげぇ書くの早っっ!

532 :名無しさん@専用色:2006/01/21(土) 13:02:55 ID:mezrjedm ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 
 今日はとうとうヒルシャー&トリエラのデビュー戦。
 緊張しまくりでロボコップのようにぎこちない動きのヒルシャー、一歩動く毎にモーター音でも響いてきそうだ。
 一方トリエラはさすがに堂々としている。

ヒルシャー「と、とリエラ、もし嫌なら、今からでも遅くはないぞ」
トリエラ  「何言っているんですかヒルシャーさん。これくらい何でもありません。」
ヒルシャー「しかし、恥ずかしくないのか。いくら貧乏とはいえ…」
トリエラ  「そんなこと言ったら、エッタなんてゲームでぱんちゅ見せびらかたり、現金の強奪までやって
      お金稼いでいるんですよ。私なんてたった2面しか出番なかったし、ヒルシャーさんだって
      声だけだったじゃないですか。私たちも負けてられませんよ!」
ヒルシャー「…(トリエラ、そんな対抗意識を燃やさなくても)」
トリエラ  「あっ、ヒルシャーさん、お客さんが来ましたよ」

から〜ンコロ〜ん
トリエラ 「(コホン) ご主人様、本日はお越し下さいまして、有難う御座います。おタバコはお吸いですか? 
      はい、はい。それではお席へご案内いたします。足元にお気をつけ下さいませ。」
ヒルシャー「ば、場慣れしてる…」

------------ 2時間後 -------------

トリエラ 「ヒルシャーさん! 新規オーダー、カプチーノ3丁にイカスミ2丁、入りましたー!
      それと3番テーブルにお冷やとオシボリ持ってって!」
客A    「俺のトマトソースパスタ、ずいぶん待ってるんだけど、まだ?」
客B    「早くしてくんないと昼休み終わっちゃうよ〜」
トリエラ 「はいはい、ただいま。ちょっと待っとくれよ。ヒルシャー!トマトソースどうなってんの?
      あら、いらっしゃ〜い。新規お客さん5名様!ヒルシャー、お客さん5名様だってば!あんた聞いてんの?」
ヒルシャー「…………」

 泣きながら、キッチンでひたすらフライパンを振るヒルシャーであった……。
      
 メイド喫茶 “NIKA DE KOSHA” 改め 渡る世間は鬼ばかり食堂、その名も“幸楽”
 あんたは泉ピン子か、、、



533 :名無しさん@専用色:2006/01/21(土) 13:05:52 ID:mezrjedm ?
>>530
有難うございます。
最近成長が止まっているのが悩みの種ではありますが、、、
ガンバリマス。
それと、お言葉をありがたく使わせていただきます(次回)。

534 :名無しさん@専用色:2006/01/21(土) 13:14:52 ID:mezrjedm ?

エッタ「ジョゼさん、530さんが言ってる“生暖かい目で(ry”ってどういう意味なんですか?
ジョゼ「う〜〜ん、多分、一見温かい目で見守っているようだけど、ちょっと冷めちゃった視線、、、
    そんな感じの意味なんじゃないかなぁ」
エッタ「よく分かりませんね、ジョぜさん。一体どんな視線なんでしょう?」
ジョゼ「そうだな……。さあエッタ、雪も降っていることだし、そろそろ中に入ろうか」
エッタ「はい、ジョぜさん(愛)」

 ジョぜさんよぉ、まさにアンタのその目が“生暖かい目”なんでないかい?

535 :名無しさん@専用色:2006/01/21(土) 13:33:41 ID:mezrjedm ?
>>530
 お気を悪くなされましたら、申し訳ございませんでした。

536 :名無しさん@専用色:2006/01/21(土) 20:37:40 ID:AEUk/j5w ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 
 (PM10:00)
 カラ〜んころ〜ン・・・・
 やっと最後の客が帰った。フラテッロの長い一日が終わり、一時の
安らぎが戦士たちを包む。


ヒルシャー「・・・ええ、記録は十分取れました。ええ、深夜までには本部に戻ります。
      はい、それでは、ガチャリ、」

トリエラ 「ヒルシャーさん……」
ヒルシャー「トリエラ? あ〜もう、まだ売上げの計算してるのか!
      いいかげん車に乗りなさい。公社に帰るぞ」

トリエラ 「聞いてくださいヒルシャーさん、、、わたしやりました! 
      間違いなく一日のノルマをこなしました!
      毎日この調子でやればすぐに黒字化できます!」
ヒルシャー「……(ノД`)シクシク」

トリエラ 「褒めてくれないんですか?ヒルシャーさん。命令どおりに
      上手くやったのに、、、」
ヒルシャー「(グイッ)」
トリエラ 「!!!(キャッ、ヒルシャーサンタラダイタン!)」
ヒルシャー 「……よく、本当によくやってくれたョ、トリエラ (トホホホホ・・・)」
トリエラ 「あの…ヒルシャーさん?」

 カシャッ カシャッ カシャッ カシャッ !

--------------------------------------------------

クラエス 「あら、ヘンリエッタ、帰ってたんだ」
エッタ 「あ、ただいまぁクラエス。ねえねぇ、とってきた写真見る?」
クラエス 「じゃ、お言葉に甘えようかしらね。どうせ恥ずかしい写真ばかりだろうけど」
エッタ 「うん。私ね、最近忘れっぽいから日々の記録を残そうと思ってるの!」
クラエス 「いい趣味してるわね、あなた。ところでこの写真だけどさ、ヒルシャーさんが
      泣いてる理由、あなたには分かるかしら?ヘンリエッタ」
エッタ 「う〜ん、えっと、やっぱりうれし泣きじゃないの? トリエラが頑張ってくれたから、、、」
クラエス 「フフっ、やっぱり幸せなおちびちゃんね、あなたって」
エッタ 「?」
クラエス 「あ、これ一枚もらっておくから」

 ああ、かくして公社の夜は今日も静かにふけてゆく、、、



537 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/22(日) 04:04:15 ID:OaGxtn20
流石に「赤い人」だけあって書くスピードが3倍だな。。。。羨ますぃ

538 :名無しさん@専用色:2006/01/22(日) 17:40:41 ID:I4tdJCKv ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 
 その日の朝早く(トリエラが泉ピン子になる前に)、モニカ作戦部長はロレンツォ課長を伴い、
旧友のイザベラ=ダンジェロをメイド喫茶“NIKA DE KOSHA”に連れてきた。
ヒルシャー・トリエラ組を刺激しないよう、裏方からの見学だ。

モニカ   「どう?イザベラ、うちの喫茶店の感想は」
イザベル 「驚く、というよりあきれたわね」
モニカ   「ああ、お説教はよしてね。今は道徳の時間ではないのだから。でもとても可愛らしいでしょう?」
イザベル 「これって道徳の問題なの?納得しろと言われてもね…、私は民間人、というかカタギの人間なのよ、モニカ」
モニカ   「方便ならばいくらでも用意してあるわ。ロレンツォ、説明しておやり」
ロレンツォ「ダンジェロさん、近頃わが国の萌えビジネスが世界一の水準にあるのは何故だと思いますか?」
モニカ   「何故って、、、ロリコン変態男が多くなってきたからじゃないの?」
ロレンツォ「違います!メイドの研究課程で生まれた技術を社会に還元しているからです!」
イザベル 「一体どんな技術よ」
ロレンツォ「しかし、このメイド喫茶で救われる人々が大勢いるのです!!!」
イザベル 「あなたたち本気で言っているの?目が逝っちゃってるわよ?」
モニカ   「イザベル、私たちは批判されるのには慣れっこなの。憎まれ役が社会を維持するのよ」
イザベル 「そういう問題なの?ほんっっっとうにそういう問題なのかしら?」
ロレンツォ「彼らの犠牲で、貴方もいずれあのメイド服に袖を通すことができるようになるでしょう」
モニカ   「この恩恵は受け取らない方が罪悪よ」
イザベル 「ちょっとちょっと、勝手に私も仲間に入れないで!!!」

イザベル 「…分かった、分かったわよモニカ、勝手になさい。貴方達に全ておまかせするわ」
ロレンツォ「ということで話をすすめてよろしいですか?部長」
モニカ   「許可する」
イザベル 「怖い人ねあなた達って。狂気の色が透けて見えるようだわ」」

--------------------------------------------------

(公社に戻ったロレンツォ)

フェッロ  「いかがでした?課長」
ロレンツォ「うむ、メッシーナ横断橋会社の理事会を作戦2課で接待することになった。珍しく作戦部長じきじきの命令だ」
フェッロ  「モニカ・マリア=ペトリス作戦部長ですか、、、(全く可愛らしい名前よね、顔に似合わず)。
       まあ政府の要人をメイドで接待できれば、義体の評価もあがる、ということですね」
ロレンツォ「うむ、まあ、そういうことだな。フフフ、フははははっ!」
フェッロ  「…(どうにかならないかしら、この国)」


(一方こちら帰宅したダンジェロ理事長)

イザベル 「………………。」
ウーゴ   「考え事でらっしゃいますか?奥様」
イザベル 「いえね、いつの世にもどうしようもないバカはいるものだって……そう考えていたのよ」
ウーゴ   「へえ、まったくで」

539 :名無しさん@専用色:2006/01/22(日) 17:42:24 ID:I4tdJCKv ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”

アマデオ 「マルコーさーん、そろそろアンジェの出番じゃないですか?」
マルコー 「おう、、、といいたいところだが、ネタがなぁ、、、」
ジョルジョ「浮かばないんですか、ネタが」
マルコー 「ああ、一見するとアンジェはいじりやすいんだが、それが逆に難しくてな」
プリシッラ「いや〜ん、じゃあ私たちにいじらせて下さいよぉ、マルコーさん」
オリガ  「そうですよ、一緒に絵本作った中じゃないですか」

ジョルジョ「アンナコトイイナ、デキタライイナ・・・アンジェタン」
アマデオ  「(;´Д`)ハァハァ」

マルコー 「怪しい声をだすな、変態どもめ」

 モニカとイザベルが最後のネタ、、、それだけは避けたい筆者であった、、、。



540 :名無しさん@専用色:2006/01/22(日) 17:45:25 ID:I4tdJCKv ?
>>537
アリガトゴザイマス。
でもその分、興味が他のことに向いたら
勝手に行方不明になっちゃうかもしれませんぜぇ(笑)

541 :名無しさん@専用色:2006/01/22(日) 21:41:13 ID:I4tdJCKv ?

カラオケ de 公社 PART8 --- クリスタル・キング「大都会」by ラパロ ------

 
ちゃーら〜〜ら〜ら〜らっ! デケデケデン! テケテケテケテケ・・・(ドラムの音)

ラパロ 「あー〜〜アァァァーーぁ!!! はっってしーない〜〜ぃぃ 
                  ゆーめを〜 おーいーかけて〜〜〜えぇぇ♪♪♪」
課長  「ラパロのやつ、熱唱だな」
ジャン 「ええ、なにせ初めての登場ですからね」

----------------------------------

トリエラ 「……そういえばさぁ、むかしこの歌“ボキャ天”で
     『 ああぁー! 禿っげーー歯〜科〜医〜 !!!』っってパロられてたよね」
エッタ  「あ〜、それ私も知ってるぅ〜」
リコ   「ぷププぅっ」
クラエス 「あなた達!ラパロさんに失礼よ!」
エッタ  「だってぇ〜〜」
リコ   「おもしろいよね」
トリエラ 「はいはい、リコは何でもおもしろいんでしょ?」
リコ   「うん」

ヒルシャー「……私はそれより、トリエラが何でそんな昔のTV番組を知っているのかが気になるが、、」
マルコー 「でもまあ、古典の一種だ」
ジョゼ  「筆者がオヤジだということですか、、、」
ジャン  「これからの展開が不安ですね、課長」
課長   「うむ」

ラパロ  「っってゆーか、てめーら人の歌ちゃんと聞けよ!」

 
 因みに筆者はそれほどオヤジではない。




542 :名無しさん@専用色:2006/01/22(日) 21:42:08 ID:I4tdJCKv ?

 カラオケ de 公社 PART9 ----- 山本リンダ「狙い撃ち」by プリシッラ -------


プリシッラ「 Hey! ウぅララぁ〜 ウララぁ〜 ハぁーるウららぁ〜♪」

課員一同 「くだらねーーーーーーーーーー!!!」

ジャン  「……条件付けを強化する必要があるな」
ジョゼ  「ああ、兄さん」

---------------------------------------------

ヒルシャー「何でジャンさんとジョゼさんは怖い顔をしてるんだ?
      あぁそうか、そういえばハルウララって、もう引退したんだっけ?
      なぁ、そういうことだよな? オリガ」

オリガ  「……ヒルシャー、アンタも条件付けしてもらいな」




543 :名無しさん@専用色:2006/01/23(月) 18:41:00 ID:89Gc5/EV ?

 カラオケ de 公社 PART10 ------「およげたいやきくん」by ラパロ ---------
 

ラパロ  「むぁ〜〜いにちぃ〜〜 むぁ〜いにち〜 ぼーくらはてっぱんのぉ〜〜〜」

課長   「中年の哀愁が漂っておるな」
ジャン  「ええ…」
ヒルシャー「まあ、歳が歳ですからね」

-------------------------------------------

トリエラ 「エッタ、知ってる?このたいやき、海で泳ぐのよ」
エッタ  「え〜!?」
リコ   「ふやけちゃわないの?」

トリエラ 「それでね、サメにいじめられたりするのよ」
エッタ  「ええぇぇ〜〜!!??」
リコ   「サメも甘いものが好きなの?」

トリエラ 「最後には食べられちゃうのよ、釣ったおじさんに」
エッタ  「えええぇぇぇ〜〜!!??」
リコ   「しょっぱくないの?」

トリエラ 「それも確か、ミミズで釣られたのよね、たいやきのくせに」
エッタ  「ええええぇぇぇ〜〜〜!!!???」
リコ   「シチリアに行けば釣れるかな」

クラエス 「そういえば、マクドナルドがミミズ100%だって、むかし噂したわよね」
エッタ  「ぇぇええええぇぇぇぇぇ〜〜〜〜!!??、ふぇ〜ん、ジョゼさ〜ん、本当ですかぁ〜〜?」

ジョゼ  「おや、そんなに泣いてどうしたんだい?エッタ」
エッタ  「え〜ん。たいやきがぁ、さめがぁ、マックがぁぁぁ!!!」
課員一同 「なんだなんだ」


ラパロ  「ひとの歌を聞けっちゅうとるに!」




544 :名無しさん@専用色:2006/01/23(月) 18:42:21 ID:89Gc5/EV ?

 カラオケ de 公社 PART11 -----「ルパン3世のテーマ」by ヒルシャー -----

ヒルシャー 「まぁっかな〜 ばーらわァ〜 あいつのぉ〜 くちびるぅー 
       やさしくぅ〜 だきしめてー くれとォ〜〜 ねぇだるぅ〜〜♪」

トリエラ  「……(赤面)」

プリシッラ 「きゃっ、ヒルシャーさんたら愛の告白?」
オリガ   「トリエラッたら赤くなっちゃって、ウブよね」
フェッロ  「でも、どっちかというと、ヒルシャーさんがトリエラにねだってる姿のほうが
       想像しやすいですね」

 まったくだ。




545 :名無しさん@専用色:2006/01/23(月) 18:43:45 ID:89Gc5/EV ?


 カラオケ de 公社 PART12 -----「ルパン3世のテーマ」by ヒルシャー -----

ヒルシャー 「ぉオおーーとっこにわぁぁぁー 自分のォォォ せぇっかっいがぁぁぁ ある〜〜♪」

エッタ  「そうなんですか?ジョぜさん」
ジョゼ  「…ああ」
ジャン  「まったくそのとおりだ」

マルコー 「…一緒にするな、変態ども」

おいおい、あんたもだよ



546 :名無しさん@専用色:2006/01/23(月) 18:44:56 ID:89Gc5/EV ?


 カラオケ de 公社 PART13 -----「ルパン3世のテーマ」by ヒルシャー -----


ヒルシャー 「せなかで〜〜 泣いてるぅ〜 おとこのぉぉ〜〜 びぃがくぅ〜〜♪」

課員一同  「……(ノД`)」

 まさにヒルシャーのための一節だ
 


547 :名無しさん@専用色:2006/01/23(月) 18:54:23 ID:89Gc5/EV ?


 カラオケ de 公社 PART14 -----「アルプスの少女ハイジ」by ヘンリエッタ-----


エッタ 「くちぶっえはーなぁぜ〜〜   とおくーまーでー きこえ〜るーのっ!
     あのくーもーはーなぁぜ〜〜   わったーしーをまってるのっ!
     おしぃーえてぇ〜〜  じょぜぇ〜さん〜♪ 」

ジャン 「だとさ、ジョゼ」
ジョゼ 「知らねーーーーよ」




548 :名無しさん@専用色:2006/01/24(火) 14:29:36 ID:O3BhnnGa ?

↓長いです。


549 :名無しさん@専用色:2006/01/24(火) 14:31:21 ID:O3BhnnGa ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 今日はとうとうマルコーとアンジェの番です。

 早朝、二課のオフィスにて

オリガ  「おはようございます、マルコーさん。朝早くから何しているんですか?」
マルコー 「ん?ああ、おはよう。いや、今日は俺とアンジェが担当なんでな、メニューを書いているんだ」
プリシッラ「なになに、ゴルゴンゾーラのリゾットに牛肉の煮込みポレンタ添え、アーティチョークの
      チーズ焼きに、ポルペッティーナのズッパ、、、すっごーい!!!」
オリガ  「へーぇ、マルコーさんがこんなにイタリア料理に詳しいとは知らなかったわ」
マルコー 「いや、たった今【イタリア料理】でぐぐった結果を適当に書き写しているだけなんだがな。
      これがどんな料理なのかはさっぱり見当がつかん」
プリシッラ「じゃあマルコーさんは作れないんですか?」
オリガ  「まさか、アンジェにこれを作らせる、、って訳じゃないですよね?」
マルコー 「そんなことするか馬鹿、これは遊びじゃねーんだ」
プリシッラ「でも、あんまりアンジェに無理させちゃ駄目ですからね!マルコーさん」
オリガ  「そうですよ、体力試験とCQDをパスしたからって、まだ完全じゃないんですから」
マルコー 「…ああ、のんびりやるさ」

-------------------------3時間後-----------------------

マルコー 「アンジェリカ、体調はどうだ、大丈夫か?」
アンジェ 「はい、マルコーさん」
マルコー 「よし。お注射は昨日打ったから大丈夫だな。しかし、疲れたらいつでも俺に報告しろよ。
      今日一日、俺の行ったとぉーりにイイ子にしてたら、明日一日中かまってやるから」
アンジェ 「 はい、マルコーさん(ニッコリ)」
マルコー 「あぁそれと、間違ってもお客の手をつかんだりしちゃダメだからな」
アンジェ 「(?) はい、マルコーさん」
マルコー 「じゃあそろそろ始めるか、、、」

------------------------ 一方その頃---------------------

プリシッラ「ねえ、オリガぁ、、オリガったらー、、、」
オリガ  「はいはい、分かった分かった。あんたの愛の深さは半端じゃないって言いたいんでしょ、
      とっくにお見通しよそんなこと。ほれさっさと車出して。それと、アンタのおごりだからね」
プリシッラ「オッケーィ!」



550 :名無しさん@専用色:2006/01/24(火) 14:32:44 ID:O3BhnnGa ?


 半端ではない愛の深さからアンジェの様子を見に来たプリシッラと、それにつられて来たオリガ。
勤務時間中だというのに、ホント困った二人組です。

カラ〜んころ〜ん

プリシッラ「チャオ〜、アンジェ〜、遊びに来たよ〜」
オリガ  「ボンジョルノ、アンジェ」
アンジェ 「あ、プリシッラちゃんにオリガさん」
プリシッラ「きゃ〜〜可愛いっ!ンもぅアンジェったらお姫様みたい〜〜!!」
オリガ  「本当ねぇ〜 ( あたしだけオリガ“さん”なのが許せないけどね )」

マルコー 「何だよ、またサボりに来たのか」
プリシッラ「やだなあマルコーさん、心配で見に来たんですよ」
マルコー 「ふん、心配なんぞ無用だ。さっさと帰って仕事しろ」

 その場を立ち去り、レジに立つマルコー。こんな無愛想な店員もないもんだが、まあ仕方ない。

アンジェ 「何をご注文ですか?ご主人様」
プリシッラ「じゃあね〜、私はカプチーノとティラミス!」
オリガ  「私はブラックコーヒーをもらうわ」
アンジェ 「はい、かしこまりました、ご主人様」

 とてとてと可愛らしく歩くアンジェ。店中の客の視線が、アンジェに注がれている。もちろん客は2人を
除いて全てが男性だ。みな鼻の下を伸ばしてだらしのない顔をしている。考えてみれば、このSSが始まって以来、
初めて本当にメイド喫茶らしい展開かもしれない。

オリガ  「可愛いわねぇ、アンジェ」
プリシッラ「ホント。ここにいると“萌え〜”っていう言葉の意味が、よくわかりますね…」
オリガ  「男って単純よね……」

 そうやってしばらく話していた二人だが、オリガはふと、ある事実に気がついた。
注文したものがまだ出てこない、たかがコーヒーとケーキだけなのに。いや、それどころか水もオシボリもまだだ。
もう店に入って30分になるが、これはちょっと手抜き過ぎではないか。
 オリガは辺りを見回した。すると驚いたことに、全て客のテーブルが同じ状況だ。彼らが一体何を注文したのか
知らないが、誰にも、そして何にも出されていない。ひどい客なんか、席にすら案内されていない。ただポケーっと
鼻の下を伸ばして、入口でアンジェを見つめるだけだ。
 一方のアンジェといえば、マルコーの横でニッコリと笑っている。マルコーは相変わらず無愛想なまま、
レジの前で腕組みをしている。
 二人がレジの横にいるということは、キッチンには誰がいるのだろうか、、一見すると人の気配も、火を扱って
いる様子もないのだが、、、。

オリガ  「ははぁ、、これはマルコーさん、考えたわね」
プリシッラ「なにが?」
オリガ  「最初から料理なんか作るつもりなかったのよ、マルコーさんは。アンジェの笑顔だけで商売になると、
      そう思ってたんじゃないかしら。それにしても、、アンジェの忘れ癖を上手く使ったわね、、、」
プリシッラ「そうか〜、考えてみればアンジェにが働くには少し早かったもんね、でも、それじゃボッタクリじゃない?」
オリガ  「そうかも。でも、見てよプリシッラ、他のお客達の、あのなんとも幸せそうな顔、、、」

 確かにクレームが出そうな雰囲気は、店内に微塵も難じられない。なんともほんわかした、暖かい空気が漂っている。

プリシッラ「う〜ん、結果的にマルコーさんもアンジェもお客さんも、“楽をして幸せになる”というなのことかしら」
オリガ  「……まあ、こういう商売もたまにはいいんじゃない」
プリシッラ「そうね、アンジェがこき使われて倒れるよりかはましよね。それにしてもマルコーさん、アンジェの体調を
      ちゃんと気にかけてたんだ。ちょっと見直しちゃったかも」
オリガ  「ええ、そうね。心配して損したわ。プリシッラ、そうと分かったら帰りましょうか」
プリシッラ「うん」


551 :名無しさん@専用色:2006/01/24(火) 14:34:02 ID:O3BhnnGa ?

 レジにて、、、

プリシッラ「マルコーさん、見直しちゃいましたよ」
マルコー 「何の話だ」
プリシッラ「三方一両得ってやつですか?上手な商売ですね〜〜」
マルコー 「……」

アンジェ 「あの、ご主人様、カプチーノとティラミス、ブラックコーヒーで、お会計は500ユーロちょうどになります」
プリシッラ「!?」
オリガ  「うゎ〜、本当にぼったくりだ」
マルコー 「当ったり前だ。遊びじゃねーんだよ」
プリシッラ「でも、500ユーロなんて、今持ってませんよぉ、マルコーさん!」
マルコー 「言っておくがな、プリシッラ、俺の引き金は軽いぞ。貧乏人相手だとなおさらだ」
プリシッラ「ひぇ〜〜〜!!」

オリガ  「プリシッラのおごりにしといてよかったわぁ」


552 :名無しさん@専用色:2006/01/24(火) 14:35:15 ID:O3BhnnGa ?

社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”

 【マルコーとアンジェの番:後日談】

ジョルジョ「でもマルコーさん、簡単なパスタやピザだったら、アンジェにも作れたんじゃないんですか?
マルコー 「パスタにピッツァ、いずれもアンジェの記憶を混乱させる危険性がある」
ジョルジョ「なるほど。でもコーヒーやケーキなら、、、」
マルコー 「いや、アンジェにフォークやナイフを持たせるのも、怖かったんでな」
ジョルジョ「心配性だなあ、マルコーさんは」
マルコー 「最初から言ってんだろ、これは遊びじゃねーんだよ」

アマデオ 「しかし考えてみれば、結局アンジェのこと、大していじれてませんでしたね」
オリガ  「アンジェよりも、あたしら二人と他のお客の方が、よっぽどいじくられたよ」
アマデオ 「次は俺とジョルジョがプロデュースするか」
プリシッラ「あたしもやる〜〜」

ジョゼ  「おいおい、そんなことより僕のヘンリエッタをどんどんいじり回しておくれよ」
一同   「アンタもネタ切れかい!」



553 :名無しさん@専用色:2006/01/24(火) 14:35:53 ID:O3BhnnGa ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 
 【 サイドストーリー de マルコー 】

マルコー 「もし自分や家族がハァハァしたい時は、ここに連絡してくれ」
レオナルド「ん? なんだこりゃ? メイド喫茶 NIKA DE KOSHA 電話番号…」
マルコー 「秘密の連絡先だ。ぜぇ〜〜〜ったいに誰にも教えるなよ。
      そこで俺の名前を出せば、力に慣れるかもしれん」

------ 一瞬の沈黙 -------

レオナルド「……(ニヤリ) 分かった、よぉーく分かったよ、マルコー 」
マルコー 「ミラノにもお前のような刑事が残っていて嬉しいよ、レオナルド」
レオナルド「なぁに、ローマじゃさんざん“お世話”になったからなぁ、、、」

 おいおい、出張先でなにやってんだ、旦那よぉ
 前科アリかい、あんたらは



554 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/24(火) 22:34:29 ID:3hpmdUg+
「女の操/殿様キングス」をリクエストいたします。
もちろんトリエラで。

555 :名無しさん@専用色:2006/01/25(水) 01:16:57 ID:lBVqVMuB ?

>>554

ヒルシャー「これはどんな仕事だい?」
マルコー 「よく分からんが、大物スレ住人の個人的なリクエストらしいな」
ヒルシャー「個人的…ね。うちの子に変な仕事はさせたくないんだがな」
マルコー 「えーっと、、、これはニッポンの、、それもえらく古い歌のようだな」
ヒルシャー「そんな骨董品よりももっといいものがあるだろうに、、、やれやれ、仕方ないな。
      今はトリエラの足の定期交換中だから、それが終わったら相談してみるよ」
ジャン  「ヒルシャー、正直に言ったらどうだ。『知らない歌だから時間がかかる』とな」
ヒルシャー「はい、その通りです(涙)」

 …とまあ、そういうことです。少々お待ちを。

556 :名無しさん@専用色:2006/01/25(水) 01:25:12 ID:lBVqVMuB ?

 カラオケ de 公社 PART15 ----飛び入り----


フェルミ 「作戦1課フェルミ、飛び入りで歌います!!!」

ジャン  「……なぜあいつがここにいる」
ジョゼ  「なんでも、トリエラに教えてもらったとか」
ヒルシャー「チョイ役のくせに、結構しつこく出てきますね」
マルコー 「それより何を歌うつもりなんだ?」


フェルミ 「ビぃーむきら〜め〜くぅー フラッシュバックにぃぃい やつのかげ〜〜♪」

ジョゼ  「狙いがよめたな、兄さん」
ジャン  「リコ、狙撃だ」
リコ   「はい、ジャンさん」

フェルミ 「シャア! シャア! シャア!」
      ターーーーン! ターーーーン! ターーーーン!

ジャン  「…リコ、なかなかよいリズム感だった」
リコ   「はい、ジャンさん」
課長   「おいみんな、部屋が汚れたから、場所を帰るぞ」

 おいおい、まだやるのかあんたたち。

 ちなみにこの歌は「シャアが来る 歌:堀光一路」でした
 ところでこの歌って、レコードまで出てたのか、、、初めて知った。
 ttp://karlmann.arrd.net/vocal/0003.htm




557 :名無しさん@専用色:2006/01/25(水) 21:09:02 ID:Caopvuli ?

 カラオケ de 公社 PART16 ----- by ビーチェ ------

ビーチェ 「あーア〜〜 あぁあああぁ〜〜あ あーア〜〜あぁあああぁ〜♪」

課長   「……ビーチェは一体なにを歌っておるのだ?」
ヒルシャー「音がないからさっぱり分かりませんね」
ジャン   「ジョゼ、表示番号から調べてみろ」
ジョゼ   「えー、17589-A というと、アーティストは、、、さだまさし?」
課員一同 「?」

ビーチェ 「あーア〜〜 あぁあああぁ〜〜あ あーあ〜ああぁ〜 ああぁ〜〜〜♪♪」

ジョゼ   「課長、分かりました。映画 『北の国から』 のテーマソングだそうです」
課員一同 「あーあ〜ぁ〜、あの曲か(納得)」

 なに全員であーあー言ってるんだ、おたくらは。



558 :名無しさん@専用色:2006/01/25(水) 21:10:19 ID:Caopvuli ?

カラオケ de 公社 PART17 ----- 谷村新司「愛の幕切れ」by アンジェ -----

課長   「これまた古い歌を、、、谷村新司かよ」
ジャン  「一体どんな歌だ?ジョゼ」
ジョゼ  「いや、知らない」
ヒルシャー「普通はこんな歌知りませんよね?マルコーさん」
マルコー 「ああ、、、」


アンジェ 「わすれてぇ〜 いいのよォぉ〜〜 わたしのーーことなぁ〜あど〜〜♪♪」
マルコー 「……(ノД`)」

ラウーロ 「……ひでぇ」
プリシッラ「マルコーさんかわいそう」
一同   「まったくだ」

 くどいようだが、筆者はそれほどオヤジではない。



559 :名無しさん@専用色:2006/01/25(水) 21:12:17 ID:Caopvuli ?

 カラオケ de 公社 PART18

トリエラ 「つぎ、ポルノグラフティ歌います!!!」

課長   「ようやく普通のカラオケらしくなってきたな」
フェッロ 「さすがトリエラですね」

------- 一方でヒルシャー ------------

ヒルシャー「ポポポ゚、ポルノ…ぐらフィっく…だって?
       ト、トリエラたら、いつの間にこんな大人の曲を…(鼻血ブッ)」

 義体以上に今時の音楽を知らないドイツ人が、ここにいた。



560 :名無しさん@専用色:2006/01/25(水) 21:19:11 ID:Caopvuli ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”

 今日は新人店長の面接です。

ジャン 「アレッサンドロ、どうだ義体の調子は?実戦投入できそうか?」
サンドロ「さあ、どうなんでしょう?今までの経験にはないタイプの任務なんで、、」
ジャン 「……まずはメイドそれ自体に慣れさせながら仕事を仕込め。
     各専門家とよく相談して、基本的におまえの好きにやって構わん」

サンドロ「……じゃああいつに猫耳つけていいですか?それとシッポと」
ジャン 「……(ジロリ)」

ジャン 「そうだな…、技術部が禁止しなければ問題ないだろう」
サンドロ「分かりました、失礼します」

----------------------------------------------

ジャン 「ジョゼ、あの男どう思う?」
ジョゼ 「……いい感性してるな。僕は一瞬、猫耳エッタを想像して萌えてしまったよ」
ジャン 「ああ、俺もだ。早急に猫耳とシッポのオプションを課内会議で検討しよう」
ジョゼ 「そうだな、兄さん」

------------------------------------------------

サンドロ「まったく、人生の濃い人間は見ていて楽しぜ」


 あんたもな。



561 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 21:34:32 ID:GvJ3K4VR ?
>>554
かるーくいじるつもりが、結構長くなってしまいました。
ご期待通りの展開ではないと思いますが、ご容赦を、、
では。

562 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 21:35:11 ID:GvJ3K4VR ?

 カラオケ de 公社 番外編 ----- 「リクエスト」 ----- 

ヒルシャー「トリエラ、ちょっといいかい?」
トリエラ 「はあ…、なんです? ヒルシャーさん」」
ヒルシャー「…それがね、君にリクエストが入ってるんだよ」」
トリエラ 「はぁ?リクエスト? 私にですか? 一体誰の?」
ヒルシャー「や、それがよく分からないんだけど、、、上からの絶対命令なんだ」
トリエラ 「はあ…、まぁ別にいいですけどね……。で、誰のなんて歌ですか?」
ヒルシャー「いや実はだね、それすらもよく分からないんだ。なにしろ僕は漢字が読めなくってな、、」
トリエラ 「バカバカしい。それじゃ歌いようがないじゃないですか!」
ヒルシャー「や、その通りなんだけど、なぜかもう曲番号も入力されちゃってるんだよ。大丈夫、君の器量だ、
      うまくやり過ごせるさ」
トリエラ 「その手の言葉は大抵実現しないものですけどね、、、分かりました。歌いますよ」
ヒルシャー「頼むトリエラ。とにかく堂々としてれば、何も言われないから……」
トリエラ 「……はぁ」


563 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 21:36:04 ID:GvJ3K4VR ?

-----------「なみだの操」宮路オサム/殿さまキングス--------

チャーン チャ〜チャ チャーン!! チャララッ チャララッ チャッ チャッチャッチャ〜 (イントロ中)

ジャン  「ジョゼ、おまえ漢字得意だったよな。何と読むんだ?これは」
ジョゼ  「えーっと、、なみだの、、、多分これは“みさお”と読むんだと思うけど、、、」
ヒルシャー「ほほぉそう読むんでしたか、さすがはジョゼさん。…で“みさお”ってのは何なんです?」
ジョゼ  「あ、いや、ヒルシャー、その、、知らないほうがいいような、、、」
ラウーロ 「……な〜にバカな事言ってんだヒルシャー、男子中学生かよお前は。いいか、みさおって
      のはなぁ、女が持ってるエロい膜のことだよ、マク」
ヒルシャー「はぁ? 女が持ってるエロイマク? 何のことだ? なぁオリガ」
オリガ  「あたしゃなーんも聞いてないし、な〜んも知らないよ」

 思わず頭を抱え込むジョゼ、プリシッラに平手打ちをくらうラウーロ、逃げ出そうとするアマデオとジョルジョ。
 しかし時既に遅し。イントロがおわってしまいました。モニターに字幕が流れます。

字幕 “あンなたぁ〜〜 のぉーたンめぇにイ〜〜 まンもぉりぃ〜とおしたぁ おんなぁ〜のぉ〜〜みさぁおぉ〜”

トリエラ 「……………」
課員一同 「……(ゴクリ)」
ヒルシャー「………??」

 大音量でバックミュージックが流れているというのに、不気味な沈黙があたりに漂う。
 しかし次の瞬間、ゴジラが宙に向かってほえた。

トリエラ 「ヒルシャぁぁぁぁあああああああああ!!!  そこになおれぇぇぇえええええぃ!!!」


564 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 21:37:11 ID:GvJ3K4VR ?

 ゴジラの吐き出す放射能に、空気も震える。緊張が走る一部の課員。一方で、、、

クラエス 「…まあ、トリエラたら、『 そこになおれ 』なんて、時代劇みたいね、クスっ」
ジョゼ  「…そういう問題じゃないよ、クラエス」

ヒルシャー「ψждбЮяξω刀?」

ジャン  「ほほぅ、ヒルシャーはナメック語がしゃべれたのか」
ラウーロ 「まったく、難しい記号ばっか使いやがって……」
ジョゼ  「そういう問題でもないだろ、兄さん」

 ボケる課員どもを横目に、ヒルシャーをタコ殴りするトリエラ、サレス少佐直伝の格闘術が光る。
放射能汚染が広がる中、ここでようやくオリガとプリシッラ、フェッロの3人がフォローに入った。


トリエラ 「ギャーース、、ンギャオぉぉーーーー、、シャゲェぇぇーーーーーーーー!!!」
オリガ  「トリエラ、落ち着いて。トリエラ!!」
フェッロ 「誰かモスラを、モスラを呼ぶのよ!」
プリシッラ「なに言ってるのフェッロ、ここはウルトラマンの世界じゃないわ!!」

ジョルジョ「…ゴジラとモスラってウルトラマンだっけ?」
アマデオ 「桃鉄の中では一緒に出てきたし、そうじゃね?」
マルコー 「モモテツ?あぁ、ヤキトリの一種か」

ジャン  「どいつもこいつも、あんぽんたんどもが!」


565 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 21:38:18 ID:GvJ3K4VR ?

---------- 30分後 -------------

トリエラ 「はあっ、はあっ、はあっ、はぁっ、ヒヒーーーン、 ブルルッッ !!!」
プリシッラ「はーい、どうどう。イイ子ね。トリエラ」
オリガ  「ったくヒルシャーたら、上の命令とはいえなんて歌を……」
フェッロ 「全くですね。もう、554さんたら悪趣味なんだから、、、あれ? でもほらみんな、
      壊れて止まっているモニター、あの字幕を見て下さいよ」
一同   「?」


 そこには、最後の4小節が表示されていた。

字幕   「汚れを知らぬ 乙女になれたら
             誰にも心変わりはあるけれど あなたを疑いたくない 
                              あなたを待ちます 女だから」
フェッロ 「いい歌詞じゃないですか…… 一応」
オリガ  「エロじゃなくて愛の歌だったのね…… 微妙だけど」
プリシッラ「そうよ!554さんの意図はここだったのよ!…… 多分」

フェッロ 「とにかくトリエラ、マクの価値なんて近頃暴落してるんだから、気にしないの」
プリシッラ「そうよ、牛乳温めればできるじゃない。所詮あんなものよ」
オリガ  「あんたら2人は黙ってな。……トリエラ、ヒルシャーが成長するまで待ってあげましょう。
      あなたなら分かるはずよ?大人の女の生理が。ね?トリエラ」
トリエラ 「……………」

 トリエラの顔が、ほのかに赤く染まってゆく。
 一方のヒルシャーといえば、別の意味でもう既に、真っ赤に染まっていた……。


566 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 21:39:59 ID:GvJ3K4VR ?

 カラオケ de 公社 番外編 -----「リクエスト」【後日談】-----

エッタ  「ジョゼさん、結局 『女が持ってるエロイマク』ってなんだったですか?」
ジョゼ  「……や、さっぱり知らないな。ラウーロにでも聞いてごらん」
エッタ  「ジョゼさんにも知らないことはあるんですね」
ジョゼ  「あ〜〜〜〜、、、そうともさ」

リコ   「あの、ジャンさん」
ジャン  「何だ、リコ (ギロリ)」
リコ   「あのぉ、そのぉ、えっとぉ、、、やっぱりなんでもないです。自分で調べます」
ジャン  「ああ、そうしろ (ホッ)」

マルコー 「…………」
アンジェ 「なんですか?マルコーさん」
マルコー 「アンジェ、こういう時お前は手がかからなくていいな、、、や、なんでもない」
アンジェ 「はい?(ニッコリ)」

ラウーロ 「なんだ?エルザ」
エルザ  「…………」
ラウーロ 「はは〜ん、さてはお前も気になって仕方ないんだろ。何だったら、俺が実地で教えてやろうか?」
エルザ  「はい、お願いします、ラウーロさん」
ラウーロ 「すいませんホンの冗談です許してください」

     (キーボードを叩くクラエス)
クラエス 「暴落したといっても、やっぱり価値は高いみたいね……。特に2chではね、クスっ」


567 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 21:44:37 ID:GvJ3K4VR ?

>>562-566
わざわざこれだけのために、WEBで試聴までしてしまった、、。
ああ、ヒマジン。

さあさ、気を取り直していきましょうか。
おつぎは誰かな?展開は約束できないけど、リクエストがあればどんどん
いじり回しちゃうよ(笑)。


568 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 21:51:52 ID:GvJ3K4VR ?

連投です。
近頃、方言をテーマにしたTVが多いですね。
筆者は茨城在住なのですが、小さい頃、茨城弁が全く分からずに苦労しました。
ってなことで、公社のある昼下がりを、茨城弁で再現してみました。
“俺の義体をは茨城弁で汚すな!”と思われる方は、この投稿を無視して下さい。
多少展開に無理がありますが、それはご容赦を。


 茨城弁 de 公社(シチュエーション:昼食後)

-------- 原文 ----------

エッタ 「う〜ん、おなかおっぱいで、もう食べられない、、、」
リコ  「やわらかくておいしかったねぇ〜〜」
トリエラ「これからどうしよっか?」
クラエス「ねえ、私たちだけで街に行かない?」
トリエラ「でも、何しに行くのよ?」
クラエス「あのね、色鉛筆が小さくなっちゃったのよ、それで…」
トリエラ「成程」
エッタ 「私達だけで大丈夫かなぁ? ジョゼさんにも言わないの?」
クラエス「いいのよ、仕方ないでしょ。余計な事しちゃだめよ」
エッタ 「だけど、あとでおこられるの、、いやだ、、、」
トリエラ「どうってことないわよ、これくらい」

-------- 変換後 -----------

エッタ 「ん〜、はらくちくてはぁ、、も、ぴっくらえねぇ、、、」
リコ  「やっけーとんまがっだな〜〜」
トリエラ「これがらどうすっぺがー?」
クラエス「あよ、わげしらだげで、街さいがねが?」
トリエラ「んだげど、なにしにいぐだは?」
クラエス「ん〜、えろいんぴつがよ、ちんぽくせぇくなったけどが…」
トリエラ「んが」
エッタ 「わげしらだけでわぎゃねがなぁ〜?ジョゼのおんちゃまにもいわんが?」
クラエス「いがっぺよ、しゃあんめ。こしゃぐするなよ」
エッタ 「んだど、あとでごじゃらっぺいわれるの、、、やだ」
トリエラ「なんちゃないっちゃーこれぐれー」

 こうやって見ると、われながらさっぱり意味が分からない。
 でも筆者が小さかった頃、こんな感じのしゃべり方をする人は結構いた。


569 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/26(木) 22:59:04 ID:JH8mR5XV
リクエスト〜ノシ
Rie fuの「Life is Like a Bote」

RAMARの「wild flowers」を……。
ワイルド……の方は使ってたアニメもねたに出していただけると嬉しいのですが、気にしないでくれて結構です。
クレイジーケンバンドの「肉体関け……」いや、なんでもありません

570 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/26(木) 23:07:23 ID:lyipby/E
ID:GvJ3K4VR
Gj!面白かった。

571 :名無しさん@専用色:2006/01/26(木) 23:33:51 ID:GvJ3K4VR ?
>>569
「wild flowers」って何のアニメだっけ?おせーて。

因みに自分はオヤジではないけれど、ヒルシャー並に流行に疎いので(本当)、
もし出来なくてもお許し願う。


572 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/27(金) 00:41:32 ID:2YwKbdBz
リクエストノシ
エルザ:Coccoの「カウントダウン」ラウーロ:山崎まさよしの「苦悩のマタニティー」
エッタ:ポルノグラフィティで「アゲハ蝶」ニコ:椎名林檎で「同じ夜」
歌詞が面白ければ是非採用をノシ

573 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/27(金) 00:51:31 ID:fajZaQN8
>>572
ちょwwおまwww
アゲハと同じ夜ってw漏れの好きなヤツばかりww

574 :名無しさん@専用色:2006/01/27(金) 18:58:05 ID:kFanrnWS ?
>>569-573
(トリエラ出現)
はいはいただいま、みんなご注文ありがとさんね。でもヒルシャーたら、
今、メイド喫茶の最終回で煮詰まってるから、ちょいとお時間いただくよ。
しばらくは他のネタでごまかさせてもらうからね。
ヒルシャー!まだメイドの最終回終わらないのかい!?


575 :名無しさん@専用色:2006/01/27(金) 19:04:14 ID:kFanrnWS ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”

 今日はエッタとジョゼの番、、、と思いきや、作者の都合でリコとジャンが詰めています。
 前回は1ユーロも稼げなかった二人、もう失敗は許されません。

--------開店準備中------------

ジャン「今日はここで銃を預かっておく」
リコ 「はい、ジャンさん」
ジャン「とにかくだな、何か分からない時は俺に指示を仰げ。俺が対応する」
リコ 「はい、ジャンさん」
ジャン「情報によれば、今日は公安部の視察があるはずだ。ぬかるなよ」
リコ 「はい、ジャンさん」


から〜ンコロ〜ん

リコ 「い、いらっしゃいませ、ご主人様(ちょっと緊張)」
客  「!?( シマッタァーー!!! 順番からすればそろそろエッタだと思っていたが、よりによってジャンとリコか!!
    下手なことを言ったら撃たれちまう。ええぃどうする、どうやって切り抜ければいぃ……そうだ!
    店を間違えましたと言って帰ろう!そうすれば……)」

リコ 「あのぉ、、ご主人様?」
客  「は、はい?」
リコ 「(ニッコリ)お席にご案内いたしますね」
客  「………ハイ」

客  「……(ま、いっか…)」



576 :名無しさん@専用色:2006/01/27(金) 19:05:20 ID:kFanrnWS ?

 ジョゼ−エッタ組を目的にはるばるイタリアまで来たある日本人、ジャンの顔を見て一瞬ビビりましたが、
リコの笑顔に萌えてしまい、ついつい席に着いてしまいました。

客  「……(とにかくこうなってしまった以上、何とか無難にやり過ごそう。
    注文も簡単なものにして、もし変な物が出てきても文句はやめとこう。ええと、それから……)」

 どうやらこの客、臆病で口ベタだけども、頭の回転だけは速いようです。

リコ 「ご主人様」
客  「ハハハいっ? なな何でしょう?」
リコ 「ご注文はお決まりですか?」
客  「す、すみません、まだ決まっていないんですが、でもあのぅ、、メニューは?」
リコ 「えっ?あの、、えっと、、えっとぉ、、、」

 チラリとジャンに目を合わせるリコ。ジャンの表情といえば、例のグラサンに隠れてよく分からないが、
一瞬、その奥が怪しく光ったような気がする。

客  「(シマッタァーーーーーーーー!! 適当にお冷やとか、おしぼりとか言っておきゃよかった!!
    でも、リコはともかくジャンにそんな冗談が通用するだろうか?冗談の通用しない奴ほど
    怖いものはないからな、ッていうか落ち着けよオレ!!!)」

ジャン「お客様……」
客  「 !? (ビクリ) な、何でしょう、じゃ、ジャンさん」
ジャン「こちらがメニューになっております……」
客  「あ?あァ有難うございます。しょ、ショ、少々お待ちください、、、」


577 :名無しさん@専用色:2006/01/27(金) 19:06:07 ID:kFanrnWS ?

 ジャンに促され、必死にメニューに目を通す日本人客。
 癒されに来たんだか、脅されに来たんだか、分かりません。

客  「(やっぱジャンはこぇ〜よなぁ。っつーか接客業でそのグラサンはないだろ。あ、それよりも
    注文考えないと、、。でもまぁ、どうせ味には期待もしていなかった訳だし、何でもいいんだけど…)」

リコ 「ご主人様、ご注文はお決まりですか?」
客  「えーっと、、、あの、、何でもいいです」
リコ 「えっ?あの、ご主人様、えっと、、えっとぉ、、、」

 またもやジャンに視線を向けるリコ。ジャンの表情は相変わらず堅い。

客  「(シマッタァーーーーーーーー!! 何でもいいといっても、『じゃあ鉛玉を召し上がれ』なんて展開はごめんだぞ !!!
    あっ、ジャンがまたこっちに来る! ひぇぇ〜、なんまいだなんまいだ〜、神様仏様ジャン様、
    命ばかりはお許しを〜〜!!!)」

ジャン「…… お客様、本日はタコのカルパッチョとイカスミのパスタがおすすめです……」
客  「…… どどどどどうも、あ、ありがとうございます、、」

 客の頬を、一筋の汗が流れる。背中は既に汗でびっしょり、まるで蛇ににらまれたガマガエルのようだ。

客  「(あービックリした。寿命が縮んだよまったく。でも、ジャンってもしかして結構いい奴なのか?
    愛想はないけど、結構親切だし、、、あ〜でもオレ、イカもタコもだいっ嫌いなんだよなぁ。
    せっかく教えてくれたのはいいけど、おすすめを残したら何されるかわからないし、う〜む、
    一体どうすべきか……)」
    
 目の前で微笑むリコ、そのすぐ後ろに控えるジャン。


578 :名無しさん@専用色:2006/01/27(金) 19:06:50 ID:kFanrnWS ?

客  「(よし! ここは、他の客が来るまでコーヒーだけにしておこう。そうだ、そうだよオレ、
    何でこんな簡単な事に気がつかなかったんだろう。バカだなぁー俺って。そもそも
    エッタがいることを確認しないで開店直後に来たのが間違いだったんだよ!)」

リコ 「ご主人様、ご注文はお決まりですか?」
客  「え?あっ、あぁ、こ、コーヒーを、お、お願いします」
リコ 「コーヒーですね? かしこまりました」
客  「あ、でも、多分あとで他にも頼むと思けど、でもまだ決まっていないから、、だから、、」
リコ 「あのぅ、、どうかなさいましたか? ご主人様」
客  「いえ、そのぉ……やっぱりなんでもありません、」
リコ 「?」


ジャン「……リコ」
リコ 「はい?ジャンさん」
ジャン「お客様を、口がきける様にしてさしあげろ、隣の部屋でゆっくりとな」
リコ 「はい、ジャンさん」

客  「#%>$&¥〇ψ @#▲#%θ£Ω?」

    ドカバキ、グシャ、バリ、ベショッ、


579 :名無しさん@専用色:2006/01/27(金) 19:07:35 ID:kFanrnWS ?

-----------------------------------------------------

エンツォ「注文をとるだけじゃなかったのか?ジャン」
ジャン 「……時間がもったいない」
エンツォ「うちの公安部ならもっとスマートにやるぜ?取引とか交渉とか…」」
ジャン 「そういうのは本業じゃないんだ。奴には有り金すべてを置いてってもらう」
エンツォ「ひでぇ、さんざん殴ったうえにボッタくりかよ」
ジャン 「……俺だって色々考えてるんだよ」

客   「ひいっ……たっ、たすけてっ……」

    ボキッ、グシャ、ベキバキッ、

エンツォ「リコも容赦ねぇなあ、やれやれ、可愛そうに」
ジャン 「……殺されないだけましだろ」


 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”
 義体のローテーションをきちんとご確認の上、計画的にご利用ください……



580 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/27(金) 21:13:39 ID:oSCeO800
>>571
ZOIDSの一番最初のアニメ(ジェネシスじゃないです。フュザでもスラゼロでも…あしからず)のOPなんですよね。全話を通してEDが3回変わったのに対して一度も変わらなかった……。
まああんまきにしないでくれていいです。ハヒ

581 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/28(土) 12:05:29 ID:xO3RI0e4
>>562-566
リクエストに答えてくださって有難うございます。
「少女」−「少」=>『女』
を意識するトリエラ:Good!

582 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:43:01 ID:dLKVyynu ?

 カラオケ de 公社 PART19 ----- 山本リンダ「どうにもとまらない」byエルザ -----

エルザ 「うっわっさーを  し〜んじちゃ   いっけない〜よぉ〜〜
      わったっし〜の  こーこ〜ろわぁ  ウっブぅなのぉさあぁ〜♪」


課長   「……やれやれ、またこの展開か」
ジャン  「ラウーロ、出番だぞ!」
フェッロ 「ラウーロさんならイントロ中に逃げ出しましたが…」
ジョゼ  「困った奴だ、、」
ヒルシャー「気持ちは分かりますけどね」
フェルミ 「…まったくだ、普通の神経じゃつとまらんからな」
ジャン  「フェルミ、貴様なぜ生きている」
オリガ  「でもフェルミさん、試しにエルザの担当やってみない?」

エルザ 「あ〜ぁ〜こんやだけ〜 あ〜あ〜こんやだけ 
        もぉ どぉ〜〜にも  とまらないぃぃ〜〜〜♪」

フェルミ 「……冗談ではない!!!」



583 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:44:42 ID:dLKVyynu ?
 
カラオケ de 公社 PART20 ----- 小林幸子「もしかして」byエルザ -----


エルザ  「もっしかしてぇ〜 もっしぃかしてぇぇ〜 わたしのほかにもだ〜れぇかぁ♪♪」

アマデオ 「まーたエルザかよ!」  
プリシッラ「あれ?でもこれってデュエット曲じゃない?」
オリガ  「エルザったら、ラウーロさんが逃げちゃったことに……」
ジャン  「気がついていないようだな」
フェッロ 「…誰か相手しなくていいんですか?」
男性一同 「…………」

エルザ  「…いいひとがぁ〜〜 いるならば〜 かえっていいのよ かまわ・ず・に〜〜♪♪」

オリガ  「…あ、あのね、エルザ、実は、、ラウーロさん、、さっき帰ったわよ?」
エルザ  「えええっ!? ラウーロさんが、、そんな…… ゴゴゴゴゴゴゴ(←炎の燃え上がる音)」

課長   「しっかしラウーロも、つくづくタイミングの悪い奴だな」
ヒルシャー「完全に誤解されましたね、これは」
プリシッラ「わたし、しぃ〜らないっと」
アマデオ 「しかしエルザ、まさに『 萌えに燃えてる 』な。HAHAHAHA!!!」

ジャン  「……リコ、狙撃だ」
リコ   「はい、ジャンさん」

ターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン



584 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:45:31 ID:dLKVyynu ?

 カラオケ de 公社 PART21 ------(カラオケじゃないけれど)by エルザ ------

ラウーロ 「……ん?ここは……どこだ?
プリシッラ「あれ?ラウーロさん、さっき帰りませんでしたっけ?」
ラウーロ 「……そのはずなんだが、その後のことが思い出せない」
プリシッラ「でも、せっかく帰ってきたんですから、エルザの相手をしてあげて下さいよ」
      さっきのエルザ、ものすごく怒ってたんですから」
ラウーロ 「けっ、やなこった。また逃げてやるさ」
プリシッラ「あっ、ほらぁ、次はエルザの番ですよ」
ラウーロ 「……ちっ、いきなりかよ。まったく」

 なぜだろうか、いつまでたっても音楽が始まらない。
 マイクを手にもち、ステージに立つエルザ。心なしか、いつもより目が怪しく光っている。

エルザ  「ひとをのろわば、あなふたつ… ここは地獄の1丁目……」

ラウーロ 「何の真似だ? 」
プリシッラ「でも、どこかで聞いたことのあるセリフ……」
オリガ  「それに、エルザが着ているの、あれはニッポンの着物だわ!」
フェッロ 「……ということは、、、〇〇少女!!!」
ラウーロ 「あわわわわわ」

エルザ  「いっぺん、、、、、、死んでみる?」

プリシッラ「ダメ!! エルザ、その紐をひいちゃ駄目よ !!!」
オリガ  「そんなことしたらあなたの魂も一生苦しむのよ !!!」
ラウーロ 「ひぃィ〜〜、なんまんだぶなんまんだぶなんまんだぶ」

エルザ  「……このうらみ、地獄へ流します……」


 チリーーーン……




585 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:46:28 ID:dLKVyynu ?

 カラオケ de 公社 PART 22
------(カラオケじゃないけれど)by エルザ 【後日談】------


ジャン 「しかし、ニッポンには恐ろしい風習があるのだな、ジョゼ」
ジョゼ 「……ああ、『 ひとをのろわば、あなふたつ 』か、、」

ヒルシャー「…(鼻血ブッ)」

オリガ  「アンタもほんっとーに成長しないねぇ、ヒルシャー」



586 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:47:15 ID:dLKVyynu ?

 カラオケ de 公社 PART 23

----- キテレツ大百科「はじめてのチュウ」by エッタ ------

エッタ「はじめてぇーのー ちゅぅ〜♪  きみと ちゅぅ〜〜♪」

一同 「ジョゼさん!?」
ジョゼ「してないって!!」
一同 「な〜んだ」



587 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:48:32 ID:dLKVyynu ?

 カラオケ de 公社 PART 24

----- おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないでを」by エッタ ------

エッタ「セっえぇ〜ラーふっくっをっ!」

一同 「脱がせたのか!?」
ジョゼ「だからまだしてないって!!!」
一同 「な〜んだ」

一同 「ん?……“まだ”?」
ジョゼ「(ヤベッ)」



588 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:49:06 ID:dLKVyynu ?

 カラオケ de 公社 PART 24 ----- 平井堅「大きな古時計」by ロレンツォ ------


ロレンツォ「ぉ〜おぉ〜〜きなのっぽの ふ〜〜るど〜けい♪♪」

オリガ  「あら課長ったら、上手じゃないの」
ジョゼ  「さすが課長だな」
ヒルシャー「感動しますよね、この歌」

ロレンツォ「お自慰〜〜 さんのおぉ〜 とけいぃ〜〜♪♪」

課員一同 「かちょぉぉぉーー!! 変換が!変換がぁぁぁ」



589 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:49:45 ID:dLKVyynu ?

ジャン 「ふむ、最後くらいは俺が歌うか……」
ジョゼ 「頼むよ兄さん、課長は当てにならない」
ジャン 「……ああ、まかせておけ」

 カラオケ de 公社 PART 25 -----「どらえもん」by ジャン ------


プリシッラ「まあ、ジャンさんたら、可愛いらしい歌を選んだわね」
オリガ  「ジャンさんが歌を歌うなんて、信じられないわ」
フェッロ 「音のない世界だから出来る芸当よね、これって」

ジャン  「あんな子っといっいな♪♪ でっきたぁ〜らい〜いな♪♪」

課員一同 「………(怖くてつっこめない)」
ジョゼ  「に、兄さん、だから変換が、、(泣)」



590 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:51:41 ID:dLKVyynu ?


 --------- 冗談 de 公社 ----------

ルイ  「……2期生はもっと改良されるだろう」
サンドロ「“条件付け”というやつか?」
ルイ  「ああ。もっと柔軟に、冗談くらいは分かるくらいにするつもりだ」
サンドロ「イタリア人にジョークは欠かせないからな」

----------------------------------------------

サンドロ「…ということなんだが、お前今まで冗談を言ったことはあるか?」
ぺトラ 「さあ?どうなんでしょう」
サンドロ「よし、じゃぁ適当にジョークを言ってみろ」
ぺトラ 「はい…。………ぴ、…ぴ、ぴ、、、、」
サンドロ「笑いの神に遠慮する必要はないぞ、言ってみろ」


ぺトラ 「ぴ、ぴ、ぴろぴろ〜〜〜」
サンドロ「あ?」
ぺトラ 「ぱ、ぱよぱよ〜〜〜、 ぺもぺも〜〜〜、、」


ジャン 「アレッサンドロ、どうだ?義体の調子は」
サンドロ「なんかピロピロ電波が出てて、気持ち悪いんですがね」
ジャン 「……ふむ。貴様にはこの冗談が分からんか」
サンドロ「冗談?なにがです?」
ジャン 「や、気にしなくてもよい。下がっていいぞ……プッ、クックックックック」
サンドロ「はあ…、失礼します」


ジャン 「プククククク…、ハァーーーッハッハッハッハッ! いいセンスじゃないか!! ぺトラは」
ジョゼ 「……元ネタ知らないと笑えないよ、兄さん」

    (元ネタ:ぼのぼのが、スナドリネコさんに促されて言った冗談)

サンドロ「…ったく、これだから人生の濃い人間は(ry 」



591 :名無しさん@専用色:2006/01/28(土) 21:52:18 ID:dLKVyynu ?

 ゲーム de 公社 -------- 義体を呪文に例えると--------


トリエラ :ベギラマ or メラミ
      正統派ですかね。いずれにせよ炎系ということで。

リコ   :ラリホー
      まあ、お昼寝好きだし

アンジェ :メダパニ
      常にラリラリのアンジェ

ジャン  :ザラキ
      ひとたび彼がその呪文を唱えれば、幾多の魂があの世へと旅立つ

ヒルシャー:ヒャダルコ
      常に場を凍らせる男、ヒルシャー

ジョゼ  :バギクロス
      筆者の作品中では一応つっこみ役。真空の突っ込みを放つ。

オリガ  :召還獣「ゴーレム」
      マッチョな体で守ってくれる。筆者一番のお気に入りキャラ

ジョルジョ:ニフラム
アマデオ :トヘロス
      名前しか知らない、役に立たない

 あとはいまいち思いつかないな。一応お約束の2人といえば

エルザ  :メガンテ
エッタ  :パルプンテ
      コメントの必要なし。



592 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/28(土) 23:46:13 ID:1EGqWCN9
「彼の人は触れた」

エルザ・デ・シーカの髪は、いつも器用に編みこんであった。
私が結い上げるのより、時間も手間も掛かっていただろう。
そして彼女の瞳は、担当官以外を極力映さないようにしていた。
まるで、世界はそれだけしかないかのように…。
それが私の知る限りの彼女だった。


「エルザ、いつも綺麗に編んでるね」
授業が終わり、足早に教室を去るエルザを、私は廊下で呼び止めた。
怪訝な顔で振り向いたエルザの目の前に、ノートにはさんでおいた書類を差し出す。
「…今度の作戦の?」
表情を崩さないまま、エルザはそっと受け取った。
彼女が顔を傾げるたびに、二本の三つ編みは揺れる。尻尾のようだ。
「うん、ラウーロさんから頼まれて」

空気が、ピンと張り詰めた。
「そう。ラウーロさんから」
エルザは目を細めて呟くと、踵を返し去っていった。尻尾の先が、弧を描いた。


593 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/28(土) 23:54:01 ID:1EGqWCN9


「ラウーロさん、お仕事早くに終わったんですね」
ヒルシャーさんを探しに立ち寄った二課で、ラウーロさんを見掛けた。
仕事が長引きそうだから、とエルザへの伝達を頼まれたのに。

「ん?ああ、届けてくれたのか。悪かったな、トリエラ」
だるそうに紡がれる言葉に、
「いいえ、たいした事じゃありませんから」
一応きちんとした返事をする。

ラウーロさんは、エルザに関心がないようだった。
別に、私があれこれ思うことじゃないけれど、せめて負担にならない程度に向き合えば
いいのになと感じていた。エルザは、細い線の上でバランスを取っていたから。

ヒルシャーさんが見当たらないので、別の場所に行こうとした瞬間だった。

「トリエラ、髪引っつかまれるとやっぱり痛い?」
ラウーロさんが、不意に妙な質問を投げかけてきた。

「引っつかまれる?掴んで引っ張られるという意味ですか?それは痛いですけど」
力加減にもよります…と返事をすると、
「ふぅ〜ん、そっか」
と頷いている。

「それがどうかしたんですか?」
「いや、先週任務中にエルザがバランス崩してさ。とっさに髪掴んで引き倒しちまって」
やっぱ痛いよな〜と、ラウーロさんは1人で納得している。

「エルザの髪、掴んだんですか?」
「ああ、前は邪魔にならないかと思ってたけどさ。まあ、死ななくくて良かったよ」
そう言ったラウーロさんは、柔らかく笑っているようにも見えた。



エルザの髪が解かれた姿は、ついに見ることがなかった。
これは私の想像だけど、洗い流した髪を乾かし、丁寧に梳き、編みこむ。
これらはエルザの儀式だったのかも知れない。



594 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/29(日) 02:47:29 ID:mPS4cCor
この、エルザ さんといい、 >>459 の エルザ といい、
私の心にきます。泣けます。
ところで、エルザ&ラウーロ事件って、義体たちの記憶は保持されているのか。

595 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:36:02 ID:bORzDipa ?
>>594
本当、そうですね。私も泣きました。
592-593の作品を拝見したら、自分のバラ撒いてきた作品が恥ずかしくなってしまいます。
自分も最初は萌えお笑いギャグを目指してたのに、いつの間にやらエロ絶叫変態ギャグに
なってるし、、。そんな作品を1ヶ月に50以上も投稿する俺も、一種の荒らしだよな、、、

なんて反省しつつ、すいませんが書いちゃったものだけ投稿させてください。
メイド喫茶シリーズの最終回(仮)です。



596 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:36:44 ID:bORzDipa ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA” 

 ----------- 最終回(仮)-----------

 今日は水曜日、メイド喫茶“NIKA DE KOSHA” は定休日でお休みのはずですが、、おや?
 定休日だというのに、誰かキッチンにいるようです。どうやら、、、エッタとクラエスの様です。


エッタ 「ごめんね、クラエス。今日は私が家庭菜園を手伝う約束をしてたのに、、、」
クラエス「いいのよエッタ、私もこのごろ出番が少ないし、同じ1期生の仲じゃないの」
エッタ 「うん、ありがとう、クラエス。あのね、私、こんな事お願いできるのはクラエスと
     トリエラだけなの。でもね、トリエラはこのところ変に所帯じみてきたから、、、」
クラエス「ああ、その先は聞かないでおくわ。トリエラのファンは怒ると恐いから」
エッタ 「うん、そうだね」

クラエス「……それで、何を作るつもりなの?」
エッタ 「えっと……あのね、おでんを…作ろうと思うの」
クラエス「あら、意外とまともじゃない。また激甘な物でも作るのかと、ちょっと期待してたのに」
エッタ 「う〜ん、甘いものは他のSSでもネタが出尽くしちゃってるし、それに、、、」
クラエス「ニッポンの流行にあわせて、いうことかしら?」
エッタ 「うん。アキハバラではおでんが流行ってるって、昨日のニュースで聞いたの。それで、、」
クラエス「ああ、その先も聞かないでおくわ。わたし、アキバ系電車男にも興味ないの」
エッタ 「……うん」
クラエス「でも、確かにおでんなら簡単だし、いまから用意すればそれだけ美味しいものが
     できるわね。エッタ、あなたにしては賢明な選択だわ」
エッタ 「うん、あのね、明日はジョゼさんと私のデビュー戦だから、一生の思い出にしたいの。
     このまま一度も出番がないまま終わるなんていや!絶対にいやなの!!!」
クラエス「分かったわ、任せなさいエッタ。さあ、準備にかかりましょう」
エッタ 「うん、頑張らなきゃ!」

 どうやらエッタとクラエスは、明日の準備をしにきたようです。


597 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:37:29 ID:bORzDipa ?

クラエス「それじゃ、始めるわよ」
エッタ 「ねぇねぇクラエス、その前にちょっと聞いてもいい? あのね、今日はお休みだし、
     誰もお客さんは来ないはずのに、何でクラエスはメイドのお洋服を着てるの?」
クラエス「エッタったら相変わらずのオチビちゃんね。お客さんならほら、モニターの向かいに
     いるじゃない。それにこれが最終回かもしれないのよ、少しはサービスしておかなきゃ」
エッタ 「あっ、そっかぁ!それじゃ、私も着替える〜〜〜」

-------- 着替え中につき、少々お待ちください ---------

エッタ 「どう?クラエス」
クラエス「あら、エッタったらさすが、絵になってるじゃない。ジョゼさんが見たらきっと鼻血ブ〜よ」
エッタ 「ほんとうに?」
クラエス「ええ、本当よ。ためしに今ここで『 ご奉仕します、ご主人様 』って言ってごらんなさいよ」
エッタ 「いまここで?どうして?」
クラエス「いいから!」
エッタ 「あの、ご主人様、、その、、、ご奉仕……させて、、下さい」
クラエス「まあ、アドリブのセリフまで入れて、あなた素質あるわ。ちなみに本番はカメラ目線でやることね。
     それも相手の下側から上目遣いで、涙目で訴えればともっと良くなるわよ」
エッタ 「うん、分かった。クラエスって物知りだね」
クラエス「この手の本が、書庫に読みきれないほど隠してあってね、ヒマな時に研究してるのよ」
エッタ 「へぇ〜、いったい誰が隠したんだろうね?」
クラエス「さぁ…、一体誰かしらね」

 料理の準備を始めたエッタとクラエス、ちっちゃなメイドが2人、キッチンに並んでいます。

クラエス「それじゃ、私はだし汁を作るから、あなたは材料を切ってちょうだい」
エッタ 「うん、分かった」
クラエス「一応言っておくけど、材料に砂糖をまぶす、とかそういうのは無しよ」
エッタ 「だいじょうぶだってばぁ、今日は砂糖はいらないの!」
クラエス「私もあとで味見するんだから、ほんっとうに頼むわね、これは血の通った約束よ。」
エッタ 「うん、分かってるって」


598 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:38:03 ID:bORzDipa ?

 水をカップで量り、鍋に入れるクラエス。エッタは大根を水洗い。
 決してエッタを信用するわけではありませんが、今のところ問題ないようです。


エッタ 「きゃっ、なにこれぇ〜〜、うぇ〜ん」
クラエス「どうしたのエッタ。まさか砂糖関係じゃないでしょうね」
エッタ 「ちがうよぉクラエス。大根の葉っぱにへんなのがついてるの〜〜」
クラエス「? あぁなんだ、芋虫じゃない。有機野菜にはよくあることよ」
エッタ 「そうなの?」
クラエス「でも、ここまで大きいのは珍しいわね、、、10pはあるかしら」
エッタ 「こわくない?」
クラエス「怖くないわよ。ほら、触ってごらんなさい」
エッタ 「うん、、、へぇ〜、プニョプニョして変な触り心地だね。きゃっ、動いた!!」
クラエス「この芋虫はね、刺激を受けると次第に大きくなるの。平均15p位にまでなるのよ」
エッタ 「あっ、本当だ!大きくなってきたぁ。わ〜、すごーい、おっき〜〜いぃ!」
クラエス「あなたがいじくったから、興奮しているのね。それにしても大きいわねぇ、20pはあるかしら」
エッタ 「あっほら、色も変わってきたよ!さっきまでは肌色だったのに、今は、紫色…なのかな?これ」
クラエス「ああ、これ以上刺激を与えると、脈を打って粘液を吐き出すから気をつけてね」
エッタ 「粘液? ネバネバの液って事? それって毒?」
クラエス「毒じゃないけど、白くて、ベタベタして気持ち悪いわよ。苦いし、変なにおいもするの。
     髪やメガネに付くと、水洗いしてもなかなかとれなくて困るのよね」
エッタ 「そうなんだぁ、クラエスって本当に物知りだね!」
クラエス「言ったでしょ、この手の本がたくさんあるって」
エッタ 「今度わたしも連れてってくれる?」
クラエス「いいけど、あなたにはまだ少し早すぎるかもね、クスっ」
エッタ 「?」
クラエス「さあ、やることはたくさんあるわ。先を急ぎましょう」
エッタ 「うん」


599 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:38:37 ID:bORzDipa ?

 二人の料理は続きます。

クラエス「さてと。ヘンリエッタ、次はあなた、イカをさばいてくれるかしら」
エッタ 「えぇ?イカなんて触ったこともないよぉ」
クラエス「簡単よ。皮をむいて切るだけでいいんだから」
エッタ 「へぇ〜、イカって皮をむくんだ」
クラエス「そうよ、あ、ヘンリエッタ、やさしくむかなきゃだめだからね。乱暴に扱うとちぎれちゃうわ」
エッタ 「うん、分かった。……やさしく、やさしく、やさしく、、、、できた!!!」
クラエス「あら、上手じゃないヘンリエッタ。あなたの事を今日から“皮むき女”とでも呼ぼうかしら。
エッタ 「え〜〜、なにそれぇ〜〜?」
クラエス「まあ、理解できないならそれでいいわ。じゃあ、それを今度は適当な大きさに切って」
エッタ 「うん、、、、きゃっっっ!?」
クラエス「今度は何よ?ヘンリエッタ」
エッタ 「中からドロドロした物がでてきたぁ〜」
クラエス「これはイカのはらわた、つまり内蔵ね。あら、見た目は悪いけど美味しいのよ。アルミホイルに
     包んでオーブンで10分ほどチンすれば、立派な酒のつまみになるんだから」
エッタ 「お酒のつまみに?」
クラエス「そうよ。日本酒やビールによく合うのよ」
エッタ 「何でそんなことまで知ってるの?クラエス」
クラエス「だから言ってるでしょ、書庫で調べたのよ、それよりもエッタ、手を洗いなさい」
エッタ 「うん」

エッタ 「え〜ん、においが落ちないよぉ、手がイカくさ〜〜〜い!」
クラエス「エッタ、そのセリフはあなたにはまだ早すぎるわ!!!」


600 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:39:09 ID:bORzDipa ?

クラエス「……いちいち話が脱線するわね、、、何故かしら?」
エッタ 「ほんと、不思議だね」
クラエス「あんたのせいよ…って、まあいいわ。じゃあ、切った食材を鍋に入れてちょうだい」
エッタ 「うん、分かった」

 ヘンリエッタは、苦労して調理した食材を静かに鍋へと入れた。続けてクラエスが、かつおぶしと
利尻昆布を3枚、鍋へと追加する。

クラエス「しばらくこのまま煮込むわよ。この分量だと、、そうね、10分くらいかしら」
エッタ 「味付けは?」
クラエス「それはもっと後。まずは強く火を入れてアクを出すの」
エッタ 「アク? なにそれ」
クラエス「う〜ん、面倒な説明はやめとくけど、材料に含まれてる悪い物を出すっていうこと。体に毒なのよ」
エッタ 「アクマってこと?」
クラエス「あ〜〜〜、まあとりあえずそういう事にでもしておくわ」
エッタ 「ふーん。クラエスって、、」
クラエス「なに?」
エッタ 「本当になんでも知ってるんだね」
クラエス「ジョゼさんほどじゃないけどね、クスっ」
エッタ 「?」
クラエス「いや、なんでもないわ。じゃあエッタ、私ちょっとお手洗いに行ってくるから、あなたは火を見てて」
エッタ 「うん、分かった」
クラエス「ふきこぼれそうになったらちゃんと火を弱めるのよ。言っておくけど、『火はちゃんと見てたけど
     見ていたら勝手に燃え広がって火事になっちゃった』なーんてオチはいやよ」
エッタ 「んもぅ、わかってるってばぁ、信用してよぉ」
クラエス「それじゃ、頼んだわよ」

 (ヘンリエッタを信用なんてできるものか。しかし考えてみればとんだ迷惑よね、夫婦漫才じゃあるまいし。
  でもまあ、軽い気持ちでエッタのお願いを引き受けちゃった私が悪いのか。いや、それもこれもトリエラが
  頼りにならないのがいけないのよ、、、)

 色々なことを考えながら、クラエスは一人、トイレへと向かった。


601 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:40:19 ID:bORzDipa ?

 ----- 5分後-----

 女子トイレで用を足し終えたクラエス。衣装の乱れを直しながら、鏡に向かう。

 (ふふん、こうやって見れば、私もまだまだ実戦に出られそうじゃないの。あぁ、ラパロさんが今の私の姿を
  見たらなんて言うかしら。いつも無口なあの人だけど、もしかしたら気の聞いた一言ももらえるかも……)

 クラエスもやっぱり女の子。鏡を見ているときくらいはロマンチックな世界に浸ります。

 (そうよ、メイドって言うのは若さだけじゃないのよ。なにさ、エッタなんて若さだけで主人公になったくせに
 みんなにちやほやされちゃって……。私にだって根強いファンはいるのよ)

 少しヒガミっぽいクラエス。でも、彼女だって主人公を張るだけの要素はあるのです。
そう思うのも無理ありません。

 眼鏡をかけ直し、ドアノブに手をかけるクラエス。と、そこに、ヘンリエッタの悲鳴が聞こえてきました。

 キャァーー! バララッ! バララララッ!!

 キッチンへと走るクラエス。当然、嫌な予感がします
 
 (ヘンリエッタったら、またロクでもないこと仕出かしたわね。でも、いま確か
  銃声も聞こえたわ。一体なにが起こったっていうのかしら)

クラエス「ヘンリエッタ!一体どうしたの???」
エッタ 「うぇ〜ん、くらえすぅ、ひっく、クラエすぅぅ〜〜!!」
クラエす「エッタ、説明なさい!! 何があったの?」
エッタ 「ひっく、あくまがぁ、あくまがでたのぉぉーー! ふぇ〜〜ん!」
クラエス「悪魔?」


602 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:40:45 ID:bORzDipa ?

 泣き続けるエッタをあやしながら、クラエスは事を問い正します。

クラエス「エッタ、落ち着いて説明して。悪魔ってなんのことよ」
エッタ 「ひっく、ひック。あのね、言われたとおりにね、お鍋の火を見てたの。そしたらね、そしたらね、、
     あくまがでてきたの。だから、思わず撃っちゃったの、ひっク」
クラエス「説明になってないわ、ヘンリエッタ。悪魔っていったい何よ?」
エッタ 「きっと、きっとクラエスが言ってたやつだよぉ…。イカとか大根からでてきたんだよぅ。ひっク」
クラエス「バカねあなた!!! そりゃ変な説明でごまかした私も悪いけど、アクと悪魔は関係ないの!!!」
エッタ 「でも、だって、まだそこに隠れてるぅ……ヒック」

 一瞬ヒヤリとしながらも、クラエスは慎重に辺りを見回した。別段変わったことはない。傍らの鍋を見ると、
弾が当たったのだろうか、いくつも穴が開いていて、だし汁がピューピューと流れ出している……ああ、台無しだ。

クラエス「あなた、砂糖が切れて幻覚でも見たんじゃないの!? この世に悪魔なんていないわよ!!!」
エッタ 「ヒッく、そんな、、ひどいよぅ、そんなんじゃないよぅ。ヒック」
クラエス「まったく、、、一から作り直しじゃないの……」
エッタ 「ひッっ!? きゃぁっっっ!!! くっ、クラエス、、、うしろ、うしろぉぉぉぉぉぉ!!!」
クラエス「後ろが一体なんなのよ、、、ヒッッっ!!!」

 後ろを振り向いたクラエスは身を堅くした。鍋の下に、カサコソとうごめく黒い物体が、一つ、二つ、三つ。

 エッタの言うとおり、確かに悪魔はそこにいた。その名前も“ G ”


603 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:41:18 ID:bORzDipa ?

 後ろを振り向いたクラエスは身を堅くした。鍋の下に、カサコソとうごめく黒い物体が、一つ、二つ、三つ。

 エッタの言うとおり、確かに悪魔はそこにいた。その名前も“ G ”



クラエス「ささささ、さ、殺虫剤が、どどどこにあるか、ししし知らない? ヘンリエッタ」
エッタ 「そんなの知らないよぅ!! ヒック、ひっく」
クラエス「そそそそそしたら、どどどどうすれば、いいいのかしらねぇ、、、ねねねねぇ、エッタ?」
エッタ 「だからしらないってばぁぁぁ!!! クラエスならなんでも知ってるんでしょぉぉぉお?」
クラエス「こここ、こういう時のための本は、あそこには、なななななかったわ」
エッタ 「なんとかしてよぉぉぉ!! くらえスぅぅぅぅう!!!」
クラエス「ななななんとかしてって、いいいいわれてもね、、、」

 とその時、“ G ”の一匹がピタリと動きを止め、そして、、はばたいた。


ブ、、ブブヴ、、、ブゥウウウーーーゥウゥンぶブヴゥーーーーーゥゥウウゥゥゥーーーーーーーーゥブぶゥゥン・・・・・


クラエス「ぎゃゃああああああああああアアぁぁぁぁぁぁぁぁァァ!!!」
エッタ 「ヒぃぃぃぃぃぃィィィイイイィィいいいイィィィィイイイ!!!」

 つんざく悲鳴、続いて銃声。

パタタタタタタタッ! パタタタタッ! パタタッ! パタタタタタタタタタッ!! パタタタタタタタタタッ!!
バララララッ! バララララッ! バララッ! バララララララッ!! バラララララララララ!!


 ……翌日、穴だらけのドアには、一枚の看板がかかっていた。
【改装のため、当店は一時、休業させていただきます メイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”】


 ちなみに、ヘンリエッタにとって“一生の思い出”になった事だけは、間違いない。
 それとクラエス、眼鏡をかけたまま銃を乱射しちゃいけないよ(笑)。

                メイド喫茶 “NIKA DE KOSHA”  おしまい


604 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:42:24 ID:bORzDipa ?

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA” 

 ----------- 最終回【後日談】-----------

 銃を乱射して店をボロボロにしてしまったエッタとクラエス。
 このままだと、2人とも条件付けを強化されてしまうのは間違いありません。
 そこでクラエスは一計を案じました。

クラエス「いいわねエッタ、私の教えたとおりやるのよ」
エッタ 「うん、でもこんな事で本当に許してもらえるの?」
クラエス「それはあなたの腕次第よ。さあ、行ってらっしゃい」
エッタ 「うん」

------------ ジョゼの部屋にて -----------------

エッタ 「あの、、、ジョゼさん」
ジョゼ 「ヘンリエッタ? そんな格好で何の用だい。メイド喫茶ならもう終わりだよ」

エッタ 「あの、ご主人様、、その、、、ご奉仕……させて、、下さい」
ジョゼ 「!!??」

 上目遣いで訴えるヘンリエッタ。目が涙で潤んでいる。

ジョゼ 「こここれは、いったい何の冗談だい? へへヘンリエッタ」
エッタ 「わたし知っているんですよ、芋虫はいじくると大きくなるんですよね」

 エッタの指がジョゼへと忍び寄る。

エッタ 「ご主人様、、、皮をむいてさしあげます、、えっと、やさしく、やさしく、、」
ジョゼ 「うわ、エッタ、やめっ、はぅっ、あっ、エッ、エッタぁぁぁ〜〜〜〜!!!」

--------------------------------------------------

クラエス「どうだった?エッタ、、、って、その格好からすると成功かしら?」
エッタ 「ふぇ〜ん、なにこれぇ、手も服もベタベタして気持ちわるいし、くさあい」
クラエス「ごめんねエッタ、手段を選んでられなかったのよ。ところで最後までできた?」
エッタ 「え?なにがぁ?」
クラエス「だから最後までしたのかってことよ?」
エッタ 「だからなにを?」
クラエス「……全く、幸せなオチビちゃんなんだから…(チッ、この分じゃ失敗か…)」

 一方で……

ドナート「ジョゼはヘンリエッタに押し倒されたんだって?ちゃんと褒めてやったか?」
ジョゼ 「あ〜〜〜、、、もちろん」
ドナート「あの子もずいぶん大人になったよな。お前が頑張っているおかげだろう」
ジョゼ 「……ああ。でも、それも最近疲れてきたよ。どんなに愛情をかけても空しいばかりだ。
     所詮、努力したところで“実”になるはずがないしな、、」

ドナート「そうか……って、おいおい!“実”になっちゃマズイだろうが!!」
ジョゼ 「あんたはいいよ、人の話しを聞いて文句言うだけで仕事になるんだから」
ドナート「それじゃ是非変わってくれよ」(;´Д`)ハァハァ

 社会福祉公社が経営するメイド喫茶 “NIKA DE KOSHA” 
 再開されるかどうかは、誰も知らない。



605 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 17:45:34 ID:bORzDipa ?

ひとまずメイド喫茶のシリーズはここでオシマイです。
筆者のザクマシンガンが弾切れになったので、一度サイド3に撤退します。
補給が終わり次第戦線復帰しますが、少し冷却期間。
ここ1ヶ月で長短併せて50作品以上撃ちまくってきたので、
ちょいとまあ、オーバーヒート気味です。
カラオケシリーズでリクエストいただいたものは、サイド3での宿題
ということでご容赦を、、、。

606 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/29(日) 18:55:33 ID:pB4tm0dB
乙!

607 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 21:05:01 ID:bORzDipa ?
>>604
自分で見直して気がついた。
ドナートじゃなくてビアンキだった。
ビアンキ先生ごめんなさい〜〜

608 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/29(日) 22:25:12 ID:rCKbMy2c
乙です。カラオケシリーズ楽しみに待ってますノシ

>594>595
初SSでお見苦しかったと思いますが、アンジェの微笑みのような感想ありがとうございました。

609 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/29(日) 22:26:00 ID:Vfdv3rzN
メイド喫茶gj!面白かったぞ!

610 :名無しさん@専用色:2006/01/29(日) 23:54:33 ID:bORzDipa ?
>>608
デビュー作でこの出来栄えはスゴイですねー。
私のデビュー作なんて>>479ですからね。
今見るとお恥ずかしい限りで、、、。
ご活躍期待してます!


611 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/30(月) 13:37:31 ID:Gh/UJ7dT
いえいえ、専用色さんのネタや次々に文章化されていくパワフルな投下にはとても驚いています。
是非これからも頑張って下さい。

612 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/30(月) 18:47:56 ID:T/uHzQlb
こういうSSをウザイと思う俺って心が汚れてしまったのだろうか・・・?

613 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/30(月) 20:26:51 ID:yWFH6Uk+
思うこと自体は自由だし、それをとやかく言う気はないが、
ネタスレにそういうカキコをするってのは心が荒んでる証拠だな。

614 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/31(火) 10:50:26 ID:MoVi+7TP
>>612
実質のssスレと>>1で書かれてる所で「ssウザイ」と書き込むのは正直心が幼いとは思う。

615 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/31(火) 18:37:09 ID:34p9Agf4
そうそう。ぐっと胸の内にしまっておくのがおとなというものだ

616 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/31(火) 20:45:25 ID:EKhkVkcd
>>613
ギャグは嫌い?、どういうSSなら良いのかな?

以前ここで気に入ったssはある?

617 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/31(火) 20:50:17 ID:EKhkVkcd
616訂正

>>613氏じゃなくて>>612氏だ。

なんだかんだ言っても人いるじゃん、ここ。

618 :名無しかわいいよ名無し:2006/01/31(火) 23:50:33 ID:rtzi4KyV
……このスレは巡回ルートだけど新しい書き手が現れても
大して内容が変わり映えしないとコメントしづらいのは確かだ。


エロパロ以外の独創性あふれる作品きぼん!

619 :名無しさん@専用色:2006/02/04(土) 00:12:03 ID:kbLevZUg ?
>>617
でも、いきなり人がいなくなってしまった、、、。
>>618
変わり映えのあるSSを簡単に書けたら、、、苦労しないんですけどねぇ、ホント。

620 :名無しさん@専用色:2006/02/04(土) 04:36:11 ID:kbLevZUg ?

エロパロではないけど、独創性もない作品。
おまけに義体も出てこない。
狙いは“脱力系お笑い”

それではスタート。(亀の進み予定)

621 :名無しさん@専用色:2006/02/04(土) 04:41:01 ID:kbLevZUg ?

 -------トイレ de 公社-------

 公社でのある会議中、ラウーロは突然の便意を感じた。それも小ではなく、大の。
 
 小学生ではないのだから、堂々とトイレに行けばよいのだが、こういう時にかぎって例の兄弟が
難しい顔をして議論している。タイミングが悪いとは、まさにラウーロのためにあるような言葉だ。

「朝メシに変なものでも食ったかな、、、」
 軽く舌打ちをしたラウーロだが、当然便意は治まってくれない。仕方なくラウーロは
課長にやんわりと断りを入れ、トイレへと向かった。

 そもそもラウーロは、それほど胃腸が強い方ではない。
 一見ジョークばかりで気軽に生きているように見えるが、それは彼なりの処世術だ。
なにしろ公社はキャラの濃い連中ばかりがそろっている。ジョークでも飛ばしていないと、
彼には出番すら回ってこないのだ。
 トイレに入ったラウーロはズボンを降ろし、便器に腰を降ろした。ヒヤリとした感触が伝わる。
その感触に彼の体は一瞬こわばったが、便器の表面が温まるにつれて下腹部の筋肉もゆるむ。
ラウーロは胸ポケットからタバコを取り出し、火をつけた。紫煙があたりに漂う。

「トイレで吸うタバコは最高だ……」
 田舎の高校生みたいな事を考えながら、ラウーロは大きく煙を吸い込んだ。
 
        続く(多分)

622 :名無しさん@専用色:2006/02/05(日) 04:17:00 ID:ws7lxgzZ ?

 ラウーロが二本目に火をつけたちょうどその時、トイレに誰かが入って来た。
 
「ちっ、会議中だからと油断したか……」
 慌てて火をもみ消すラウーロ。公社のオフィスは禁煙だ、トイレとて例外ではない。
ラウーロは以前にもトイレでの喫煙が見つかって、課長に叱られたことがある。
会議中だから誰も来ないだろうと思っていたが、見通しが甘かったようだ。

「内部の人間ならすぐにバレるな……」
 トイレでタバコを吸うのは公社でラウーロだけだ。ラウーロは証拠隠滅をあきらめてもう一本、
新しくタバコを口にくわえた。
 一方、トイレに入って来た“彼”は、何度かわざとらしい咳払いを繰り返していたが、
その後は何をするわけでもなくトイレの中をウロウロと歩き回っている。その足音は時に強く、
時には弱く、まるで何かを待っているようだ。

 当初は外の様子を無視していたラウーロだったが、時間がたつにつれて気色が悪くなってきた。
こいつ、、一体誰だ? 他の個室は空いていたし、俺が出るのを待っている訳ではないはずだが、、、
まさか、新手の変態という事はないよな、、、、。
下半身丸出しという状況下、人は誰しも警戒心が強くなるものだ。ラウーロは煙草の火を消した。


623 :名無しさん@専用色:2006/02/08(水) 18:16:47 ID:a6Kt3oKE ?

 すると、それまではウロウロしていた“彼”が、まるで意を決したかの様に隣りの個室へ入った。
急いでベルトを外し、チャックを降ろしている。慌てる様子が目に浮かぶようだ。
 
 ラウーロは思わず吹き出しそうになった。

「なんだこいつ、俺がいるから恥ずかしかったってのか?? 笑えるぜ、小学生じゃあるまいし。
いったい誰だ、このお子ちゃまは。正体が分かったら後でからかってやるんだがな、、」
 
 ラウーロは隣の個室に耳を済ませた。こういう所はラウーロだって相当なお子ちゃまだ。
 一方で隣の個室と言えば、おそらく“彼”は臨戦態勢に入ったのだろう、沈黙を保っている。
しかし、空気が緊張していることはラウーロにも分かった。


624 :名無しさん@専用色:2006/02/09(木) 04:46:26 ID:x3uj3Y/Q ?

 しばらくして、ラウーロは場の緊張に耐えられなくなってきた。トイレでこんなに緊張するなんて、
ラウーロだって久しぶりだ。胃腸の弱いラウーロは小学生の時、プールの後には必ずお腹を壊して
学校のトイレの世話になっていた。同級生に見つからない様に体育館や教員専用のトイレを使ったり、
それは血の滲むような努力をしていたものだ。そもそも、何で小学生の男子は、学校での大にそこまで
こだわるんだろうか。

「ここは咳払いのひとつでもして、場を和ますかな、、」

 いかにも小心者のラウーロ。しかしラウーロがそう思って息を吸ったまさにその瞬間、隣の個室から
低いうめき声が聞こえてきた。
 
「……ふむむむむっ!」

 堂々とした気張り声に、ラウーロは開いた口がふさがらなかった。笑うよりも前に感心してしまったのだ。

「なんちゅう大胆なやつ、、、いくら俺が大人でも、ここまで堂々とふんばれねえぞ、、」


625 :494/569:2006/02/10(金) 19:28:14 ID:ZlL0vQ89
あら、めっさ久しぶりに来たらカフェシリーズ終わってたのか……。
お疲れ様でした┏○ペコリ

626 :名無しさん@専用色:2006/02/12(日) 20:45:23 ID:mG2l/VDD ?
624続き


 ラウーロがそんなことを考えている間にも、隣では激しい戦闘が続く。

「……っふぅー〜。…ふむむむむっ! んむむむむむっ!!!」

 どうやら隣の“彼”は相当な便秘らしい。かなり力強くふんばっているものの、爆弾着地の音がしない。
その力強くいきむ声に、ラウーロの肛門括約筋も思わず反応してしまいそうなる。

ラウーロはいたたまれなくなってきた。

「下の悩みってのは、、人類共通だな、、、」

 トイレでの苦労が自分だけ特別のものと思っていたラウーロは、素直に自分を恥ずかしく思った。
軽く舌打ちをし、トイレのコックをひねる。勢いよく流れる水の音に、隣の声も自然とかき消されていった。


627 :名無しさん@専用色:2006/02/12(日) 20:46:35 ID:mG2l/VDD ?

------- 15分後 ------

 喫煙所で時間をつぶしたラウーロは、ようやく会議室へ戻った。会議を中座してから、もうかれこれ30分は
経っている。本当はあのまま家へ帰りたかったのだが、担当官とて所詮はサラリーマン、そうもいかない。
 
「……………(カチャリ)」
 静かに忍び込もうとドアを開けたラウーロだったが、ドアを開けるなりジャンと目が合ってしまった。
つくづくタイミングが悪い。

「遅いぞラウーロ。何をやっていた」
「はあ、すいません。腹を下しまして、、、」
「ふむ……まあよい。しかし、なぜ今日は腹を壊す奴が多いのだ?」
「はぁ?何のことです?」
「先ほどジョゼも腹が痛いと出ていった。かれこれ20分近く帰って来ないんだが、様子を知らないか?ラウーロ」
「さぁ……、知りません、、」


628 :名無しさん@専用色:2006/02/12(日) 20:47:10 ID:mG2l/VDD ?

 会議を再開するジャン、席につくラウーロ。
 
 ラウーロは何とか会議に集中しようとした。しかしどうしても雑念が邪魔をする。当然、ジョゼの事だ。
ラウーロは、いつも辛気臭く話をするジョゼの事が正直好きではなかった。しかし、今もトイレで力強く
ふんばっているジョゼ、、、これを想像すると、どうしても笑いがこみ上げて来る。

 苦笑いを噛み締めながら、ラウーロは思った。

「たまにはあいつを誘って飲みにでも行くか、、、」

 
 コミックスでは出番がないのに、何故かアニメでは大活躍のラウーロ。
 彼がジョゼを飲みに誘った理由は、こんな些細な出来事から始まったのだった(多分)。

                                          おしまい

629 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/12(日) 23:59:38 ID:MK7Ay2xn
トリエラのSS見つけたけど、これは過去に関連スレで投稿されてるやつ?
アドレスがそれっぽいしw

ttp://work2ch.hp.infoseek.co.jp/gunslinger_ss01.htm

630 :名無しさん@専用色:2006/02/13(月) 21:27:10 ID:MjpOlwh/ ?
私は初めて見ましたねー。

631 :名無しさん@専用色:2006/02/13(月) 21:27:59 ID:MjpOlwh/ ?

 ゲーム de 公社 2

 義体や担当官達を、ドラクエU〜X(U〜WはFC版)のキャラクターやモンスターに
例えてみました。我ながら古いゲームばかりですが、、。
 皮肉とブラックジョークが満載なので、義体のイメージを壊したくない、と言う方は
出来るだけ無視してください。
 それでは。


* 義体

ヘンリエッタ:バーサーカー
       キレると痛恨の一撃が炸裂する
   他候補:あばれざる、あばれうしどり

リコ    :しびれくらげ
       ニコニコと楽しそうな顔で攻撃してくる。集団で出てくると何気にウザイ
   他候補:ドラキー、バブルスライム

トリエラ  :ビアンカ(X)
       あれで“おさななじみ少女漫画”チックな展開にあこがれてそう
   他候補:イシスの女王様(V)
       ウワサが立つのをとにかく嫌がる

クラエス  :ミネア(W)
       タロット占いとかにやたら詳しそう。でもゲーム終盤では、ほぼ役立たず
   他候補:ヒミコ(V)
       巫女さん萌えとか、マイナー系を狙っている

アンジェ  :ロザリー(W)
       よく泣く
   他候補:くさった死体
       脳味噌がくさってる

エルザ   :ばくだんいわ
       コメントの余地なし
   他候補:全く考えつかない

ビーチェ  :ボロンゴ(X)
       臭いに対して異様な執着がある

ぺトラ   :マーニャ(W)
       一人だけ露出度がやたらと高い


632 :名無しさん@専用色:2006/02/13(月) 21:29:17 ID:MjpOlwh/ ?

* 担当官達

ジャン   :クリフト(W)
       戦闘中はザラキ以外、眼中にない 

ジョゼ   :サマルトリアの王子(U)
       なんでも出来そうに見えて、実はなにも出来ない

ヒルシャー :さまようたましい
       いつもまごまごしている

マルコー  :トルネコ(W)
       ストーリー上必要だが、異常なほど影が薄い
   他候補:Vの商人

ラパロ   :あやしいかげ
       もはや存在自体があやしい

ラウーロ  :はぐれメタル
       逃げ足が早くないとやってられない

ベルナルド :ボストロール
       ベロが異常に発達している

サンドロ  :盗賊バコタ(W)
       女装とお化粧が趣味
       


633 :名無しさん@専用色:2006/02/13(月) 21:30:29 ID:MjpOlwh/ ?

* その他

ロレンツォ :よるの帝王
       顔がやらしい、むっつりスケベっぽい
 
モニカ部長 :まほうおばば
       みたまんま

オリガ   :ムーンブルクの王女(U)
       女なのにえらく堅い
   他候補:アリーナ(W)、ギガンテス、ゴーレム、うごく石像など、他にもありすぎ

フェッロ  :フローラ(X)
       結婚前夜に大いびきで寝られる神経の持ち主

プリシッラ :シルバーデビル
       おっぱいが大きい

アルフォンソ:エスターク
       名前だけはカッコイイ

ジョルジョ :ガーゴイル
アマデオ  :ホークマン
       やっぱり区別がつかない

フェルミ  :勇者オルテガ(V)
       えらそうな事ばかり言っておいて、簡単にやられる
       ファッションセンスが異常、勇者なのにパンツ一丁とは、、、

エンリカ  :ゆうれい
       そのまんま

ピノッキオ :がいこつ剣士
       ナイフの扱いが上手、二回攻撃が非常にウザイ

ジョン・ドゥ:ゆきのふ
       名前しか出てこないのに存在感がある



634 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/14(火) 04:44:07 ID:VHKlb9gy
>>629

うーん?過去に投稿された記憶はないな。
でも、匿名掲示板にUPされたのじゃないから転載不可じゃね?

635 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/14(火) 17:44:02 ID:jOzKVFhN
一、舞え舞え巫 頭の飾りを打ち振るい 焔見遣って踊りゃんせ
二、舞え舞え巫 耳の飾りを鈴鳴らし 風音尋ねて踊りゃんせ
三、舞え舞え巫 首の飾りを打ち鳴らし 水面覗いて踊りゃんせ
四、舞え舞え巫 胸の飾りを揺り捨てて 頭を真似て回りゃんせ
五、飛べ飛べ使い鳥 錦の腰帯揺り解き 土を求めて羽撃かん
六、揺り揺られ箱の舟 腕の飾りが拍子打つ 霧を待ち侘び揺られけん
七、舞え舞え巫 天の衣で舞い踊り 舟を背にして踊りゃんせ

【呪いの巫秘抄歌】
このレスを見た人は、口にするだけで数々の不幸に見舞われるという、
呪いの「巫秘抄歌」を最後の七番まで唄ったも同然です。
七番まで唄いきるということは、即ち死を意味します。
この死の呪縛から逃れたい人は、33分以内に3つのスレへコピペしてageてください。
そうしなければ、あなたは一週間後に1分55秒の間、苦しんで死ぬことになります。

636 :名無しこわいよ名無し:2006/02/14(火) 21:38:09 ID:Vqc94rPK
>>635
sage進行が身上なんで断る。
…お返しに貴様を呪ってやる。

メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン
メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン
メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン
メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン
メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン
メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン
メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン

数えて量って分けられる禍(わざわい)が
かならず訪れるヘブライの呪いだ。

大人しくあきらめて滅びろ。

637 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/14(火) 23:23:42 ID:lQxxt4ZO
誰だ、呪術合戦やってるのは。

638 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/15(水) 07:11:05 ID:Aeym+eOI
>>635が荒らさなきゃ何もせんだろ?


とりあえずスレ住人が一週間後どーなるか様子を見たい。

639 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/15(水) 22:38:35 ID:409q5LMb
誰もバレンタインねた投稿なしかよ。

640 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/16(木) 01:17:07 ID:dE2yONhA ?
ま、日本の風習だから義体達は知らないんじゃないの

641 :名無しさん@専用色:2006/02/16(木) 18:57:28 ID:yJfCFvox ?

------- ある公社の一日(バレンタイン) ------

 今日は2月14日、プリシッラはカバン一杯にチョコを忍ばせて出勤した。
しかし、もちろんこれは男性課員に配る義理チョコだ。プリシッラが公社のの変態課員どもに
本命チョコを用意するわけがない。

 バレンタインはまだイタリアではマイナーだ。恐らく男性課員の多くは知らないだろう。
しかし、いやだからこそプリシッラは毎年チョコを配り、啓蒙活動を続けてきた。公社の男ども
を上手く誘導し、運用率1000%を越える投資商品になってもらうために、、。

 プリシッラはデスクにカバンを置き、作戦を開始した。


プリシッラ「マルコーさーん、はい、これ」
マルコー 「? 何だこれは、プリシッラ」
プリシッラ「やだなぁ、知らないんですか? 今日はバレンタインですよ」
マルコー 「ばれんた院?なんだそれは」
プリシッラ「女性が男性にチョコレートを贈る日なんですよ。元々はニッポンの風習なんですけど」
マルコー 「ほほう、それは知らなかった」
プリシッラ「来月14日には、男性が女性にそのお返しをするんですよ」
マルコー 「ほぅ?やはりチョコレートで返すのか?」
プリシッラ「いや、そっちは何でもいいんですよ。指輪とかネックレスとかが普通ですけどね」
マルコー 「なんだか嘘臭いところもあるが……まあいい。後でアンジェの所に行くから、チョコレートは
      その時二人で食べるとするよ。ありがとうプリシッラ」
プリシッラ「いーえ〜、どういたしましてー」

プリシッラ「マルコーさんたら、職場のお菓子を持ち帰って子供にあげるパートのおばちゃんみたいね……」



642 :名無しさん@専用色:2006/02/16(木) 18:58:22 ID:yJfCFvox ?


プリシッラ「ラウーロさーん、はい、これ」
ラウーロ 「あ?なんだこりゃ」
プリシッラ「知らないんですか? 今日はバレンタインですよ」
ラウーロ 「知るかそんなもん、中身はなんだ?」
プリシッラ「チョコレートですよ。今日は女性が男性にチョコを贈る日なんです」
ラウーロ 「ふ〜〜ん……あっ!?」
プリシッラ「どうかしました?ラウーロさん?」
ラウーロ 「いや、この前からエルザの奴がえらくチョコ臭いんだが……あれは……」
プリシッラ「いや〜ん、エルザったら、ラウーロさんに手作りチョコをあげるつもりなのねーー!」
ラウーロ 「まじかよ……もしそうだったら、俺はどうしたらいいんだ?プリシッラ」
プリシッラ「“ありがとう”って言って受け取ればいいじゃないですか、それだけで喜びますよ、エルザ」
ラウーロ 「そうか、そうだな……」
プリシッラ「でも、もしエルザが『 一緒に私も食べてください、ラウーロさん 』なんて言ってきたらどうしますー?」
ラウーロ 「バカ!!! 一瞬想像しちまったじゃねえか! やめてくれ!!!」
プリシッラ「あははっ、冗談ですよ〜〜」
ラウーロ 「……ったく。悪趣味だよ、おめーは」

 ラウーロさんはチョコを受け取ると足早に行ってしまった。でも、心なしか足取りが軽そうだ。

プリシッラ「……とか何とか言って、あれは完全に期待してるわね。でも、もしエルザからもらえなかったとしても、
      エルザに冷たくしちゃだめよ、ラウーロさん」


643 :名無しさん@専用色:2006/02/16(木) 18:59:02 ID:yJfCFvox ?

プリシッラ「かっちょおっ!! はい、これ」
ロレンツォ「? なんだこれは」
プリシッラ「バレンタインのチョコレートですよーー」
ロレンツォ「なにぃっ!プリシッラ!お前、私を公社から追い出すつもりか!!!」
プリシッラ「はあ?なんのことです?」
ロレンツォ「とぼけても無駄だ!私が知らないとでも思っていたか!! これは鬼に向かってチョコをぶつけて
      追い払うニッポンの儀式だろう!!!」

プリシッラ「……課長、それ節分」



644 :名無しさん@専用色:2006/02/16(木) 19:00:34 ID:yJfCFvox ?
ブーイング(?)が出たみたいなので、急遽書いてみました。
多分続く。

645 :ガンスリ@レガシィツーリングワゴン3.0RwithイエローHID:2006/02/16(木) 22:23:49 ID:skQFGbGe
この間衝動的にDVD買っちゃたがまだ見てない。

萌えますか?

萌えるンならレガシィのナビで見るよ。

DVDプレーヤー、それしか持ってないから。

646 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 00:41:24 ID:cmbZXq24 ?

プリシッラ「ヒルシャーさんっ、はい、これ」
ヒルシャー「ん?なんだいこれは、プリシッラ」
プリシッラ「ヒルシャーさんったら、やっぱり知らないんですね〜〜。これはバレンタインチョコですよ」
ヒルシャー「なんだい?それは」
プリシッラ「今日は、女性が好きな男性にチョコレートをあげる日なんです。ニッポンの風習ですよ」
ヒルシャー「ほぉ、ニッポンの風習…… えっ!? っと言う事は、ままままさか君は、つまりその、ぼぼぼ僕の事を、、」
プリシッラ「あはは、違いますって。これは義理チョコです、義理」
ヒルシャー「ギリ?」
プリシッラ「ニッポンではですね、モテない人にも一応チョコを恵んであげるルールになっているんですけど、
      それを義理チョコと言うんです。だって、貰えない人がかわいそうでしょう?」
ヒルシャー「へぇ…… 面と向かってそういわれると、なんだか複雑な気もするが……」
プリシッラ「あっいやいや、でもだって、えーっと、ほら、トリエラがくれるはずじゃないですか!」
ヒルシャー「トリエラが? 私にか? ……果たしてそうだろうか、、」
プリシッラ「あ〜もう、そんな暗い顔しないで下さいよ、ヒルシャーさん」
ヒルシャー「ああ、、、」
プリシッラ「あ、それと、お返しは10倍返しでお願いしますね!」
ヒルシャー「お返し?チョコレートのか?」
プリシッラ「ええ、来月14日には男性がチョコのお返しをするルールになっているんですよ。それで、貰った
      チョコレートの10倍の値段の何かをお返しにするのがマナーなんです。指輪とかネックレスを
      お返しにするのが普通なんですけどね〜〜」
ヒルシャー「そうなのか、、、。……それでプリシッラ、これは一体いくらしたんだい?」
プリシッラ「そういう朴念仁な質問はマナー違反ですよ!!!」
ヒルシャー「あぁそうなのか、すまない、、それじゃ、来月までに何とか考えてみるよ……」
プリシッラ「お願いしますね〜〜〜!」


 ヒルシャーさんは難しい顔をして立ち去っていった。
 これは期待できそうだ。



647 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 00:42:28 ID:cmbZXq24 ?

プリシッラ「ジャンさん、はい、これ」
ジャン  「む?なんだこれは…… チョコレートか?」
プリシッラ「さすがジャンさん! バレンタインの事、知ってるんですね!!」
ジャン  「うむ、当然だ」
プリシッラ「もしかして、リコやクラエスから貰えるのを期待しているとか?」
ジャン  「バカモノ、そうではない。ほれ、この書類を見てみろ」
プリシッラ「え?なんですかこれ、、領収書じゃないですか」
ジャン  「いいからよく見てみろ」

 -------------- 領収書 ---------------

 社会福祉公社 作戦部第2課 殿

 グラニュー糖  1000 s  1520 ユーロ
 カカオマス 300 kg  330 ユーロ
 ココアバター 100 kg  190 ユーロ
 牛乳 200 ?   150 ユーロ

 小計           2190 ユーロ
 消費税           145 ユーロ
 合計           2335 ユーロ

 以上を品代として確かに受け取りました   スーパーゐなげや


プリシッラ「こ、これは……」
ジャン  「ジョゼの大馬鹿者がよこしたんだが、ヘンリエッタの経費だそうだ」
プリシッラ「一体何キロ作るつもりなんでしょう、エッタは……」
ジャン  「もしヘンリエッタからチョコを受け取ったら気を付けろ。失敗作である可能性が高い」
プリシッラ「そうですね……」


プリシッラ「ところでジャンさん、お返し期待してますよ〜〜〜」
ジャン  「お返し、だと?」
プリシッラ「そうですよ、来月は10倍返しでお願いしますからね〜〜〜」
ジャン  「…………来月と言わず、今日の午後には返してやろう」
プリシッラ「え?今日の午後?」
ジャン  「……格闘技訓練だ」
プリシッラ「ひぇ〜〜、遠慮しておきます」



648 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 00:43:05 ID:cmbZXq24 ?


プリシッラ「ジョ〜ゼさんっ!はい、これ」
ジョゼ  「ん?ああ、チョコレートかい、ありがとうプリシッラ」
プリシッラ「聞きましたよ〜〜、エッタにチョコの材料を買いまくったんですって?」
ジョゼ  「ああ……、それよりもプリシッラ、これはまさか本命チョコではないよな?」
プリシッラ「えっ?違いますよ〜〜」
ジョゼ  「ホントウにほんとうに本当だな?」
プリシッラ「ほんとーですって」
ジョゼ  「……そうか、いや、ならいいんだ。ありがたく貰うよ、プリシッラ」
プリシッラ「でもジョゼさん、しばらくは虫歯に気をつけないといけませんね〜〜〜〜」
ジョゼ  「ああ、そうだな……」


 そういうとジョゼさんはデスクへと振り向いた。
 でも、その目線の先にあるのは、まだ栓のあいてない正露丸の箱。


プリシッラ「さすがジョゼさん、オチまで分かっているわ」

                                     おしまい

649 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 00:45:40 ID:cmbZXq24 ?
647訂正
牛乳 200 ? → 牛乳 200 g

掲示板じゃ記号が無効でしたわ。

650 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 17:31:10 ID:yHfGMsnn ?
>>572
遅くなりましたが、一応リクエストに答えてみました。
元々がいじり回す必要がない歌詞(エルザ&ラウーロについては)なので、
逆に苦労しました(笑)。
我ながら駄作になってしまいましたが、お目汚しご容赦ください。

651 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 17:32:07 ID:yHfGMsnn ?

 カラオケ de 公社 番外編----- 「リクエスト」PART2 -----

-------------- Cocco「 Count down 」by エルザ ------------------

    (イントロ中)

課長  「ほほぅ、またニッポンの歌か」
フェッロ「それもごく最近の歌らしいですね」

ジャン 「……ジョゼ、おまえ漢字得意だったよな。何と読むんだ?これは」
ジョゼ 「どこが漢字なんだよ兄さん。前回と同じボケはやめてくれ」
ジャン 「おぉそうか、すまない。……ふむ、“コッコ”と読むのか。どういう意味だ?ジョゼ」
ジョゼ 「さぁ、、人の名前だし、特に意味はないんじゃないか?」
ジャン 「何をいうかジョゼ、お前の名は聖ヨハネの意味だろう。俺の名だって……(以下省略)」
ジョゼ 「……分かった。分かったからもう絡まないでくれ、兄さん」
ジャン 「うむ。名前は大事なんだぞ、ジョゼ」

課長  「……しかしジャンの奴、完全にボケ役になっちまったな」
アルフォ「初期の作品では、カッコイイ役だったんですけどね、、、」
フェッロ「……元のジャンさんにはもう、戻らないかもしれませんね」

エルザ  ♪ まだまにあっうわ〜 いっまぁ〜なら〜〜♪ 
               ♪ まだもどれっるわぁ〜 いっそお〜ぉおぃいでぇ〜〜♪”

 エルザはこう言っているますが、皆さんはどう思います?



652 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 17:32:42 ID:yHfGMsnn ?

 一方のラウーロといえば、お酒の酔いも手伝って、いつも以上に饒舌&毒舌です。
 当然、エルザの歌なんか聞いちゃいません。

ラウーロ 「おい知ってるか?ホッカイドーの言葉ではな、“こっこ”ってのは、子供のことなんだぜ」
オリガ  「へぇ、、物知りだね、ラウーロ」
プリシッラ「そういや、ヒヨコのことを“こっこ”って言いますもんね」
ラウーロ 「メイクラブそのものを指す事もあるらしいがね、うひヒヒヒっ」
オリガ  「あ〜〜聞きとうない聞きとうない」
フェッロ 「セクハラよ、ラウーロ」
プリシッラ「そうですよ、ほら、皆にも聞こえちゃったじゃないの、ねえ、エッタ」
エッタ  「えっ?あっはい、、、えっと、、こっこの意味、でしたよね……ポッ(赤面)」
ラウーロ 「テメーの体じゃどーせできねーんだから、すっこんでろっつーの!!」
オリガ  「ラウーロ!あんたなんてことを!!」
エッタ  「うぇ〜ん、ラウーロさんがいじめるぅ〜〜、ふぇ〜ん」
 
 泣き出すエッタ。そこにエルザの歌声がさらにトドメをさした。

エルザ  ♪♪ あのギタイでは〜 でっきいぃないィ〜〜 
    この事実ぅ〜にわぁぁ〜 勝ってなあぁ〜ぁあいぃ〜〜♪♪

エッタ  「びぃぇぇぇぇぇ〜〜〜ん、エルザもわたしのこといじめるぅぅぅぅ!!!」



653 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 17:34:09 ID:yHfGMsnn ?

 エッタは逃げ出してしまいました。

アマデオ 「ひでぇ替え歌だな、こりゃ」
ジャン  「……事実ではあるがな」
ジョゼ  「やめてくれ兄さん(泣)」
ジョルジョ「しかし兄妹そろって性格悪いな、、、」
プリシッラ「まったく、エルザったらこんなところで優越感を出さなくても……」

 課員のおしゃべりを横目に、エルザの歌はとんでもないサビへと向かいます。

エルザ  ♪さぁ はっやくしてぇ〜 うちころされたいのぉ〜〜 ゥオ〜 ヲオオ〜 uOh!?

     (以下サビ)
     ♪ちまよぉったあー あやまちにイ〜 きづいてなぁ〜きイ〜 さけぶがぁア〜〜ぃいイ 〜 ♪
     ♪はりさけたぁー〜 このむねにイぃ あまえてごぉ〜ラァ〜んなさいィ〜なぁあァ ♪

課員一同 「ψждбЮяξω刀!!??」
ジャン  「ほほぉ、ナメック語が……」
ジョゼ  「そのネタも使ったよ、兄さん」

 クローチェ兄弟の漫才はおいといて、カンと要領のいい課員はすかさず避難を開始します。

アマデオ 「課長、オレ、腹が痛くなってきたので、先に帰ります」
ジョルジョ「お俺も、肝臓と盲腸が糖尿病で心筋梗塞だから、病院に行かないと、、」
アルフォ 「おおオオレも、ナポリのおばあちゃんの友人の従兄弟が倒れたらしいので……」
フェッロ 「私はまだ公社に仕事を残していますから……」



654 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 17:35:07 ID:yHfGMsnn ?

 脇役キャラはこういう時にバックれるのが簡単でいいです。しかしメインメンバーはそうもいきません。

エルザ  ♪ひざまずきぃ てをついてェ わたしにアァ〜やぁまりなスあぁ〜〜い ♪
      ちからなくゥ しなだれてぇ わたしを ぅあぁ〜いぃしてるとぉ〜
                                   つぶやきなぁさいィー ♪

マルコー 「………………。おや?アンジェはお注射の時間だったな、行くぞ、アンジェ」
プリシッラ「え?アンジェの投薬は来週のはずじゃ……」
マルコー 「余計なことを言うなプリシッラ。俺の引き金は軽いぞ」
プリシッラ「マルコーさんたら、自分だけずるい!」
オリガ  「大丈夫よプリシッラ、私たちも変装して逃げればいいわ!」
プリシッラ「オリガったらナイス! ……でも変装って、まさかそれ? 変態の間違いじゃなくて?」
オリガ  「……アンタはここに残りな」
プリシッラ「あ、まってオリガ、ゴメンゴメン」

ジョゼ  「課長、我々も避難しないと」
ロレンツォ「おぉジョゼ、よくぞ私を誘ってくれた。存在すら忘れられてると思っていたよ」
ジョゼ  「次のボーナス期待してますからね、課長。さあ兄さんも早く、もう時間がないんだから」

エルザ   ♪じぃ〜〜かんがないぃ〜わぁア ♪

ジャン  「ほほぉ、エルザも同じ事を……」
ジョゼ  「ああもう、兄さんのアンポンタンが!!」

 ジョゼに引きずられて部屋を出てゆくジャン。

クラエス「リコ、ジャンさんが行くわ、貴方も一緒にいらっしゃい」
リコ  「うん。あれ?でもトリエラは?」
トリエラ「……私も行くわ」
リコ  「いいの?ヒルシャーさん、、」
トリエラ「この前のお返しよ。……まあ骨くらいは拾ってあげるわ」
クラエス「まあコワイこと。どうやら“エロイマク”の一件はトラウマになったみたいね……」
トリエラ「あ?(#゚д゚メ) 何か言った?クラエス」
クラエス「いえいえ何でもないわ。さあ急ぎましょう、時間がないんだから」

エルザ  ♪じぃ〜〜かんがないぃ〜わぁア ♪

リコ  「あっ、ほらあ!エルザも同じ事を…」
トリエラ「じゃかましい!!!」

クラエス「兄妹そろってアンポンタンよね、クスっ」



655 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 17:35:53 ID:yHfGMsnn ?

 おやおや、ついにラウーロとヒルシャー、そしてエルザの3人だけになってしまいました。
 ラウーロにヒルシャー、いかにも酒癖の悪そうな二人です。
 でも何故か、ラウーロがヒルシャーの相談相手になっています。それもやけに真剣な顔で。

ヒルシャー「…それでだ、トリエラと上手くやるにはどうしたらいいか、毎日悩んでてな……」
ラウーロ 「なに、お前は根が優しいから大丈夫だよ。ただ、もっと女心を分かってやることだ」
ヒルシャー「女心、か……。僕には到底分かりそうにないが、、それより、こんなアドバイスを
      君からもらうとは意外だったよ、ラウーロ」
ラウーロ 「へっ、俺だって今は後悔しているんだよ」
ヒルシャー「今は? 後悔? 何のことだ、ラウーロ」
ラウーロ 「いやすまん、なんでもない。明日になれば分かるさ」
ヒルシャー「?」
ラウーロ 「まあいい、そろそろ時間がないんでな、俺はこれで失礼するよ。また今度な」
ヒルシャー「そうか、エルザも帰るのかい?」
ラウーロ 「当たり前だ。ほらエルザ、帰るぞ!」


エルザ  ♪ みイっつぅー かぞぉ〜え〜るまでにィー〜 てんしにウィ〜 あえるゥ〜〜 ♪
     ♪ さぁ めをとっじてぇ〜 う〜ちィ〜ころして あァ〜げェるぅ〜〜〜  ♪

3・2・1


656 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 17:36:34 ID:yHfGMsnn ?

 ジリリリリリリリリリリリリリリリリリ !!!

 目覚まし時計の音に、ヒルシャーはベッドから飛び起きた。慌ててベルを止める。
 ひどい寝汗をかいているのにヒルシャーは気が付いた。それに、起き抜けだというのに、
バクバクと心臓が勢いよく脈を打っている。

 ヒルシャーは辺りを見回した。……いつもの自分の部屋だ。朝日がカーテンの隙間から差し込んでいる。
確かカラオケをしていた筈だったが、いつの間に帰って来たのだろうか。それに、、、。
 彼はベッドから立ち上がり、とりあえず着替えを探した。すると視界に、壁にかかった背広が入って来る。
その背広は、ヒルシャーを急激に現実へと引き戻した。

「……喪服だ、、、」
 
 そう、壁にかかっていたのは喪服だった。昨日はラウーロの一回忌だったのだ。その後、同僚にカラオケへ
誘われたのだが、ヒルシャーはそれを断って帰った。付き合いのよいヒルシャーには珍しい事だったが、
ラウーロとはいえ昔の同僚、その一回忌の後に騒ぐ事は、ヒルシャーにはできなかった。

 さっきまで見ていた夢を思い出し、ヒルシャーは心の中が温かくなってくるのを感じた。

「……よく分からんが、、ラウーロは確かに昨日、この世に来ていたんだな、、。
 そして、トリエラと上手くいっていない僕に、アドバイスをくれたという事か、、、」

 去年まで一緒に仕事をしたラウーロとエルザ。ヒルシャーは夢の中とはいえ、彼らの心遣いに感謝した。
 

 でも、冷静になって一言。


「……しかし、夢オチはないだろ、夢オチは」

                                 おしまい


657 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/17(金) 17:37:05 ID:9h52/x9j
ガンスリンガーガールのアニメの続編が出来ることを希望する


658 :名無しさん@専用色:2006/02/17(金) 17:42:09 ID:yHfGMsnn ?
>>651-656
原案は随分前に出来ていたのですが、いまいち面白くなかったのでしばらく
煮詰めていたら、、煮詰まりすぎて焦げてしまいました。
これに懲りず、また投稿したいと思います。
出来たら他のリクエストも、、、。


659 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/18(土) 12:34:54 ID:etSYRdmB
>>658
【リクエスト】
公社VS江田島平八を希望します。
公社の連中が塾長に皆殺しにされてしまう話でもなんでも結構ですから。
最後は孫のような年齢の義体少女に一抹の哀れみをかける塾長とかの展開でも。

660 :名無しさん@専用色:2006/02/18(土) 17:50:07 ID:S9oFfdTi ?

 ------ テスト de 公社 (ヒルシャー) ------

 朝早くからデスクに向かうヒルシャー、なんとも難しい顔をしている。
 ヒルシャーは義体達に外国語(英語)を教えているのだが、昨日やった単語テストの採点について
悩んでいるのだった。 


プリシッラ「ヒルシャーさん、難しい顔してどうしたんです?」
ヒルシャー「やぁプリシッラ。いやね、単語テストの〇つけをしているんだど、これが難しくてね、、」
プリシッラ「単語テストですよね?何で難しいんですか?」
ヒルシャー「や、それがあながち間違っていないような答えもあるし、、、それに、下手に×をつけたら
      僕の器量が問われそうなんだよ、、、」
プリシッラ「はぁ?」
ヒルシャー「……まぁとにかくこれを見てくれ」

 ヒルシャーは解答用紙を見せた。


問T 意味が通じるように(  )内に言葉を入れなさい(5点)

 She is already fifteen, enough adult. 彼女はもう15歳、充分に(      )
                          ( 正解 ):【 大人だ 】


エッタの回答
 She is already fifteen, enough adult. 彼女はもう15歳、充分に( いやらしい )

トリエラの回答
 She is already fifteen, enough adult. 彼女はもう15歳、充分に( 馬鹿ヒルシャー!このスケベ!!)

クラエスの回答
 She is already fifteen, enough adult. 彼女はもう15歳、充分に( これは他の義体達の答えが見ものだわ )
                                  それと採点者の反応もね、クスっ

プリシッラ「……確かにこれは難しいですね」
ヒルシャー「だろ?ヘンリエッタなんかはまだいいんだが」
プリシッラ「そうですね。“アダルト=いやらしい”ですか、なんともエッタらしい答えだわ。でも、、」
ヒルシャー「……そう、問題はトリエラとクラエスなんだよ、、ふぅ」

 朝っぱらからため息ばかりつくヒルシャーであった。
                                      おしまい


661 :名無しさん@専用色:2006/02/18(土) 17:50:59 ID:S9oFfdTi ?

------ テスト de 公社 2 (ジョゼ)------

朝早くからデスクに向かうジョゼ、なんとも難しい顔をしている。
 ジョゼは義体達に外国文学を教えているのだが、昨日やった実力テストの採点について
悩んでいるのだった。 


プリシッラ「ジョゼさん、難しい顔してどうしたんです?」
ジョゼ  「やぁプリシッラ。いやね、昨日やったテストの〇つけをしているんだど、これが難しくてね、、」
プリシッラ「外国文学でしたよね? 」
ジョゼ  「ああ、先月からニッポン文学をやっているんだが、、、」
プリシッラ「あら、ジョゼさんニッポン文学詳しかったじゃないですか。何が難しいんです?」
ジョゼ  「や、それがだね、あながち間違っていないような答えもあるし、、、それに、下手に×をつけたら
      僕の器量が問われそうなんだよ、、、」
プリシッラ「はぁ?」
ジョゼ  「……まぁとにかくこれを見てくれ」

 ジョゼは問題と解答用紙を見せた。そこでは、太宰治の「走れメロス」が取り上げられていた。


問T 「なぜメロスは走ったのか?」その理由を、“〜〜から”という形に続くよう、25文字以内で答えなさい(10点)
         
   【正解】王様との約束を守り、友人を助けないといけないから


エッタの回答  : ハンドバッグを取り返したかったから

リコの回答   : 自由に動く体があって、うれしかったから

アンジェの回答 : マルコーさんがそう言ったから

トリエラの回答 : 題名が「走れメロス」だから

クラエスの回答 : まったく、どうして教師ってこういうつまらない問題ばかり作るのかしらね…


プリシッラ「なんともまぁ……」
ジョゼ  「でも、ここまではまだいい。エルザの回答がスゴイんだ」


エルザの回答  : 走らないと約束に間に合わなかったから


プリシッラ「……座布団3枚ものですね、この答えは」
ジョゼ  「……ああ。間に合うなら、確かに走る必要はないもんな……僕だって歩くよ」
プリシッラ「10点満点あげたいですね」
ジョゼ  「ああ。でもそうすると、前の5人が不公平になるしな、、ふぅ、、、」


 こちらも負けず劣らず、ため息の溢れるジョゼであった。
                                      おしまい


662 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/18(土) 22:59:36 ID:C97NWygm
エルザに座布団三枚。

663 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/19(日) 00:10:20 ID:pOP1m3ey
>>659塾長が汚れる

664 :名無しさん@専用色:2006/02/20(月) 00:22:14 ID:rXjFxuCf ?
>>659
>公社VS江田島平八を希望します。

リクエストありがとうございます、、、といいたいのですけど、、、、
残念ながら筆者は“魁男塾”を一度も見たことがないので、お受けしかねます。
すみません〜

665 :名無しさん@専用色:2006/02/22(水) 04:32:38 ID:Z+xzehAE ?

661訂正

エルザの回答  : 歩いてたら間に合わないから

にお願いしまス

666 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/22(水) 16:25:57 ID:NdinHAi7
>>664
リクエスト。
公社対撲殺天使ドクロちゃん希望
エスカリボルグでジョゼさんの頭蓋骨粉砕した後ぴびるぴるぴるぴぴるぴ〜って蘇生させちゃってください!><

667 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/27(月) 07:33:12 ID:AbUBdtHF
ほしゅ

668 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/28(火) 13:16:05 ID:NXB7G0kr
【○/×】 ヘンリエッタがリコと私に銃を見せてきた、横に何かついている
      「排莢受けだよ、訓練中に落ちていた薬莢で「あっ」て転びそうになった
      ら、ジョゼさんがつけてくれたの。」 嬉しそうなエッタ
      次の日リコが口元を血まみれにして戻ってきた、妙に「理解できない」
      という顔をしている、
      あんた・・、エッタの真似したでしょ、しかもジャンさんの前で。

萌えた。はーはー。

669 :名無しかわいいよ名無し:2006/02/28(火) 20:46:38 ID:udy4XTi3
↑すごくイメージできるだけに何度読んでもにやけてしまう

670 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/01(水) 18:47:08 ID:rvlPJVJY
>>664さんにリクエストします。
福祉公社作戦二課が民主党との共同作戦で『闇の組織』と対決するSSを読んでみたいので宜しくお願いします。

671 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/03(金) 20:16:08 ID:EOSqYKKX
ほっしゅ

672 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/03(金) 21:45:50 ID:SuOsig4o
>>668
すっごい大昔だな、おい

673 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/04(土) 02:50:32 ID:jqeXMO3n
このスレの住人はエッタのフィギュア買うの?

674 :それは彼の最後の言葉だった:2006/03/04(土) 04:24:11 ID:CDLInk/i
>>673

・・・・・いや、あの高額にしては「あんな事」も「こんな事」も出来ないのであれば。

例えば突っ(ry

675 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/04(土) 11:23:32 ID:2C1F0JDV
うんこ座り

676 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/04(土) 14:45:09 ID:oI/xKZDz
社会福祉公社 VS 江田島平八郎

社会福祉公社 VS 範馬勇次朗

社会福祉公社 VS ショッカー

677 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/04(土) 17:49:36 ID:CDLInk/i
社会福祉公社 VS ドリルキング社

678 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/04(土) 23:25:25 ID:DTPjb6Nm
社会福祉公社 VS BF団

679 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/06(月) 01:38:43 ID:eRB5UeSt
芋虫はいじくると大きくなるんですよね・・・いいじゃないですか。


680 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/08(水) 16:21:06 ID:qO/13BPf
ほっしゅ

681 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/08(水) 22:36:25 ID:2X1D/GcH
ポカフェリが近々カラオケに入るらしい

682 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/09(木) 16:26:44 ID:Be1Hxabp
訂正、UGAにはとっくに入ってるんだってね

683 :名無しさん@専用色:2006/03/09(木) 20:57:00 ID:1iHoQLkJ ?

 言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。

 それでも私たちは信じている、言葉のチカラを。

               ジャーナリスト宣言 アサピ新聞

エンツォ「部数目当てに宗旨がえか……、何とも説得力のない宣伝だな」
エッタ 「考えが変わったということなんですか?ジョゼさん」
ジョゼ 「いや、彼らは結局、金とチャイナのためなら何でもするということさ。
     ……とにかく最低な連中だ、思い切りこらしめてやりなさい」
エッタ 「はい、ジョゼさん」

        _                                ∧_ ∧
      .;'´ `ヽ,                            (-@∀@)彡
      !,,ノ从从ノ       パァァァァンッ               (>>朝* ) ビ゙シッ
   ,‐、_'リ|^-f二0_____,,,.,:;:'""';:;,.,                  | ,・:;:.,|:.,'
  ⊂( (/_(_iつ;,=0,―A' ̄ ̄   '' ' '':'''                (__.(__):.,



684 :名無しさん@専用色:2006/03/10(金) 17:56:05 ID:eS4ZC+XZ ?
一応断っておきますが、コレ↑には別に特別な意図はありませんので。
悪しからず。

685 :名無しさん@専用色:2006/03/10(金) 18:01:19 ID:eS4ZC+XZ ?

 ------ テスト de 公社 3 (ヒルシャー) ------

 朝早くからデスクに向かうヒルシャー、なんともまた難しい顔をしている。
 ヒルシャーは義体達に外国語(英語)を教えているのだが、昨日やったテストの
採点について悩んでいるのだった。 


プリシッラ「ヒルシャーさん、難しい顔してどうしたんです?」
ヒルシャー「やぁプリシッラ。いやね、昨日やった英語のテストの〇つけをしているんだど、
      これがまた難しくてね、、」
プリシッラ「またですかぁ?」
ヒルシャー「や、今度はみんなよく出来ているんだ。でもね、正解として同じ点数をあげたら
      不公平じゃないかって気がするし、これまた僕の器量が問われそうなんだよ、、、」
プリシッラ「はぁ?」
ヒルシャー「……まぁとにかくこれを見てくれ」

 ヒルシャーは解答用紙を見せた。そこでは有名な古典「アーサー王伝説」が取り上げられていた。


問T:以下の英文を翻訳しなさい(10点)
   訳注)Arthur=アーサー王、
      Lancelot=騎士ランスロット、
      Tristan=騎士トリスタン、   いずれも登場人物である

Lancelot : King Arthur, it's an emergency ! What should we do ?
Arthur  : Hey, everybody! Be cool. Don't worry.
Tristan : Sir, I have a good plan. Please let me take care of this.
Arthur : Good, as you like.
Tristan : Yes, sir !


686 :名無しさん@専用色:2006/03/10(金) 18:02:00 ID:eS4ZC+XZ ?

-------------------------------

プリシッラ「……簡単な英文じゃないですか、これを訳すんですよね?」
ヒルシャー「ああ、まずは模範的な回答から見てみるかい?、、、ああ、これだ」
プリシッラ「えっと、これはトリエラの回答ですね」
ヒルシャー「ああ……」


【トリエラの回答】
ランスロット :アーサー王、緊急事態です!どうしましょうか
アーサー王 :落ち着くんだみんな!心配ない!
トリスタン  :王様、私によい計画があります。私に任せてください
アーサー王 :よし、まかせたぞ
トリスタン  :はい、アーサー王

プリシッラ「…10点満点ですよね、これなら」
ヒルシャー「普通ならな。でも、次を見ると満点じゃないよおな気もするんだよなぁ」
プリシッラ「はぁ?なんでです?」
ヒルシャー「えーっと、、、あぁこれだ、まあこれを見てくれ」
プリシッラ「クラエスの回答ですか?これは」
ヒルシャー「ああ……」


【クラエスの回答】
ランスロット :わが殿!一大事にてござりまする!いかが、いかがいたしましょう?
アーサー王 :これみなの衆、うろたえるでない、案ずるな
トリスタン  :殿、それがしに秘策がございます。おまかせを……。
アーサー王 :ふむ、よきにはからえ……。
トリスタン  :ははっ!
               追伸:古典なので、古典らしく訳してみました By クラエス

プリシッラ「むむむ……」
ヒルシャー「だろ?そうだろ?悩むよなぁ、これは」
プリシッラ「クラエスの訳の方がしっくりきますね〜〜」
ヒルシャー「でも、トリエラの回答から減点するわけにいかないし、、、」
プリシッラ「かといって両方満点だと、クラエスが文句言いそうですねーー」
ヒルシャー「そうなんだよなぁ、、まいったよ、ふぅ」

 相変わらずため息ばかりのヒルシャーであった。
                                おしまい


687 :名無しさん@専用色:2006/03/12(日) 00:51:21 ID:/8b8TSYi ?
保守

688 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/15(水) 03:06:56 ID:AcEyFpkc
相変わらず感想をもらえないスレだなあ。
でも一応保守っとくか。
誰でもいいから読んでるのかしら、、、。

689 :名無しさん@専用色:2006/03/15(水) 03:20:55 ID:AcEyFpkc ?
公社 VS ショッカー団 

承りました。多分、超ショートショートになると思うけど。

ドリルキングとかBF団というのは、現在よく知らないので後回し。
民主党云々はもっと後回しになりそうです。


690 :ほっす:2006/03/17(金) 05:33:37 ID:8AE1jmyI
このスレには文豪が居るから助かる。
公社対ショッカーやるならバッタの改造人間も出るの?
本郷猛の方で頼む。

691 :名無しさん@専用色:2006/03/17(金) 23:12:32 ID:2dT5022e ?
>>690
……善処します。最近のはよく知りませんが。

688では酔って愚痴っぽくなりました、すいません。
読んでいただいているということが分かっただけで結構です。
ただ、自分が投稿するたびに、他の住人さんの話題の邪魔を
しているような気がしていたものですから、、、。
私はSSも初心者ながら、2chへの投稿も殆ど初心者なので、
自分でもスレの雰囲気というか、空気を読みかねています。

これからもこのスレをなんとか盛り上げたいと思ってます。
他のSS職人さんが戻ってくるまで……。

692 :名無しさん@専用色:2006/03/17(金) 23:16:20 ID:2dT5022e ?

 ------ テスト de 公社 4 (マルコー) ------

 朝早くからパソコンに向かうマルコー、なんとも真剣な顔をしている。
 マルコーは義体達に歴史や哲学を教えているのだが、先日やったテストの採点のため
朝から調べ物をしているのだった。 

プリシッラ「あらマルコーさん、こんな朝早くから調べ物ですか?」
マルコー 「ああ、実は昨日のテストの答えで、俺にもよくわからん事があってな、、」
プリシッラ「や〜だ、マルコーさんたら、自分で作ったテストの答えが分からないなんて、
      講師として失格じゃないですか〜ー」
マルコー 「……確かにそうかもしれん。だが俺だって神様じゃないからな。」
プリシッラ「何が分からないんです? テストの解答、見せてもらってもいいですか?」
マルコー 「……勝手にしろ」

 プリシッラは解答用紙を手に取った。問題は、儒教の発展についてだった。
 丸付けが終わった解答には、丁寧にもマルコーからのコメントが付いている。


問V 中国で儒教を広めた哲学者を、三人答えなさい(5点) 【正解】孔子、孟子、荀子など

                          ↓マルコーのコメント
クラエスの解答 :陸象山、方孝孺、顧炎武、  〇:よく知ってるな、正解だ

プリシッラ「りくぞうさん?ほうこうじゅ? 誰ですか、それ」
マルコー 「知らん。だから今調べてるんだよ」
プリシッラ「〇付けたうえにコメントまで書いておいて、マルコーさんたらズルイ!!」
マルコー 「バカ、“ 俺は聞いた事ないな ”なんてコメント出来るわけねーだろーが」
      …まあクラエスのことだ、あながち間違ってはないんだろ。一応裏はとるがな」
プリシッラ「マルコーさんってホントに知ったかぶりですよね〜〜」
マルコー 「これは遊びじゃねーんだよ。主人が義体になめられたら終わりだからな」
プリシッラ「ふ〜ん、そんなもんですか。……さて、他の子達はなんて答えてるのかしら?」


リコの解答   :シャカ、キリスト、マホメット ×:ふざけてるとは思わんが、ボケ過ぎだ

トリエラの解答 :孔子、孟子、孫子       △:孫子は兵法家だ、惜しかったな。

アンジェの解答 :すみませんマルコーさん、   〇:いいんだ、点数はつけといてやるから
         どうしても思い出せません     アンジェはまず他の事から思い出そうな


プリシッラ「…………。」
マルコー 「この採点をどう思うかはお前の勝手だ。だがな、たとえ贔屓だといわれようと、
      俺は自分の採点が間違ってるとは思わん。」

プリシッラ「……見なかった事にしときます、、(ノД`)」
マルコー 「……ああ、助かるよ」


 ということで、珍しく涙を誘う展開になりましたとさ……。

 最後に、ヘンリエッタの解答。

エッタの解答 :こうこ、もうこ、じゅんこ   ×:気持ちは分かるが点はやれんな
                                            
                                       おしまい

693 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/18(土) 12:35:23 ID:eGm+fBZv
>>692
乙。
またいつか盛り上がる日も来ますよ。

694 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/18(土) 16:22:45 ID:kebV6/84
>リコの解答   :シャカ、キリスト、マホメット ×:ふざけてるとは思わんが、ボケ過ぎだ

噴いた。

>エッタの解答 :こうこ、もうこ、じゅんこ   ×:気持ちは分かるが点はやれんな

萌えた。

695 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/18(土) 18:45:13 ID:tQqKne+U
>>691
ちゃんと読んでますよ〜。
ただ感想を書くのがどうも難しく、
単純に『あるあるwww』とか『GJww』とかしか
書けないのが恥ずかしいので書かなかっただけです。

というわけで>>685-686 >>692 GJ!
ただ、>>685-686の方はもう少し続きが読みたいですし、
あとトリエラとクラエソの回答は逆な気がします。
無難に訳す方がクラエソクォリティーだと思います。

696 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/19(日) 07:18:14 ID:GmoQcZzm
>>691
このまま行くと年内にはガンスリスレ全部死んじゃいそうだから、あなたの役目は重大ですよ。だから頑張って下さいって変なプレッシャーかけてすいません

697 :名無しさん@専用色:2006/03/20(月) 21:49:13 ID:vz1O2qnM ?

有難う御座います。微力ながらこれからも頑張って来たいと思います。
ちょうど一年前ですか、181氏が以下のような事をおっしゃっています。

>181 :名無しかわいいよ名無し :05/03/09 22:27:00 ID:QmttbOIy
>興奮してのハァハァではなく青息吐息のハァ〜ハァ〜スレはここですか…

青色吐息でも何でもいいから続けたいですね。


698 :名無しさん@専用色:2006/03/20(月) 21:52:29 ID:vz1O2qnM ?
>>695
あー、トリエラとクラエスの解答は逆でしたか、そうかもしれませんね。
テストのシリーズは、出てきたネタにキャラをはめ込む事が多いので
(普通ならキャラが勝手に動くんですけど)、いつも配役に困ります。
多少イメージに合わなくてもご容赦ください。

>>696
 わー、すげ〜〜プレッシャー(笑)。

699 :EDLIN ◆0rYZFUk5QM :2006/03/21(火) 06:11:42 ID:kCNMaijt
依存症

ジョゼ「おや?紅茶に砂糖はいいのかい?」
ヘンリエッタ「今日はこれだから、お砂糖はいいの。
  ホットケーキに、メープルシロップか蜂蜜か悩めるなんて素晴らしいわ。
  最近は、新しいお薬のせいか調子がいいの。」
ジ「あっ、そんなに!」
ヘ「え?」
ジ「いや、いいんだ。その…新しい薬はビアンキ先生が言ってたのかい。」
ヘ「はい。新しいお薬になってから、お砂糖の味がちゃんとわかるようになったし
  日記に書いてあるのに私が覚えていない事がずっと減ったんですよ。
  ビアンキ先生は、もっと副作用の少ないお薬も、もうすぐできるから、
  それまで頑張れって言ってました。」
ジ「ああ。」
ヘ「あの、ジョゼさん。」
ジ「何だい、ヘンリエッタ。」
ヘ「忘れないうちに言っておきたい事があるんです。
  前のお薬を使っていた頃の話なんですけど、
  あの頃は、いつも胸のあたりが暖かいような甘いような幸せな感じがあって、
  ジョゼさんの事しか考えられなかったんです。
  けがを治してもらったり、定期交換の後には特にそんな感じが強くて。
  でも、この前の定期交換から、そんな感じがしなくなって、
  ジョゼさんの事が私の中から消えて行くような気がしてとても不安になったんです。
  ビアンキ先生に聞いたら、体に負担の少ないお薬に変えたって言われて…
  それで、私は前のお薬に戻してください、って言ったんですけど、
  しばらく様子をみて、どうしても駄目なら元のに戻そうって言われました。
  お薬のせいだとわかったから、恐い感じはもうないし、
  そのおかげでもっと長い間ジョゼさんといられるのもわかるんです。
  でもジョゼさんを想う気持が無くなってしまった気がして…
  ジョゼさんが前のお薬の方が良いと言うなら、私もそうして欲しいです。」
ジ「いや、…。僕も、ビアンキ先生の言う通りだと思うよ。」
ヘ「はい、わかりました。
  でも、お薬が変わって前のような気持は無くなったはずなのに、ジョゼさんの
  ためにやらなきゃ、っていうのとは違う、前のような暖かいような感じが少しだけ
  する時があるんです。
  ジョゼさんと過ごした事を思い出したり、こうして話していると、感じるんです。
  なぜかはわからないけれど。
  でも、この気持もいつかは忘れて消えてしまうかもしれないし。
  そうだったらさみしいなと思って…
  ジョゼさんの事だけを想っていたあの頃の私はとても幸せだったの。
  これだけを言いたくて。」
ジ「ああ、忘れないよ。」
ヘ「それから、ジョゼさんがいつもしてくれていた星のお話も、あの頃の私には
  天上の音楽のように響いて、聞いているだけで幸せだったの。
  でもあの日から急につまらなくなって、悲しかったわ」
ジ「これは、手きびしいな。」
ヘ「でも近ごろは、なんとなくだけどジョゼさんが星のどんな所が好きなのか
  わかって来たような気がします。」
ジ「うーん。ヘンリエッタは他にはどんな話がいいのかな?」
ヘ「あの…、私から、お話をしてもいいかしら。」
ジ「聞かせて欲しいな。」
ヘ「先週クラエスが菜園に植えた、えっとカモミール…」




700 :EDLIN ◆0rYZFUk5QM :2006/03/21(火) 06:12:50 ID:kCNMaijt
以前書いた話を気に入ってくれた人もいたようなので
調子に乗ってトリップを付けてみました。
流れ断ち切って
ごめんね。


701 :名無しさん@専用色:2006/03/21(火) 20:11:37 ID:16uNhq5Z ?
切ないの話ですねーー。
個人的には「えっとカモミール…」の続きが気になります。


702 :名無しさん@専用色:2006/03/21(火) 21:27:49 ID:16uNhq5Z ?
>>701訂正
切ないの話ですねーー → 切ない話ですねーー

中国人みたいになってしまいました。

703 :EDLIN ◆0rYZFUk5QM :2006/03/22(水) 06:11:18 ID:Y4nM0o1N
いちおう検討はしたのですが
落ちにならないのと、ここで切ってしまった方がおしゃれなのでは?と思ったので
続きは無いのでした。

704 :名無しさん@専用色:2006/03/23(木) 19:28:42 ID:ZlbpYh2M ?

 ------ テスト de 公社 5 (フェッロ) ------

 昼休み中だというのにデスクに向かうフェッロ、いつも以上に真剣な顔をしている。
フェッロは義体達に社会学を教えているのだが、先日やったテストの採点のせいで、
昼食が喉を通らないほど悩んでいるのだった。 

 食堂から帰ってきたオリガとプリシッラ。

プリシッ「あれフェッロさん、今日はお昼抜きなんですか?今日の食堂、パスタが
     とっても美味しかったんですよ〜〜?」
フェッロ「……パスタなんか喉を通る状況じゃないの、邪魔しないで」
オリガ 「一体どうしたんです? フェッロさんがそんなに悩むなんて」
フェッロ「……ちょっとテストの採点でね、、、」
プリシッ「やぁだ、ヒルシャーさんじゃあるまいし、なに悩んでるんですかー?」
オリガ 「でも、フェッロさんが悩む解答って、一体どんなのです?見てもいいですか?」
フェッロ「……ええ。できたら相談にのって欲しいくらいだわ」

 そういうとフェッロは解答用紙を差し出した。テストは、少子高齢化社会についてのものだ。


705 :名無しさん@専用色:2006/03/23(木) 19:29:27 ID:ZlbpYh2M ?

問U 先進国で急速に進む少子高齢化は、女性が子供を生まなくなった事が一つの原因である。
   では、女性が子供を生まなくなったのはなぜか、その原因を書きなさい(10点)

【正解】女性が経済的に自立してきたから、結婚する年齢があがってきたから など


エッタの解答 :私は子宮もとられちゃったから、代わってあげたいくらいです
        そしたらジョゼさんの(以下省略)

アンジェの解答:パスタの王子が、ピッツァ姫を助けられなかったからだと思います

エルザの解答 :ラウーロさんをどんなに慕っていても、永遠に満たされる事がないからです 

リコの解答  :もし子供に障害があると、パパもママも喧嘩するからだと思います


プリシッ「なんともベタな答えばかりですねーー」
オリガ 「でも、リコの解答がすごいわね。これはジョークにしても笑えないわ」
フェッロ「…………」

フェッロ「それで、とりあえずこの四人は×でいいとしても……」
プリシッ「問題はトリエラとクラエスですよねー〜、違いますか?フェッロさん」
オリガ 「頭いいですもんね、あの二人は」
フェッロ「…………」

 フェッロは無言で、二枚の解答用紙を差し出した。


706 :名無しさん@専用色:2006/03/23(木) 19:30:43 ID:ZlbpYh2M ?

トリエラの解答:家庭を持ち、子供を生む事だけが女の人生じゃないからです

クラエスの解答:結婚相手として魅力的な男性が少なくなってきたからです


プリシッ「あはは、やっぱり」
オリガ 「ヒルシャーが担当だったら一晩中悩むわね、これは」
プリシッ「……でも、まだいい方なのよね、これは」
プリシッ「え? 他に誰かいましたっけ? ひょっとしてビーチェとか?」
フェッロ「……ペトラよ」
プリシッ「ぺトラが? なんて答えたんです?」
フェッロ「まあ、とにかく見てごらんなさい……」

 オリガとプリシッラは、ぺトラの解答用紙を覗き込んだ。
 そこには、これまた微妙な答えが書いてあった。


ぺトラの解答 :コンドームが普及したからだと思います

プリシッ「……かわいい顔してまあ、、」
オリガ 「……なんちゅう答えを、、」

フェッロ「……ああもう、ホント頭痛いわ。そもそも私ったら、何が面白くてこんな仕事
     やってるのかしら。さっさと結婚して子供でも産んでいればよかったわよ、、」
プリシッ「でも、結婚って、、誰と?」
オリガ 「まさか、公社の男と?」
フェッロ「……問題はまさにそこよね。公社には変な男しかいないし、私たちって本当に、
     出会いには恵まれてないわ……」
プリシッ「それはそうですよねー、私だって、色っぽい話にはしばらく縁がないですもん……」
オリガ 「全くよ。……どこかにいい男、いないかしらね、、」

 真剣な顔でため息をつく三人。
 どうやら、少なくともクラエスは満点をもらえそうだ。

                                      おしまい
        

707 :名無しさん@専用色:2006/03/23(木) 19:36:36 ID:ZlbpYh2M ?
このシリーズも、自分ではネタが大分くどくなってきたような気がします。
そろそろ限界ですかね。

くどいと思われた方、そう思わない方、一言でいいので感想お願いします。

708 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/23(木) 22:47:08 ID:wY1b+jPl
先ず作品本体の感想を
  >>705
  プリシッ「なんともベタな答えばかりですねーー」
ベタと言うより”電波ゆんゆん”と書くべきでしょうw
あとリコの答案は絶対に切り捨てるべきではないですね。
プリシッラは軽いように見えて芯はしっかりしています。
彼女ならばそのようなことはしないでしょう。
福祉公社の建前上の存在意義すら否定してしまうことになりますから。
福祉公社で障害者差別と言うのはシュールなギャグですが、
あなたの意図している方向性とは全然別のはず。
ギャグにマジレスは自分でもどうかと思いますが、
ネタの線引きをしっかりしないと作品として成立しません。
まあ、ここまでは一般論だと思います。
個人的な意見としては、
フェッロは結婚には相当慎重なタイプの女性かと存じます。
プリシッラは出来たら結婚、でしょうかw
クラエソは献身はウザイ、という割りにラバロへの媚び媚びっぷりを見るに、
冷淡にされると愛に燃えるタイプと見ましたw
ジャンあたりはどうですかね?
まあ、リコの縄張りを侵さないだけの分別はあるでしょうから
浮いた話はありえないのが残念です。

最後に。あなたの後書きからは魔を感じます。
…本当はもう、あなたの中で答えは出ているのではないですか?
こういう言い方はズルイでしょうが、
我々はあなたを追放者にするつもりも家畜にするつもりもない、
とだけ言っておきましょう。

709 :名無しさん@専用色:2006/03/24(金) 00:39:03 ID:N4WjyFf+ ?
>>708
やや、丁寧なコメントを有難う御座います。勉強になりますよ、ホント。

>>ギャグにマジレスは自分でもどうかと思いますが
や、それはそれで一向にいいんじゃないですか?思いつくままに
惰性で書く癖がついてゆくのも、自分としては嫌ですしね。
あっ、これはあくまで私の場合ですけどね。

>>最後に。あなたの後書きからは魔を感じます。
はっはっは、褒め言葉として受け取っておきますよ。いや、真面目にです。

>>…本当はもう、あなたの中で答えは出ているのではないですか?
半分は当たっていますが、ちょっと誤解されているような気も。
自分が“くどいかな”と思っても、読み手が同じ考えとは限りませんし。

>>我々はあなたを追放者にするつもりも家畜にするつもりもない
この意味が私にはよく分かりませんが、、、とりあえずどうも。



710 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/24(金) 01:52:19 ID:hSlQGnHr
>>709
楽しく拝見してますよ
希望としてはシリアスで悲劇的で救いようの無い話を頼みます
出来ればジャンリコで

711 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/24(金) 06:43:36 ID:HsZd2Bbr
>>709
失礼、もう止める動機を探しているのかと思いました。
どうやら私は”限界”と言う言葉に過剰反応してしまったようです。
スレ住民の意思としては多くの作品が読みたい、というのが第一です。
でも甘い言葉で家畜のように飼い慣らし無理して書かせるのは悪い、
最悪なのは冷たい言葉で追い出して二度と読めなくなってしまう、
そんな次第でそう言ったので御座います。別に他意はないですが、
回りくど過ぎて誤解を招いたようですいません。
まあ、私の勘違いだったようで安心しました。
いつも通り次回作を待たせて頂きます。

712 :名無しさん@専用色:2006/03/26(日) 21:37:40 ID:q/QmSTYZ ?
hoshu

713 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/27(月) 07:14:52 ID:B/ZLrFGA
ほっしゅage

714 :名無しさん@専用色:2006/03/27(月) 22:10:46 ID:5AMNXgFs ?

 ------ テスト de 公社 6 (ジャン) ------

 朝早くからデスクに向かうジャン、先程から紙に赤ペンを走らせては、
ブツブツと独り言ばかり、その表情は非常に険しい。自然とオフィスには
ジャンの発する暗黒のオーラが漂い、その殺気にオフィス中は緊張していた。

フェッロ「ジャンさん、課長がお呼びです」
ジャン 「……分かった、すぐ行く」

 課長からの伝言にジャンは席を立ち、足早にフロアを出て行った。
一様に緊張が解ける課員。

オリガ 「……ふぅ。やっと行ってくれたわ」
ヒルシャ「えらく機嫌悪いですね、ジャンさん」
マルコー「フェッロ、何があったか知らないか?」
フェッロ「さあ、私は聞いてませんけど」
ラウーロ「さっきから赤ペン持ってはブツブツと、、陰気だよなぁ、全く」
プリシッ「あっ!もしかして、、、」

 プリシッラはジャンのデスクに近寄ると、辺りを見回した。するとそこには、
ジャンが先日行った義体達の実力テスト(社会)の解答用紙が積まれてある。
自然とその周りに課員が群がった。

ヒルシャ「ははぁ、テストの採点ですか」
プリシッ「あはは、やっぱりね〜〜」
オリガ 「へぇ、ジャンさんでも迷う事があるのね」
ジョゼ 「兄さんには悪いけど、ちょっと見せてもらおうか、、」

 解答用紙に目を馳せる課員たち。そこには、公民についての問題があった。



715 :名無しさん@専用色:2006/03/27(月) 22:11:39 ID:5AMNXgFs ?

問V 人間の生活の中で、最も重要な三大要素を全て答えなさい(5点×3)
                      【正解】衣服、食物、住居

エッタの解答:ジョゼさんの愛
        ジョゼさんのお褒めの言葉
        ジョゼさんの優しい眼差し

エルザの解答:ラウーロさんにいただいた名前
        ラウーロさんにいただいた写真 
        ラウーロさんのお役に立てる任務

アンジェの解答:お薬
         お話
         お注射

ぺトラの解答 :炭素フレーム
         炭素繊維
         人工筋肉

リコの解答  :電気
         水道
         ガス


アマデオ「こういう天然な子を見ると口説きたくなるよなぁ、、」
オリガ 「イタリア男に取られる位なら私がいただくわ。3人集めて漫才トリオを作るの」
ラウーロ「へへっ、目指せ545キロバトル!ってか。そりゃいいや」

マルコー「……で、ジャンさんが機嫌が悪いのは、正解者がいないから、ということか?」
フェッロ「さあ、どうなんでしょう、、」
ジョゼ 「いや、それだけじゃないみたいだ。これを見てごらん」

 ジョゼはクラエスとトリエラの解答を差し出した。


716 :名無しさん@専用色:2006/03/27(月) 22:12:59 ID:5AMNXgFs ?

トリエラの解答:食欲
         性欲     追伸:問題の意味がよく分かりませんでした。
         睡眠欲       間違っていたらすみません。

クラエスの解答:炭水化物
         蛋白質    PS. 問題がよく分かりませんでしたが、三大栄養素について
         脂質       問われているものと判断しました。


ヒルシャ「う〜む、言われてみれば、問題の聞き方が良くないかもしれませんね、これは」
マルコー「……ああ。一概に義体ばかりが悪い訳ではないな、この間違いは」
プリシッ「でもジョゼさん、この二人の解答がどうかしたんですか?」
ジョゼ 「……考えてもみてごらん、あのプライドの強い兄さんがだね、
     義体に『 問題がよく分からない 』なんて言われたら、、、」
フェッロ「……ぶち切れそうですね、ジャンさん」
ラウーロ「へへっ、元からキレてるけどな、ジャンさんは」
アマデオ「そりゃそうだな」
ジョルジ「公社一の切れ者だからな、ジャンさんは。HAHAHAHAHAHA!!」

ターーーーーン  ターーーーーン  ターーーーーン

 突如響くライフル音。それと同時に脇役三人衆が倒れる。

マルコー「おい三人とも、大丈夫か!?」
オリガ 「狙撃!?一体誰が!?」
フェッロ「あっ、、見て下さい!隣のビルの屋上にリコが見えます!!」
プリシッ「……ということは、ジャンさんもあそこに?」
ヒルシャ「あわわわわわ」

 蜘蛛の子を散らすように逃げ行く課員たち。
 
 そんな中で一人冷静なジョゼ。

ジョゼ 「全く… 自分のデスクにまで盗聴器を仕掛けているとは、、さすがは兄さん、、」


 どうやらジャンが公社一のブチ切れ者であることだけは間違いないようだ。
                                          おしまい



717 :名無しさん@専用色:2006/03/27(月) 22:18:04 ID:5AMNXgFs ?

今回は魔の後書き、ありませんw

>>710
シリアスは苦手ですが、まあトライしてみます。気長にお待ちください。

718 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/28(火) 00:54:58 ID:xjCW4RqF
>>714-716
ちょwwwジャン山ッwww
…ひでえ話だww

719 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/29(水) 21:41:02 ID:80qOSQgU
スパッツ姿のトリエラが自転車に乗るのを見てみたい。

720 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/30(木) 03:04:14 ID:oLOHbozA
スパッツ姿のトリエラがオイラに乗るのを見てみたい。

721 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/30(木) 21:17:56 ID:6lBo5wK9
>>717
今回の話も充分悲劇的で救いようの無い話ですたw
シリアス物期待してますよ。

722 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/30(木) 21:23:41 ID:6lBo5wK9
だが公民の試験にマジレスで食欲とか炭水化物とか答えるクラエソとトリはやっぱりIQが低いな。
公民なんだから普通はガス水道電気だろう?
最優秀の義体はやはりリコか

723 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/30(木) 22:38:58 ID:7VxU/uEd
愛と勇気と根性!〜〜
でしょう。

724 :名無しかわいいよ名無し:2006/03/32(土) 13:20:05 ID:vKyy+Pm6
とある高名な画家が
「出るものは僕は何でもいいと思うの、出るものは全部出しちゃった方がいいの」
と言う事を言っていた、その後の方で
「毒素だから出るんですよ」
とも言っていたが、毒にも薬にもならないという言い方もあるし
少なくとも、思い付いたネタを、こんな所にでも書き込めばすっきりするのでは?

自分の書いたSSに好意的なレスが付くのより非難轟々の方が自分は楽しいと思う。
すごくむずかしいけどね。


725 :名無しさん@専用色:2006/03/32(土) 18:47:15 ID:40JXFucK ?
>>722
あー、そういや公民の問題なんだったっけか。
一般教養の問題にでもしとくんでしたかね。
>>723
そういう答えもありましたかw
>>724
そうですね、そうかもしれません。そういう意味では駆け出しの頃
(1月〜2月)の頃は、もっと考えずに楽しめてたかもしれませんね。
でも、非難が出る事については私はあまり気にしないんですけど、
書いている途中で「こりゃあ駄作だな」と自分で思ってしまうと、
続きを書くのが嫌になってしまう事が多いのです。
何とか形にして投稿すればアドバイスなり、非難なり、自分にプラス
になる何かが得られるのかもしれないけど。

726 :名無しさん@専用色:2006/04/02(日) 00:26:18 ID:brg/2t8Q ?
>>676
↓とりあえず出来上がってるところまで。
 多分続く。

727 :名無しさん@専用色:2006/04/02(日) 00:26:53 ID:brg/2t8Q ?

------ 対決 de 公社 -----

 今日は水曜日、作戦部二課の全体会議が行われる日です。担当官が集まって、日頃の訓練や
今後の作戦、義体の様子について議論をしています。

 そんな中、先程から一人席をはずしていたフェッロが、会議室に戻ってきました。
いつも冷静なフェッロですが、どうしたのでしょうか。すごく難しい表情をしています。


フェッロ 「あのーー、課長、それとジャンさん、ちょっとお話しがあるんですが……」
課長   「会議中だぞ、後にしてくれ。それともなんだ? 重要な報告か?」
フェッロ 「え〜〜、重要な気が……する様なしない様な、何とも微妙なんですけど……」
ジャン  「……えらく歯切れが悪いな。何事だ?構わんから言ってみろ」
フェッロ 「はあ…。えーっと、あのですね、先程、国内で同時多発テロがありまして、それで……」
課員一同「なにぃぃっ!!??」

 色めきたつ担当官達、イタリア人は本当に血の流れる事件が大好きです。

課長   「フェッロ、詳しく説明しろ」
フェッロ 「え?今ですか? いや、いいですよ、会議中ですし……」
ジョゼ  「何を言っているんだフェッロ。こういう時は初動が一番大切だろう?」
ヒルシャ 「そうですよ。対テロ戦こそ公社の出番じゃないですか」
ジャン  「ふむ、二課の実績の積み上げにはいい機会だな……」

アマデオ「なあジョルジョ、今回は俺たちにも出番があるかもな!!」
ジョルジ「ああ、オレ達いつもカッコ悪い役だもんな。たまには撃ったり撃たれたりしないと」
マルコー「……や、撃たれるのはまずいんじゃないか? ジョルジョ」



728 :名無しさん@専用色:2006/04/02(日) 00:27:33 ID:brg/2t8Q ?

 あまりの盛り上がりっぷりに、フェッロは否応ながらも状況を説明する事になってしまいました。

フェッロ 「えーっと、それじゃあ説明させてもらいます。……本日午前8時半過ぎにですね、
      ローマ、ミラノ、ナポリ、トリノ、ボローニャの五つの都市において……」

オリガ  「…において?」
ヒルシャ 「…何が起きたんです?」
アルフォ 「……飛行機が墜落したか?」
アマデオ 「……それとも自動車爆弾か?」
ジョルジ 「いやいや、最近の流行はウィルスだろ」
プリシッ 「ひょっとして宇宙人の襲来だったりしてー〜〜」

フェッロ 「……幼稚園バスがさらわれました」
課員一同「はぁ? よおちえんばすが、さらわれたぁ?」


 呆気にとられた課員を横目に、フェッロが説明を続けます。

フェッロ 「え〜〜、占拠された幼稚園バスは合計5台、いずれも4歳から6歳までの園児たちが、
      合計で50人ほど乗っているという事ですが、まだ詳細は不明です」

ジャン  「ふむ。……で、奴らの要求は一体なんだ?」

ジャン  「……身代金か?」
ヒルシャ 「……政治犯の釈放?」
ジョゼ  「……イラクからの撤退?」

フェッロ 「え〜とですね、自分たちの世界征服を、イタリア政府が支援する事なんだそうですが……」
課員一同「……………」

課長   「どこのテロリストだ?そんな馬鹿げた要求をするのは。犯行声明は?」
フェッロ 「……はぁ、犯行声明も一応出ています。テロを起こしたのは、“秘密結社ショッカー団”
      とかいう組織だそうです。私は初耳なんですけど、ローマ支局のエンツォさんが詳しい
      みたいですね。電話の向こうで嬉々として説明してくれましたから……」
課員一同「マニアかよ……(ノД`)」


729 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/02(日) 10:27:22 ID:ldrV4NyJ
(@´Д´@ )いいよいいよーw

730 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/03(月) 15:31:07 ID:bMeTS7Ud
感想代わりにどうでもいい話。
昼者=語学 マルコー=哲学 フェッロ=社会学 ジャン=公民

フランス辺りだったら一番強力な教員資格を持つのはマルコーと言うことになるな。
哲学のアグレガシオンなんてグランゼコール出でもないと取れねぇw
ま、イタリアもドイツもフランスもマトゥリタやアビトゥアやバカロレア(要するに大学入学資格)
がめちゃムズだからなぁ……全部論文式と口頭試問だし。
で、高校教師はディプロマなりアグレガシオン(高等学校教授資格)なりを持ってねーといけないわけで。
日本の高卒・高認(前の大検)及び教員資格がゲロ甘かもしれぬ。

731 :名無しさん@専用色:2006/04/04(火) 18:07:42 ID:Cxcgks8u ?
すいません、スレ内容とは全く関係ないんですけど、教えてください。
スレを見直していて先程気がついたんですけど、569氏や608氏が使っている

569 :名無しかわいいよ名無し :2006/01/26(木) 22:59:04 ID:JH8mR5XV
リクエスト〜ノシ

608 :名無しかわいいよ名無し :2006/01/29(日) 22:25:12 ID:rCKbMy2c
乙です。カラオケシリーズ楽しみに待ってますノシ

の「ノシ」って、もしかして拍手かなにかののAAですか?随分前から、
「一体“のし”ってなんだろう」と不思議に思っていたのですが、、、。

ネタじゃなくて真面目な質問です。ご存知の方いましたら教えてください。


732 :名無しさん@専用色:2006/04/04(火) 18:31:12 ID:Cxcgks8u ?
あ、さらにひとつ気が付いた。
「つ」っていうのは、何かを投げる時のAAなのか、、、。
こっちはたぶん間違いないみたいですかね、このスレには使われてませんけど、、、。

随分と長い間「“つ”ってなんだ?」と思っていました。
私も2chの掲示板に随分慣れてきたつもりでしたが、まだまだ甘いですねw


733 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/05(水) 00:17:49 ID:Y6NjgeZz
ここにいるよ〜みたいに手を振ってるんだろう。

734 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/05(水) 00:20:01 ID:Y6NjgeZz
つは差し出す時に使われる。
でもこんなん外人には絶対わからんよなあ…
なんて日本語は難しいんだろう。

735 :名無しさん@専用色:2006/04/05(水) 20:23:21 ID:M/eyoC0Z ?
>>733-734
ああ、手を振っている様子なんですか、成程。
昨日ふと気がついた時はカルチャーショック(?)を感じましたよ。
ご丁寧に有難う御座いました。

>569>608様
すいませんです。今までわかっておりませんでした。
お気を悪くなされぬよう……。

736 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/06(木) 00:20:16 ID:VyAa1CNM
>>728
ここでショッカーを出してくるとはなかなかやりますね。

737 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/07(金) 00:19:40 ID:Zcp0OJLx
人体改造って点では、福祉公社も秘密結社も技術レベルは一緒?
もしや、こちらにも公職追放で首んなったの技術者が雇われて?
  続編、楽しみにしてます。

738 :名無しさん@専用色:2006/04/07(金) 17:29:11 ID:HXMZhiAh ?
>>737
うぎゃ、もう突っ込まれてしまったか。
この突っ込みが出るまでに続きを書かなきゃなーとか思ってたんですよ〜(笑)。

続編は書く予定ですが、ネタがまだこなれてないので、まあ気長にやります。


739 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/07(金) 18:56:22 ID:EI11WYRN
「男子もちゃんと歌ってください」を改変しますた。

私は、超不思議に思うことがある。それは、昼者さんが鳥鰓をどう思っているのかということ。
私は初期義体だし、よくおくすりが切れてぶったおれる。だけど、おくすりの副作用のふりをして、「はい?」とかとぼけると皆がこんらんして、なんだか楽しい気分になる。
ストレスかいしょうにもなる。 (でも、おくすりのおかげで丸子ーさんとはうまくいってないけど)
昼者さんにとって鳥鰓はなんなの?別に上司と部下の関係でもEじゃん。しせんをあわせて『ライ・アーモ』これでばんじVery Good☆
それと、ちゅうとはんぱに鳥鰓の設定を変えようとしないで下さい。
鳥鰓が新式のべネリM4を撃ってもはくりょくでんから、骨董品のウィンチェスターM1897のままにしといて下さい!
あと、鳥鰓のトレードマークの黄金のツインテールをしげしげとみて「長い髪は邪魔か?」とか言わないで下さい!!
昼者さんはやる気あるんですか?ちゃんとやっている人(序是さん)をみならって下さい。本ト昼者さんは(ヘ)(タ)(レ)です。
 ↑
 クールぶってんのかしらんけど。

ちゃんと鳥鰓をみてけっこうマジメなときもあるけど、、、、フザケてて、「胸につめ物がいるか・・・」とか言ってる時もあるし・・・
最近新参登場で、登場場面すくないのになのに、だいじょうぶなのかな?

こらー!!昼者さん、すなおになりなよ!!もうみんなはイカってます。みんな昼者さんと鳥鰓のラブラブを楽しみにしてるのに。
義体と担当官の恋は宿命なんだから。

読者のほとんどの人が思ってることを書きます。昼者さん、鳥鰓とヤッちゃいなよ!
あーでも、鳥鰓が好きなんだけど、素直になれない昼者さんもEよ

740 :名無しさん@専用色:2006/04/08(土) 18:28:52 ID:pn/0/Bb2 ?

ショッカー団はしばらく置いといて、脱線します。

741 :名無しさん@専用色:2006/04/08(土) 18:29:41 ID:pn/0/Bb2 ?

 ------ テスト? de 公社 7 (全担当官) ------

 或る昼下がり、ロレンツォは窓際で煙草をふかしていた。相変わらず
存在感のない顔をしている。担当する義体がいない分、気楽なものだ。

 ところでロレンツォは、2課では生活指導主任も兼務している。
生活指導と言っても「生活は規則正しく!」「好き嫌いはいけません!」
みたい事を、義体に偉そうに話せばよいだけなので、楽な仕事だ。
それでもそこは組織の長、講義中に得た情報を担当官へと伝え、義体の運用が
スムーズに進むようにしなければいけない。
簡単に見えて実は難しい、まさに中間管理職の仕事といえるだろう。

 今日は2課の定例会議の日

ロレンツ 「あ〜ー、それでは定例会議を始める。早速だが、用意した資料を見てくれ」

ヒルシャ 「……これは、、一体なんです?」
フェッロ 「アンケートの調査結果、、ですか?これは」
ロレンツ 「うむ、その通りだ。皆も知ってのとおり、先週は2課の読書週間だった訳だが、
      その後、各義体に私が個人的なアンケート調査を行った。これはその結果だ」
プリシッ 「へ?読書週間?そんなのありましたっけ?」
ジョゼ  「オリガ、知ってたかい?」
オリガ  「……いや、初耳ですね」
ラウーロ 「ったく、うちの上司はヒマ人なんだから、、」

ジャン  「……で、課長、これを我々に公表する理由は?」
ヒルシャ 「そうですよ、個人的なアンケートを公表するなんて、、」
プリシッ 「プライバシーの侵害じゃないですか?」
ロレンツ 「うむ、、、私も相当迷ったんだがな、2課の責任者として
      担当官達にも公表すべきだと判断した」
ヒルシャ 「はぁ?」
ジョゼ  「……何か問題でも?」
ロレンツ 「あーー、まぁそんなとこだ。とりあえず目を通してくれ」
課員一同 「はぁ、、、」


742 :名無しさん@専用色:2006/04/08(土) 18:30:28 ID:pn/0/Bb2 ?

 課員はロレンツォの用意した資料に目を走らせた。
 そのアンケートは、読書週間中に読んだ本について聞くものだった。

アンケート:読書週間中に読んだ本を、最低3冊答えなさい。

アンジェの解答:パスタの国の王子様 vol9
          パスタの国の王子様 vol10
          パスタの国の王子様 vol11

リコの解答  :アンパンマンとばいきんまん
          アンパンマンとおにぎりまん
          アンパンマンとぱしぱしぱしーん

ジャン  「……問題ないじゃありませんか、課長」
ラウーロ 「そおかぁ〜〜?大ありじゃねーのか?こりゃ」
マルコー 「………………。」
プリシッ 「アンジェはともかく、リコったら、、、」
ヒルシャ 「なぁオリガ、“ぱしぱしぱしーん”って何のことだ?」
オリガ  「何であんたはいつも私に聞くのさ、自分で考えな」
ジョゼ  「しかし、パスタの絵本って何巻まで出てるんだ?マルコー」
マルコー 「……知らん。著作権とっておけばよかったよ、、、」

ロレンツ 「あー〜、まあとりあえずこの二人は置いておこう。キリがないからな。
      とりあえずジャン、腹をすかして他の義体にかじりつかない様、リコに言っておけ」
ジャン  「……分かりました」
ロレンツ 「それじゃあみんな、次のページに進んでくれ」


743 :名無しさん@専用色:2006/04/08(土) 18:31:16 ID:pn/0/Bb2 ?

-------

アンケート:読書週間中に読んだ本を、最低3冊答えなさい。

トリエラの解答:赤毛のアン
          小公女セーラ
          母をたずねて三千里
          アルプスの少女ハイジ
          トム・ソーヤーの冒険

ヒルシャ 「はっはっは。さすが私のトリエラ、三ヵ国語を操って名作ばかりを……」

オリガ  「……確かに」
ジョゼ  「……名作ぞろいではあるが、、」
マルコー 「……しかし、、、この違和感はなんだ?」
フェッロ 「……何でしょう、なにか引っかかりますね、、、」

ジャン  「……ハウス名作劇場、か?」
ジョゼ  「それだよ兄さん!!間違いない!!!」
課員一同 「まったく、この兄弟はよー〜〜、、(ノД`)」

ロレンツ 「あー〜、つまりだなヒルシャー、トリエラがこういう趣向である事を
      頭に入れた上で、今後は行動するように」
ヒルシャ 「はぁ……で、具体的にどうすれば?」
ジョゼ  「ヒルシャー、アニマックスを毎日欠かさず見ればいいんだよ」
ヒルシャ 「アニ? 何ですって?」
ジャン  「おいジョゼ、キッズステーションを忘れてはいかんぞ、馬鹿者め」
ジョゼ  「ああそうだな、すまない兄さん」
ヒルシャ 「???」

ロレンツ 「こいつらは放っていて、次、」


744 :名無しさん@専用色:2006/04/08(土) 18:31:53 ID:pn/0/Bb2 ?

-------

アンケート:読書週間中に読んだ本を、最低3冊答えなさい。

クラエスの解答:失楽園
          シャトウルージュ
          かくも美しきエロス

ジャン  「ほお、クラエスはニッポン文学か」
フェッロ 「……と言うか、渡辺淳一ですね」
ラウーロ 「けどよ、コドモが読む本じゃねーだろ〜、こりゃあ」
ヒルシャ 「そソソそうですよ、こここコんなにせセセ、性描写ばかりで、まるでポポポポルノ…」
プリシッ 「はいはい、興奮しないの」
ラウーロ 「きっとあれだぜ、クラエスの奴は欲求不満なんだぜ、ウヒヒヒっ!」
オリガ  「やめな、ラウーロ」

ロレンツ 「あ〜〜、まああれだ、ラパロの書庫を一度整理しておけ、ジャン」
ジャン  「……分かりました」
ロレンツ 「それじゃ、次」


745 :名無しさん@専用色:2006/04/08(土) 18:33:02 ID:pn/0/Bb2 ?

-------

アンケート:読書週間中に読んだ本を、最低3冊答えなさい。

エッタの解答:ヤングアダルト情報源【異性編】       
         ティーンのからだ・こころ・愛 上
         ティーンのからだ・こころ・愛 下
         ふたりのH講座―「はじめて」から「ちょっと上級」まで

ラウーロ 「ギャhahahahaHAHAHAHAHA! ヒーッヒッヒッヒ! は、ハラが痛え!!」
オリガ  「ラウーロ、あんた笑いすぎ」

ジョゼ  「あ〜〜ー…、、えーっと、、、まいったなこれは、、」
プリシッ 「いいじゃないですかジョゼさん。エッタだって女の子なんですから、
      エッチに興味ぐらい持ちますよー。思春期なら誰だってそうです」
オリガ  「そうね、これくらいなら健全でいいんじゃないかしら」
ヒルシャ 「そそそうなのか? そそソ、そしたらととトリエラにも……」
ジョゼ  「や、ヒルシャー、それはやめといた方が……」
マルコー 「……というより、お前が読むべきじゃないか?ヒルシャー」
ヒルシャ 「はぁ? 」
課員一同 「…………。」

ロレンツ 「あ〜〜、ジョゼ、マルコーの言うとおりだ。読み終わったら
       ヒルシャーに貸してやる様に、ヘンリエッタに伝えてくれ」
ジョゼ  「はぁ……分かりました」
ロレンツ 「次、最後だ」


746 :名無しさん@専用色:2006/04/08(土) 18:33:33 ID:pn/0/Bb2 ?

-------

アンケート:読書週間中に読んだ本を、最低3冊答えなさい。

エルザの解答 :斜陽
          人間失格
          或る阿呆の一生

フェッロ 「エルザも日本文学ですか、、」
プリシッ 「なんだかすごいタイトルばっかり、、」
ジョゼ  「えーっとこれは、、芥川龍之介と、大宰治だね」
ラウーロ 「チッ、陰気臭えもんばっかり読みやがって、、、」

プリシッ 「あの、、ジョゼさん、アクタガワにダザイって、、、」
ジョゼ  「ああ、両方とも自殺してるんだよね」
フェッロ 「大丈夫でしょうか、エルザは」
オリガ  「心中でもしなけりゃいいですけど、、」
ジョゼ  「さあ、、、」

 会議室に漂う微妙な沈黙。一方で、、

ラウーロ 「ったく、相変わらず場の雰囲気が読めない奴だぜ。
     ドカンと笑いを取ろうとか思わねーのかよ、あいつは、、」
     あ? 何みんな暗い顔してるんだ? なんかあったか?」
課員一同 「……………」

 こうして公社或る阿呆は、斜陽の人生を送った挙句、
 最後には人間失格扱いされてしまったのであった。

                          おしまい


747 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/08(土) 19:33:12 ID:Bhm83QjX
個人的に『ラパロの書庫を〜』がお気に入り。
ラバロさんは何型の宇宙人と戦うためにそんな本を?


748 :名無しさん@専用色:2006/04/08(土) 21:08:06 ID:pn/0/Bb2 ?

いけね、最後の最後に脱字があった。

 「こうして公社或る阿呆は」→「こうして公社の或る阿呆は」

に訂正します。

749 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/08(土) 22:38:20 ID:LI0T+XxE
SS職人さんにリクエスト
痴呆になったリコがカーロスリベラと並んで白木葉子邸の縁側でひなたぼっこしている話と
リコとの戦いを前に減量に苦しむエッタの話を頼みます。

750 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/08(土) 22:48:19 ID:LI0T+XxE
それと昔提案されて先送りされた義体最強決定戦やりませんか?SS職人さん
義体同士(含む担当官)のガチの殺し合い物語が読みたいです。
どうせ漫画の方もそんな流れになって最終回になだれ込むのは確実ですから。
なるったけ酸鼻で陰惨で暗欝で悲劇的な話にして下さい。
ガンスリ読者は凶悪なサドが多いですからみんな喜びますよ。

751 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/08(土) 22:54:40 ID:LI0T+XxE
義体の持つ悲劇性に萌えているのです
あの子らを幸福にしてはいけない
絶対に幸福にさせない
全ての義体と担当官を不幸のどん底に蹴落としてガンスリは完結しなければなりません
残酷と悲惨はガンスリの華ですから。

752 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/09(日) 14:45:16 ID:JBcmeppi
>なるったけ酸鼻で陰惨で暗欝で悲劇的な話にして下さい。

君は風呂場で猫でも切り刻んでいたらどうかね?www

753 :名無しさん@専用色:2006/04/09(日) 19:35:47 ID:2ZcaJeF0 ?
>>749
現在シリアス系SSは、710氏のリクエストを揉んでいる
最中なので、後回しということで、、。

>痴呆になったリコがカーロスリベラと並んで
>白木葉子邸の縁側でひなたぼっこしている話
>リコとの戦いを前に減量に苦しむエッタの話

とりあえずこれ↑は検討してみます。

>義体最強決定戦やりませんか
正直なところ、現在の私の筆力ではおよそ無理のような気がします。
他の職人さんが復活するまで置いときましょうよ。

>残酷と悲惨はガンスリの華ですから。
それは私も同感ですね。あなたの仰るとおり、私もGSの最終回は、
限りなく悲惨な終わり方をする気がしますよ。

ただ、私はどうも暗い話を書くのが苦手なもんで、、。


754 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/10(月) 07:10:09 ID:iDx6J/+z
>>752
おまいそれ犯罪教唆だぞwwwやめれwwwww
>>753
いつも楽しく作品を拝見させていただいてます。
謙遜しなくてもあなたは文才ありますよ。
俺もSS書きたいんですがあなたの見てると自信無くしますから・・・

755 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/10(月) 07:15:35 ID:iDx6J/+z
>>751
まあ万一ガンスリがハッピーエンドに終わったら相田が読者の(特に2ちゃん)総攻撃に遭うのは必至な訳でwww

756 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/10(月) 07:21:05 ID:iDx6J/+z
悲劇的な最後を迎えるのは、現在比較的ハッピーなジョゼ・エッタとヒルシャー・トリな気がする。
相田は臍曲がりだからな。
で案外リコとクラエスが幸福なラストシーンで終わりそうな。

757 :名無しさん@専用色:2006/04/11(火) 16:34:02 ID:vZ9VCSeX ?
>>754
えー、754さんも書いてみてくださいよー。
私だってまだまだ未熟者です。
自分の過去の作品を見ると顔から火が出る時がありますよ。

是非是非、トライしてみてください。


758 :名無しさん@専用色:2006/04/11(火) 23:19:25 ID:ORvxbbaI ?

>>710 リクエスト
あまりに長くなりそうなので、書きあがったところまで落とします。

759 :名無しさん@専用色:2006/04/11(火) 23:20:15 ID:ORvxbbaI ?

-------------- 剃刀の刃 --------------

「けほっ、、ケホ、ケホ、、」

或る春の昼下がり、俺は珍しく病院棟にいた。傍らのベッドではリコが
栄養剤の点滴を受けている。何かにむせたのか、咳き込んでいる。

一昨日、作戦の直前に突然、リコは倒れた。

本人は大した事ないと言い張ったが、病人など連れていては作戦に支障がある。
俺は迷わず病院へ行くよう命じ、他のフラテッロの協力を得て任務に出た。
突然の事だったので多少混乱したが、作戦は無事完遂、大きな問題もなかった。

義体の戦闘力は高い。しかし、司令塔がなければ機能しない。逆に言えば、
司令塔さえあれば義体はいつでも取換えがきく、、結局はそういうことだ。

あれから2日、リコの様子を見に来た。俺が病室に入ると、リコは顔をあわせるなり
ベッドから起きようとした。「大した事ありません」などと言いながら。
自分の体調管理すら出来ないくせに、何が大丈夫なものか。よろめくリコを腕で
支えると、パジャマ越しに汗の匂いが鼻をつく。……相当発熱しているのが分かる。


760 :名無しさん@専用色:2006/04/11(火) 23:21:28 ID:ORvxbbaI ?

「……何時からだ、リコ」
「えっ?あの、、なんですか?ジャンさん」
「……何時から体調が悪かったのか、と聞いている」

強い調子で問い詰めると、叱られるとでも思ったか、リコは肩をビクリと振るわせた。

「えっと、、あの、、先月の初めくらいからです、、」
「なんだと? ……それなら何故報告しなかった?」
「その、、みんなに迷惑をかけると思って、、」
「病人が作戦に参加する方が、よほど迷惑だ。そうは思わなかったか?」
「……すみません、、」

……使えん奴だ。

リコの体調に気がつかなかった俺も俺だが、自分の立場が理解できない義体など、
道具としても失格だ。俺の教育も、まだまだ不十分だったということか。

「義体を手足のように使うには、時間が必要ですよ、ラパロ大尉」

我ながら名セリフを残したものだ。しかし、もしこれがリコでなくクラエスだったなら、
事を確実に報告してきただろう。そうすればもっと適切な処置ができたろうに。

俺はリコに聞こえるように舌打ちをし、病室を後にした。

-----------------------------------------------------------


761 :名無しさん@専用色:2006/04/11(火) 23:22:35 ID:ORvxbbaI ?

翌日、俺は病棟の医師を訪ねた。無論、リコの病状についてだ。
オフィスには何故か、課長とフェッロの2人も来ている。

「……課長、何故ここに?」
「いや、リコについてな、、少し気になったものでな」
「はぁ………」
「課長、私たちは席を外すべきでは?」
「ああ、そうだな。ジャン、後で私の部屋に来てくれ」
「……ええ、分かりました」

「…………。」
「あの、ジャンさん、早速ですが、説明よろしいですか?」
「ん?…ああ、そうだな、始めてくれ」


762 :名無しさん@専用色:2006/04/11(火) 23:24:42 ID:ORvxbbaI ?

「現在リコには、咳および発熱が認められてます。本人の自覚症状としては、
 これらの他にも肩甲下筋、広背筋にひどい疼痛があるようで…」
「ああ、細かい説明はいらん。要はリコがまだ使い物になるかどうか、その一点だ」
「はぁ…、それについては、まだ何とも、、、」
「そうか、、……で、原因は? やはり義体の寿命が来たということか?」
「いえ、そうではありません。我々も最初は義体の寿命を疑いましたが、それが、、、」
「構わん、続けろ」
「はっ、はい。昨日のレントゲンの結果、患者が重度の肺気腫を患っている事が分かりました」
「なに?……肺気腫、、だと?」
「ええ、つまり肺ガンです」
「…………」
「レントゲンを見る限りでは何とも言えませんが、おそらくは末期に属すると思われます」
「……それで?」
「は?」
「先程の言い方だと、リコの復帰が完全に不可能、という訳でもないようだが?」
「ええ、その通りです。ただ、肺全体を人工臓器に置き換えるのは無理ですから、
 方法としては生体移植しかありません。そうしますと、、、」
「……いちいち中断するな、続けろ」
「はっはい、えっと、もし生体移植となりますと、ドナーの確保から金銭的なものまで
 問題が多いものですから、我々医師としては判断がつきかねまして、、、」
「……だから課長が来ていた、ということか」
「はい……。」
「……分かった、後は我々の仕事だ。御苦労、後で連絡する」

俺は病室を後にし、オフィスへと向かった。途中、喫煙所で一服する。
先程の医師の言葉、そして、これから課長とする相談について俺は思いを巡らせた。


763 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/12(水) 14:20:04 ID:YDZa+7c7
>>760
冷酷で一々セリフがムカつくジャン山に萌えましたw
続きこの調子で頼みます

764 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/12(水) 14:25:12 ID:YDZa+7c7
リコたんをもっとカワイソス(´・ω・`)にして下さいと思う俺は変質者ですか?

765 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/13(木) 09:37:20 ID:zqWQOBHd
変態ですが変質者ではないですよ^^
>>1職人さん乙です!

766 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/13(木) 09:38:30 ID:zqWQOBHd
>>762
職人さん乙です!
間違えました^^;

767 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/13(木) 21:26:11 ID:v95e8LkI
>>760
ジャンがなんかイメージと違う。
傲然としているのは義体に対してだけのような気がするが。

768 :名無しさん@専用色:2006/04/13(木) 22:59:56 ID:WiYer6OC ?
>>762続き

-------------------------------------------------------------

「……来たか、ジャン」
「遅くなりました、申し訳ありません」
「いや、構わん。……ああ、コーヒーでも飲むか? 」
「いえ、結構です。本題に入りましょう」
「そうか、、うむ、そうだな、、」

煙をくゆらせながら、窓の外を見つめるロレンツォ。紫煙に、柔らかな春の陽が反射する。

「それでは……ジャン、まずはお前の意見を聞かせてもらおう」
「私の意見?…いえ、それには及びません。課長の考えに従います」
「ん? …まあ待てジャン、そう結論を急ぐな……」
「では、課長の意見を聞かせてはもらえませんか?」

俺は、つとめて冷静に聞き返した。
結論など、既に出ている筈だ。議論すべきは、その後の事についてだろうに。

「そうか、、。……正直なところ、私は迷っているんだがな、、、」
「迷う? 何をです?」
「先程な、フェッロに試算させてみたんだが、、、生体移植にかかる費用は約50万ユーロ、
 それも、場合によっては、海外で移植を行う必要があるそうだ」
「海外で? 課長、それはリスクが高すぎます。第一義体の技術が漏れる可能性が……」
「…その通りだ。だから迷っているんだがな、、」
「…………」


769 :名無しさん@専用色:2006/04/13(木) 23:00:38 ID:WiYer6OC ?

「……ジャン、もし違っていたらすまんが、お前は、、、リコの治療に反対、という事か?」
「いえ、そういう訳では、、。ですが課長、費用対効果を考えれば、義体の廃棄も選択肢の一つかと」
「うむ、、確かにそれはそうだが、、」
「遅かれ早かれ、こうなる事は分かっていた筈です」
「……そうか、そうだな。お前がそう考えるなら、それが正解なんだろう」
「…………」

「よし、分かった。…結論は、私と部長の二人で出す。それでいいか?ジャン」
「ええ。……私はこれで失礼しても?」
「ああ、構わん。御苦労だったな」

踵を返し、俺は足早にドアへ向かう。

「……なあ、ジャン。ひとつ聞いていいか?」

ドアを明けた瞬間、課長が俺を呼び止めた。俺は、背を向けたまま立止まった。

「……さっきお前は『 廃棄 』と言ったよな。 ……あれは本心か?」

「………………。」

「いや、いいんだ。何でもない、、呼び止めて悪かったな。下がっていいぞ」
「……失礼します」

俺は無言で部屋を出た。何故か俺は、掌に汗をかいていた。


770 :名無しさん@専用色:2006/04/13(木) 23:15:01 ID:WiYer6OC ?

--------------------------------------------------------

それから一時間後、俺は喫煙所で時間をつぶしていた。
煙を吸い込みながら、課長が部屋で言いそびれた事について考える。

ロレンツォ氏、、、……直属の上司ながら、分かりやすい人だ。

「ジャン、お前は後悔しないんだな?」
「ジャン、ジョゼやヒルシャーが反対するんじゃないか?」
「ジャン、他の義体には、どう説明するつもりなんだ?」

「ジャン、、、SSの読者が怒るんじゃないか?」

……恐らくその程度の事だろう。課長も相変わらず甘いものだ。

義体は道具だ。それ以上でも、以下でもない。
だから我々は、必要に応じて義体を調達し、不要になれば当然、廃棄する。
人間は日常的に何か道具を利用し、使い捨てている。……それと同じだ。

義体は、自分が道具である事を認識しない限り、公社では生きてゆけない。
そしてそのことを誰よりも理解しているのは、他でもない義体自身だ。
だから、間違った扱いは、義体を混乱させて彼らを不幸にするだけだ。
幼稚な義体であれば、エルザやヘンリエッタのような不良分子を生み出し、
優秀な義体であれば、トリエラの様に、自我の存在に苦しむ事となる。
そこが課長や他の担当官には理解できていない。

新しいタバコに火をつけ、俺は壁にもたれかかった。
気が付くと、誰かが中庭で楽器を弾いている。恐らくヘンリエッタだろう。
……相変わらず下手な演奏だ。

大きく煙を吸い込むと俺は目をつぶり、音程の外れたエチュードに耳を傾けた。


771 :名無しさん@専用色:2006/04/13(木) 23:23:27 ID:WiYer6OC ?
>>764(リコたんをもっとカワイソス(´・ω・`)にして下さいと思う俺は変質者ですか?
書いてる本人ですら、次第にS的な充実感を感じつつあります。
困ったもんです(笑)

>>767(ジャンがなんかイメージと違う。
うーん、これがなかなか難しいところでしてね。
無駄な時間を費やしたくないジャンの気持ちや、突然の事への焦りが
他の人に対して傲慢な態度を取らせた、とでもお考え下さい(笑)。
ちょっと苦しい言い訳かな。



772 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/14(金) 11:36:51 ID:g8IqVbyL
>>767
>>771
いや、ジャンは下目には何時もあんなもんだと思う。初対面の人物や目上にも文字通り慇懃「無礼」な所があって鼻持ちならない奴だ。
まぁ多少誇張しているがな。
それにSSに登場するキャラの性質は今までもかなり無茶苦茶な脚色を職人がしていたので(例えばドスケベなエッタ・リコに萌えまくりのジャン・痴呆なヒルシャなど)今更イメージ云々を述べるのは相当野暮な話だと思うぞ。

773 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/14(金) 11:49:40 ID:g8IqVbyL
リコは実質人気ナンバーワンヒロインなので、不幸に蹴落とすストーリーには不快を感じる者もいるだろうし、
どうやら変態偽善者のジョゼよりもクールな狂人ジャンの方が腐女子に人気があるようなので、
今後結構叩かれるかも知れないが職人殿はめげずに大作を書き上げて頂きたい。

774 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/14(金) 11:56:28 ID:g8IqVbyL
つーか、まさかあれで終わりじゃないだろうな?>職人殿

775 :名無しさん@専用色:2006/04/14(金) 18:39:46 ID:cgIriD3C ?
>>774
いえ、終わりじゃないですよ。
ちょうど折り返しくらいだと思います、多分。

776 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/15(土) 11:34:50 ID:LfBKYvlL
>>775
読みました。
正直続編読むの怖いです。
毒消しに次はジャン山の優しさを描いたハートウォームな物語も頼みます。

777 :某SS書き:2006/04/15(土) 21:42:43 ID:uialR4U1
>>776
どうせ書いても

>義体の持つ悲劇性に萌えているのです
>あの子らを幸福にしてはいけない
>絶対に幸福にさせない
>全ての義体と担当官を不幸のどん底に蹴落としてガンスリは完結しなければなりません
>残酷と悲惨はガンスリの華ですから。

・・・な人に罵倒されるだけだからねぇ。
こっちも資料調べたり時間掛けたりして書いてるわけで、評論ならまだしも作風については
何言われようがオイラの作風なんで変えるつもりはないし罵倒される筋合いもないし。

別な作品ネタでノビノビと書いてた方が良いし。

778 :名無しさん@専用色:2006/04/16(日) 00:45:15 ID:IzPjJZJB ?
>>770続き
-----------------------------------------------------

翌日、俺はモニカ部長に呼び出された。要件は言わずと知れている。
思っていたより早めに結論が出た事に、俺は正直安堵していた。
部長の決定とあれば、ジョゼやヒルシャーも容易には反対できないだろう。
結論がどう出ようと、これで不毛な議論をせずに済む。

ドアをノックし、俺は部屋に入った。辺りを見回すが、モニカ部長の他には
誰も見当たらない。課長も来ると思っていたのだが、、どうやらまだのようだ。

「……お呼びですか、部長」
「ええ、忙しい所すまないわね、ジャン。……ああ、お掛けなさい」
「……はい」

俺はソファーに腰掛け、煙草に火をつけた。部長室は来客が多いこともあり、喫煙が許されている。

「あら、煙はやめたんじゃなかったの?」
「私が? 何故です?」
「クローチェの奴が煙を止めたって、随分前に誰かが言ってたわ」
「ああ、それはジョゼでしょう、ヘンリエッタの為に止めたと言ってましたから」
「ああ、そうね、多分そうだわ。ごめんなさい」

「……いいわね男性は、手持ち無沙汰の時に煙草があって。うらやましいわ」
 私なんかほら、コーヒーではどうにも格好がつかないでしょう?」

部長はカップを持ち、俺に振り帰った。
確かに、男二人ならば無言で煙を吸っていても不自然ではないが、
これが女性二人となると、どうも上品には見えない。安っぽさが目に付く。
しかしコーヒーでは様にならない。部長の言うとおり、煙は男にとって
本当に便利な存在だ。



779 :名無しさん@専用色:2006/04/16(日) 00:46:28 ID:IzPjJZJB ?

「……ジャン、もうすぐロレンツォとベルゴンツィが来るわ。そしたら話を始めましょう」
「は? ベルゴンツィ、、ですか?」
「ええそうよ、技術部のベルゴンツィ、知らないかしら?」
「……いえ、知っていますが、、、」

思いがけない名前が出て、俺は少し戸惑った。ベルゴンツィといえば、循環器担当の技術員だ。
かつて“寒い冬”の時代に国を追われ、職場を追われ、今は公社で人工臓器の研究をしている。
一体奴が何故、、、。

……とその時、ドアがノックされた。

「部長、ロレンツォです。技術部の者も一緒です」
「……ああ、お入りなさい」

ドアが開き、課長が入ってきた。後ろにベルゴンツィが続く。
相変わらず身なりに無頓着な奴だ。皺だらけの白衣をまとい、顔は無精髭だらけだ。
医師らしい清潔感が微塵も感じられない。……どうにも苦手だ、こういう奴は。

「ああ、もう来ていたのか、ジャン」
「ジャンさん、ご無沙汰しております」
「……ああ、いつもクラエスが世話になってるな、助かっている」
「とんでもない、こちらこそクラエスのおかげで、、」

差しさわりのない言葉を交わすと、二人は席についた。

「それじゃ、早速ですけど始めましょうか。ロレンツォ、お願い」
「はい、部長」

課長は、ワープロで打たれた資料を俺に差し出した。
出力してまだ間もないのだろう、生温かい。

「ジャン、昨日言ったとおり、部長と私の二人でリコの処遇について検討した。
 結論から言うとだな、リコの治療は無理だ。お前の言う通り、リスクが高すぎる」

予想通りの言葉に、俺は頷いた。恐らくこれはモニカ部長の判断なのだろうが、
客観的に見れば誰だって同じ結論に行き着くはずだ。……俺は間違っていない。



780 :名無しさん@専用色:2006/04/16(日) 00:47:13 ID:IzPjJZJB ?

しかしながら課長は、一呼吸おいた後、俺の予想外の言葉を続けた。

「そこでな、リコの処遇については、技術部に一任する事となった」

……技術部に? 治療しないならば技術部は無関係のはずだが。

「課長、どういうことです?」
「ああ、驚くのも無理はない。……ベルゴンツィ、説明してくれ」

「ええ……。ジャンさん、これは随分前から部長にお願いしていた事なのですが、、
 実は、新薬や新しい人工臓器のテストのために、不要な義体を提供していただきたいのです」

「テスト? ……クラエスのやっているような事か?」

「いえ、違います。クラエスの場合は義体部品の開発が目的ですから、基本的に
 生命へ危険を及ぼす類の実験を行っていません。あれは単なるモニタリングです。
 ……我々が新たに行いたいのは、もっとナイーブな実験なんです。例えば新薬の
 副作用や致死量の調査であったり、各種人工臓器のスポット適用、その他にも……」

ベルゴンツィは矢継ぎ早にまくし立てた。質問を差し挟むヒマすらない。
話しが終わるのを待って、俺は聞き返した。

「……つまりだ、危険すぎて行き場のない実験を、リコで試そうということか。そうだな?」
「まあ、ありていに言えば、そういう事です」
「………………。」

ベルゴンツィはさらりと受け答えをした。……どうにも不快な奴だ。

「ジャン、実はな、去年ローマ国立病院から依頼があったんだ。臨床試験の許可が
 下りなかった新薬や人工臓器のテストを、今後は是非公社で行いたい、、とな」
「ジャン、突然の事で驚いたかもしれないわね、、、。でも、見返りとしてローマ医師会から
 金銭的な援助と、義体候補の優先的提供が約束されたの。……承知してくれないかしら」
「ジャンさん、一応言っておきますが、我々も医者です。治療についても全力は尽くします」

三人の声が耳をつつく。
俺はしばらく沈黙したが、モニカ部長の目を見つめ、そして答えた。

「……分かりました、部長にお任せします」

-----------------------------------------------------------------------


781 :名無しさん@専用色:2006/04/16(日) 00:57:46 ID:IzPjJZJB ?
>>776
これを書き終わったらね。
ラストはもう決まってしまってるので、もうしばらく(?)
暗澹たるお話にお付き合いください。

>>777
まあまあ、そう言わずに。
でも、SSを書くのに考証をしっかりする方って、ホント尊敬しますよ。
なんせ私はいい加減な知識とイキオイだけで書いてるもんで、、。
いけませんね。


782 :名無しさん@専用色:2006/04/16(日) 01:04:16 ID:IzPjJZJB ?
あ、書き忘れてた。

>>773(クールな狂人ジャンの方が腐女子に人気がある)
……同感。
私の姉がそうです。
ガンダムではマ・クベ、銀英ではオーベルシュタイン、ガンスリではジャン。
いかれトンチキ男に惹かれる女性が多いものです。
まあ、ジョゼとかに惹かれるよりかはマシかと思いますけど。


783 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/16(日) 01:56:54 ID:76pLWqIo
洩れの妄想とは違う展開になったな。
ベルゴンツィが出て来て
「こんな事もあろうかと思って、人工肺を開発していたのですが、性能がまだ…」
だと思っていたよ。

784 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/16(日) 02:07:56 ID:lrruCS3x
>>778-780
鬼畜SSクル━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
公社がとうとう731部隊化でつか?
あわわわわ((((((;゚Д゚))))))
でも良心の呵責に微かに苦しむジャンの姿に担当官を悪党にイマイチさせ切れない作者の苦悩と葛藤を感じさせて中々グッドです。
オグリッシュな結末を期待して良いんですかね?
さすがにリコをマルタにするのはあまりにもあんまりな気もしますが、、、

785 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/16(日) 02:10:34 ID:lrruCS3x
つか良く考えたら既に公社は子供に改造手術してる時点で限りなく731部隊でしたw

786 :名無しさん@専用色:2006/04/16(日) 23:43:27 ID:7T/UdZwS ?
>>784(オグリッシュな結末を期待して

それだけは勘弁してください(泣
書き手にとっても精神衛生上、よくありません。
いや真面目な話。

787 :名無しさん@専用色:2006/04/16(日) 23:44:47 ID:7T/UdZwS ?

春の地中海は風が強い。気候も、温暖ではあるが、時に冷たい雨が降る。
……あれから一週間が過ぎた。今、俺は一人、シチリアに来ている。

あの日、部長室でのやり取りの直後、俺は課長に休暇を取るよう勧められた。
無用な気遣いではあったが、俺は素直に従うことにした。リコの書類を処分し、
残務をマルコーに任せた俺は、その日の内にシチリアへ向かった。

リコはと言えば、……どうやらあの後、すぐに技術部へ引き渡されたらしい。
“らしい”としか言えないのは、その場に俺がいなかったからだ。

事情を知るマルコーは、俺にも同席する様に求めた。しかし俺は断った。
「部長に任せる」といったその時から、リコは俺の物ではない。
従って俺には立ち合う権利もなければ、義務もない。
リコがどんな表情をし、マルコーに何を言ったか、俺は知らない。
……いや、知りたくもない。

俺は、一週間かけてゆっくりとシチリアを旅した。
エトナ、アグリジェンテ、チェファル、、、どれも子供の頃、家族で来た場所だ。
四月とは言えまだシーズンオフ、何所も彼処も人影はまばらで、寂しさばかりが目に付く。
春風に煽られたシチリアは埃にまみれて、まるで霞がかかったようだ。

最後の日の夕方、俺はこの休暇で初めて、別荘に足を踏み入れた。ここに一人で来るのは初めての事だ。
前に来たのは去年の夏、あの時はジョゼとフェッロ、リコとヘンリエッタがいた。
……それに、無粋な来客もあった。思い出したくもないが、あの時のことはよく覚えている。

買ってきた物で夕食を済ますと、テラスへと出る。肌寒い潮風が吹き抜ける。
そんな中、俺はウィスキーの栓を開けた。……ウィスキーの香りが、潮の匂いに良く合う。
考えてみれば、こうやって一人で酒を飲むのも久しぶりだ。

二杯ほどグラスを空けた所で、俺は携帯が鳴るのに気がついた。一瞬、躊躇する。
この休暇を取るにあたって、俺は自分の携帯に、ある設定をしている。
マルコーの携帯以外、全ての電話番号に対して着信拒否となる様に。
……ということは、マルコーが俺と連絡を取りたがっているという事だ。

躊躇している間に、電話は切れた。席を立ち、カバンから携帯を取り出す。
携帯の着信を見ると、……やはりマルコーからだ。

俺は携帯を上着のポケットに入れ、テラスへと戻った。自分からかけ直す気にはならんが、
急用ならまたかかって来るだろう。技術部の話では、リコは最低でも一月位はもつはずだ。
末期の肺気腫とはいえ、状況がそう急に変わるとも思えん。
俺は気を取り直し、グラスを手に取った。

-------------------------------------------------------------------

788 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/17(月) 01:10:57 ID:oXGJgHL+
そこでマルコーに任せるのか、アンジェのこともあるのに…。
でもよく考えると
ジョゼ:こんなことを頼めるわけが無い
アレッサンドロ:いまいち信用ならん
ヒルシャー:へたれ
ベルナルド:……判断不可
で結局マルコーなんだよな。可哀そうに。てかビーチェー!

789 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/17(月) 06:06:04 ID:RBKa0qnU
>>784
確かに義体はある意味マルタだな。

790 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/17(月) 06:18:16 ID:RBKa0qnU
>>786
小栗なラストまで要求するとは義体萌えもあそこまで行くと犯罪的だなw
話は変わりますがそろそろトリップつけてくれませんかな?
キチガイがあなたになりすましてあなたのSSを承け、訳の分からない物語にする恐れがあるもんですから。
幸いと言って良いのかは分かりませんが今の所住人が少ないからそんな心配はないですけれど。

791 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/17(月) 06:21:27 ID:RBKa0qnU
>>787
リコが置かれている悲惨な状況が目に浮かぶ。
肺癌はただでさえ癌の中で最も苦しいと言われているのにな。

792 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/17(月) 06:27:23 ID:RBKa0qnU
>>788
最初そのレス話の続きかと思って混乱したw
まぁマルコーはジャンと似た匂いがするからジャンとは気が合いそうだな。
俺はマルコー好きだよ。
担当官の中では一番腕っ節が強いしな。
戦技の実力も義体より上だろうし。
君の言う通りビーチェもジャンの後を託す人材としては適任だろう。
冷静だし寡黙だし鼻も利くし。

793 : ◆kwai5Y6kNk :2006/04/17(月) 19:06:26 ID:KRhKPtUa ?
TEST

794 : ◆kwai5Y6kNk :2006/04/17(月) 19:09:03 ID:KRhKPtUa ?
SAI TEST

795 :名無しさん@専用色 ◆VTXfaLMN2Q :2006/04/17(月) 19:23:48 ID:pZRQ/oOt ?
MATAMOYA TEST

796 :名無しさん@専用色 ◆VTXfaLMN2Q :2006/04/17(月) 19:25:15 ID:pZRQ/oOt ?

あ、やっと上手くいきました。
なんせPC音痴なもんで、、。
失礼。

797 :名無しかわいいよ名無し:2006/04/17(月) 22:14:01 ID:8zESQqDc
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1139654399/l50

798 :名無しさん@専用色 ◆VTXfaLMN2Q :2006/04/17(月) 23:16:49 ID:pZRQ/oOt ?
>>787続き

……あれから何時間、たったのだろう。俺はまだテラスにいる。
買って来たウィスキーは、もう空だ。……なのに、何故か酔いが回らない。
俺は酒が強い方ではない。これだけ飲めば、酔い潰れてもおかしくない筈だ、
なのに、飲めば飲むほど頭が冴えてくる。
俺は部屋に入り、書斎のキャビネットからブランデーを取り出した。

……とその時、今度はテラスで携帯が鳴り響く。

慌てて向かおうとするが、急に動くと足元がふらつく。……やはり相当酔っている。
途中、リビングの椅子に躓いた。打ち付けた膝に、鈍い痛みが走る。

結局、俺がテラスにたどり着く前に電話は切れた。強く舌打ちをし、携帯のディスプレイを開く。
着信履歴を見ると、やはりマルコーだ。こんな遅くにかけて来るという事は、やはり急用か……。
返信ボタンを押し、かけ直す。

ペッ ポッ パッ ピッ ペッ ・・・・・・ トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・  …ビーッ!! ビーッ!! ビーッ!!

突然、耳慣れない電子音が走る。驚いて表示を見ると、……電池切れだ。
ここ一週間、携帯など全く使っていなかったので、充電するのを忘れていた。
舌打ちをし、再びカバンのある室内へ。……とそこで俺は、はたと気が付いた。
……充電器を持ってきていない。

一週間前、俺は公社を出たあと、そのままシチリアへ来た。着替え等は現地で買えばよい、
そう思って旅支度は何もしなかったのだ。しかし、携帯の充電器とは盲点だった……。
無論、シチリアにコンビニなぞ存在しない。俺は、自身の馬鹿さ加減に呆れかえった。


799 :名無しさん@専用色 ◆VTXfaLMN2Q :2006/04/17(月) 23:18:22 ID:pZRQ/oOt ?

五分後、ブランデーの瓶を片手に、近くの公衆電話へと向かう。途中、何度もラッパ飲みしたが、
どうにも喉にヒリついてむせてしまう。最近、煙が増えているせいで、喉が酷く荒れている。

数分もしない内に、俺は公衆電話に着いた。受話器を取って小銭を入れる、……酔いのせいで
どうにも上手くいかない。何とか硬貨を入れ終わると、俺は公社の電話番号を打ち込んだ。

ペッ ポッ パッ ピッ ペッ ポッ パッ ・・・・・・ トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・ トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・
トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・ トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・ トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・ トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・

……誰も出ない。受話器を置き、もう一度かけ直す。

トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・ トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・ トゥルルルー・・ トゥルルルー・・・

……やはり繋がらない。警備室に転送されない以上、オフィスには誰かいる筈なのだが……。

仕方なく俺は電話を置き、今度はジョゼの自宅に電話をかけた。
呼び鈴が三回ほど鳴った所で、電話が繋がる。

「はい、クローチェです……」
「ジョゼか? 俺だ、ジャンだ」

「……只今、留守にしておりますので、発信音のあとにメッセージを……」

俺は怒気をはらみつつ、受話器を投げ置いた。どうにもやり場のない怒りがこみ上げて来る。
そらで覚えている電話番号は、この二つだけだ。仕事関係の番号は、全て携帯のメモリーに入っている。
つまり、このままでは連絡の取りようがないと言う事だ。

……酔った頭に血が上る。

俺はブランデーの瓶を電話に叩きつけ、覚束ない足取りで別荘へと急ぎ戻った。

-------------------------------------------------------------------------------


501 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

|             懸賞金1000万円                    |
| H\          見かけた方は117番へ,                    |
|0M0)                                            |
|⊂/                                               |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ T鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱75277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527" target="_blank">>>7752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527752775277527

>>77527752775277@顏/test/read.cgi/cchara/1099215397/">★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.02 2018/11/22 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)