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ストーリーを教えてもらうスレ Part8

1 :マロン名無しさん:04/08/15 13:12 ID:???
暇がない、金がない、手に入らない等などの事情により読めない漫画のストーリーを教えてもらうスレです。

次スレは>>950か、容量が450を越えた時にお願いします。
【読むのが】ストーリーを教えてもらうスレ Part7【面倒】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1086971731/
【読むのが】ストーリーを教えてもらうスレ Part6【面倒】
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1084536803/
【読むのが】ストーリーを教えてもらうスレ Part5【面倒】
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1083563633/
【読むのが】ストーリーを教えてもらうスレ Part4【面倒】
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1082439306/
【読むのが】ストーリーを教えてもらうスレ Part3【面倒】
http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1080318494/
【読むのが】ストーリーを教えてもらうスレ Part2【面倒】
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1077196959/
【読むのが】ストーリーを教えてもらうスレ【面倒】
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1071759024/

要望を出す前に既出かどうかをまとめサイトでご確認下さい。
リクエスト表もまとめサイトにあります。
要望、あらすじを書く際の注意点は>>2-10に。

まとめサイト
http://p30.aaacafe.ne.jp/~malon/(広告ポップアップ)
http://f30.aaacafe.ne.jp/~malon/(広告はりつけ)

2 :マロン名無しさん:04/08/15 13:12 ID:???
【注意点】
・要望に出ている漫画のストーリーはどんどん書いて下さい。 
 ただ要望に出ていないものは敬遠される傾向にあります。
 レスは期待しないで下さい。それでも良いというならどうぞ。
・この板は一般板なので18禁の漫画のストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。

3 :マロン名無しさん:04/08/15 13:14 ID:???
三国志のストーリーをなるべくくわしく
登場人物漏らすことなくおしえてください。

4 :マロン名無しさん:04/08/15 17:51 ID:???
スレ建て乙。
>>3
それだけでこのスレ埋まりそうだな・・

5 :マロン名無しさん:04/08/15 22:52 ID:???
>1
スレ立て乙。

前スレBlackの中の人も乙。
てつをは気が付いたら橋田ファミリーの一員になっていたな。ヘタレ役だが一応出世?

6 :マロン名無しさん:04/08/16 11:52 ID:???
気が付けば前スレ500KB超えてたのか。>>1は乙。

7 :マロン名無しさん:04/08/16 18:39 ID:???
>>1乙age

8 :マロン名無しさん:04/08/18 11:44 ID:???
誘導age

9 :ベルセルク:04/08/18 16:29 ID:???
黒犬騎士団は罪人を集めて作られた兵団、団長のワイアルドは猿顔の原人のような男で、
どこか人間離れした雰囲気を持ち、皆から(王にさえ)恐れられている。
何しろ5年前、罪人を集めて新たな兵団を結成しようとした時、「強い奴が指揮をとる」
と名乗り出たワイアルドは、「じゃあ俺だ」と出てきたバーボという巨漢を、
自らは武器も持たず、手枷をはめたまま、塔の先端に串刺しにして見せたのだった。
その恐怖で、罪人達の人心を掌握することに成功したのだ。
その後、黒犬騎士団の働きぶりは中々のものだったが、同時に敵地・領内を問わず
略奪・陵辱・殺戮の限りを尽くす素行の悪さだった。
王の命令を伝え聞いたワイアルドは「今日はヤボ用がある」と断りかけたが、
その命令が鷹の団団長の追撃だと聞くと、
「そいつは奇遇だ。オレのヤボ用ってのもその鷹の大将になんだよ」と、行動を開始する。

王都近隣の村で馬車を入手、王都を離れるガッツ達に、黒犬騎士団が追いすがる。
しかも、さっき馬車を入手した村の娘達を陵辱し、殺した上、
手足を切断した死体を串刺しにして掲げているのだ。
ガッツとピピンが食い止めるが、何人斬っても黒犬騎士団の兵達は怯まない。
皆、団長ワイアルドへの恐怖に駆り立てられているのだった。しかもワイアルドは、
ガッツが剣を振り下ろそうとしたところを、その手を素手で掴み止めてしまう。
ピピンの加勢でひとまず逃れたが、これは尋常ではない。その時ガッツはワイアルドに、
ゾッドや髑髏の騎士と同じ、異様な殺気を感じていた。

10 :ベルセルク:04/08/18 16:30 ID:???
とりあえず戦いを切り上げ、先に行かせた仲間を追いかける。その先の橋には、
あらかじめ橋を爆破する仕掛けがしてあるのだった。
仕掛けが作動、ワイアルドはその前に渡りきったが、黒犬騎士団のかなりの人数は
吹き飛ばされ、谷底に落ちた。しかしワイアルドは「この先も同じような罠があるだろう」
と慎重論を唱える部下の頭を潰し、構わず突き進ませる。
逃げるガッツはゾッドや髑髏の騎士の言葉を思い出していた。逃れられぬ死が訪れるという。

山道には事前にいくつもの罠を仕掛けてあったが、ワイアルドは落石を拳で割り、
炎を払いのけて構わず突き進んでくる。だが何とか、コルカス達待機組のところへ辿り着いた。
黒犬騎士団の残りを前面激突。ガッツは再びワイアルドと対決する。
ワイアルドは何と太い木の棒1本でガッツの剣を捌き、互角に打ち合うのだった。
そんな中顔面に一刀を入れるガッツだが、歯でくわえて止められてしまう。
そのままガッツの馬を殴り殺すワイアルド。ガッツも両足で蹴りを入れて何とか逃れ、
両者とも地に足で立った。更に激しく打ち合う2人。
隠れて様子を見ながら、グリフィスは剣を握ろうとするが、腱の切れた手は動かなかった。

11 :ベルセルク:04/08/18 16:30 ID:???
やがて黒犬騎士団は総崩れで蹴散らされる。それを見たワイアルドは木をへし折り、
振り回して敗走する味方をなぎ払ってしまう。そして、ワイアルドは巨大な怪物へと姿を変えた。
巨大な類人猿のような姿で、その頭に当たる部分に人間の姿だった時の上半身がある。
その人間部分の腹の辺りと猿部分の両肩には巨大な目、その下には胸の幅いっぱいの口。
引っこ抜いた木でガッツを吹っ飛ばしたワイアルドは、キャスカに目を付ける。
皆が矢で援護するが、ゾッドの時と同じく効き目はなく、皆蹴散らされ、食われてしまう。
倒れているガッツを起こそうとしているキャスカを鷲掴みにしたワイアルドは服を剥ぎ、
胸の大口から長い舌を出す。(これが男性器にもなるらしい)イボだらけの異形のモノが
キャスカの股間に挿入されかけた時、起き上がったガッツの剣がそれを貫き、切り落とした。
キャスカを助け出すとガッツは、「こいつとはサシで勝負をつける」と立ち向かう。

ワイアルドの手足をかいくぐり、ガッツの剣が大猿の身体を切り裂く。倒れたところを
腹に剣を突き立て、裂くガッツ。だがワイアルドは倒せない。ガッツは捕まって
十数メートルも投げられ、更に巨体からの猛攻を喰らう。
切ったところもすぐに塞がってしまうようだった。しかしそんな中、人間部分の腹の
巨大な目を潰した攻撃は効いたようだった。その後の手の傷は塞がっていく。
ようやく、変身前の形と留めている部分が弱点だと気付くガッツ。しかしガッツは
剣にすがって立ち上がるのがやっとの状態だ。剣にもヒビが入り始めた。
ガッツは森の中で一端姿を隠し、見つけた敵の死体を木の影に貼り付けて囮にする。
ワイアルドがそれに攻撃したところを樹上から・・・だが、ワイアルドもそれを読んで
反撃の拳を入れる。砕ける鎧・・・の中は木の身代わりだった。ガッツは身代わりの後から
飛びかかる。その剣はワイアルドの掌に突き刺さって折れたが、ガッツは折れた残りを
ワイアルドの首に突き立てた。ワイアルドの巨大な手がガッツを叩くが、ガッツは離れず、
ワイアルドの首を絞め、ナイフを片目に突き刺した。ついに、血を噴いて倒れるワイアルド。

12 :ベルセルク:04/08/18 16:31 ID:???
ガッツの手当てをするキャスカと、傍らでグリフィスの治療をするジュドー。
その後ジュドーは、キャスカにグリフィスはもう立ち上がれないだろうと告げる。
とにかく国境を越える、と命令を出すキャスカ。だが、その後はどうする?
そんな中、まだ死んでいなかったワイアルドが再び起き上がり、襲来する。
「死んでしまったらあの渦の中で永遠に・・・」と、死を激しく恐れるワイアルドは
グリフィスを掴み上げ、「真紅のベヘリットで4人のゴッド・ハンドを呼び出せ」と迫る。

やがて、自分を包囲する鷹の団の者達にとってのグリフィスの存在の大きさに気付いた
ワイアルドは、嘲笑いながらグリフィスの切り刻まれた身体と、再起不能であることをを晒す。
だが同時に、グリフィスがベヘリットを持っていないことに気付いてしまう。
動揺するワイアルド。そこへ突如として、不死のゾッドが飛来した。
ワイアルドに角を突き刺し、頭に乗せるゾッド。「望むままを行う、それがオレ達使徒の
唯一の戒律のはず。こいつを殺したとしても文句を言われる筋合いはない。
たとえこいつが5人目だとしても」と言うワイアルド。それに対しゾッドは返す。
「そうだ。オレがここで貴様を引き裂いたとしても、それもまたオレの自由」
慌てるワイアルドだが、ゾッドは構わずブリッジをかけ、その身体を引き裂いてしまう。
そしてゾッドはグリフィスに「あれは必ずお前の手の戻る」と言うと、再び飛び去ろうとする。
「待て、聞きたいことがある!! 蝕って何なんだ!?」と叫ぶガッツ。
ゾッドは「まもなくわかる・・・・・・すぐに!!!」と言い、去った。
一方、横たわるワイアルドの腹から、人の形の崩れたようなものの群が蠢き出す。
それはワイアルドの身体を掴み、内部へ引きずり込んでいく。
その向こうに見えたのは――地獄の渦。巨大な怪物の身体は消え、後に残ったのは、
腹が裂け首に折れた剣の突き刺さった、小さな老人の死体だった。

(続く)

13 :マロン名無しさん:04/08/18 16:34 ID:???
クロノクルセイドおながいします。

14 :マロン名無しさん:04/08/18 20:10 ID:???
もうやってるよ

15 :マロン名無しさん:04/08/18 20:59 ID:???
銀曜日のおとぎばなしお願いします

16 : ◆ncXKkmcQGA :04/08/18 23:33 ID:???
お久しぶりですまとめ人です。先週から出張でネット環境がままならず、まとめが出来ておりません。
漫画喫茶でみて7が終わってるのに気づいたんですが、書き込もうとしたら500k越えてて、かつ8も
立ってなかったので連絡できませんですた(サイトに書こうかと思ったけどftpのパスわかんなかった)。
今週の日曜には戻りますので更新はそれ以降になります。
あとどっかのうぷろだに7のログ上げて頂けると助かります。

17 :マロン名無しさん:04/08/18 23:59 ID:???
管理人乙

18 :マロン名無しさん:04/08/19 12:14 ID:???
あげたいけどログ取ってなかった

19 :マロン名無しさん:04/08/19 13:49 ID:???
part7は仮面ライダーBlack終わった585まで?
それなら jene の dat でならあるけど…

20 :19:04/08/19 13:56 ID:???
ttp://49uper.com/up-s/index.php の 4566 にあげました。

21 :19:04/08/19 13:59 ID:???
ついでなんで

>>9-12
乙です。
ベルセルク読むの目当てでこのスレ来てます。
伏線多いので大変でしょうけどガンガッテ下さいね。

22 :マロン名無しさん:04/08/19 14:06 ID:???
甲殻機神ヤドカリくんをお願いします。
昔コロコロコミックで読んで面白かったんですが、もうほとんど思い出せません。
できればなるべく詳しい方がいいです。

23 :マロン名無しさん:04/08/19 19:53 ID:???
内田春菊「南君の恋人」お願いします。
原作はグロいとよく聞くので、そこらへん詳しく。


24 :クロノクルセイド:04/08/19 21:31 ID:???
前回は前々スレなのでまとめサイトをご覧下さい。遅筆で申し訳ないです。
<新たな決意・新たなる始まり編>
罪人たちに対し完全敗北を喫したマグダラ修道会。シスター・ケイトはその責を問われ、騎士
統括局(エクソシストが所属する部署)の長を辞することとなった。
現場のほうが性に合うからこれはこれでいい、と語るシスター・ケイトに「お偉いさん方よりあんたの
ほうがよっぽど聖女の精神を受け継いでおるよ」と励ますエルダー。
エルダーはかつて会った、「先見の聖女」と呼ばれたマグダレーナのことを思い返し、50年前の
ようなことは起こって欲しくないと願うばかりであった。
一方、若干一名満身創痍ながら完全勝利を果たし全ての代行者を手に入れた罪人達は
アジトに帰還。出迎えたのは罪人の最後の一人、頭脳労働専門のネコミミ悪魔・シェーダ。
罪人達は計画の最終段階への準備を進める。


ぐっどなもーにんぐ。
寝ぼけ眼のアズは2度寝をしようとしたところで事の重大さを思い出し部屋を飛び出そ・・・
としたらそこははるか上空雲の上。危ないところをシェーダが抱きつき助ける。
シェーダにはカワイければ男女問わず抱きつくシュミがあるのだ。

その場に居合わせたヨシュアとじゃれ付いていることに不機嫌さを隠せないフィオレにせかされて
朝食に向う。そこでアズはシェーダにも尖角がないことに気がつく。

ここはエデン。罪人に残された最後の楽園。シェーダはここでアストラルラインの観測や
罪人達の装備品の作成、計画の遂行に必要な装置の開発などを行っているのだ。

25 :マロン名無しさん:04/08/19 21:33 ID:???
朝食を取る4人。シェーダはしばらくぶりの缶詰じゃない食事に感涙もひとしお。
だが、アズは食事をためらう。人々を傷つけ、ロゼットを苦しめ、クロノを苛む、そんな人たちの
食事は食べられない、と。
そんな言葉にシェーダは、その認識を改める必要はないけど食事そのものに罪は無いでしょ、
と諭す。貴女の寝顔を見ていたら「妹」を思い出してしまい「妹」の好きだったものばかり
作ってしまった、と照れ笑いするフィオレ。
そして、楽しい朝食。
なぜこんなにも心が暖かくなるのだろう、と思わずにはいられないアズであった。

朝食も終わったころ、ヴィドの具合を見ていたアイオーンとジェナイがやって来る。
ヴィドなら尖角が無くても大丈夫だということで、彼の回復を待たずに計画を進めることに。
アイオーンは改まり、礼をもってアズに「打倒パンデモニウム」協力を申し出る。

酸素は人間にとって必要不可欠だが過剰摂取は毒となる。これと同じ原理で、代行者の
力でアストラルラインを操り、パンデモニウムの体内に過剰に流し込み内部から破壊する。
これが罪人達の計画。何年も前に集め凍結していた代行者を起こす。
そして、彼らはニューヨーク近海に沈むパンデモニウムに呼びかける・・・。

シアトル。アストラルラインがオーロラを作っていた。その光景を憤りの眼差しで見つめる男。
彼は何者か・・・

26 :クロノクルセイド:04/08/19 21:35 ID:???
暗い暗い水の底。自分に銃口を向けるヨシュア、そして自分の命を食らうクロノ。
差し伸べられた手を撥ね付けると、クロノは霞と消えていく・・・

ロゼットはあれから1週間、ようやく目覚めた。皆をのことを心配するロゼットに対し、ギリアムは
思い面持ちで答える。クロノは報道管制が間に合わず真の姿が新聞で報道されてしまい、
その結果拘束せざるを得なくなったこと、アズがさらわれた事。

クロノは拘束着を着せられ全身を十字架に磔にされた上にさらに結界で拘束されていた。
その体は体組織・レギオンの半暴走状態に陥っていた。というのもロゼットを守るために
修復に必要なアストラル、つまりロゼットの命を食わないように無意識の内に再生を
拒んでいるためだ。レミントンは、クロノから「ごめん、と伝えて欲しい」と言付けを頼まれていた
ことを告げる。ロゼットは、ただ悔し涙を流すことしか出来ない・・・。
そして、新任の騎士統括局長からヨシュア捜索を解任される。

前を見て走り続けていなければ押しつぶされそうだったこれまでの日々。その結果何が
得られただろうか、いや、あまりに大きなものばかり失ってしまったのではないか。

病院の裏で、心が折れてしまったロゼットは一人泣くしかなかった。

そこに、エルダーの怒号が響く。レミントンと言い争っているようだ。
窓越しにロゼットが見たものは、レミントンの姿。彼は過去の事件で負った瀕死の重傷の
際にエルダーに頼み込みレギオンの移植を受け、年は取らないが寝ることさえ許されない半

人半魔の体と化していたのだ。
現状を省みずレギオンを活性化させて欲しいとのレミントンの申し出に対し、これ以上は
無理だし自分も長くない、一蓮托生だ、と諌めるエルダー。

レミントンは、まもなく終わるであろうこの戦いの結末を見届けるために、たとえ騙し
騙しにでも突っ走っていくだけさ、と自分に、そしてロゼットに言い聞かせる。


27 :クロノクルセイド:04/08/19 21:36 ID:???
レミントンと話をした後、独りになったロゼット。ちょうどそこにサテラが現れる。
彼女はこれから独自に動かざるを得ないため、クロノだけにでも別れを言いに来たのだ。
クロノの現状を聞いたサテラは冗談半分で「目覚めのキスでもすれば・・・」などと
言い出しいつものケンカになるが、鎹役のクロノがいないことを改めて認識するだけであった。

サテラは、自分の目的が攫われた姉を助け姉を攫った「尖角のない悪魔」を狩ること、先の
一件で敵はロゼットと同じアイオーンであることを告げる。
ロゼットは、レミントンが話してくれた、彼の体のこと、自分とロゼットとの差は強さでは
なく歩いた距離の差でしかないこと、そして諦めるのなら道が途切れてしまってからでも
いいんじゃないかと励ましてくれたことを話す。

クロノが目覚めて、二人で答えを出せばまた歩き出せる。
先に行くサテラ、必ず追いつくと約束するロゼット。
ハイタッチをした二人は新たな決意を胸に歩き出す。

答えを出すためにロゼットが選んだ手段、それはクロノの魂へのダイブ。
彼女自身は先にアズの魂にダイブをした経験はあるが、悪魔へのダイブも、契約者による
悪魔へのダイブも先例のない事態。
二人は繋がっていると信じたい、という強い想いを胸にロゼットはクロノの魂へと向っていく。

28 :クロノクルセイド:04/08/19 21:50 ID:???
というわけで、今回はこれまで。
次回はいよいよクロノの過去に何があったか、なぜクロノはアイオーンと決別したのかが明らかに。
最終巻の刊行も近づいたので間に合うように頑張りますんでお付き合いください。

最終巻の部分に関しては、記憶を頼りにするよりも、加筆修正の上アフターエピソードも
追加される最終巻を待っての投稿になりますのでその点よろしくお願いします。

29 : ◆ncXKkmcQGA :04/08/19 23:51 ID:???
>>19
サンクスコ! 今日もなんとかネット接続出来たので、勢いで更新しますた。

30 :少女少年III YUZUKI:04/08/20 00:17 ID:???
(前スレ>514からの続き)
不安を感じつつも、柚季はステージに上がる。
島の皆は意外なほど大人しく、それどころか応援のための垂れ幕まで作っていた。それを見て柚季は胸がいっぱいになる。

終了後、ちよ子と兄二人が控え室を訪ねてきた。久しぶりにちよ子と二人きりになるが、柚季は何を話していいのか分からずどうもぎこちない。
そこにちょっかいを出してきた兄に柚季は怒るが、ちよ子はようやく「いつもの柚季だ」と笑顔を見せる。
柚季は兄達の話から、ちよ子が自分が男だとばれないよう、島の人達にお願いして回っていたことを知る。
そこへユリが現れ、思わず今の話を聞かれたかと柚季は驚く。そんな心配をよそに、ユリは柚季と二人で話したいと言うしぐさを見せる。
二人になると、ユリは急に月経が来たので困っている、初めてだからよくわからないし、ゆずきちゃんしか頼れる人がいないと泣き出す。
柚季は慌ててちよ子に相談するが、彼女も困惑するばかり。結局柚季はユリにちよ子を紹介し、二人で生理用品を買いに行くことになった。

長い買い物に柚季がいらだっていると、二人が戻ってきた。
ユリちゃんみたいにかわいくなりたいと言ったちよ子に、ユリがメイクをしてあげ、髪型も変えていたのだ。
だが柚季はイライラも手伝ってちよ子を見るなり「全然似合ってない! そんなの…、ちっともちよ子らしくないよ…!」と怒鳴ってしまう。
ちよ子はショックで泣きながら走り去り、ユリも「ひどい!」と怒る。
そして柚季もちよ子を傷つけてしまったことにショックを受ける。

結局ちよ子に謝る機会がないまま、柚季は東京に戻ってきた。
だが柚季にしてみれば、正直に似合ってないと思ったから親切で言ったつもりなのに、何故あんなに傷ついたのかがわからない。
文華に相談すると、彼女は女心がわかってないとため息をつき、デビュー曲の意味をちゃんとわかって歌ってるのかと言い出す。
文華に促され歌ってみた柚季は、ようやくその歌が「かわいくなりたい女の子の気持ちを歌った歌」だと気づき、ひどいことを言ったと反省する。

31 :マロン名無しさん:04/08/20 00:21 ID:???
既出でなかったら、ブリッツロワイアルお願いします。

32 :少女少年III YUZUKI:04/08/20 00:22 ID:???
意気消沈した柚季に文華が電話して男らしく謝るよう勧めていると、もう寝たはずのユリが起き出して来た。
幸い話は聞かれていなかったらしく、とりあえず二人は安心して部屋に戻る。だがユリは二人の後姿を険しい目で見ていた。

それからも仕事が忙しく、ちよ子に謝る時間が出来ないまま月日が過ぎていく。その日は学年誌の表紙の撮影とインタビューだった。
インタビュー終了後、撮影まで少し時間があるため休憩することになったが、文華はトイレで柚季にインタビューのダメ出しを始める。
そこにユリが来たため、二人は慌ててごまかし、トイレを出て行く。二人を見るユリの目はさらに険しくなっていた。

控え室に戻ると、いきなりユリが服のファスナーを下ろして欲しいと柚季に言い出す。
戸惑う柚季に変わって文華がやろうとしても「ゆずきちゃん、やって!」と言い張る。
様子がおかしいと思うとユリは涙を流し、柚季は文華とちよ子には本音で接しているのにいつも自分に対してはぎこちない、
自分だけのけ者みたいで寂しいと言い、柚季は胸が痛む。すると文華は誤解を解くためにといきなり柚季は男なのだとユリに話してしまう。
それを聞いたユリはこれまで何も知らずに自分が柚季と添い寝をしたり月経のことを相談してしまったことを思い出し、
ショックのあまり「うそつき!」と柚季をののしり「あたしだけ知らなかったなんて…、みんなあたしをだましてたのね!」と怒りをあらわにする。
文華がなだめようとしてもユリは効く耳を持たずついには「ゆずきちゃんなんて大嫌い! 絶対許さないから…!!」と言い放ち泣き出してしまった。
そんなユリに文華は柚季を嫌うのは勝手だが、柚季が男だとばれたらユニットそのものがなくなる可能性がある。
だからこのことは誰にも内緒にしておくようにと言うのだった。


33 :少女少年III YUZUKI:04/08/20 00:26 ID:???
それから間もなく三人は村崎から三人のうちの一人をソロデビューさせると告げられる。
とりあえず誰がデビューするかはセカンドシングルのレコーディングと振り付けのレッスンで決めると言うが、
柚季はもしもこれがきっかけでGirlish解散などと言うことになったら、それこそ秘密を守る理由がなくなってしまうと慌てる。
だがここまできたら後には引けないと必死にレッスンを頑張ることにするのだった。

表紙を飾った学年誌が発売された頃、町に出かけたユリは女の子達がGirlishの話をしているのを聞く。
文華は「かっこいい」柚季は「歌がうまくていい」と言う彼女達だが、
ユリに対しては「名前なんだっけ?」「目立たない」「かわいいんだけどそれだけ」と辛辣な評価だった。
そのせいもあるのか、ある日のレッスンでユリは動きが硬いと村崎に注意を受ける。
何も事情を知らない村崎は悩みがあるなら他の仲間に相談するよう言うが、そんなことが出来るわけない。
さらに追い討ちをかけるように、村崎は柚季のソロデビューが正式に決まったと告げる。
どうしてと尋ねるユリに村崎は柚季には今までのアイドルにはない何か、一言で言えば強烈な個性が柚季にはあると言う。
その言葉にユリは危なくそれは柚季が男の子だからと言いそうになってしまうが、文華がごまかしたおかげで何とか気づかれなかった。
Girlishは今までどおり活動すると聞き、柚季は安心するがユリは「もうゆずきちゃんと同じ部屋に泊まりたくありません!」と言い出し、
村崎の家に戻るなり荷物をまとめて「家に帰る! ユニットももうやめる! ゆずきちゃんといっしょにいたくないの!」と出て行ってしまう。
次の日、文華がユリの家に電話をかけるが、母親からはユリは村崎のところにいるはずだと言う答えが返ってきた。
家に帰ると言ってたのに、今一体どこに――? 二人にはまるで見当がつかなかった。

その頃、ちよ子が庭で水撒きをしていると、突然ユリが訪ねて来る。「どうしたの?」と声をかけると、ユリはちよ子に抱きつき泣き出した。


(続く)



34 :マロン名無しさん:04/08/20 05:15 ID:???
>>30-33
グッジョブ!

35 :マロン名無しさん:04/08/20 22:20 ID:rWPaGHcQ
死刑囚042
戦うメイドさん!
不死者あぎと
ストーリーを教えてください。お願いします。

36 :マロン名無しさん:04/08/20 22:24 ID:???
ブリッツロワイアルお願いしマウス

37 :マロン名無しさん:04/08/20 23:01 ID:???
Boys Be Lastseasonのリリカとヒデは、どうなったのか教えてくださいm(__)m
いろんな本屋回ったけど売ってない…
よろしくお願いします

38 :マロン名無しさん:04/08/20 23:35 ID:???
このスレ依頼だけが増えていくなぁ。俺の知らないのばっかりだから何もできないが。

39 :マロン名無しさん:04/08/21 00:29 ID:???
>38
依頼に応じるとなると、ストーリー概略だけでもそれなりに練って書く必要があるが
依頼する方は、タイトル書くだけだからな。しかも当たり前のように複数依頼する奴も多いし。
依頼過多は起きるべくして起きたと言うべきか。
 
 
どさくさに紛れてネタ依頼する奴も居るし。「ネオファウスト第二部以降」なんてどーしろと言うのだ!

 


40 :マロン名無しさん:04/08/21 01:26 ID:???
まあ依頼が多くても別に問題無いよね

41 :マロン名無しさん:04/08/21 02:43 ID:???
結局答えられる気があって、きっちりまとめる力があるやつかそれなりにまとめて読ませる文で
長さをカバーできるやつが該当するマンガ持ってないとできないからな。

42 :マロン名無しさん:04/08/21 02:58 ID:???
>>40
依頼が多いのは確かにいい事だが、現状はあまりいいとは言えないのでは?

43 :マロン名無しさん:04/08/21 03:00 ID:???
>>39 >>1=>>3ならば(時間的に)既にスレ建ての時からネタな罠。

44 :マロン名無しさん:04/08/21 09:49 ID:???
>>43
時間だけで同一人物にされても困るんですが。

45 :マロン名無しさん:04/08/24 03:23 ID:???
「サディスト神様マゾヒスト仔羊」と「裏刀神記」と言う漫画を教えてください。
お願いします。

46 :マロン名無しさん:04/08/26 14:36 ID:???
依頼の時って、出来るだけ作者名を併記してもらうようにすれば?
題名わかってるなら作者もわかるだろうし…

47 :マロン名無しさん:04/08/26 17:35 ID:???
タイトル
作者名
出版社
連載雑誌

これくらいならすぐ調べられるだろうし
必須にすりゃいいんじゃないすか。

48 :マロン名無しさん:04/08/26 18:53 ID:???
書く側としては、よくあるものでなければタイトルさえわかれば十分だけどな。
買ってまで書こうと言う人はいないだろ。

49 :マロン名無しさん:04/08/26 23:33 ID:???
書かれてるストーリー読んでるうちに読みたくなったりする時もあるから
作者名くらいは書いてもらえると嬉しいなあ。

50 :陽の末裔 2:04/08/27 05:25 ID:???
工場長は咲久子を養女にしたいと言う。望むままに暮らさせようと言う工場長に、
咲久子は笑顔で承諾する。南部の姓を捨てる事は拒み、籍は入れなかった。
初対面の時の咲久子の小悪魔的な笑みに惹かれた工場長は、
咲久子を妻として育て上げる気だった。工場長は咲久子と卯乃の借金を払い、
二人は自由の身となった。尊大な咲久子はすぐにお嬢様としての生活に慣れた。
そして、工場長の自分への気持ちにすぐ気づいていながら軽々しく男と寝た。
男は結婚を申し込もうとするが、咲久子はあっさり断る。
工場長は咲子のふしだらに怒り、押し倒す。
しかし咲久子は冷酷に工場長を見返すだけだった。
咲久子はそれからも不義の恋を交わしては男を捨てていった。

工場を出た卯乃は、森に見せられた与謝野晶子の詩に感動する。
『元始 女性は実に太陽であった 今女性は地に頼って光る月であるという
 でも はるか古代すべてのはじまりのころ 女性は自ら輝く太陽であった』
実家や工場で虐げられている女性を見てきた卯乃には衝撃的な言葉だった。
16歳となった卯乃は当時珍しい断髪をし、職業婦人として新聞社に勤めるようになった。
森に恋心を抱くようになった卯乃は、森が工場長の実子ではないと知り驚く。
「僕の体に流れているのはブルジョワジーの血ではない。革命家の血なんだ!」
卯乃と同じ新聞社に勤める夏目草平は思想家として憲兵に目をつけられている。
森も彼と同じ思想を持っていたのだ。咲久子もその話を人づてに聞いた。

大正12年9月1日。咲久子がその事を森に訊ねていると、突然に激しい地震が襲った。
森に抱きかかえられ家を出て怪我をせずすんだが、家は半壊していた。
家に残された工場長は大怪我を負う。咲久子は森の実父について訊く。
「死んだ男だ13年も前に。名前は言えない。革命家で、反逆罪で処刑された」
森は廃嫡してくれとの手紙を残して失踪した。工場長は咲久子に言う。
「君は誰よりも美しい。これから先どれほど磨かれていくのだろう。掘り出したのは私だ!
 体の中が壊れていくのがわかる。君を抱きもしないうちに。
 せめてその肌を私に見せてくれ!森は籍から抜かせた。私の相続人はただ君一人だけだ!」
咲久子は南部の姓を捨て、相続人になると誓い、服を脱いだ。工場長は死んだ。

51 :陽の末裔 2:04/08/27 06:15 ID:???
続く

52 :マロン名無しさん:04/08/27 11:34 ID:???
やぶうち優の「ないしょのつぼみ」をできるだけ詳しくお願いします

53 :少女少年III YUZUKI:04/08/27 23:16 ID:???
(>33の続き)
昼を過ぎても、ユリからの連絡は来なかった。
部屋に戻った二人は改めてユリが行きそうな場所はないかと考えるが、どちらも心当たりはない。
その時、柚季は気づく。
ユリは自分を本当の女の子だと信じて何でも相談してくれてたのに、自分は正体を隠すことに精一杯で、ユリを無意識に避けて、
深く聞こうとしていなかったかもしれない。そのくせ文華には、男だとバレていることもあって何でも相談して…ユリの気持ちを考えて、
柚季は胸が痛んだ。

ちよ子はユリと海辺で話をしていた。
ユリは柚季が自分に本当のことを打ち明けてくれなかったことを気にして「友達失格なのかな…」とつぶやく。
ユリは昔から人によく見られようと気を使い、猫をかぶる癖があり、それが空回りするせいか友達を作るのも下手で、
柚季とちよ子のように遠慮しないで話せる関係がうらやましいと話す。
するとちよ子は以前ユリにメイクをしてもらった時のことを引き合いに出し、
きついことを言われたけど、あの一言で柚季の言うとおりだと気づいたのだと言い、
それと同じで猫をかぶっているユリはユリらしくないことがわかってしまうのではないかと話す。
「もっと力を抜いて…今の"本当の自分"を出してもいいんじゃない? ユリちゃんは、ユリちゃんなんだから!」
そこへ、島の子供達がユリの姿を見つけて押し寄せてきた。
ちよ子は歌ってと騒ぐ彼等を仕事で来てるんじゃないからと追い返そうとするが、ユリは人前で歌うのは好きだからと言い、歌い始める。

ユリは歌いながら思う。
本当は人に注目されるのが大好きだけど、本当の自分を見せたとき受け入れてもらえなくなるのが怖くて、
ずっと上手く歌おう正しく踊ろうと考えてばかりいた。
だからこそ気取ったところのない柚季の歌とダンスが信じられなくて、怖くて…そして、羨ましかった。
(…でも本当の自分を隠してるのに、本当の友達も仲間もファンも作れるわけないよね…!)
その時、ユリには自分の前で踊っている柚季の姿が見えた気がした。
(本当の私は…、やっぱりガーリッシュのユリでいたい――)

54 :少女少年III YUZUKI:04/08/27 23:20 ID:???
その夜、兄達からユリが来ていると電話をもらった柚季は、すぐさま四国に向かう高速バスに乗りユリを迎えに行く。
途中ファンに話しかけられて写真撮影に応じるが、こんなときでも笑える自分に柚季は自己嫌悪を感じる。

ちよ子の家に泊まることになったユリは、柚季の子供の頃の写真を見て楽しく話す。
応援しなくちゃと明るく笑うちよ子にユリはあたしだったら泣いて引き止めちゃうと言う。
その言葉に、ちよ子も「ほんとはあたしだって引き止めたかったよ」と本音を漏らす。
夜寝床に入ったちよ子は考える。帰ってきてほしいのも事実だが、一方で柚季に東京で頑張ってほしいとも思っている。
一体自分の本当の気持ちはどっちなのか……確かなのは、自分が柚季を好きだということ――。

翌朝、柚季は島に到着しちよ子の家を訪ねるが、あれきり謝っていないこともありなんとなく入りづらい。
だが柚季を見つけたちよ子はいつもと変わらない調子で声をかけてきて、柚季はほっとする。そこへ、ユリが出てきた。
「ごめんユリちゃん! 一緒に東京に帰ろう!」
柚季が言うと、ユリは柚季にしがみつき涙を流す。柚季はほっとするが、ちよ子は複雑な顔をしていた。
二人は高速バスを待ち、ちよ子も見送りに来てくれた。田舎に戻るのもほっとするからちょくちょく戻ろうかなとつぶやく柚季に、
ちよ子は気持ちを押し殺して「何甘えたこと言ってんのよ!」と言い、バスに乗る二人を笑顔で見送る。
去っていくバスを見ながらちよ子は泣いた。

ユリが戻り、セカンドシングルも無事発売されGirlishの二度目の全国ツアーが始まる。
柚季のソロのPRも兼ねたものだったが、ユリの人気が急上昇していて押され気味かもと柚季は思う。
一方で、柚季にはもう一つ気になることもあった。それは、四国に迎えに行った時ユリが帰りのバスの中で言った言葉だ。
「ちよ子ちゃんに言われて決めたんだ。これからは"本当の自分"に素直になるって…!」
本当の自分は何なのか、ファンは皆本当の自分を見てくれているのか…本当の自分を知っているのは――。
柚季の脳裏に、ちよ子の顔が浮かんだ。

55 :少女少年III YUZUKI:04/08/27 23:25 ID:???
ツアーは札幌に行き、柚季のソロ曲「True Girl」も大きな反響を呼んでいた。
三人と村崎は打ち上げで蟹鍋の店に入ることになったが、ふとちよ子のことが気になった柚季は二人と村崎を先に行かせ、
電話をしてみるがいつまで経っても誰も出ない。
そこで兄達に電話を掛けてみると、ちよ子が入院したと知らされる。
盲腸だったのが土日であったため島の病院はどこもやっておらず、処置が遅れ腹膜炎になりかけているらしいのだ。
柚季は動揺するが、兄達はちよ子が柚季には言わないでほしいと言っていたことを告げ、気にしないで仕事をしろと電話を切ってしまう。
柚季はすぐさま村崎に事情を話し、四国に帰らせてほしいと頼む。
だが村崎からはプロならその辺のことは割り切ってもらわないとと冷たい返事が返ってくる。
ユリと文華も頼むが年明けには二人もソロデビューすることが決まっている大事な時期に、そんな甘えは許されないとにべもない。
プロとしての自覚を持ってほしいと言われ、柚季は思う。
友達が死ぬかもしれないときに、笑って仕事をしなければならないのがプロだというのなら、自分は――。

翌日。
公演が終わると柚季は即座に兄達に電話をかけ、手術は成功したと聞き一安心する。が、ちよ子がうわ言で自分の名を呼んでいたと聞き、
ついに堪えきれなくなり泣き出してしまう。
(こんなの…、もう嫌だ! こんなの本当の俺じゃない…!)

全国ツアーもようやく、ラストの東京に来た。だが柚季は最初から元気がない。ましてやソロ曲の内容は「自分に素直になれない女の子」の歌だ。
柚季は歌いながら次第に言葉を詰まらせ、ついに泣き出して演奏を中断させてしまった。観客がざわめく中、柚季は言った。
「ごめんなさい…。私…、歌手をやめます」
会場が大騒ぎになる中、柚季はちよ子のことを話し、自分は大切な人がピンチならその人のそばにいたい。
それがプロ失格だというのなら自分は歌手をやめると改めて宣言する。
「立派なプロになるよりも、本当の自分でいたいから――。勝手なこと言ってごめんなさい…」
そして「やめないで」コールが響く中、柚季はステージを降りた。

56 :少女少年III YUZUKI:04/08/27 23:30 ID:???
舞台裏で村崎は柚季を必死で説得するが、決意は固かった。
そして「そもそもスタートからして間違ってたし」と、ようやく柚季は自分が男であることを明かす。
村崎は「信じたくないよ〜!」と絶叫するが、一方でオーディションでのびのび歌っていたのが柚季の魅力だったのに、
最近はそれが失われていくように感じた。それは、男だということ=本当の自分を隠していたからなのかもしれないと思う。

そして柚季はGirlishを正式に引退し、四国へと帰っていった。
(俺は負けて帰るわけじゃない。東京に行って初めて、自分が本当に輝ける場所を見つけたんだ――)


島に帰った柚季を、皆とちよ子が迎えてくれる。その手には最初のツアーのときに掲げていた垂れ幕があった。
「おかえりゆずき!」
ちよ子は笑顔で柚季を迎えた。

しばらくして、ユリと文華からビデオレターが届く。内容は文華とユリのソロデビューが二月に決まったこと。CMの出演も決定したこと。
未だに村崎が柚季に未練たらたらなこと、そして、Girlishの新メンバーを決めるオーディションが今度行われることを伝えていた。

いつものように海辺で話すちよ子と柚季。
「そばにいてやれなくてごめんな」という柚季に気にしてないと言うちよ子だが、柚季は自分が悔しいと言う。
「だからこれからは、ずっとお前のそばにいる。何かあったらすぐ飛んでいける距離にいるよ」
「え…」
「だから、お前もずっと俺のそばにいろよなっ!」
お互いに真っ赤になってそっぽを向く二人。だが柚季は何とか勇気を振り絞り言葉を続ける。
「俺が、ちよ子のそばにいたいの! 俺、お前が好き…だから!」
感激したちよ子は、柚季にキスをする。
だがその場面を兄達にばっちりビデオにとられてしまい、文華とユリに送るビデオレターに入れられてしまうのだった…。


少女少年III YUZUKI編 終わり


57 :マロン名無しさん:04/08/28 00:09 ID:???
まとめ乙です。

58 :マロン名無しさん:04/08/28 00:12 ID:???
ガンツお願いします

59 :マロン名無しさん:04/08/28 15:32 ID:???
花咲ける青少年、5カ月くらい経ってますが続き書いてもいいかな?
リク主さんも書き手さんも既にこのスレいるかは微妙だけど…。

60 :マロン名無しさん:04/08/28 15:42 ID:???
あと一ヵ月待って、キリよく半年経っちゃったら
もう書いちゃっていいんじゃないかな

61 :マロン名無しさん:04/08/28 15:51 ID:???
>59
リク主ではないですが花咲ける青少年読みたいです。お願いします。

62 :マロン名無しさん:04/08/28 22:57 ID:???
>>59
書いて栗

63 :マロン名無しさん:04/08/28 23:04 ID:???
中断したものの続きをってのは半年か一年待った方がいいんでは?

64 :マロン名無しさん:04/08/28 23:45 ID:???
んだば9月まで待ちますね。
その間に書き手さん再来したら是非続けてくださいな。

では愛の戦士ヘッドロココ(笑 を予約します。
これもリク主さんは既にいるかは微妙ですが。
簡潔に2,3レスで書くか詳しめに書くかどちらがよかでしょう?

65 :マロン名無しさん:04/08/28 23:58 ID:???
リク主じゃないけど、読みたいです。
詳しい方がいいです。
ビックリマンってキャラ多いから、ざっとだと名前さえ出てこないキャラとかでてきそうだしw

66 :クロノクルセイド:04/08/29 01:43 ID:???
前回は>>24-27
<過去・マグダレーナ編 前編>
時はロゼット達の時代から50余年遡る。

罪人アイオーン・クロノ・ヴィド・ジェナイは追っ手との戦いの最中に失った「あるもの」を探すため
グランドキャニオンを訪れていた。しかし、それは悪魔である彼らには感知することができない。
彼らのアテは、この世のあらゆる事象をその目に映し出すという力を持った、先見の聖女
マグダレーナ。

マグダレーナはその力をもって、広大なグランドキャニオンから「あるもの」の所在を絞り込む。
だが、その広大さゆえに絞り込むにもかなりの消耗をしてしまう。
さらに絞り込めというアイオーン、疲労なんざ関係ないからやれと急かすジェナイ。
それに対し、クロノは彼女を休ませてやって欲しい、と頼む。
しぶしぶ承知したアイオーンはクロノにマグダレーナを任せ、ヴィドとジェナイを連れて
該当ポイントへと向う。
マグダレーナを寝かしつけたクロノは、自分たちを悪魔と忌み嫌うこともなく、むしろ積極果敢に
接してくる彼女に戸惑いを感じていた。

夜が明けて、パンデモニウムを抜け出したときの悪夢から目覚めたクロノが見たのは
水浴びをするマグダレーナ。彼女の強引さに押し負け服を脱がされ洗濯&繕いをされる。

あまりに積極的なマグダレーナに「少しは立場をわきまえてくれ」と言うクロノだったが、
彼女は「そのときは、貴方が私を殺すのですか?」と問い直すばかり。
なぜ、あのとき特に抵抗することもなく付いて来たのか、疑問でならないクロノであった。

67 :クロノクルセイド:04/08/29 01:44 ID:???
夜の教会の一室。寝付く前の読書のひとときを過ごすマグダレーナの前に現れたのはクロノ。
初めて会ったはずのクロノの名を呼び、マグダレーナは「貴方を待っていた」と言い出す。

そこに現れたのは、彼女を守るべく現れた若かりしころのレミントンを筆頭とした
エクソシスト数十名。
所詮は人間なので時間凍結なら瞬殺だがそれでは騒ぎが大きくなると戸惑うクロノに、
マグダレーナが誰も傷つけずにこの場を脱する手順を予言する。
まさにその通りの展開となり、クロノはマグダレーナを抱え修道会を後にする。


誰も傷つけたくはないという想いと自分はアイオーンの剣たるべきだという想いの板挟みに
悩むクロノの心を見透かすように、マグダレーナは自分も同じだ、と告げる。

そこに、「あるもの」を引っさげアイオーンが帰還。それは、脱出のとき引きちぎって持ち出した、
魔族の母・パンデモニウムの首であった・・・。

パンデモニウムの首自体は所詮末端に過ぎないが、分析すれば打倒法も見えてくる。
となれば頭脳労働専門のシェーダの出番。
マグダレーナが知識をものすごい速さで吸収していくから大助かりだ、とのシェーダの
言葉に思うところがあるクロノ。それを察したシェーダとアイオーンは示し合わせたように
クロノを冷やかすのであった。

首を発見しエデンに引き返して2ヶ月、連れてきたマグダレーナは罪人達皆と親しく、
まるで最初から7人だったかのように暮らしていた。

68 :クロノクルセイド:04/08/29 01:47 ID:???
首の記憶領域の99%の解析が終了。前祝ということで豪勢なディナーとしゃれ込む。
クロノとアイオーンは庭に出て二人で語り合う。
脱出のとき、自ら血路を切り開いてくれたクロノに素直に感謝するアイオーン。


パンデモニウム脱出の時。多数の悪魔に取り囲まれエデンも陥落寸前。
その時、ケガ人や調律前の子供の悪魔を収容したエリアに侵入される。
単身向うクロノ。爆発。彼が腕に抱いた子供は炭となり消えてゆく。
クロノの前には、獲物を掲げ迫る伯爵級悪魔100体。
激吼。

戦いはひとまずの決着を終えた。
地上に夕日が差し込む中、クロノは悲しみを胸に、伯爵級100体の骸の山の上に佇む。


結局あのとき生き残った罪人はいまここにいる6人だけ。犠牲の多さに心が折れそうになる
クロノに、アイオーンは「そんなもの忘れてしまえ、生き残り先に進むのが生き残った者の義務だ」と諭す。

意見の相違から言い争うところにちょうどやってきたマグダレーナは、家のほうから何かが来る、
と先見の力で感じる。

ジェナイは両目を失いと左腕を斬り飛ばされ、リゼールは腰を両断される。駆けつけたクロノ達が
見たのは、首だけの状態から再生し、ジェナイの左腕やリゼールの下半身を取り込んだパンデモニウム。
パンデモニウムが吼えると、彼らは尖角を通じて縛鎖(ギアス)に拘束されてしまう。

マグダレーナが咆哮を中和する。パンデモニウムは攻撃の矛先をマグダレーナに向ける。
彼女はその攻撃の中何かが内側に流れ込んでくるのを感じていた。

マグダレーナに意識を向けた隙を付き、クロノとアイオーンが駆ける。首を断ち、胴を裂き、尖角を粉砕。

結局記憶情報はすべておじゃんになってしまったが、とりあえず事が済んで一安心の一行であった。

69 :クロノクルセイド:04/08/29 01:50 ID:???
というわけで、前編ということで今回はこれにて。シェーダとマグダレーナの紹介は
次回更新の時に放り込みます。

70 :マロン名無しさん:04/08/29 12:32 ID:???
依頼主じゃないが乙。

71 :マロン名無しさん:04/08/30 00:57 ID:???
エメラルドの海賊、エースを狙えをお願いします。
山本なんとかという人なんですが…

72 : :04/08/30 01:10 ID:???
エースをねらえはまとめサイトにあるよ

73 :クロノクルセイド:04/08/30 01:34 ID:???
前回は>>66-68
<過去・マグダレーナ編 後編>
パンデモニウムの端末との戦いから1週間。
直接その身に攻撃を受け傷口のレギオンが完全に死滅したジェナイとリゼール。
割り込んだ際に「何か」を流し込まれ昏倒したまま目を覚まさないマグダレーナ。
決して安い被害ではなかった。


マグダレーナは夢を見ていた。
幼いころ。若かりしころのエルダーに連れられ修道会へと向う馬車の中。
南北戦争での南軍の死体が野ざらしになる横を通った折、そこにあった死体の無念、怨念が
流れ込み苦しみだす。
これまでそうした経験を重ね「自己」というものが消えかけていた彼女に残された唯一
ゆるぎない「自己」は、くろくておっきくてなぜかないている、「くろの」という人の夢

深い深い海の底。ささやかな「自分」を改めて思い出す。
そのとき、さらに暗いところから、なにかが蠢く・・・


傷ついた仲間を見舞うクロノ達。パンデモニウムから受けた傷は魔族の生命力であっても
蘇生することが出来ないということをいやというほど思い知らされ、一同沈痛な表情。

一人どうしたものかと思案するアイオーン。そこにマグダレーナが現れる。
やっと起きたかと安堵の声をかけるアイオーンに対し、「このような戦いをまだ続ける気か、
階級(クラス)抹消済み調律体・罪人アイオーン」と答える・・・

74 :クロノクルセイド:04/08/30 01:35 ID:???
一方クロノはシェーダを呼びにいく。シェーダは「霊素収束制御ユニット」を作っていた。
先の戦闘の際に得たヒントを元に、パンデモニウム戦で絶対必要になるから・・・と難しい
理論込みで嬉々としゃべりまくるシェーダの言ってることがさっぱり分らないクロノ。

そのとき、アイオーンとマグダレーナが言い争っているところに出くわす。
アイオーンの顔には、珍しく焦燥とも恐怖とも取れる表情が浮かんでいた。
アイオーンは、クロノの呼びかけで「正気に戻った」マグダレーナを確認するとそそくさと
その場を後にする。
一方マグダレーナも、かつて夢で見たクロノの姿が脳裏をよぎり、来るべきときがきたか、と
覚悟を決めるのであった。


夕日が差し込むエデンの外れ。マグダレーナはクロノを連れ、夕日が差し込む眼下の町を
眺めていた。
街の明かり、そこにはひとりひとりの人々の命の灯火、生きた証。
不意にそんなことを語りだすマグダレーナにクロノは困惑する。
いくつもの人の生き死に、世界中のあらゆる場所で起こる様々な出来事を幼いころから
見続けてきて、からっぽになってしまった自分。
その自分にとって確かなことは、クロノという人物と、その人が自分を殺す、ということ。

その言葉に、困惑極まるクロノ。

そこに、戦闘態勢のアイオーンが現れ、彼女の首を切れ、と命ずる。
アイオーンは先の言い争いのときに確信していた。端末戦の折にマグダレーナは端末の声から
記憶情報を無意識の内に取り込み、もはや第二のパンデモニウムとなるのも時間の問題で
あり、しかも失われたと思われた記憶情報が手に入るという運気が巡ってきたことを。

75 :クロノクルセイド:04/08/30 01:37 ID:???
マグダレーナの首に手をかけるクロノ。だが一線を越えることが出来ない。
どんなに叫んでも、泣いても、見てしまった未来を変えることはできない。ならばせめて
自分に手をかける人の姿を見ておきたかった、と言うマグダレーナ。
その言葉にクロノは手を下ろし、新たな選択肢を捜そう、とアイオーンに持ちかける。


アイオーンは何も言わずそっと近寄り、クロノを昏倒させる。
そして、仲間の誰にも知らせることなく、只一人だけ「秘密」を抱えることを選ぶべく
マグダレーナの首を撥ねようとする。

間一髪のところで復帰したクロノがそれを阻止する。
結論を先延ばしにしてはお前の言う新たな選択肢すら失われてしまうんだぞ、と詰め寄る
アイオーンに対し、彼女の何を恐れる?何を知ってしまったんだ?と問うクロノ。

もはや何も言うまいと仕掛けるアイオーン、阻止するクロノ。
一瞬の邂逅。

クロノは尖角をもがれ、マグダレーナと共にエデンから墜落。
アイオーンは左肩から袈裟切りにされ地に伏せる。

クロノとマグダレーナが墜落する光景を、自作の望遠鏡で発見したエルダーとレミントン。
マグダレーナの背には、眩い3対の翼がはためいていた。

尖角を失い、傷を治すこともかなわぬクロノ。どうすることも出来ないマグダレーナ。
何も知らないまま殺すことなど出来なかった、と最期の言葉を告げるクロノ。

不意にマグダレーナの中の「記憶」が告げる。クロノを生きながらえさせる手があることを。
それは、契約。彼女が見た「クロノが命を奪う」というのはこういう意味だったのだ。

クロノは思う。
その契約とやらで、彼女の笑顔が守れるなら、彼女の命が守れるなら・・

76 :クロノクルセイド:04/08/30 01:39 ID:???
セブンズベルの森の地下、クロノとロゼットが始めて会った場所。
ダイブしてきたロゼットと内に閉じこもったクロノはこの場所で出会った。
しかし、クロノは帰れない、帰ってしまえばマグダレーナと同じ目にあわせてしまう、と
ロゼットを拒絶する。


マグダレーナと契約したクロノは、彼女を修道会に連れて行くべく馬を走らせていた。
自分に魂を分け与え、その上内からはパンデモニウムに食い荒らされる。彼女が長くないのは
目に見えて明らかであった。

休憩に立ち寄った水場。クロノが手桶に水を汲むと、霊素収束制御ユニットをそっと首に
かけるシェーダ。
彼女がいるということは、アイツもいるに違いない。
マグダレーナの元に駆け寄るクロノを見送るシェーダの顔は、悲しみに曇っていた。

マグダレーナの元に戻ったクロノ。ちょうどその時現れたアイオーン。
クロノは身を挺して庇うもそれすら適わず、アイオーンの手剣は二人の腹をまとめて貫く。

クロノは残り僅かなマグダレーナの命を糧に戦闘形態をとり、アイオーンに時間凍結を
食らわせ、彼女を腕に飛び去る。

夕日が眩しい丘の上。マグダレーナは、そっと、息を引き取った・・・


だから、僕は帰れない。君も彼女のように殺してしまうかもしれないから。
そういってクロノはロゼットを拒絶する。
ロゼットの魂はもはや活動限界。魂の形状を維持することすら適わず、限界を超えて
魂が離れた肉体は発作を起こしていた。

77 :クロノクルセイド:04/08/30 01:39 ID:???
どうしようもなくうろたえるばかりのエルダーとギリアム。
レミントンはクロノに詰め寄る。贖罪を果たそうとせず、ここで終わるつもりか、と。

魂が離れたはずのロゼットの体が不意に動きだし、クロノの方に歩み寄る。
同じように、ギリギリのところで留まっている魂のロゼットもクロノに歩み寄る。

私はクロノがいてくれてよかったって思ってる。でも、私のためにここに残るっていうのは
間違ってる。よかったことまで否定しないで・・・


ダイブ装置が爆ぜ、魂が留まれなくなる。
消え逝くロゼットの魂を抱き寄せるクロノ。
拘束具を引きちぎり、倒れ行くロゼットの体を抱きとめるクロノ。

今だ癒えぬ、癒えることを拒絶するクロノの体。ロゼットは懐中時計の封を解き、魂を
分け与える。「苦しいことも、悲しいことも、マグダレーナの分まで半分こしよう」と。

クロノは思い出す。あの時ロゼットと契約したのは、一人じゃどこもあでも突っ走っていって
しまいそうな彼女の背中を守ってあげなくちゃいけないと思ったからだ、と・・・

78 :クロノクルセイド:04/08/30 01:40 ID:???
キャラ紹介Vol.9
○シェーダ
ネコミミ・メガネ・頭脳明晰・やや天然・料理下手・愛情溢れる・ボインちゃんと7属性を
備えたかなり強力な萌・・・じゃなくて、罪人の頭脳労働を一手に引き受ける発明家。
現在ロゼットが所有する懐中時計こと霊素収束制御ユニット・アイオーンの剣・最終決戦編で
出る罪人の切り札などを製作。人間の頭脳をはるかに超えた技術を持つ。
普段は缶詰を食べながらアストラルラインの観測を行っている。
かわいいものをこよなく愛し、目の前に現れると抱きつかずにはいられないらしい。

人間を切り捨てなければ計画を為すことは適わないことに良心の呵責を感じている。
罪人サイドではクロノの心情を理解できる唯一の人物であり、それ故特別な感情を抱いている
節も見られる。

○マグダレーナ
先見の聖女として崇められた女性にして、クロノのかつての契約者。
幼いころからその力で世界中のあらゆる現実的事象・霊的事象を見続けてきたため自己を
希薄に感じているが、唯一自己を繋ぎとめていた夢の中の存在「クロノ」と出会うことで
その運命の歯車は加速度的に回りだす。
死によって失われた彼女の魂は今もクロノの側に佇み、彼やロゼットを見守っている

79 :クロノクルセイド:04/08/30 01:42 ID:???
これにてマグダレーナ編終了。
ここから最終決戦に向けて動き出すわけですが、本来7巻に入っているインタールードを
次回更新で挟み、ラストの勢いを殺すことのないよう進めていく予定です。

80 :チキタ☆GUGU:04/08/30 02:04 ID:???
第23話

七年後、ハイカは美しく成長し、隣村の名家に嫁いでいく。
花も咲かない、風の強い季節の輿入れ道中だったが、突然風が止まり、周囲に花が咲き出す。
周囲は妖術使いのチキタ・グーグーがやったことだと驚き、ハイカは涙ぐむ。
ハイカを送り出した後、チキタの家でハイカの父は
「頑固な娘で随分てこずったけど幸せになってくれるだろう」とくまラーにお茶を入れてもらいながらいう。
花や風のことに礼をいうが、自分の前に姿をあらわそうとしないチキタに怒る。チキタは
「人前に出ないことがくせになってしまって…」とハイカ父の前に姿を現す。チキタの姿は7年前から少しも成長していなかった。
ハイカ父は「最初からお前をこの家に戻すべきではなかった。一緒に暮らそう」とチキタを心配するが、
「いつも言うけどおれはこれで幸せなんだ」と笑う。
ラーは「チキタの成長が止まったのは全部おれのせいだ…」と泣くが、
「ハイカのことは寂しいけど、おれにはお前がいてくれるからいいんだ」とチキタ。
 
七年前、ニッケルの死後、隣接したある五つの村と二つの町が一夜にして滅んだ。
豚や牛などの家畜は無事だが、人間だけが無傷で延々と死んでいたのだという。
原因は分からず、その土地はそれ以後「髑髏(しゃれこうべ)の土地」といわれ、封鎖された。
髪を二つに結わえた少女パイエに醜い妖しを倒してくれと依頼され、チキタはその土地に足を踏み入れる。
そこにはずっと燃え続け苦しむ幽霊の姿があった。
チキタが詳しく話を聞くと、彼は盗賊一味の下っ端で腐臭漂う土地で死体をあさって、盗みを働かせられていた。
そこに金髪の美しい少女が現れ、「死体から物を盗むなんて…恥知らず!地獄の業火に焼かれろ 盗人!」とののしられ、
その言葉が頭からはなれず病になり、盗賊仲間に生きながら焼かれてしまった。
その思いを死後もひきずって苦しんでいたのだった。チキタは彼を昇華させてやる。

81 :チキタ☆GUGU:04/08/30 02:06 ID:???
そこに金髪の少女が来て「私の失策を取り繕ってくださって有難う」とチキタに礼を言う。
少女の名はサデュース・ザイセル。チキタと同業の一族の出で、言霊使いだった。
サデュースはパイエと知り合いだった。パイエは先程昇華した幽霊の親方の盗賊の娘で、親の悪行の証拠を消そうとしてチキタに依頼したのだろうという。
二人はののしりあい、パイエは妖術を使ってその場を去る。

 サデュースはチキタにこの土地を髑髏の地にした悪魔を探す手助けをしてほしいと頼む。
「それが何者かもうわかっておいでなんですか?」
「ええ…その悪魔はクリップという名の若い男です」
チキタは髑髏の地へ行こうと思いつつ、ずっと行くことができなかった。
(それは恐ろしかったからだ きっと こんな事実を知ることが…)

第24話
七年前、髑髏の地で恋人を失った男が、妻や子をもうけ、
妻の持ち山で猟をして暮らしながら、いまだ死んだ恋人を忘れられず、苦しんでいた。
チキタは、彼が自分で自分を縛って、妻に尽くされながら未だに昔を忘れられないのを許せないでいた事を見破る。
それと同時に、男の縛る心が強くて離れられずにいた恋人の少女の幽霊は、「やっと飛んでいけますわ」と喜ぶ。
彼女の死後、エサも水もつきかけた鳥かごから、空に鳥を逃がしてくれた明るい髪の男の人が鳥を逃がしてくれたと語り、
「その人にも会えたらお礼を…」
チキタはそれがクリップだと感じ、
「伝えます…必ず」
チキタは明日からクリップとオルグを探す事を決意する。

続く


82 :マロン名無しさん:04/08/30 02:54 ID:???
>71,72
エースをねらえを書いた人間ですが。
すさまじく大筋しか説明しておりませぬゆえ、もっと詳しい説明をというなら無理もない話。
誰か職人さんがいらっしゃるなら期待いたします。
細かい部分までは単行本もってないから書けないんで。

83 :マロン名無しさん:04/08/30 15:12 ID:???
ハイカ嫁に行っちゃうのか。

84 :マロン名無しさん:04/08/30 19:54 ID:???
>82
あの端的な紹介は大好きです。
もしよろしければ他の作品も紹介して下さい。

85 :マロン名無しさん:04/08/30 21:14 ID:???
チキタ久々ねー

86 :クロノクルセイド:04/08/31 01:02 ID:???
前回は>>73-78。ついででなんですがまとめ管理人殿、カーニバル前後編の間の353と
マグ編後の79のレスは勢いで載せてしまったのでしょうが削除してくだされ。

<Interlude3>
ロゼットがまだエクソシストになっていない、13歳のころのお話。

今日も今日とて周りとなじめずいざこざが耐えないロゼット。
食堂で大暴れのところをひっとらえられ、相部屋の室長エリザベスと一緒にお説教タイム。
優等生タイプのベスと猪突猛進のロゼットは水と油。お説教タイムの直後でも口喧嘩。

ロゼットに対して、騒動娘というだけでなく「悪魔と契約をした」という噂話が持ち上がり
周りがとやかく突っかかってくる。
わざとらしい陰口を言う周りに向っていこうとするロゼットだったが、ベスは「規則を守って
真面目にしていれば、いずれ誰も何も言わなくなる」と諌める。


一方共にマグダラの厄介になっているクロノは、エルダーの「研究」を名目に研究室で寝泊りを
していた。そのエルダーはシカゴに出張ということで一人留守番中。

夜、ベスがふと目を覚ますと横でとんでもない寝相をしているはずのロゼットが居ないことに
気付く。当のロゼットは研究室でクロノと談笑中。ベスのことを何かと話すロゼットに、クロノは
「いいコンビになれそうだ」と返す。
気恥ずかしくて否定しつつも「まともに話が出来るのはベスだけだ」というロゼットを、「それなら
なおの事大切にしなきゃ」とクロノは優しく諭す。

物音に気付いたクロノはロゼットに隠れるように言うが、それより早くベス襲来。
「早く溶け込まなくちゃいけないのに、こんな悪魔なんかと会っているだなんて」となじる。
「噂だけで判断しないで、ちゃんと物事を見れる人だと思ってた」と半泣きで答える
ロゼットの言葉にうろたえたベスは、コードに躓いてしまう。

停電。次の瞬間、研究用にケイジに捉えていた魔物が飛び掛り、ベスを庇ったクロノを咥え
さらに偶然にもトゲにベスを引っ掛けたまま外へと踊り出る。

87 :クロノクルセイド:04/08/31 01:05 ID:???
このままでは魔物だけでなく、クロノまで一緒に処理されてしまう。だが、自分に戦う力はない。
挫けそうなロゼットの目に映ったのは、後に相棒となる銃。銃を手に、ロゼットは部屋を飛び出す。

何とか振りほどこうともがくクロノ。だが、目を潰しはしたものの振りほどくことは出来ず、
駐車場の柱に激突。その衝撃で服がトゲに引っかかっていただけのベスは投げ出される。
自分の状況を省みず自分の無事に安堵するクロノに、ベスは意外そうな顔を浮かべる。

そこに、銃を手にしたロゼットがやってくる。しかし、初めて持った銃。
テクニックだとかそういったこと以前に、「命を容易く奪うことも出来る重さ」に飲まれてしまう。

「何か手があるはずだ、よく考えて」となだめるクロノ。
他人でしかも悪魔のあなたが何故と問うベスに、「同じ悲しみを味わった。ここに来たのは
失くしたモノを取り返すべく二人でともに強くなるためだ」と答えるクロノ。

クロノに当ててしまうかもしれない恐怖で引き金を引けないロゼット。
ベスは、近くの車を撃って、と叫ぶ。

88 :クロノクルセイド:04/08/31 01:07 ID:???
うまく命中し、車は爆発。その衝撃で魔物はクロノを放し、これでようやく安心して弾を
撃ち込める・・・のだが、銃を手にして間もなく訓練も受けていないロゼットにガタイが
いいとはいえ動く目標に当てる腕などない。

慣れない反動によろけ倒れてしまったところを魔物が食らいつこうと迫る。
間一髪駆け寄ったクロノはロゼットの手を取り、引き金を二人で引く。

なんとか魔物を倒すことは出来た。ロゼットはめまぐるしい事態から解放されただもう笑うしか
できなかった。

だが、騒ぎを聞きつけた人たちが集まってくる。そうしたらクロノの処遇が危うい。
しかし、ベスは「私が規則を破るのは『自分が正しいことをした』と思うときだけ」と弁護に
協力してくれることに。
結局子供のウソで大人がそうそう騙せるはずもなく、結局二人まとめて仲良くシスター・
ケイトのお説教タイムなのであった・・・。


それから1年も経たずして、実家の都合でベスは修道院を出ることとなった。
半泣きのロゼットに「目指す場所が変わっただけだけ。いつかクロノと外に出ることになるのだから、
そのときにまた会いましょう」と言い残し、修道会を後にする。
彼女は、二人にとって、修道会で出来た最初の友達であった・・・。

89 :クロノクルセイド:04/08/31 01:08 ID:???
<決戦への旅立ち編>
レミントンに対し、司教協議会の決定が伝えられる。
雨の降りしきる外を見て、レミントンは何を思うのか・・・?

一方、「とある場所」の指揮を取るシスター・ケイトと通信するエルダー。
全米各地で突然頻発するようになった悪魔の活動に修道騎士たちも手を焼いているとのこと。
何かに焦っているように思えるというシスター・ケイトの言葉に対し、目的は罪人だろうと
返すエルダー。目的地はシアトル上空。


そのころ、吹っ切れたロゼットは炊き出しの手伝いや怪我をした子供たちの相手などを
積極的にこなしていた。仕事の合間をぬってクロノに食事を持っていく。
世界を見渡すような、マグダレーナのようなものの見方が必要になるんだ、と呟くロゼット。
しかし、先の一件以来妙な気恥ずかしさが生まれ、ラブコメちっくな間が出来てしまうのであった。

そこにレミントンが現れ、「ある場所に付き合って欲しい」と二人を連れ出す。
アイオーンたちがアジトに使っていた海岸沿いのコテージ。

これから罪人の空中要塞「エデン」に向うが君たちを連れてはいけない、と突如ロゼットを
昏倒させ、クロノに「せめてもの手向けだ」と剣を投げつける。

司教協議会の決定、それはクロノの処分。処刑人は、レミントン。
54年前、マグダレーナを連れ去られたあのときの決着をつけよう、と光剣を構える。

90 :クロノクルセイド:04/08/31 01:11 ID:???
激しく斬り合うが、圧倒的にクロノが劣勢。
辛うじて立ち上がったロゼットが二人の間に入るが、レミントンは「君がやめろと言われて
ヨシュアを諦められないのと同じ、信念ある行動を止めることは他人には出来ない」と
殴り飛ばす。さらに「悪魔は自身の力に絶対の自信があるが故に、『心静かに』相対せば
勝てないことなどない。時計の封印をといてもらったら勝機があるかもしれんぞ?誰かさんが
死ぬかもしれんがな」とクロノを煽る。


ロゼットは思う。なぜレミントンはこんなことをするのか。
しかし、彼の言葉を思い返す。彼の言う通りだ。私たちはここで止まるわけには行かない。

ロゼットは引き金を引く。狙うは、レミントン。
例え相手が貴方でも、引き金を引かなければ先に進めないのであれば迷わずそうする。

その言葉に、クロノも頭を冷やす。足りなかったものを掴む。
ロゼットに銃をおろし、決着をつけるべくレミントンと相対する。

二つの斬撃。

クロノの切っ先はレミントンの胴を薙ぎ、レミントンの光刃はクロノの結った髪を断つ。
クロノが得たものは、「激情を自ら制御すること」。
レミントンはこれを教えるべくあえて立ちふさがったのだ。

トランクに積んだいつもの武装入りバックパックを託し、二人を送り出す。
追って駆けつけたエルダーとともに、二人の無事を祈るのであった。


コテージに入る二人。だがずいぶん前からもぬけの殻・・・と思った矢先、足元に見慣れた
ものを見つける。それは、サテラの宝石。
宝石に触れると、サテラが残した映像が映る。地下にレギオンで偽装した隠し部屋があり、
そこにエデンへの転移ゲートがあるとのこと。
それに従い地下の隠し部屋の転移ゲートを起動。いざ、決戦の地、エデンへ・・・

91 :クロノクルセイド:04/08/31 01:15 ID:???
というわけで最終決戦への導入もおわり、これから怒涛の「決戦のエデン編」へ。

本日最終巻を購入し、私の文を読んでいただいている皆様よりもちょっと早く真相と
結末を楽しませていただきました・・・が、さすがに9/1発売のものをそうそう日も立たぬ内に
出してしまうのはどうなんでしょう?もったいぶるって意味ではなく、発売直後の本の中身を
出してしまうということに関してです。一応既に連載終了しているものなので出してしまっても
いいものでしょうか?

92 :チキタ☆GUGU:04/08/31 01:34 ID:???
第25話
サデュース・ザイセルは、クリップはモロン朝廷の皇帝ぺトラスのところにいるのではないかと語る。
髑髏の地の中の滅びた町のいくつかはモロンの土地で、サデュースのすんでいたところは自治区だった。
しかし、七年前の災禍で、モロン朝廷がその一帯をまとめて管理することになり、立ち入り禁止区されてしまったのだった。
ぺトラスは七年前の災禍にかこつけて、髑髏の地周辺をすべて自分のものにしてしまった。
そしてそれ以後、周辺の少数民族を髑髏の地を理由に制圧した。
数ヶ月前からそれは治まり、かわりに国中の妖しい屋を宮廷に集めだした。それはおそらくクリップに関る事なのだとサデュースは語った。
ある日チキタはパイエの告げ口により、立ち入り禁止の髑髏の地へ入ったとして皇帝に呼び出される。
皇帝の使いはシャンシャン一族と協力しラーを呪術で捕縛。チキタは「生きてたんかいおっさん」とあきれる。
朝廷に連れてこられたチキタは、ニッケルやキサスの弟、バランス・シャンシャンに会う。
彼は、シャンシャンの父は毎月のように女を変えるので兄弟はたくさんいると話す。
しかし七年前の一つ目妖怪との戦いで年上のものはほとんど亡くなり、バランスのような少年がこの危険な地に来る事になったのだと。
朝廷には、いつのまにか歯がなかったり、脳がなかったりすることが多く、それは人喰いに体の一部だけ食べられてしまっていたのだった。
水は真っ黒で、チキタが触れると途端に水は逃げ、真っ黒なものにおおいつくされた廊下もチキタが足を踏み入れた途端ザッと消え去る。
バランスはこの黒いものが体に触れるとあざのようになり、栄養を吸収していく人喰いだとはなし、チキタに黒いものが触れないのを驚く。
そこにラーが出現し、(だってこの世に俺を喰えるのはラーだけだもの)とチキタは微笑む。
「どうやってシャンシャンの封印を解いてきたのさ?」
「ごめんなさい。 どうしても早くチキタに会いたくって全員半殺しにしてきました」
とくまラーはもじもじしてかわいく笑う。
しかしきちんと治療はしてやっていたのだった。



93 :チキタ☆GUGU:04/08/31 01:37 ID:???
第26話
人喰いにはいろんな種類があるという。
肉食生物にミジンコからライオンまであるように、人喰いにもラーのような人喰いから黒いカビや細菌のような人喰いまでいるのだとバランスは話す。

ぺトラス皇帝は頭に花輪をかざったしわくちゃの慈愛に満ちた老いた皇帝だった。
「この歳になって…こんなシワシワになって恥ずかしいことなんじゃがーな 実は死ぬのが怖い」
「そ…それはー誰だって」
「ちびっとでいいんじゃもうちょっと長生きできる方法を考えてくれんかの…?」
髑髏の地のことで呼ばれたと思っていたチキタは驚く。
皇帝は惨い事件だったが、あのくらいの量の人間はいつも死んでいると話す。
戦争、飢饉、疫病…様々な要因で死んでいく民を守るため、努力してきた。
そして以前よりも良い民のための統治をできる皇帝になったのにもうじき死に、自分の知恵も経験も無になっていくのが恐ろしいと。
そこにバランスの異母弟、チャック・シャンシャンが現れる。
ぺトラス皇帝に傾倒してもうシャンシャンには帰らないというチャックと、皇帝の面前である事も忘れ、バランスはけんかになる。
一方、チャックのかたにオルグが止まっているのにチキタは驚く。
皇帝の前を退出し、「皇帝をどう思う…?」とのバランスの問いに、
「魅力的だな 思わず力を貸したくなる…」とチキタは答え、
「シワシワだな やわらかそう」と意見を求められてドキドキしたくまラーは答える。
バランスは、皇帝が大勢の人間の救い主でも、自分にとって有害だと直感で分かると話す。
あまり才能はないが、自分が生き延びるための直感に関しては自身があると。
チャックは、皇帝は毎日2,3時間しか眠らず、粗食、冠や宝石も民のために手放したと皇帝の善行を語り、
「俺はぺトラス皇帝ほどすばらしい人は見たことない!!」と言い捨て去る。
チキタは残ったオルグに話しかけるが、それはオルグではなく、オルグの形をした黒いカビだった。
カビはバランスに襲い掛かり、体に巣くう、ラーはそれをバランスの体の中で殺し、そのうち死体は便となって排出されると話す。


94 :チキタ☆GUGU:04/08/31 01:39 ID:???
 ぺトラス皇帝はお抱えの妖しい屋集団に割烹着を着て差し入れを持っていく。
妖しい屋の一人は長生きの薬の材料を皇帝に頼む。
「トカゲの舌40、カワウソの皮70、赤児の肝臓40、子供の手のひら60枚。先人男性の心臓10、同じく女性の40…か」
「やはり人間向けの体には材料に人間の体がいるんじゃなぁ」
「痛ましい事です」
「だけど仕方のないことじゃの…」
(ああ早く犠牲にしただけの命に見合う結果がでてくれれば…あと二千年…いやほんの千年でいいから…)
皇帝はあとほんのちょっとの長生き、と思う。

 ラーはチキタに、黒いカビが強い妖怪オルグの姿を擬態したという事は、
クリップもこの朝廷にいるだろうと、墨汁で遊びながら話す。
一方バランスは、シャンシャンであるチャックがずっと一緒にいて黒いカビの正体に気づかないのはおかしい
「俺の弟はどうしちまったんでしょう…」と不審がる。

以上四巻までの人物整理

ニッケル・シャンシャン…男装の少女。一つ目妖怪との戦いで殺される。
キサス・シャンシャン…ニッケルの異母兄弟。一つ目からニッケルを守り死ぬ。
ギスチョ…一つ目妖怪だが、もとは人間だった。クリップに止めを刺される。
クリップ…オルグと百年契約をする。オルグを復活させチキタの家を去る。
オルグ…伝説の大妖怪。何も食さず死に掛けていたがクリップにより復活。
チキタ・グーグー…ラーに飼育されているため、成長しない体に。
ハイカ・ハイカ…23話で成長し嫁ぐ。
パイエ…髪を二つに分けている。盗賊の首領の娘。少し妖術を使える。
サデュース・ザイセル…金髪にくせのある長い髪の美少女。言霊使い。髑髏の地の生き残り。
バランス・シャンシャン…褐色の肌にくせっ毛。キサスやニッケルの弟。
チャック・シャンシャン…バランスの異母弟。幼い少年。
ぺトラス皇帝…モロン朝廷の主。シワシワの老人。頭に花輪を宝冠のかわりにかざっている。

以上で既刊4巻までです。この先は雑誌立ち読みなので解説は無理です。
とろいうえに未熟で分かりにくい文ですいません。


95 :マロン名無しさん:04/08/31 02:41 ID:???
ペトラス皇帝のペだけひらがなになっているよ

96 :マロン名無しさん:04/08/31 03:16 ID:???
愛の戦士ヘッドロココ
作者:藤井みどり
全七巻。小学校低〜中学年向き。

ビックリマンワールドでは天使の住む天聖界、悪魔の住む天魔界でそれぞれ暮らしていた。
しかし悪魔達は天聖界に攻め込んできて、ふたつの世界の戦いが始まった。
天聖界は日々荒れ果てて行き、天聖界のトップ・スーパーゼウスは天使の隊長?ヘッドロココに
新しい世界「次界」を探しにいくよう命じる。
そしてヘッドロココとおつきの天使達による旅が始まった…。

*これは次界という新天地を求める旅の中、天使と悪魔、天敵同士が和解し愛を育んでいくお話です。
 (大まかな筋をぶっちゃけて言えばロミオとジュリエットです。)

・登場人物
ヘッドロココ:前期主人公。天使・♂。天聖界のリーダー。
       美形で真面目、美人に弱い。よく戦う相手に教育的指導を行っている。
ワンダーマリア:後期主人公。悪魔・♀。天魔界の王女。(後付けくさいが)ロココの幼なじみ。
       おてんばですさまじく気が強いが乙女思考。
愛然かぐや:天地球界を治める女神。女らしく大人しい。ロココを慕っている。
神帝たち:ロココに付き従う7人の天使の少年達。マスコット的存在。

最初のへんどうでもいい話が続いてて説明しづらいので大まかに本筋だけ。

97 :愛の戦士ヘッドロココ その1:04/08/31 03:24 ID:???
天聖界のリーダー・天使のヘッドロココは神帝達を引き連れ次界を目指して旅をしている。
悪魔の王女・ワンダーマリアは昔からヘッドロココに好意を寄せていた。
しかし種族が違うのに加え本人の愛情表現が屈折しているため素直になれず、ロココの命を狙い(なんでや)
ロココを慕う女神のかぐやを人質にとったり、色々とちょっかいを出してきていた。
(が、結局のところ惚れた弱みでロココを毎度助けている)

戦いを通して徐々にうち解け合うロココ、マリア、かぐや。
しかしマリアは、ロココは悪魔である自分のことなどけして好きになってくれないと悲観していた。
そして頭に血が上ったマリアはロココを巻き込んで、デス・ゾーンという魔の地にテレポートしてしまう。
ロココとマリアの脱出劇が始まる中、デス・ゾーンの外ではかぐやと、ロココを慕う人参(…)の
キャロル(そのまんまやんけ)によって二人の救出劇が練られていた。
キャロルはデス・ゾーンへと入り込み、ロココとマリアを捜し出し脱出を果たす。
そうして二人は無事に戻ったが、助けに入ったキャロルはデス・ゾーンの魔力に病んでしまう。
ロココとマリアはキャロルを救うため、「愛の泉」へと向かうことになった。
自らもロココと共に行きたい、と願いながらもかぐやは敢えて身をひき、マリアとロココを送り出す。

「愛の泉」を治める女神・セシールの国に辿り着いたロココとマリア、神帝達。
そこで村を苦しめる悪魔を退治したりしてロココとマリアの仲は深まっていく。
しかし天魔界ではマリアの母・女王ノアが娘が天使とつるんでいるのを見てブチ切れ、
ロココを殺すべく刺客を送り込んでいた。

一方ロココたちはセシールの荘園の門番、リージェに出会う。
リージェはセシールのいる館を教えるかわりにロココ達誰かの魔力をよこせ、と要求してきた。
ロココは敢えて自ら犠牲になり魔力をリージェに与える。
そして魔力を吸い取られる最中、「愛の泉」への扉を開けるのはどんな苦難も乗り越えられる愛の力、
という声をきく。魔力を無くしたロココは動物の姿になってしまった。
リージェは約束だ、と館への道を教えるがそれは試練の道だった。

98 :愛の戦士ヘッドロココ その2:04/08/31 03:32 ID:???
マリアはリージェに騙されたことを怒り、ロココ達にもブチ切れて飛び出していってしまう。
そこにノアが送り込んだ刺客登場。神帝達にロココを殺すべく術をかけ、魔力をなくしたロココは大ピンチ。
癇癪を起こして飛び回っていたマリアはロココの助けを呼ぶ声をきき、救出に向かった。
そして神帝達の術を解き、ロココを優しく抱きしめますます二人の絆は強まっていく。
すると二人の絆とやらが認められたのか、リージェが再び登場。
ロココを殺そうとする刺客の魔力を吸い取り、代わりにロココは元の姿に戻ることができた。

リージェの試練を超えた二人はセシールの館へと招待される。
しかしその頃女王ノアは、マリアとロココが「愛の泉」へと辿り着いたことを知り烈火のごとく怒っていた。
そして悪魔の一族のプライドにかけて、たとえマリアを犠牲にしてでもロココを殺す、と術を放った。

セシールに会っている最中、かぐやが自ら身を引いてロココとマリアを見守っていたことを
知ったマリアはかぐや(の映し出された通信機)を持ち外へ飛び出す。
かぐやがライバルとして身をひいたことを知り怒り泣くマリア。
しかし心配して後を追ってきたロココに、ノアが乗り移ったマリアは襲いかかった。
ロココはノアにマリアを愛していることを告げるが、逆上したノアはロココにとどめを刺そうとする。
しかしマリアは意識を取り戻し、必死でノアの術に逆らった。
そして母にロココをずっと好きだったと告白する。
術に逆らったマリアはそのまま意識を失うが、ロココの導きで蘇る。
二人の絆を確認したセシールは「愛の泉」の魔力を二人に分け与えた。
これ以後二人は愛の奇跡とやらを色んな箇所で起こすようになる。

愛の奇跡の力でキャロルを救ったロココとマリアは、天地球のパーティへと招待された。
マリアはロココにかぐやが告白するべくセッティングするが、かぐやはロココがマリアを愛していることを
実感し自分の気持ちを伝えればロココが苦しむ、と何も語らなかった。

何も知らないノホホンとしたロココは、次界への旅にマリアと共に行くことを願い彼女を誘う。
しかしマリアは母を説得するべく置き手紙を残して一人天魔界へ戻ってしまった。
残されたロココは落ちこむが、マリアの言葉に従って次界へと旅立っていった。

99 :愛の戦士ヘッドロココ書いたヤシ:04/08/31 03:34 ID:???
とりあえず続きはまた。
最初の方は本当にどうでもいいエピが多くて説明しづらくて、とばさせて頂きました。
(というか最初は読み切りで始まったのでは、というような内容)
詳しく書くといったのにすいません。

100 :マロン名無しさん:04/08/31 11:49 ID:???
乙です。続きに期待してます。

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