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ストーリーを教えてもらうスレ Part12

1 :マロン名無しさん:2005/06/25(土) 01:21:30 ID:???
暇がない、金がない、手に入らない、等の事情により、読めない漫画のストーリーを教えてもらうスレです。
次スレは>>950か、容量が450を越えた時にお願いします。

前スレ:ストーリーを教えてもらうスレ Part11
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1111715626/
まとめサイト(※全過去ログ保管済み)
http://f30.aaa.livedoor.jp/~malon/
未解決リクエスト表(※予約&進行中タイトルリスト含む)
http://f30.aaa.livedoor.jp/~malon/mikaiketu.htm

【リクエストされる方へ注意点】
その漫画が既出である場合があります。要望を出す前に、未解決リクエスト表にてご確認下さい。
どの程度のネタバレを希望するか、一言添えていただけると、書き手も書きやすいです。
(例:科白を含む等、出来るだけ詳しく・大まかな粗筋・←を混成したメリハリの利いたもの・ラストのみ)
この板は一般板なので、18禁の漫画のストーリーの要望はご遠慮下さい。
即レスは期待せず、気長にお待ちください。

【教えてくれる方へ注意点】
要望が出ている漫画のストーリーはどんどん書いて下さい(※解説が終了した作品の加筆・修正も大歓迎)。
ただ、要望が出ていないものは敬遠される傾向にあります。
この板は一般板なので、18禁の漫画のストーリーの紹介はご遠慮下さい。
名前欄に作品名を入れていただけると、まとめやすくありがたいです。
時間を置いて数回に分けて投稿する際には、混交を防ぐため、最後に「続く」とお書き下さい。
書く際は予め予約していただけると、投稿の重複が防げて大変ありがたいです(※必須ではありません)。
また、書くのはよそうと思われた時には、面倒でも予約の取り消しをお願いします。

105 :夢やしきへようこそ:2005/07/06(水) 16:16:06 ID:???
大体ストーリーはこんな流れです。
申し訳ないことにここまで書いておきながら最終巻は見逃してしまったので分かりません。
勇太篇の最後に終わりあるのは、時間軸が行ったり来たりするのでまとめやすくするためであり、
別に最終回ではありません。
どなたかラストを知っている方、補完してくれると嬉しいです。


106 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 16:40:32 ID:???
リク主じゃないけど夢やしきのあらすじ面白かった

107 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 16:49:34 ID:???
>>104
乙。
分りやすくてよかったと思います。

>一人の人間が八楯を襲おうとする

これは人間ではなくてスサノオだったと思う。

ラストは第二次戦争で勇太の子供が出てきて
鬼の最後の戦いで現代では遊園地で見世物やっているという設定だったような。
うろ覚えですまん。

108 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 16:53:54 ID:???
>100さん、乙です。
夢やしき、私も書きかけのやつがあるんで、近日中に投下しますわ。
内容ダブるところもあると思うけどご容赦ください。
>104の古代のところが、ちょっとニュアンスちがうんで、そこも付け足してみます。

109 :100:2005/07/06(水) 17:02:37 ID:???
>>107-108
今見返すと字数制限で削りまくった結果、ひどい脱字とクソ改行ですが
読んでくださってありがとうございます。
もうほとんどうろ覚えなんで>>108さんよろしくお願いします。

110 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 17:08:10 ID:???
夢やしきはファンが多い作品なのか?

111 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 17:12:46 ID:???
>>102
トン!そうなのか…。個人的には比呂とひかりがくっついてほしかったなぁ。

112 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 17:38:09 ID:???
おっ、もう新スレたったのかぁ。……って、
オイオイ、40冊にも及ぶ長編をたった5行で片付けられたものを良しとしてるヤツは正気か?
それこそ「あらすじ」や「ざっと」って言葉を真に受けすぎなんだよ……俺つられてんのかな。
まぁいいけどね、当の依頼主が仮に満足してるんだとしたら、それで。
それに既に別口で再リクエストが出てるしな。

>>111
同意。あのラストは不満だった。でもまぁ、あだちだしと思ってむりやり納得した。

113 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 18:46:49 ID:???
>112
かいてくれる人の善意をむげにしちゃいけないよ。
あくまで善意でやってくれていることなんだから。


114 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 19:22:27 ID:???
>>112
じゃあお前が書け。

115 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 22:28:20 ID:???
「あらすじをざっと」だから間違ってないし、
自分が書いたとしてもあんな風になると思う。

エピソードをどこまで拾って書くのかは書き手が
頭を悩ませる所なんだよな。


116 :マロン名無しさん:2005/07/06(水) 23:41:51 ID:???
というか、40冊以上あるから逆にあらすじと言われると短くなってしまうんだろう。
読み直すには多すぎる量だし、実際犬夜叉ってイタチゴッコみたいな話で
ストーリーより経過を楽しむRPGような感じの漫画だし。
らんまとかだってあらすじ要求されてもせいぜい登場人物の紹介くらいしか
できない気がする。

117 :マロン名無しさん:2005/07/07(木) 00:17:24 ID:???
あれ、いつのまにかPart10が落ちてる・・・よかったよかった。

>管理人さま
以前リクエストした「女ともだち」ですが、つい最近古本屋で発見できました。
なので、未解決の中から削除してください。お手数かけてすみません。

118 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:32:58 ID:???
明治末。
「夢やしき」はお化けを出し物にした旅芸一座。
そのお化けたちは、作り物だという建前だが、実は本物の妖怪たちである。
一座の中で唯一人間の勇太は、赤子のころに拾われ、皆に愛されて育った。
一座は、ある村に小屋をかけることになったが、そこで勇太は村の子供たちに「本物の妖怪」と疑いをかけられる。
勇太は村の子供と喧嘩になるが、やがてその中のガキ大将格である杉作と親しくなっていく。
だが、他の子供たちは、勇太と一緒にいた生き人形・市松の異様さを感じ取り、寺から護摩焚きの灰を貰い、杉作にも手渡そうとする。
だが、そのころにはすっかり勇太と友達になっていた杉作は相手にしない。
その後、市松が村の子の飼っている犬に襲われ、逆に噛み殺してしまうという事件が発生。
それを目撃した杉作は、市松に向かって灰を投げかけるが、灰は市松をかばおうとした勇太にかかり、勇太は消滅してしまう。
実は、勇太は拾われたときに既に死んでいたのだ。
それを一座の座長である「兄さん」が反魂術で生き返らせ、皆で育ててきたのだった。
嘆き哀しむ一座の中で、市松は自分のすべてと引き換えに勇太を生き返らせて欲しいと懇願する。
兄さんはそれを聞き入れ、勇太から自分たちの記憶を消し去り、杉作の弟として村に置いて行くことにした。

119 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:34:00 ID:???
この後も1話完結型で物語は続きます。
一座にいた頃の勇太の話、一座の面々の過去話、ゲストキャラを主人公とした話など。

そのほとんどが独立した話として読めるような形式です。
その中に全体を通して一つの流れがあり、それは夢やしきの座長で元は鬼大将であった「兄さん」こと那智王の物語となっています。


那智王:冷酷な総大将。普段は西国に住まう。
夜刀王:元人間。死にかけていたところに那智に血を与えられ鬼となる。
     髪と肌の色以外は那智にそっくりな容貌を持つ。
八楯姫:美しく慈悲深い鬼姫。東国鬼を統括する。

120 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:36:02 ID:???
目覚めたばかりの鬼には、それまでの記憶が一切無かった。
八楯のもとに預けられた彼は、夜刀ヶ池の主としての地位を与えられ、東国鬼の仲間として迎えられる。
その鬼、夜刀王は最初、八楯姫になれなれしいということで、他の鬼たちに反感を抱かれていた。
夜刀のほうも、そんな鬼たちに反発するような態度をとっていたが、八楯のとりなしもあり、酒を酌み交わすうちに、双方とも友として受け入れるようになっていく。
そんな折、西国から総大将である那智がやってきた。
いつものように遠慮なく八楯の館へやってきた夜刀は、そこで初めて那智と出会う。
前々から顔のことで何やら言われ続けていた夜刀は、那智との対面で、総大将に似ているために自分の顔を恐れられていたことを知る。
夜刀は冷酷な那智に反発と恐怖を抱き、また自分の慕う八楯と親しい素振りを見せられ、那智への反感を強めていく。
当時は人間たちの鬼狩りがさかんになっていた時代だった。
東国鬼は人間たちの襲撃に遭い、八楯と夜刀は西国へと落ち延びる。
那智は生き残った鬼たちを焚きつけ、人間と争わせた。
皆が戦いに熱狂する中、八楯だけは人間たちへの復讐は鬼の滅びにつながると危惧していた。
初めは乗り気でなかった夜刀も、復讐心や嗜虐心にとらわれ、戦いに狂奔していく。
那智は直接手を出さず、その様を見物して楽しんでいたが、双方の被害が大きくなった頃合を見計らって、雨を止めてしまう。
飢饉により人間たちは次々と倒れていったが、鬼たちも同様に飢えと疫病に苛まれていった。

121 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:40:09 ID:???
鬼たちが次第に数を減らしていく中、行方知れずとなっていた那智が帰ってくる。
八楯はこのような事態を招くとわかりながら、那智を止められなかったことを自分の罪だと感じ、那智を殺そうとする。
だが、それを受け入れようとする那智を結局殺すことが出来ず、八楯は那智をかき抱く。
「この罪深いたった一人の弟が こんなにも こんなにも愛おしい…!」
それを偶然聞いていた夜刀は、たとえ顔が同じでも八楯の目が那智だけに向けられていると知って、深い絶望感に囚われる。
静かな生活の中、わずかに残っていた鬼たちも死に、残るは、那智、夜刀、八楯の3人のみとなった。
那智は、3人がかたまっているのは危険だと考え、夜刀に八楯を託し、東国へ戻るように告げる。
道中、八楯を峠に残して水を汲みに行った夜刀は、自分が鬼大将の身代わりになれば、八楯が那智と静かに暮らせるのではと考えていた。
まさにその時、夜刀は水鏡を通して、人間の大軍が那智のもとへ向かっていることを知る。
夜刀は那智に危険を知らせるが、那智は自分で「最後の一匹」の居場所を知らせたと返す。
夜刀は急いで那智のもとへ引き返すが、そこで見たものは、那智に先んじて人間たちに名乗りを上げた八楯の姿だった。

その後、那智は首をとられた八楯の亡骸を葬り、また、深手を負った夜刀を封印して、その場を去る。
那智が、時代に取り残された妖怪たちを集め始めるのは、幕末からとなる。

もう一人の生き残り、夜刀が傷を癒し再び目覚めるのは、封印されてから400年後。
夜刀は八楯を失った悲しみと恨みを那智にぶつけ、その命を狙うようになる。

122 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:46:35 ID:???
古代篇

神代の昔、生まれたばかり(といっても外見年齢は16〜7歳)の姉弟が、天照の手によって下界に流された。
異形の印を持って生まれた子、いずれ大きな災いをもたらす者というのが、その理由だった。
何も持たず小船に乗せられ大海に流された2人だったが、さまざまな困難に襲われつつも、辺境の島に流れ着く。
島の住民は2人を高天原から来た鬼神として敬い、迎え入れる。
姉姫はその村に残り、「八楯山の花織姫」と呼ばれ幸せに暮らしていった。
弟のほうは行方をくらまし、時折姉のもとへ贈り物を置いていくばかりで姿を見せようとしない。
弟はあちこちを旅していたが、やがて紀の滝のある一帯に住まうようになる。
その地の名から「那智の君」と呼ばれるようになった弟は、須佐之男の軍に入った。
手柄を立てれば高天原へ戻るよう取り計らうと約束されてのことだが、須佐之男は天照がそれを聞き入れることはないと知っていた。
須佐之男は承知の上で那智の力を利用しようとしたのである。
しかし那智の力は須佐之男の予想をはるかに上回っていた。
那智の報復を恐れた須佐之男は、姉を手に入れれば那智も自分に手を出せまいと考え、八楯を手篭めにしようとする。
八楯は抵抗し、はずみで倒れてしまった灯の火に顔を焼かれ、失明してしまう。
それを知った那智は、八楯の制止も聞かず、須佐之男を追っていく。

123 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:50:39 ID:???
須佐之男は兄の月読によって岩戸に匿われ、神将に警護されていたが、那智はそれを容易く破る。
追い詰められた須佐之男は、八楯と那智の角の秘密を話してしまう。
異形の印である角は、実は天照によってつけられたものだった。
イザナギから天地は男女神に治めさせるべきと告げられた天照は、自分が位を追われることを恐れて、八楯たちを高天原から追放したのだ。
そのことを那智に責められた天照は、命乞いをするものの結局殺されてしまう。
天照と引き換えに、八楯の顔の傷は消え、目も元通り見えるようになった。
那智は八楯を次代の天照にしようと迎えに行くが、八楯は地上で生きることを選び、村の者たちのもとへ戻ろうとする。
そこへ神将の生き残りの1人が毒槍を投じた。
那智は八楯をかばう形で槍を背に受ける。
死にゆく那智を抱きしめ、八楯は悲鳴をあげる。
その瞬間、世界は崩壊した。

124 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:52:46 ID:???
ここに到ってようやく八楯は自分が強大な力を持っていたこと、天照が真に恐れていたものは八楯の持つ力であったことに気づく。
那智を抱いたまま、ひとり取り残された八楯の前に月読が現れる。
月読は語る。
那智は姉の力に、そしてその力が弟を守るためだけに無意識に発揮されることに気づいていたのだろう、と。
だからこそ那智は八楯から離れたのだ。八楯に力を使わせないために。
八楯はそれを聞いて泣き伏し、自分の命と引き換えにすべてを戻して欲しいと願い出るが、それは無理だと返される。
神々の寿命はその者の力に比例するので、八楯ほどの力を持つ者の命を奪うことはできないというのだ。
八楯は、それならこの力のすべてを黄泉路に封じて欲しいと懇願する。
月読はそれを容れ、八楯の力、そして月読自身と姉の天照の命にかえて時間を戻すことを、イザナミに申し入れる。

八楯の願いどおり、この世は元に戻った。
ただ、太陽神は代替わりし、また、須佐之男は高天原での騒動はすべて自分に責任があると言い、自ら下界に下ったという。
八楯の傷と目も、時間と同時に戻ってしまった。
那智は再び旅に出ようとする。
送りに出た八楯は弟に向かって言う。
時が戻ったので傷も戻ってしまいました。でももう他の人の目はいりませんよ。
いつかあなたがその力を良いほうに高め、他の人の光を奪わずに治してくださるというのなら喜んで受けますけれど。
その後も八楯は平和な村で幸せに暮らした。
那智が仲間の鬼たちを連れて戻ってきたのは、それから数十年後のことだった。

古代篇 了

125 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:54:41 ID:???
那智は姉の八楯を喜ばせるために、領地を増やし、一族を栄えさせ、その頂点に姉を据えるといったことを成し遂げてきた。
夜刀もまた「姉の望むような弟」として、那智から八楯へ贈られた者だった。
しかし、那智がよかれと思ってなすことは、姉を憂えさせるばかり。
八楯を本当に悲しませていたのは、姉を愛するあまり、自分自身を含めて誰も愛そうとしなかった弟の心のありようだったのだ。
那智はいつからかそれに気づきはしたが、結局何も出来ぬままに八楯を失ってしまう。
だが、姉の手を求めるばかりだった那智の孤独な心も、さまざまな人間との出会いや「夢やしき」一座との暮らし、そして我が子の様に愛し育てた勇太の存在により、次第に変わっていく。

それぞれ人間や妖怪と交流しながらも、小競り合いを続ける夜刀と那智。
その中で、夜刀は徐々に自分の力が満ち、いずれは那智を超える力を持つだろうことを感じ取る。
那智もまた同様のことを感じ、「自分を殺しにくるもう一人の自分」として夜刀の訪れを待つようになる。

その2人が本格的に戦うことになったのは、大正時代のことだった。
しかし、戦いのさなか、夜刀の攻撃を前にして、那智は自ら守りを解いてしまう。
そのまま那智は、行方も生死もわからなくなってしまった。
別行動をとっていた夢やしき一座は、座長である兄さんの身を案じ、その帰りを待ちながら旅を続けていく。

126 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:56:15 ID:???
一方、人間たちのもとに残された勇太は、豪農・桜木家の次男坊として成長していった。
しかし、高校に入ったころから、術が解けかかり体調を崩すようになる。
自分はもう長くないと感じる勇太だったが、那智や夢やしきの者に助けられ、無事生き延びる。
やがて帝大を主席で卒業、大企業に就職するが、自分の力は評価されたものの、労働者への待遇のひどさ、改善を訴えても聞き入れられない状況に失望し、退職する。
その後、結婚し男児誕生。勇太は子煩悩な父となった。
大企業の要職を捨て、田舎へ帰っても家業を手伝うこともしない勇太を、周りは変わり者だと言ったが、母と妻はそんな彼を優しく見守っていた。
ある日、陸軍に入っていた兄・杉作から手紙が届く。
家業のことで自分に遠慮は不要、細君と家を盛り立てて欲しい、というその手紙を読んで、勇太は涙を流す。
勇太が昔から抱いていた違和感に、次男だからという以上に兄への遠慮があったことに、兄は気づいていたのだった。
その後、勇太は家業を継ぎ、数年後に太平洋戦争のため出征。
それからは勇太は直接登場せず、勇太の息子・勇太郎視点で戦中戦後の出来事が語られる。

127 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 01:57:33 ID:???
戦争も末期に差し掛かった頃。
富豪の令嬢・杏子にかくまわれていた夜刀は、那智が生きていることに気づく。
杏子が引き留めるのも振り切って那智のもとへ行く夜刀。
那智と夜刀は再び対面するが、先の一戦で双方とも力のほとんどを失っていた。
残った力で那智を殺そうとする夜刀。
静かに死を待つ那智。
そこへ空襲にもかまわず、夜刀を探しにきた杏子が現れる。
杏子は2人の前で大火傷を負い、さらにその身をもって機銃から夜刀をかばい、重傷を負う。
那智は米軍機を破壊し、夜刀に早く行けと告げる。
夜刀は杏子を抱えてその場を去ったが、すでに傷を治すほどの力すら残っておらず、杏子は夜刀の腕の中で息を引き取る。
焼け跡の中、生き延びた人間、その後も生き続けようとする人間たちの様子を見やりながら、言葉を交わす那智と夜刀。
夜刀は言う。
「わしらは子供や」
自分の好きなものだけを求め、それ以外を顧みず、失ってからその愚かさに気づき、あわてて善人のふりをしたがる。
何百何千年生きていようと、自分たちはそんな子供のままだ、と。
夜刀にはもう那智を殺せるだけの力は残っていなかった。
また死に損なったがそのくらいの計算違いは我慢しろ、もう二度と会うこともないだろうと言い置き、夜刀は那智の前を去ろうとする。
那智は去り行く夜刀に問い掛ける。
「…人間に戻りたいか?」
夜刀は答える。
「まさか」
あんな面倒くさいもん、一回やったら充分やで…。

128 :夢やしきへようこそ:2005/07/07(木) 02:03:19 ID:???
勇太の息子、勇太郎も空襲のため、目の前で教師や級友を失っていた。
その後まもなく伯父・杉作の戦死の報が届き、終戦を迎え、そして父・勇太はいまだ戦地から戻ってこない。
ある日、勇太郎は一人の男に出会う。
男の視線の先には、お化けの格好をして技を披露する芸人たちの姿。
昔はあの中にいたという男に、勇太郎は戻らないのかと問う。
男は、自分は体を駄目にしたので戻っても足手まといにしかならないと答える。
勇太郎はなぜそれでは駄目なのかとつぶやく。
「俺、戻ってきて欲しで!」
そう叫ぶ勇太郎の中に、男―――那智王はかつての勇太の姿を見た。
片足を失った友人のこと、戦地でどんなことになったか知れない父のことを思って泣く勇太郎に、那智は遠く離れた地で懸命に生き続けようとする勇太の姿を見せる。
勇太郎がふと気がついたときには、那智はもうどこにもいなかった。
父・勇太が帰ってきたのは、この4年後のことである。

ラストは現代。
遊園地でお化け屋敷の呼び込みをする夢やしき一座。
一時離れ離れになっていた座員も戻り、妖力を失っていた市松も復活。
そして、座長の那智の姿もその中にある。
かつての仲間たちが皆揃って客を迎え、大団円。

129 :マロン名無しさん:2005/07/07(木) 02:25:57 ID:???
ごめんなさい。
一応読み返してから投下しようと思っていたんだけど、
肝心の9巻(古代篇の「夢織歌」が入ってるはず)を含む何冊かが手元になかった…。
記憶を頼りに一気に書き終えてしまったけど、間違いがあったら訂正願います。
(リレーみたいになってしまった)

130 :天使禁猟区 36:2005/07/07(木) 03:07:52 ID:???
【地獄編 ACT.4地獄帝国】
もしもアスタロテが反魔王派だったら無事では済まないと警戒する九雷に
アスタロテは優しく微笑み、腹の中にいるという赤ん坊の心音を聞かせる。
悪魔とは思えないその態度に九雷は安心する。
九雷は魔王の999人目の花嫁で、
アバドンは魔王の数多くいる子供のうちの一人であり九雷の継子なのだとアスタロテは言い、
魔王の嫁になどならず、ずっとここにいて生まれてくる子供の友達になってくれと頼んでくる。
九雷は断り出ていこうとするが、ここは無限に増殖する迷宮となっているから
1度入ったら2度と出る事はできないとアスタロテに言われる。
この迷宮をつくったのはアスタロテの兄のアスタロト。
彼は出来の悪い妹を恥じ憎んでおり、彼女を人前に晒さないために迷宮をつくったのだ。
じゃあお腹の子供の父親は…?°纓汲ヘ疑問に思う。
突然、アステロテは兄がやってくると叫び、九雷を箱の中に隠すため押し込めた。
「なんだその腹は!浅ましい女だ恥を知れ」すぐにヒステリックな男の怒鳴り声が響き、
なにかが破裂するような音がした。「あっああ…私の赤ちゃん…また潰した!」
耐えきれず飛び出した九雷は、アスタロテそっくりの男の姿を見る。
兄妹は双子だったのだ。アスタロトは九雷を失神させると、高らかに笑った。
その笑い声を聞いたアバドンは九雷の危機を知った。



地獄についた刹那とノイズに、アラクネが突如襲い掛かる。
誰よりも九雷の傍にいたお前が何故裏切るのだと刹那は叫ぶ。
「誰よりも憎んでいたからこそ誰よりも慈しむ事が出来たのよ。
 選ばれし者≠ノはわからないでしょうね」
そう言い残しアラクネは消えた。ノイズと刹那は九雷を探して歩き回り、
ベリアルとアラクネに捕まった。ノイズは人質として取られ、
一定の時間がきたら大量の針が飛び出す椅子に縛り付けられた。
その時間が経つ前に、どこかに消えてしまった九雷を探せとベリアルは言う。
ルーレットにより、刹那は淫欲の業を担うアスモデウス公爵のもとへ行く事になった。
「どうして悪魔の手先に…姫様の従兄弟なのに…!」アラクネに向かい叫ぶボイス。
「正しくは、彼は姫君の兄にあたるのですよ」ベリアルは微笑みながら言った。 続く

131 :マロン名無しさん:2005/07/07(木) 03:11:56 ID:???
最後から2行目ボイスではなくノイズでした。
修正お願いします。


132 :マロン名無しさん:2005/07/09(土) 14:20:55 ID:???
夢幻紳士お願いします

133 :マロン名無しさん:2005/07/09(土) 14:46:48 ID:???
>132
夢幻紳士は短編構成が多いし、シリーズによって設定も性格も異なるから
どれを知りたいのか具体的に書いた方がいいかも

134 :マロン名無しさん:2005/07/09(土) 15:15:33 ID:???
>>133
そうなの?
実は本屋でみかけてどんな話なんだろうと気になって。
大まかなストーリーが知りたいんですけれども。

135 :夢幻紳士・幻想編1:2005/07/09(土) 16:16:54 ID:???
>134
本屋で見かけたという事は最近出た「幻想編」だと
思うので、「幻想編」のストーリー。

夢幻紳士シリーズで唯一共通している事。
夢幻 魔実也(むげん まみや)という男が出てくる。
舞台は大抵大正〜昭和初期辺り。

主人公『僕』は親の遺産を狙う叔父に脳内に電波受信機を
埋められたと思い込み、奇行を繰り返していたので
格子付きの病院に押し込められる。『僕』はこの事を
いつの間にかそばにいた『黒い服の男』に語ると、
『黒い服の男』は「受信機を取ってしまえばいい」と
答え、『僕』の頭に手を突っ込んで受信機を取って
しまい、『僕』の奇行は止まる。
医者によると『黒い服の男』は存在しておらず、患者の
『僕』が妄想で妄想を治してしまったのだという。
実は『僕』が奇行に走った原因は、財産を狙っていた
叔父が『僕』を病院に閉じ込める為に暗示をかけていた
からで、叔父は退院してきた『僕』に更に強い暗示を
かけようとする。そこへ『黒い服の男』が現れ、逆に
叔父に電波受信機を埋め込み、叔父が病院に入院する事に
なる。
以降、『僕』が危険になると『黒い服の男』が現れ、
『僕』を救っていく。しかし、『黒い服の男』はあくまで
妄想の産物で影のような存在。
『僕』が物理的に閉じ込められると助けようがなく、
『黒い服の男』は消えてしまうのを覚悟して、自分の
本体へ助けを求め、『僕』は本体に助けられる。

136 :夢幻紳士・幻想編2:2005/07/09(土) 16:18:09 ID:???
本体に助けられた事によって、『僕』は実は女性で、
叔父からの虐待のあまり自分は男だと思い込むように
なっていた事、今まで自分を助けてくれていた『黒い
服の男』は街でたまたま見かけた人物(本体)に魅かれ
産み出した妄想であった事に気付く。
本来の自分を取り戻した事によって、自分を守って
くれた『黒い服の男』は消えてしまったと『僕』は
悲しむが、本体の方が「彼はまだ僕の中にいます。
彼は貴女が呼べばいつでも出てくると言っています」と
告げる。
その後、『僕』は夢や幻想の中で『黒い服の男』と
語り合ったりしながらも、普通に人生を送り孫にも恵まれる。
人生最後の時を感じた『僕』は唯一妄想を共有し、
楽しんだ孫に『黒い服の男』の名前を知らないまま
なのが心残りだと言う。すると孫に「夢の中で聞けば
いいじゃない」と突っ込まれる。
ラスト、『僕』はようやく『黒い服の男』に名を尋ねる。
『黒い服の男』は「僕の名前は夢幻です。夢幻魔実也と
いうのですよ」と答えた。

おおまかにしようとしたけど長くなってしまった。
判りにくかったら読んだ方が早いかもしれない。
この話では夢幻魔実也は青年だけど、シリーズによっては
少年だったりする。

137 :マロン名無しさん:2005/07/09(土) 21:49:17 ID:???
サンクス。
で、その夢幻 魔実也って何者なの、結局?

138 :マロン名無しさん:2005/07/10(日) 00:01:36 ID:???
>>137
だから、何編かによって設定も違う。人間かどうかすら怪しいケースもあるので
何者なのと聞かれても答えようが無い。


139 :マロン名無しさん:2005/07/10(日) 02:27:34 ID:K9m6Boc9
Vジャンプブックスの、「アニメコミックスファイナルファンタジー」をお願いします

140 :アラベスク 第二部:2005/07/10(日) 09:15:46 ID:???
第一部を書いたのとは別人です。
最近読み返したのでストーリー投下します。
続けて読むと違和感があると思いますがご容赦ください。


ノンナはバレエ学校の8年生に上る。
同室のアイシャは結婚。そして団員に。
ミロノフ先生に見出された田舎からの転入生ヴェータが現れる。
ノンナの時を思い出し緊張が走る生徒達。
自分がクラスに入り辛かったことを思い出しなんとなく親切にするが
ヴェータはノンナの名前を知った時、自分はノンナを超えると敵意を
むき出す。
ミロノフ先生はノンナを追い越すバレリーナーを育てたいと言っていた。
ヴェータは一度見た踊りは忘れないという。「アラベスク」もノンナと
そっくりに踊ってみせる。

アーシャが1日だけ白鳥の湖で主役デビューがする。王子役はミロノフ先生。
だが公演前アーシャの妊娠が発覚。
動きの激しい黒鳥部分だけ代役を立てることになり、変更部分の振りを
覚えていたヴェータが踊ることに。

現在8年制の学校を9年生にするという動きがあるという。
ノンナは9年への進級を薦められるが、早く劇団員になって先生と一緒に
踊りたいので気がのらない。

141 :アラベスク 第二部:2005/07/10(日) 09:16:32 ID:???
ミロノフ先生と同期の中性的バレリーナ、エーディク。
海外公演が多い彼のことをノンナはよく知らなかったが、彼は学生の
時からミロノフ先生と首位を交互に取るライバルだった。
だがエーディクの個性ある踊りは古典重視のソ連では評価が低い。

ヴェータの夜間訓練をしに来たミロノフ先生はエーディクが自分の解釈
の振り付けで「アラベスク」を練習しているのを知る。
いつか日の当るところで踊ってみたいというエーディク。

「アラベスク」の2日公演。
開幕前ヴェータの用で呼び出されたミロノフ先生。
開演直前になっても戻らず、ヴェータに焼きもちを焼いたノンナは、
エーディクが「アラベスク」を踊れると言ってしまう。
先生の変わりにアリババを斬新な振り付けで踊り大絶賛を浴びるエーディク。

ノンナは先生を呼び出したヴェータをなじるが、先生の用はすぐ
終わったという。
自分がミロノフ先生に場を与えられたと気がついたエーディクは傷つく。

翌日の公演、見せ場を殺すようなミロノフ先生の振りの変更にパニックした
ノンナは舞台上で足をくじく。
「アラベスク」の振り付けを覚えていたヴェータがまた代役として舞台に立つ。

悔しくて泣くノンナ。舞台から歓声が上り、先生がどんな踊りをして
いるのか見ようとするが足が動かない。
ノンナは精神的なもので足が動かなくなり車椅子生活を余儀なくされる。

ミロノフ先生は跳躍を取り去りバレエの本質的な物でエーディクと勝負
した。評論家からは高い評価を受けたが観客はエーディクを支持。
エーディクはミロノフ先生がかつての天才と同じことをしたことに
打ちのめされる。

142 :アラベスク 第二部:2005/07/10(日) 09:17:08 ID:???
ノンナの見舞いに来たエーディクは、ミロノフ先生の為ではなく、
自分のために踊れとノンナに言う。
そして北欧公演の時に共に亡命しようと誘う。

卒業公演の前日ヴェータが来るが、タイミングを逸して用件を話さずに帰る。
ノンナは先生方と共に仲間の卒業公演に行くがパンフレットを見てパニックを
起こす。
ヴェータが踊るのはノンナが卒業発表会で踊ろうと決めていたのと同じ演目。
ノンナは舞台を見ることなくエーディクに連れられて家へ戻る。
エーディクはミロノフ先生を信じろと言うが、それでも亡命を再度勧める。

ヴェータの踊りを見て驚く採点者の先生。ミロノフ先生はこれがノンナの
信頼を失って得た結果だと言う。

卒業進路が発表される。
ヴェータはレニングラードではなく出身地のバレエ団に採用された。
ミロノフ先生の見立てを誰より信じていたノンナは不思議がる。
ヴェータは独学でバレエを習った者の弊害として人の真似が上手い便利屋
になっていた。
どんな細かい踊りも一回見ると覚えられるが。自分の踊りというものが
踊れない。どんなにミロノフ先生に注意されてもしかられても駄目だった。
卒業試験の評価は規定どおり。可も無く不可もなく。
正式にバレエを習ってまだ数ヶ月。これから勉強すれば直るかもしれないが、
ヴェータの家は貧しいので学ぶより稼がないとならない。
今は私の負けだけど、いつかあんたを追いこす。
あんたと友達になりたかったと去るヴェータ。

翌日ノンナはミロノフ先生を呼び出す。
ノンナは自分にはミロノフ先生の手がまだ必要だという。
しかし、ミロノフ先生は自分に寄りかからず自立しろと言う。
ノンナは自立しにエーディクと亡命すると言ってしまう。

143 :アラベスク 第二部:2005/07/10(日) 09:17:44 ID:???
北欧公演にノンナも車椅子でついていく。
ノンナ達が亡命しようと空港に向かおうとするのに、成り行きでミロノフ
先生も付き合う。
ミロノフ先生はエーディクに亡命理由を聞く。
ソビエトでは自分は先駆者で誰も自分を成長されてくれない。
今のうちに吸収したいのにソビエトは自分を窒息させると。

搭乗直前、ノンナは立ち去ろうとするミロノフ先生の背中を見て、
たまらなくなり車椅子から立ち上がり追いかける。
歩く為の良薬が間一髪効いたねとエーディクは一人亡命する。

ミロノフ先生はエーディクが本当は本気でノンナと亡命する気だった
ことを見抜いていて、芝居と言い切ってくれたことに感謝する。
エーディクの亡命で残りの公演は中止となる。

エーディクの記録はソ連バレエ界から全て抹消された。
ノンナはバレエ学校の9年生に進級する。

エーディクからの手紙が密かに届く。
ノンナが自分に負けない個性の踊り手であるから一緒に亡命したかったと。
自分のためだけに君に亡命を勧めた。
そしてミロノフ先生はノンナのことを思ってノンナを追い越すような
バレリーナを育てようとしていた。万が一自分がノンナにとって最高の
パートナーでは無いことを考え、またノンナの成長を止めることを恐れて
突き放すようなことをした。
回りに責められようとも。
あいつは誰よりも君を愛している……

144 :アラベスク 第二部:2005/07/10(日) 09:18:07 ID:???
9年生は精鋭の集まり。男女合同クラスである。
エーディク亡命事件で責を負い5ヶ月公演に出られないミロノフが教師として
加わる。
ドイツから来たピアニストのカリンはレズの気配を感じさせノンナを戸惑わせる。

アクロバット的な「アラベスク」でデビューしてしまったノンナはキャラクター
ダンサーのイメージが付いていた。それを払う為にチャイコフスキー・コンクールで
叙情的な作品「ラ・シルフィード」を踊ることになる。
ノンナは「ラ・シルフィード」が苦手で先生方の協力のもと、必死で踊りを
つかもうとするが自信が持てない。

カリンは女性に優しくミロノフ先生には攻撃的である。
そしてノンナに対しては気まぐれな態度を取る。
ノンナの「ラ・シルフィード」に批判的なカリン。
アキレス腱を切って踊れなくなり自殺してしまった彼女の元恋人は、
そんな風に踊らなかったと。

役を完全につかみ切れずただ精一杯踊ろうと思うノンナ。
コンクール開幕直前、ブレスレットが見つからずパニックになるノンナに
ミロノフ先生はペンダントの鎖を両腕に巻いてくれる。
落ち着き力を得て没頭して踊るノンナ。
狂言自殺をし、結果見殺しにした恋人のことを思い出し途中でピアノ伴奏を
止めてしまうカリン。
静まり返った劇場の中でノンナの腕につけた鎖が静かな音をたて、それは
幻想的な踊りとあいまって大成功を収め、トップの成績を取る。

145 :アラベスク 第二部:2005/07/10(日) 10:29:02 ID:???
カリンはベルリンに戻ることになる。
その前日、カリンはノンナに一緒にベルリンへ行こうとピストルで脅かす。
ちょうどノンナに用があって探していたミロノフ先生が割り込み、カリンは
はずみでミロノフ先生を撃ってしまう。
幸い手術は成功し先生は1年間踊れなくなるだけで済んだ。

拘置所でカリンはミロノフ先生を愛していて、ノンナが先生と関係を持ったら
ノンナと関係を持とうとけしかけていたと告げる。

ノンナはミロノフ先生の見舞いに行き、撃たれた日に先生がノンナを探して
いたのは、一番にレーニン賞受賞を知らせようとしていたからだと聞く。
そして、もう一つミロノフ先生は何かを告げようとするが薬が効いて、
退院したら結婚しようと言えずに寝てしまう。
二人のハッピーエンドを予告させるカットで終わり。

146 :マロン名無しさん:2005/07/10(日) 10:50:32 ID:???
アラベスク乙。

>拘置所でカリンはミロノフ先生を愛していて、ノンナが先生と関係を持ったら
>ノンナと関係を持とうとけしかけていたと告げる。
この文の意味がよくわからないんですが

147 :マロン名無しさん:2005/07/10(日) 14:14:48 ID:???
ミロノフ先生を撃ったことでカリンは逮捕される。

面会に行ったノンナにカリンは、自分は男性であるミロノフ
を好きになった。
でも触れるのも怖くて、ノンナがミロノフ先生と結ばれたら、
ノンナを自分の物にして満足しようと思っていた。
ノンナのことも好きだったと言う。


ということです。説明しづらいな。


148 :マロン名無しさん:2005/07/10(日) 18:53:44 ID:???
よくわかりました。アリガd

149 :マロン名無しさん:2005/07/11(月) 04:11:03 ID:???
>137
幻想編に限って言えば、主人公の妄想の元ネタになった通りすがりと
妄想の中の人

150 :マロン名無しさん:2005/07/11(月) 04:27:34 ID:???
>>138
幻想編以外はなにがあるんでしょうか?

151 :マロン名無しさん:2005/07/11(月) 05:02:25 ID:???
小手川ゆあの「おっとり捜査」「ライン」「Silent」をお願いします。
詳しく書いて下されたらうれしいです。

152 :マロン名無しさん:2005/07/11(月) 05:03:22 ID:???
>150
怪奇編と冒険活劇編。
怪奇編は幻想編に近い雰囲気で夢幻魔実也は青年。
冒険活劇編では少年探偵で、最初こそ確かに冒険活劇っぽいが
話が進むにつれて登場人物の等身が低くなり、それに比例するようにギャグ度が上がっていく。
他にも少年探偵で雰囲気が怪奇編に近い物とかあった気がする。
詳しい人補完よろ。

153 :マロン名無しさん:2005/07/11(月) 06:14:48 ID:???
仮面少年と学校怪談にも夢幻魔実也は出てきてたな。

154 :マロン名無しさん:2005/07/11(月) 09:22:12 ID:3wvPnxRJ
あと帝都物語にも帝都の子悪魔としてでてるな。

155 :マロン名無しさん:2005/07/12(火) 15:54:51 ID:???
まとめサイトの未解決のところのある「ライフ」って、すえのぶけいこのですよね。
挑戦してみたいと思うのですが他にどなたかおられますか?
いなければこれからまとめてみるので時間かかると思いますが、予約します。

156 :マロン名無しさん:2005/07/12(火) 23:05:05 ID:???
どんどん書いてくださいな

157 :ライフ:2005/07/13(水) 22:10:01 ID:???
では「ライフ」を投下します。
うまく省略ができずものすごく長くなってしまいました_l ̄l〇
文章も下手ですみません。

この話は主人公がいじめと、リスカをくりかえす自分の弱い心と戦う物語…でしょうか。
よくワカラナイ…。
現在「別冊フレンド」で連載中です

158 :ライフ1:2005/07/13(水) 22:10:54 ID:???
椎葉歩(シイバアユム)は受験を控えた中学三年生。
親友のしーちゃんと同じ高校に行きたいが、しーちゃんはクラスで成績がトップ。
それに引き換え歩は勉強が得意でない。
しかしある日しーちゃんが近隣でトップの南高校ではなく西舘を受験することを知る。
しーちゃんはずっと西校に憧れており「行けるトコ」ではなく「行きたいトコ」に行くのだと言う。
それを聞いて歩も西舘に行こうと決意をする。
ところがその気持ちを伝えてもしーちゃんは思ったより喜んでくれない。
模試の判定もD判定だったし、自分があんまり無謀なことを言い出したからだろうと思い
その日から猛勉強を始める歩。
わからないことはしーちゃんに聞き、家でも深夜まで眠らずがんばった。

その結果期末テストではなんと30番も成績があがった。
そのまま冬休みにも勉強をかさね、新学期最初のテストでも大健闘。特に数学は自己最高点の88点。
喜ぶ歩だったが、しーちゃんが自分より悪い点を取ったことを知り何と言っていいかわからず
「たいしてかわんないじゃん。また次で頑張りなよ」と言ってしまう。
一瞬傷ついた顔をするしーちゃん。
次に返ってきた英語の点も歩のほうが上だったのだが、ついウソをついて低く言ってしまう。
その日職員室に呼び出されたしーちゃんから「一緒に勉強するのをやめよう」と告げられる歩。
「自分が足を引っ張ったから」と言う歩に「そんなことない」と言うしーちゃん。
不安になった歩は神社にお参りをし、お守りを買う。

受験当日。もし高校が離れても友達でいてくれるかと聞く歩に「当たり前でしょ!」と怒るしーちゃん。
「あんたが誰よりも頑張ったことは私が知ってるんだから自信をもて」と励まされ涙を浮かべる歩。
しーちゃんに神社で買ったお守りを渡し、それぞれの教室に入っていく二人。

そして卒業式。
この学校は合格発表の前に卒業式が行われるため、浮かない表情のしーちゃん。
自己採点の結果、合格ラインぎりぎりの点数しか取れなかったと涙を浮かべる。
そんなしーちゃんを見て、歩は自分のほうが低い点だと言う。
それを聞いて心から安心するしーちゃんに、複雑な表情の歩。


159 :ライフ2:2005/07/13(水) 22:12:30 ID:???
合格発表を一緒に見に行く二人。足がすくむ歩の手を取るしーちゃん。
自分の番号を探す歩。……あった!
「すごいよぉっ。おめでとーっ」しーちゃんも喜んでくれている。涙で視界がぼやける。
しかししーちゃんの様子がおかしい。
「なんで?」何度見てもしーちゃんの番号はなかった。
「何でアンタなのよ!!」
そう歩に言い捨てるとしーちゃんは泣きながら立ち去っていった。

家に帰ってもしーちゃんの言葉が頭から離れない。
自己採点されたテストに書いてある点数は…本当はしーちゃんよりも上だった。
思わずコンパスの針で自分の手の甲を傷つけ、そのまま突っ伏してしまう歩。
次の日学校に結果を報告に行くと、職員室からしーちゃんが出てくるところだった。
微笑みかけてくれたのでほっとした次の瞬間。
「歩はやさしいね」「自己採点本当は私より良かったんでしょ」「言い出せなかったんだよね」
「ごめん」と答えた歩の足元に何かが投げ捨てられた。
受験の日にあげたお守りだ。しーちゃんは続けた。
「優しさのつもり?歩は楽でいいよね。人のこと頼るだけ頼って同情してりゃいいんだもん」
「ちがっ…」いいかけた歩にしーちゃんは言い放った。
「あたしあんたがウザかった」「あんたなんかいなければよかった」

私が頼っていたからしーちゃんは自分がアブナイと言い出せなかったんだ。
卒業式にとった写真の自分の顔をカッターで切りつける歩。
西舘に憧れていたと語ったしーちゃんが甦る。その顔が最後に見た顔に変わっていく。
「なんであんたなのよ!」「あんたなんか消えちゃえ」
勢いをつけて手首を切りつけた。しーちゃんの痛みはこんなんじゃない。
何度も切りつける。
溢れる血から頭の中のぐちゃぐちゃがスーッと流れて出ていくみたいだった。
その後、手紙や電話でしーちゃんに気持ちを伝えようとするも届かない。
新しい学校生活にも気持ちはまったく向かわないまま、自傷行為がやめられない。
痛みを感じることで安心できる。
高校の入学式の朝、前に進まなきゃと歩き出す歩の制服のポケットには
カッターナイフが入っていた。

160 :ライフ2:2005/07/13(水) 22:12:59 ID:???
入学から一ヵ月。
歩にも新しい友達ができた。彼女の名前は安西愛海(アンザイマナミ)。
入学当初はまた傷つけてしまうくらいなら、と人と接しないようにしていた歩だったが
新入生歓迎遠足で人目を避け一人でお弁当を食べようとしたときに寂しさがこみ上げてきた。
そのときに現れたのが愛海だった。
屈託なく接してくる接してくる愛海に触れたとき光が差してきたように思えたのだ。

放課後プリクラをとりに行った二人。
一緒にヘン顔でとろうと言ったのに愛海は自分だけ可愛らしいポーズで写ってる。
半分こにしようと言う愛海に自分はいらないと言う歩。
ところが次の日学校に行くとみんなにそのプリクラがばらまかれていた。
嫌がる歩に「ホントにブサイクだったら笑えないよ〜」という愛海。
かわいい友達ができて嬉しいと言って彼氏・佐古克巳(サコカツミ)の元へ行く愛海。

プリクラがきっかけで今まで話したことのなかった子達(地味系)が話し掛けてきた。
ところが楽しそうにおしゃべりする歩に、戻ってきた愛海はあのグループは暗いからヤダと言う。
暗い人と思われちゃうから歩も関わんないほうがいいよと言われ思わずうなずく歩。
次の日一人でお弁当を食べていた歩に昨日のグループが声をかけてきた。
一緒に食べようと誘われるが強引に断ってしまい
「やっぱり昨日安西さんにうちらの悪口言ってたんだ」と誤解されてしまう。
ちがうと言いたかったが愛海に嫌われるの怖さに同調した自分も同じだと気付く。
そのままトイレに駆け込み手首を切る歩。
不安を痛みでごまかし逃げる弱い自分。でももう嫌われたくない。
「あんたなんかいなければよかったのに」
ぜんぜん前に進めていない自分に気がついた。

161 :ライフ4:2005/07/13(水) 22:13:31 ID:???
五月の連休もあけた日。
学校に着くと愛海はギャル系の女の子たち四人組としゃべっていた。
仲間に入れてもらうも話の内容(セックス話)についていけない歩は一人屋上へ。
そこで同じクラスの羽鳥未来(ハトリミキ)と出会う。
嫌われたくないばかりに人の顔色ばかりうかがっている自分と違い
ひとりでも堂々としている羽鳥に歩は憧れをもつ。
放課後歩は愛海から「彼氏とまだHをしていない」と相談される。
励まし応援する歩に、もしうまくいかなかったら協力してねという歩。
約束の指きりをかわす2人。
そのとき教室に入ってきた羽鳥に対し、愛海は「あの人はヤバイから気をつけろ」と言う。
いつも違う男と歩いていたり、中学にもあまり行ってなかったなどの噂があるのだ。
歩自身はいい印象を持っていたのだが愛海に否定されてしまう。

もうすぐ半そでの季節になることに気付いた歩は傷跡を隠すためリストバンドを買いに町へ出た。
そこで男2人を連れ歩いてる羽鳥を見つける。
噂どおりだと思いつつも羽鳥を見るとどきどきする歩。
そのとき愛海から「駅前公園にすぐ来て!」とメールがきた。
頼りにされてると喜び駆けつける歩。いい報告かと期待するが、克巳に振られたと泣き出す愛海。
なんとか落ち着いて笑顔を見せた愛海だったが、直後に電車が走ってくる踏切に飛び込もうとする。
間一髪で助け出した歩に愛海はジャマをするなと泣き叫ぶ。
克巳のお嫁さんになるのが夢だった。大好きな人も夢もなくしたら生きてゆけない、と。
ふいに愛海が歩に言った。
「…アユム協力してくれるって言ったよネ?ゆびきりげんまんしたもんネ?」


162 :ライフ5:2005/07/13(水) 22:14:00 ID:???
次の日昼休みに学校へやってきた愛海。克巳と別れたことは歩しか知らない。
歩に克巳を連れてきてと言う。
お弁当を食べようと言う歩に、いきなり手で中身をわしづかみにしてほおばる愛海。
慌てて止める歩に「ただ呼んで来てって頼んだだけなのに…ゆびきりげんまんしたくせに」
もういいと言って弁当をゴミ箱に捨て立ち去る愛海。

家に帰ると母と妹が出かけるところだった。
たまたまテレビでやっていたリスカ特集をみて「気持ち悪い」と言い捨てる母。
その言葉に傷つき、また、リスカをやめたくてもやめられない自分に苦悩する歩。
そのまま町に出て飲食店に入ると、なんとそこは羽鳥がバイトしている店だった。
おすすめを聞く歩に「食べたいものを食べれば」と言いはなつ羽鳥。
でてきた料理は羽鳥が作ったものと知って驚き関心する歩。
店の出口まで見送ってくれた羽鳥に家の事情を愚痴っぽく笑いながら話す歩に羽鳥は言った。
「あんた笑うのヘタだね。見てるほうがつかれる」
それでも笑顔を崩せないまま涙を浮かべる歩の財布を突然羽鳥が川に投げ捨てた。
慌てて追いかけてびしょ濡れになった歩に、羽鳥は笑いながら「こういうときに笑うんだ」と言った。
その言葉に笑顔を見せる歩。

次の日歩はなんとか克巳に愛海とのヨリを戻してもらうように迫る。
連絡するという克巳にほっとする歩。
愛海は学校を休んでいるが、歩はギャル四人組と仲良くなり、
愛海と克巳は中学から一緒で、克巳は成績優秀でかっこよく
ライバルも多く愛海は嫌がらせを受けたこともあったらしいということを知る。
また愛海の親も克巳の親も社長でお互いの会社も関係があるらしいということがわかった。
その後登校してきた愛海はすっかりやつれ、克巳に似た後姿を見て錯乱してしまう。
保険の先生に、こういうときは友達が一番頼りだからと言われ力になろうとする歩。

163 :ライフ6:2005/07/13(水) 22:14:27 ID:???
そのまま克巳の元に向かうも「昨日は忙しくて連絡できなかった」と一蹴されてしまう。
克巳くんを引き止めるが、何も言えず涙を浮かべる歩に二人は一緒に帰ることに。
「愛海のことは好きだけどこれ以上付き合うのは無理」と言う克巳。
そのとき雨が降ってきた。近くにあるからと克巳は自分の家に歩を誘う。
克巳が着がえてくる間に何か愛海と別れる理由が見つからないかと部屋を漁る歩。
引き出しの一番下にあったアルバムをなにげに開いてみると
なんとそこには女子高生緊縛写真のスクラップが。
慌てて隠すが戻ってきた克巳にアルバムを見たことがばれてしまう。
態度を豹変した克巳に押さえつけられるも何とか窓から逃げ出す歩。
こんなこと誰にも言えないと雨の中泣いていると羽鳥が通りかかる。
笑顔を作ろうにも作れず泣き崩れる歩に羽鳥は黙って傘を差し出すと去っていった。

次の日、愛海は学校を休んだ。
昼休みに克巳が教室にやってきた。怯える歩を校舎裏に連れて行く。
昨日歩と克巳が二人で歩いている所を見たギャル四人組がこっそりあとをつけていくと、
声は聞こえないがそこには歩に頭を下げる克巳の姿が。
「女の子との付き合い方がわからなくて一時期ああいうのに走ってしまった時期があった」
「捨てようと思っていたが見られて動揺してしまいヒドイことしてごめん」
謝られ、自分も勝手に覗いたことを詫びる歩に、克巳は愛海の家までの地図を渡した。
愛海が歩に会いたがってるから行ってくれ。自分も愛海と話し合うと言われて喜ぶ歩。


164 :ライフ7:2005/07/13(水) 22:14:53 ID:???
放課後、地図をたどって愛海の家まで行く歩。
ところがなんとそこには克巳がいて中に引きずり込まれてしまう。
またしてもあとをつけていたギャル四人組は、離れたところからそれを見ていたが
歩が克巳の家に行ったと誤解してしまう。
そこは克巳の父親の別宅だったのだ。
歩は今度は逃げられず、後ろ手に手錠、口にはガムテープのまま縛られ写真を撮られてしまう。
撮った写真に奴隷10号と書き込む克巳。
今までの奴隷はみな自分のことが好きで言うことを素直に聞くからつまらなかったと語る克巳。
“いい子ちゃんのカツミくん”でいることに反吐が出る!自分は刺激がほしいんだ!
歩に向かってハサミを振り上げる克巳。

振り上げたハサミを静かに下ろすと、恐怖のあまり失禁してしまった歩に
死んじゃったらつまんないから刺すわけないと言う克巳。
そのあと服を切られているときにリスカの跡を見られてしまう。
このことを愛海や家族に言ったらみんなに言ったら嫌われるだろうねと脅す克巳に頭を下げる歩。
その後下着一枚(上半身裸)姿で写真を撮られてしまう。
「これは2人だけの秘密」といわれようやく開放された歩。
家に帰ったあとも記憶が次々甦り自分を傷つけてしまうのだった。

次の日学校に行くと歩のおかげでヨリが戻ったと愛海が飛びついてくる。
すっかり復活した愛海は克巳と三人でお昼を食べようと言ってきた。
断りきれなかった歩に愛海は克巳におそろいのケータイを買ってもらったと自慢する。
歩にケータイをちらつかせる克巳。
そこには昨日の写真が写っていた。

165 :ライフ8:2005/07/13(水) 22:16:26 ID:???
歩たち一年生の二泊三日のキャンプ初日。
合宿所の所長に美男(克巳)美女のカップルと呼ばれ喜んで前に進みでた愛海。
ところが所長が呼んだのは羽鳥だといわれ大恥をかいてしまう。
もともと羽鳥を快く思っていなかったギャルたちは羽鳥の悪口を言うが歩は同調できない。
歩は克巳のことが好きなのではと疑われていたため、標的が歩に移っていく。
夕食後、ギャルに女子全員分の食器洗いをおしつけられた歩は自分がハブにされたことに気付き恐怖する。
そのころクラスの子達は花火をやって遊んでいた。
そこに羽鳥が現れ、ギャルたちが歩に仕事を押し付けたことがばれてしまう。
キレて戻ってきたギャルたちにわけもわからず自分は頼んでないと訴える歩。
すると女子全員で羽鳥を無視することに決まったから裏切らないでね、と告げられる。

無視するのは嫌だが愛海には嫌われたくない…と考える歩のもとに克巳が現れる。
何事もなく去っていったが恐怖で表に逃げ出す歩。
あいつに犯されてしまう…。みんなに嫌われてしまったから自分の言うことなんて誰も信じてくれないだろう。
絶望する歩の目に、目の前にある湖(?)で全裸で泳いでる羽鳥の姿が飛び込んできた。
自分が嫌いだと嘆く歩に羽鳥は一緒に泳ごうと誘う。
水に飛び込む歩(やっぱり全裸)。
羽鳥は経済的に苦しくて離婚した母親といつか一緒に暮らすのが夢だと語る。
そのためにバイトもしているし、夢のためなら他人の評価など気にならないと言う。
それを聞いて歩は何もしていない自分に気付く。
いつか自分のことを好きになりたい。強くなりたい。。
そう決意するのだった。


166 :ライフ9:2005/07/13(水) 22:16:56 ID:???
強くなろう、そう決めて登校した朝。教室で「おはよう」と言っても返事がない。
恐怖で固まる歩に「リハーサル」だと笑う愛海。
先生が休みのため教室で体育のグループ分けをすることになった。
体育委員の羽鳥が何を言っても誰も言うことをきかないが、愛海が仕切り始めた途端にみんな集る。
倒される羽鳥の机。動けない歩に空き缶が投げつけられる。
「本番だよ」
最低だとわかっていながら羽鳥から離れる歩。
次の日。羽鳥がバイトして金を稼ぎまくっていると聞きつけた愛海たちは
どうせ遊ぶための金だろうと羽鳥の財布を盗もうとする。
金を稼いでいる理由を知っている歩は、つい「違うよ」と言ってしまう。
キレるギャルたちになぜ羽鳥なのかと問うと、笑顔で愛海は答えるのだった。
「ムカつくから」

放課後歩はクラスの男子から、キャンプの夜に羽鳥が自分をかばってくれたことを知る。
急いで謝りにいったが羽鳥は答えてくれない。
自分を励ましてくれたのに、傷つけてしまった。
強くなれない自分に怒り手首を切ろうとするが、一歩ふみとどまり石でカッターを破壊するのだった。

次の日愛海たちと話している時にケータイに克巳からメールがきた。
歩の裸の画像が添付されていた。覗き込もうとした愛海を払いのけてしまう。
すると直後に愛海のケータイにも克巳から画像つきメールが。
思わず愛海からケータイを取り上げ叩きつけるが、そこに写っていたのはただのキャンプのときの写真だった。
不審がる愛海と「やっぱり…」とギャルたち
放課後愛海は克巳に「歩は克巳のことが好きなのかも。克巳には愛海だけだよね?」とたずねる。
家に帰った克巳は「お前と付き合わないと親父の会社がやばいんだよ」と本音を吐き捨て
歩の奴隷写真を眺めるとおもむろに歩に電話をかけた。
「ご主人様だよ。メール驚いた?」

167 :ライフ10:2005/07/13(水) 22:17:22 ID:???
恐怖で町に飛び出した歩だが、よっぱらいにからまれてしまう。
そこを助けてくれたのは、羽鳥だった。羽鳥が笑顔を見せてくれたくれたことに喜び、
家へ駆け出した歩だったが途中で塾帰りの克巳につかまってしまう。
どうして自分のことを好きだと言ってくれる愛海がいるのにこんなことを…と訴える歩に
自分は西舘なんか来たくなかったのに愛海が行くから行かされたとどなる克巳。
植木鉢を投げつけ逃げ出した歩は、愛海に本当のことを話そうと決意する。

次の朝遅刻ぎりぎりで歩が登校すると、机の中に羽鳥の上履きがはいっていた。
歩をテストすると言う愛海。まだ羽鳥は来ていない。あせる歩。
そこに羽鳥が裸足で教室に入ってきた。
暑いからだと言う羽鳥に教師は、羽鳥が上履きを履くまで授業はやらないと宣言する。
次第に教室の空気は」険悪になっていくが、余裕の表情の愛海たち。
ところが。歩は立ち上がり羽鳥に上履きを渡した。
「ありがとう」と笑顔の羽鳥に、こちらを見ようともしない愛海。
その後愛海が歩をひっぱたき、歩への無視が始まった。

歩が克巳と2人で帰ったりしてたとギャルから聞いた愛海。
今日は図書館に行くと言う克巳のあとを尾行すると、
ついた所は歩の家だった。それもバラの花束を抱えて。
そう、克巳は歩の母親に取り入って歩の家庭教師をすることになっていたのだ。
愛海は歩の家の郵便受けを破壊すると(頭突きで)「絶対許さない」と呟いた。

そのころ歩は、克巳に自分の部屋まで侵入されていた。
克巳の悪行を全部バラすと訴えるが、どちらの言うことを信用するかなと言われ黙ってしまう。
犯されそうになるがギリギリでまぬがれ、克巳は帰っていった。
あいつはおかしいと母親に訴えるが、あんたのほうがおかしいと言われてしまう。
愛海は町でギャル四人に会い、みんなの言ったことは本当だったと泣き
その後歩から話したいことがあるとかかってきた電話に「明日化学室で待ってる」と答える。


168 :ライフ11:2005/07/13(水) 22:17:52 ID:???
翌朝化学室に向かうと愛海とギャルが待ち構えていた。
頭上から針を千本かけられ、全部飲めと迫られる。
愛海が休んでるときに克巳を盗ろうとしたと思い込まれている。
必死で弁解し、克巳にされたことなどを訴えるが誰も信じてくれない。
マジで針を飲まされそうになるが、ギリギリセーフ(多いな)。
教室に戻ると、すでに歩は完全な悪者にされていた。
いじめのターゲットは歩に移っていた。

教科書は捨てられ、他のクラスの女子にまで噂は広まっていた。
たまらず保健室に逃げる歩。また手首を傷つけてしまう。
そこに克巳が現れた。そろそろ画像をばら撒こうと言う。
追いかけてケータイを奪い取り水溜りに投げ捨てることには成功したが、
もみあっているところを多くの生徒に見られてしまう。
手首から血が流れているのに気付き、言い訳もせず愛海たちから逃げる歩。
残された克巳は、歩が愛海とおそろいのケータイを壊そうとしたと言い
ギャルたちは完全にキレてしまう。

歩はとりあえず保健室に逃げたが、ギャルが探しにやってきた。
慌てて隠れるが、自分のことを死ぬまで追いつめようと言っているのを聞いてしまい
「強くなんかなれない」と逃げ出し、トラックの前に飛び出してしまう。
トラックには轢かれなかったが、あのまま死んでいたらどうだっただろうと考える歩。
店からナイフを万引きし、深く切りつけるが追いかけてきた店の人に捕まってしまう。
逃げる気力をなくす歩。

169 :ライフ12:2005/07/13(水) 22:18:18 ID:???
そこに突然羽鳥が現れ(何回目?)歩を助け出して駆け出す。
リスカのあとを見ても、歩を否定しないで手当てをしてくれた。
リストバンドをくれ、優しい言葉をかけてくれる羽鳥に号泣する歩。
そんな歩に給料袋を見せて、ぱーっとやるか!と宣言する羽鳥。
美容院と洋服屋に連れて行き歩を全身整える。
夢をみてるみたい、と心からの笑顔を見せる歩。
路上で酒を飲んでいる若者たちが、ビンで転んだ歩を笑うとそいつらにビンを投げつける羽鳥。
ダッシュで逃げて大笑いしたあと入ったカラオケで歩は「今日より楽しい日なんて絶対ない」と泣く。
そんな歩に羽鳥は「未来に絶対はない」と言う。
つらい胸のうちをぶちまける歩。優しく「がんばったね」と手を差し伸べる羽鳥。

そこへさきほど逃げてきた若者達が追いかけてきた。
羽鳥が犯されかけるが歩が男を歌本でぶんなぐり、乱闘に。
騒ぎに気付いた店員のおかげで事なきをえる。
帰り道歩は、つらかったけど羽鳥のおかげでまたがんばれると語る。
いつかリスカもやめたい。そういう歩の手を握る羽鳥。

そのころ歩たちにやられた男達はキレていた。
一人の男が歩の制服が西舘のものだと気付いた。
「マナミにでもきいてみるか。案外知り合い立ったりしてな」


170 :ライフ13:2005/07/13(水) 22:18:45 ID:???
次の朝勇気をだして登校した歩だが、下駄箱で愛海たちの笑い声を聞きとっさに隠れてしまう。
自分のことをあざ笑っているのを聞き思わず逃げ出す歩。
教室では愛海が、朝隈高の子に歩のこと話してみようかなとギャルたちに言っている。
朝隈にはヤバイことなど平気でやりそうなやつらがうじゃうじゃいるのだ。
「なに頼もっかなー」と楽しげな愛海。

学校から逃げ出しふらつく歩。その姿を偶然見つけた昨日の男が歩をこっそり写メで移した。
もちろんそんなことに気付かない歩。
羽鳥にもらったリストバンドを見て覚悟を決めると再び」学校に向かって走り出した。
校門から入ってくる歩の姿を見た愛海は歩の机と椅子を教室の窓から外に投げ捨てた。
呆然とする歩。教室は爆笑の渦。
ついでに昨日置きっぱなしだった鞄も捨てようとするが、外に歩の姿はない。
そこに教室のドアから現れた歩。机と椅子を抱えている。
静まり返る教室。そのとき先ほどの男から愛海にメールが届いた。
朝隈高の愛海の知り合いというのはあの男だったのだ。
歩の写真つきで「こいつさがしてんだけど」という内容。
「いま目の前にいる」と返す愛海。
ここから逃げないと決意を固める歩。

171 :ライフ14:2005/07/13(水) 22:19:11 ID:???
歩の鞄の中身をばら撒き始める愛海たち。
メモリーの入っていないケータイをバカにする愛海に
「あんたたちみたいのが友達っていうんならそんなのいらない」と言い切る歩。
ケータイを拾おうとした歩の手を踏みつける愛海。
その足を振り払い愛海に手をあげようとした歩をギャルたちが止めにはいりまわりの机が散乱する。
物音で教室に駆け込んできた担任に「歩が愛海を殴ろうとしたから止めた」と言うギャル。
泣き出す愛海。周りの声も歩を非難するものばかりで、歩は放課後職員室に呼び出されることに。
歩を責めるわけじゃないと担任は言うが、何も言わない歩に「悪いのはあなたということでいいのね」と一方的。
たまらず愛海に机を捨てられたことを話すが「嘘をつくな」と言われてしまう。
とにかく問題を起こしたくないのだ。
「嘘じゃない、自分はいじめられている」と言っても取り合ってくれない担任に失望して出て行く歩。

克巳の家では克巳が父親に殴られていた。
愛海に別れようなんていったのか、うちの会社が潰れたらおまえのせいだ。と父親。
その足で愛海に謝罪に行く克巳に涙を流して喜ぶ愛海。
別れたあと屈辱で顔を歪ませる克巳だったが、その後ろでは愛海も態度を豹変させていた。

次の日のLHRは担任不在で副担が行うことに。
「いじめについて」思うことを書けという教師に、歩がチクったのではと気色ばむギャル。
回収されたレポートを「余計なことをするな」と奪い取る歩。
屋上から紙をばらまいて笑いだす歩。
「みんな死んでしまえ」

172 :ライフ15:2005/07/13(水) 22:19:36 ID:???
次の時間教室に入ってきた担任は黒板の「いじめについて」の文字を見て慌ててその文字を消し始める。
その担任の前で歩に親しげに振舞ってみせる愛海たち。騙される担任。
しかし歩の教科書はビリビリに破かれていた。
授業の後「よかったわね」と話し掛けてくる担任に無言で立ち去る歩。
登校してきた羽鳥に会い喜ぶ。
羽鳥も担任に睨まれていた。成績はいいのだが欠席が多いからだ。
悩みがあるならなんでも言ってという担任にそっけない態度の羽鳥。

先に教室に戻ろうとした歩はトイレで愛海たちに暴力をふるわれる。
悔し涙を流すが、羽鳥の前では笑顔を見せる歩。
様子がおかしいと思って追ってきた羽鳥に歩は「羽鳥と友達になりたい」と泣きながら言う。
そんな歩に「夏休みになったらまた遊ぼう」という羽鳥。
笑顔で答える歩。

次の日仲良く登校してきた歩を愛海たちがトイレに連れて行こうとする。
それを助けたのは同じクラスの男子・薗田優樹(ソノダユウキ)だった。
お礼を言おうと屋上まで追いかけていった歩に薗田は「自分のために助けたんだ」と言う。
自分も中学のときいじめられていた。ただ見ているだけの人にはなりたくなかったからだ、と。
それでもうれしかったと言う歩。
羽鳥も自分のことを友達と言ってくれた。
ひとりじゃないんだ。

愛海たちは朝隈の男達と会っていた。
ドラッグをきめてイっちゃった愛海に男が迫る。
「うまくいってないなら彼氏と別れろ」と言う男に
「克巳は将来有望だからキープしとかないともったいない」と返す愛海。
結局屋外でセックス中に愛海は男に「なんでもお願いきいてくれる?」とお

173 :ライフ16:2005/07/13(水) 22:20:07 ID:???
塾の帰り道。克巳は数人の男達に襲われた。
暴力をふるわれ、ナイフで脅されると克巳は土下座をして財布を差し出した。
失禁した克巳を見て笑いながら写真をとる男達。
置き去りにされた克巳を発見したのはたまたま通りかかった歩たちの担任だった。
病院で寝ている克巳に駆け寄る愛海。涙を流して先生に感謝する。
克巳の父親の前で、克巳に嫌われてるかも…というようなことをアピールする愛海。

克巳を襲ったのは朝隈の男達だった。
リーダー格の男(アキラ)に愛海から電話がかかってくる。
そう、克巳を襲わせたのは愛海だったのだ。

次の日、克巳が襲われたことは学校中のニュースになっていた。
ふらふらになりながらもテストをうけにくる愛海に周囲は同情的に。
すれ違い様に歩は愛海に「ざまあみろ」と言ってしまう。
つかみかかってくるギャル。そんな歩に今まで傍観していた男子生徒たちまでもが批判的になっていく。
歩に対して「克巳よりヒドイ目にあう」と宣言する愛海。
そんななか克巳がテストを受けにやってきた。
いい子モードの克巳に担任はすっかり騙されてしまう。

テストの結果、克巳は学年トップの座を羽鳥に奪われてしまう。
ますます羽鳥を尊敬する歩。夏休みもバイト先にいつでもおいでと言われ喜ぶ。
最近はいじめもおさまってるし手首も切ってない。
しかしまた愛海がなにか企んでるのでは、と嫌な予感がかすめる。

克巳は家で父親に成績のことと愛海のことでなぐられていた。
そこにアキラからの呼び出しがかかる。
警察に言うという克巳に対し、そんなことをしたら克巳に頼まれたといって愛海を襲うと言うアキラ。
もしそうなったらおしまいだ…。アキラの言いなりになるしかない克巳だった。


174 :ライフ17:2005/07/13(水) 22:20:32 ID:???
夜、羽鳥のバイト先に行ってみる歩。
しかし忙しそうなので中に入るのをためらっていた所にサラリーマン風の男が声をかけてきた。
油断したところをスタンガンで気絶させられた歩。そのままアキラたちに車で連れ去られてしまう。
気がついた所は廃墟となった病院だった。
逃げようとするが捕まり、ベッドに手錠で拘束されてしまう。
ケータイの入ったバッグの水につけられてしまい置き去りにされる歩。
祭は明日だと言ってアキラたちは去っていった。
必死でベッドを引きずりケータイを手にするが、やっぱり壊れてしまっていた。

次の日、欠席した歩を不審に思って家とケータイに電話する羽鳥。しかしつながらない。
薗田にも頼んで捜索を始めるが、電話ボックスで薗田と連絡中にアキラたちに捕まってしまう。
連れてこられた羽鳥を見て、歩は抵抗するもやはりどうしようもない。
男達がやってきた。
夏休みになったらいっぱい遊ぼうねといって覚悟を決める二人。

男が手を出そうとするが、アキラがくるまではまたねばならないらしい。苛立つ男達。
ケータイさえつながれば…。ふと歩は電池がまだ生きていることに気づいた。
本体を蹴り寄せ、後ろ手で必死に電池をはめる歩。
アキラがやってきた。震える手で電源をいれるとちょうど薗田からの着信が。
「助けてーー!!」渾身の力をこめて叫ぶ歩。
電話をかけたことはばれてしまうが、声は薗田の耳に届いた。
電話に気付く前にアキラが言った「ここはつぶれた病院だ」という声も。

ケータイは壊され、羽鳥は薬で眠らされ隣室に連れて行かれ縛られてしまう。
しかし羽鳥は眠ったふりをしていたのだ。男が捨てていったタバコの火を紙にうつして縄を切る。
消化器で男達を気絶させ歩を助けるが、手錠の鍵がない。
やっと見つけるが意識が戻ったアキラの手によって窓の外に捨てられてしまう。

そのとき、隣室の火が部屋中に燃え移り、ついにガスタンクが爆発した。
逃げる男達。しかし歩は手錠がはずれずにげられない。
羽鳥が瓦礫を使って鎖を切ろうとするがなかなか切れない。
火がこちらの部屋まで迫ってきた。

175 :ライフ18:2005/07/13(水) 22:21:12 ID:???
自分はいいから逃げろという歩に羽鳥は言った。
「この手は生きるために切ってるんじゃないのか!」
あきらめずに道具をかえ、ようやく鎖が切れた。
しかし羽鳥が倒れてしまう。



17
病院の場所を突き止め、駆けつけた薗田。
燃え盛る病院をみて頭から水をかぶり突入する。
中に入った薗田が最初に会ったのはアキラだった。
実は中学のときに薗田をいじめていたのはアキラだった。
すくんでしまう薗田の首にアキラの手がかかる。
そこへ羽鳥を支えながら脱出してきた歩が現れる。
標的を歩にかえたアキラに薗田が後ろから殴りかかり
ここは俺に任せて行けと言われ逃げる歩と羽鳥。

殴りかかるアキラの上半身を窓の外に突き出す薗田。
許しを乞うアキラに「今まで何度も頭の中でお前を殺した」と言い放つ。
アキラに引きずられ一緒に落ちそうになるが、窓のサンを掴み薗田は落ちずにすむ。
そのまま歩のあとを追う薗田。

一方羽鳥を抱えた歩は追いかけてくる炎からのがれ、一室に避難していた。
歩は意識を失った羽鳥に水を飲ませようとするが、どうしても喉を通らない。
目を覚まして、と一身に願いながら口移しで水を飲ませる。
意識を取り戻した羽鳥を抱え、出口に向かうが瓦礫の山が邪魔して進めない。
そこへ追いついた薗田がやってきて上から引っ張り上げてもらえた。
ようやく脱出できた三人(とアキラ)は、駆けつけていた消防隊によって救助され病院で手当てを受けたのだった。



176 :ライフ19:2005/07/13(水) 22:21:39 ID:???
翌朝ニュースを見ていた愛海の目に廃病院での出来事が飛び込んできた。
焦る愛海のケータイにアキラから会いたいと連絡が入る。
病院から逃げ出してきたアキラに会う愛海。
愛海のことは誰にも言っていないといわれ安心し、アキラを逃がす。
が、別れた直後に通報。アキラ逮捕。
「役立たずが…!!」と影から罵る愛海。

生きている喜びを実感し、戦う意識を新たに教室へむかう歩と羽鳥。
朝から電話の鳴り止まない職員室では「彼女達は交通事故にあった」ことにするよう訓示されていた。
教室では興味本位に騒ぎ立てる生徒達。
こんなときだけ近寄ってくる女の子たちを一蹴する歩。
「カラオケで揉めた男達にラチられた」本人達もそう思っていた。
ところが、歩と羽鳥2人のときに愛海がこう言ったのだ。
「ザマーミロ。あのときのおかえし」
!まさか愛海がしくんだのか。
プールで愛海につかみかかる羽鳥。
職員室に呼ばれ事情を話すも信じてもらえない。
そこに警察から、廃墟の事件と克巳を暴行した犯人は同一犯だとわかったと電話がかかってきた。
涙を流して喜ぶ愛海。羽鳥はますます信じてもらえない。

愛海を呼び止める歩。一人になると、アキラと自分は知りあいだとあっさり言う愛海、
しかし事件のことは知らないとしらを切りつづける。
つかみかかる歩に表情をかえず抵抗する愛海だが、ギャラリーが集った途端泣きながら去っていこうとする。
すれ違い様に「マナの予言は必ずあたるのよ」と耳打ちをされ、歩は思わず愛海を殴ろうとする。
すると触れてもいないのに愛海は自ら窓ガラスに頭を打ち付けた。
言い分も信じてもらえず周りから殴り飛ばしたと思われ非難される。
「犯人扱いされる愛海の気持ちを考えろ」と言う担任に羽鳥は
犯人だという証拠があればいいんですね、と問う。
去り際、歩は担任に言う。
「先生は私の気持ちを考えてくれたことがありますか?」


177 :ライフ20:2005/07/13(水) 22:22:05 ID:???
ひとり保健室で笑い転げる愛海。
克巳を使ったのだってこうなることを見越してだ、と大笑い。
ところがそれを様子を見にきたギャル四人組の一人(ヒロ)が聞いてしまう。
本当のことを教え、恐怖に怯えるヒロに愛海は続ける。
「ヒロはマナのこと裏切らないよね?」
ベッドを赤チンで真っ赤に染め、中央にハサミを突きたてる愛海。

しばらくして担任が保健室に様子をみにきた。
中から出てくる愛海の歪んだ笑顔を見て不審に思い保健室を覗くとそこには異様なベッドの光景があった。
一方教室では犯人がアキラだったことを知り動揺するギャル三人。
戻ってきたヒロに「まさか愛海がアキラに頼んだんじゃ」ときくが
ヒロの答えは「愛海のこと疑うなんてそれでも友達なの?」だった。

愛海を追いかけてきた担任だが、いい子モードにすっかり騙される。
その後帰り道で愛海は、公園の砂場にヘッドスライディング。
すっかりボロボロになって家に帰る。
その姿をみて驚く両親に、泣きながら「学校でいじめられている」と訴える愛海。

翌朝学校に鬼のように怒り狂った愛海の親父が現れた。
愛海の父親は会社の社長なうえに県会議員でもある有力者だ。
ひたすら恐縮する教師に、呼び出された歩と羽鳥。
この2人を退学にしろと迫る親父。
2人が愛海をいじめたことになってしまっている。
自分達はそんな汚いことはしないと訴えるも、ひたすら怯えたふりをする愛海。
ついに教師の一人が無理やり2人の頭をさげさせた。
しかしそれをふりきって言い放つ歩。
「ふざけんじゃねえよ」

178 :ライフ21:2005/07/13(水) 22:22:32 ID:???
「いじめられてるのは私なんだ!」
愛海と、周りで協力・傍観していた子たちにむけて語る歩。
反論する親父や担任に「なにが真実か目をそらさずに見ろ」と迫る。
言い終えて力尽きた歩を殴ろうとした親父を止め、そっちがでたらめだと羽鳥も言う。
警察を呼べという親父に「恥をかくのはそちらですよ」と薗田。
愛海も警察を呼ばれると都合が悪いのでそれを阻止する。悔しがる愛海。
その場から立ち去ったあと歩に羽鳥はよく言ったと笑顔をみせるのだった。

次の日にも学校に姿をあらわす親父。
早く娘の無実をはらせと学校に迫る。克巳にも圧力をかける親父。
せっかく自分を脅迫していたやつらも捕まったというのに、と苛立つ克巳。
まずは自分に疑いがかからぬようんえせねば…と不気味な笑顔をみせるのであった。

授業は自習になり、不穏なムードな教室。歩と愛海、どちらが正しいのか。
現れた歩と羽鳥に嫌悪感をあらわにするクラスメート。
それをかばう薗田にも攻撃の手はむけられる。
「そもそも悪いのは人の彼氏をとろうとしたおまえだろう」と食ってかかるギャルに
「それが真実じゃなかったら?」と羽鳥。
「自分は何も知らないが、歩はけして嘘をつかない」と言い切る羽鳥。
「あんたたちは愛海が嘘をついていないと言い切れるのか」と続ける。
それを聞いてヒロは「もし歩の言うことのほうがホントだったら…」とギャルに言ってしまう。
教室の外からその言葉を聞いて恐ろしい形相でヒロを睨みつける愛海。逃げるヒロ。
愛海に気付いた皆だが、いまいち愛海を信じきれない。
そんな愛海に歩は「嘘で塗り固めるのも大変そうね」と言い捨ててヒロを追いかけた。
ヒロに追いつく歩。「なにか知ってるんでしょ?」


179 :ライフ:2005/07/13(水) 22:29:59 ID:???
今日発売された10巻までのあらすじがここまでです。
たった10巻なのにこんな長くなってしまい申し訳ないです。

あ〜ミス発見。15の最後の文は
>結局屋外でセックス中に愛海は男に「なんでもお願いきいてくれる?」とお願いをする。
です。
あと18に書いてある17という数字は無視してください。
切るトコ間違えた_l ̄l〇

この作品のみどころはといえば、やっぱり愛海でしょうか。
貞子もびっくりな形相に、奇行の数々。
ホラーより怖いかも…。

180 :マロン名無しさん:2005/07/13(水) 22:39:57 ID:???
乙。
途中から読んでいたんで助かった。
怖くてつらくて過去出た単行本読むの怖かったんだ…。

181 :ライフ:2005/07/13(水) 22:56:35 ID:???
>180
この作者のいじめ描写は本当に怖いですよね。
弱っているときに読むと鬱になります。

182 :マロン名無しさん:2005/07/14(木) 01:16:11 ID:???
暗いよー

183 :マロン名無しさん:2005/07/14(木) 08:20:22 ID:???
こわすぎる(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

184 :マロン名無しさん:2005/07/14(木) 09:25:26 ID:???
いじめ通り越してなんかすごい事になってるな

185 :マロン名無しさん:2005/07/14(木) 14:28:45 ID:???
渡辺多恵子「ファミリー!」をお願いします。


186 :マロン名無しさん:2005/07/14(木) 15:44:54 ID:???
すみません、山花典之の「妹 -あかね-」をお願いします。


187 :マロン名無しさん:2005/07/15(金) 01:10:53 ID:???
リク続いてるようだけど
d切ってサイレントメビウスUPします ノシ
わかりにくいかも知らんが許されよ

しかし未解決リスト見たけど凄いね
これしかまとめられるのなかったよ
やっぱ世の中漫画多いね(;´Д`)

188 :サイレントメビウス:2005/07/15(金) 01:15:11 ID:???
西暦2026年 東京───
妖魔ルシファーホークによって平和が脅かされつつあるこの都市。
太古より度々姿を現していたルシファーホークだったが、近年、希代の大魔道師ギゲルフ・リキュールを始めとする術者達によって引き起こされた妖魔の世界・邪界ネメシスへの扉が開きかかるという事件を境に、人間界へ入り込む妖魔の数が格段に増えるようになっていた。
それにより東京では、異能力を持つ女性だけで構成された対妖魔用特殊警察、通称AMPが秘密裏に組織された。
未だ世間にはその存在を秘匿されているルシファーホークと彼女らの戦いは、時を経るごとに熾烈を極めるものとなっていく。


〜登場人物〜

「香津美・リキュール」
亡き大魔道師ギゲルフ・リキュールの娘。
開きかけた邪界ネメシスへの扉を再び完全に開く為の『鍵』として、ルシファーホークに狙われている。
以前はハワイで普通のOLをしていたが、母・巫由伽の死を切欠に能力に目覚め、AMPに参加。
恋人は同じく警察官のロバート・デ・ヴァイス(通称ロイ)。
父から受け継いだ魔法と意志持つ剣・剣皇グロスポリナーを駆使して戦う。

「闇雲那魅」
古来より日本の祭事一切を取り仕切ってきた闇雲家の跡取娘。
18歳の誕生日に受けた試練を見事乗り越え、正式に継承者となった。
聖獣(麒麟、龍、虎、鳳凰、亀)の守護を受けている。
極度の片付け魔であり潔癖症。

「キディ・フェニル」
かつて特捜の刑事だったが、ある事件で五体を切り刻まれ、体の7割は戦闘用パーツにより機械化している。
AMPメンバーの中で、唯一直接的力でルシファーホークに対する。つまり力技担当。
現在、過去の事件と決着を付ける際に知り合った特捜の刑事ラルフ・ボーマーズと熱愛中。

189 :サイレントメビウス:2005/07/15(金) 01:16:17 ID:???
「彩弧由貴」
超能力を研究、開発していた政府機関で人間兵器として育てられた少女。
AMPのオペレーター担当でありマスコット的存在。
直接ルシファーホークと戦う事は少ないが、予知能力にて陰ながら仲間達をサポート。
副業として喫茶店を経営しているが、妖魔に襲われて一人37年前の東京に飛ばされた時に知り合った少年・鷲尾徹が、実はその店のオーナーだったという事が後に発覚。
以来彼とは年の差カップル的関係。

「レビア・マーベリック」
特α級ビジョネイルと呼ばれる電脳世界のスペシャリスト。
彼女固有の衛星とリンクしている為、通常のビジョネイルでは有り得ない程の大容量の電子データをその身にインプットする事が出来る。
また五感を電子変換し、電脳世界へ入り込む事も出来る。
ハッキング、マシンの開発など、電子関係はお手のもの。

「ラリー・シャイアン」
AMP署長。逸早くルシファーホークの存在に気付き、AMPを組織した人物。
ルシファーホークと人間のハーフであり、妹のローザは人間からの迫害に耐えかねてルシファーホーク側の人間として暗躍している。
実は大変な資産家。

「磯崎真奈」
AMP課長。ラリーが署長に昇格する際、ラリー本人の招きにより本庁から移動になった。
ラリーの後輩であり、那魅の姉・那奈の友人。

「ラムチェン」
アバランシェ・ウォンの孫娘。
幼い頃より風水師としての修行を積んでおり、また剣帝ジェッソの使い手でもある。

190 :サイレントメビウス:2005/07/15(金) 01:17:54 ID:???
ルシファーホークとの戦いが激化する中、香津美はある悩みを抱えつつあった。
恋人ロイとの関係は何よりの安らぎであり幸福であったが、古からの魔道の血を受け継ぎ、ルシファーホークに狙われる身である自分が彼と共にいて本当に良いのだろうか。この戦いに彼を巻き込んでしまうのではないかと。
そんな彼女にロイは将来の事を考えて指輪を渡すも、香津美は素直に受け取れない。
その頃ルシファーホーク側は、香津美をネメシスに連れて行く為に本格的に動き出そうとしていた。その標的はロイ。
香津美が一番大切に想う相手を殺す事により、彼女の人間界への執着を断ち切らせようという思惑なのだ。
そしてルシファーホーク側の人間ガノッサの罠によりその思惑は成功し、ロイは香津美の目の前で亡き者となってしまった。
その夜を境に、香津美は東京から姿を消してしまう。

香津美失踪から半年。その間人間界での妖魔事件はぱたりと止み、警察上層部ではAMP解体の話が持ち上がっていた。
そんな折、AMPメンバー全員に失踪したままの香津美からメールが届く。指定された場所でAMPが目にしたのは、しかしあまりに変貌した香津美の姿だった。
ネメシス側の人間として現れた彼女は、由貴、レビアと、次々とAMPメンバーを傷付けていく。
AMPもとうとう正式解体し、残されたメンバーは戸惑うばかりだった。
しかし磯崎はキディと那魅に、密かに香港へ発つように命じる。そして二人が戻ってくる頃には、AMPも再生している筈だと…。

その頃ネメシスでは、最近のガノッサの動きを疑問視し始めたローザ(ラリーの妹)が彼の身辺を探り始めていた。
彼女は魔剣メディウムがガノッサによって香津美の手に渡った事を知るも、動きを知ったガノッサによって逆に幽閉の身となってしまう。
一方東京でもラリーが暗躍を始め、民営化されていた警察組織を買収。事実上、ラリーが警察のトップとなった。

191 :サイレントメビウス:2005/07/15(金) 01:21:06 ID:???
香港に到着したキディと那魅は、磯崎に言われた通りアバランシェ・ウォンを訪ねた。
そこで香津美の父、ギゲルフ・リキュール達が引き起こした事件のデータを渡されると同時に、自分の変わりに孫娘のラムチェンをAMPに加えて欲しいと頼まれる。
帰国の際にデータを奪い去ろうとする香津美、ガノッサと戦闘になるも、囮のデータで事無きを得た3人を待っていたのは、新しく生まれ変って復活したAMPだった。
しかしラムチェンは自分が香津美の変わりだというのが面白くなく、AMPのシールドを解除してルシファーホークを誘き寄せ、自分の力を皆に認めさせようとしてしまう。
結果、無事に退院したレビアも合流するも、アバランシェのデータは香津美によって持ち去られてしまった。

同じ頃、傷の癒えた由貴もまた無事に退院したが、香津美に刺されたという心の傷は未だ癒えないままであった。また繰り返し見る「キディが殺される」という予知夢が、更に彼女を苦しめていた。
一方、ギゲルフ・リキュールが引き起こした事件=プロジェクトガイア(G計画)の全容を手に入れたガノッサは、今度こそプロジェクトを完全に成功させるべく動き出した。
ラリーもそれを察知し、東京から全市民を避難させるよう行政府に働きかける。しかし裏で政財界にまで手を回していたガノッサにより、それも遅々として進まなかった。彼はラリーにそろそろ戦いを止めようと取り引きを持ち出す。
しかし約束通り一人で指定場所に向かったラリーを待っていたのは、彼女とローザの姉妹を戦わせようとするガノッサの罠だった。
すれ違いだった姉妹の心が通い合ったその瞬間、ガノッサの狂剣が二人を貫く。
また同時刻、署内に進入したルシファーホーク達によりAMP本部は壊滅した。

ラリーは香港から駆けつけたアバランシェにより一命を取り留めたが、レビアも再び入院の身となり、AMPは実働不可な状況に追い込まれる。しかも現状での敵は香津美。
その香津美をルシファーホークから取り戻そうと、磯崎はアバランシェと二人で魔剣メディウムから香津美を解放する方法を相談していた。
魔剣メディウムは、支配している人間の愛する者の命を欲する。その命を得た時、支配されている人間は自身を取り戻すのだと。
その話を偶然聞いてしまったキディは磯崎の変わりに自分の命を香津美に捧げ、命果てた。

192 :サイレントメビウス:2005/07/15(金) 01:26:44 ID:???
とうとう行政府はルシファーホークの存在を公に発表し、関東からの人民の避難を誘導し始めた。
ガノッサは新G計画を完全なものとする為に必要なのだと、女神ネメシスから契約の証として預けていた己の半身を取り戻す。
しかし女神ネメシスはこれまでのあまりの犠牲の数に、自身の考えを改めようとしていた。
一方、香津美は意識を取り戻しはしたが、自分が今まで何をしていたのかを聞き、絶望の淵に陥っていた。
しかしロイの同僚と出会い、そして由貴と話をし、護るべき未来の為に再び妖魔と戦うという意思を固める。
由貴もまた様々な恐怖を克服し、自分のすべき事を探す為に戦場へと戻る決意をした。

ラリーもレビアも意識を取り戻し、とうとう発動した新G計画を阻止する為の戦いが始まった。
それは苛烈を極めるものだった。AMPメンバーも深く傷付き、妖魔と戦う力も後僅かとなる。
しかし突如ガノッサが計画の変更を始めた。女神ネメシスから取り戻した筈の半身が実は偽物だったのだ。
ネメシスの呪いも未だ身体を蝕み続けている今、彼は地球もネメシスも全てを滅ぼす事で復讐を果たそうとしていた。
完全に開いた扉の中で、ガノッサは告げた。
かつてのG計画とは地球とネメシス、互いの世界の不純分子を交換し合い、それによりそれぞれの平和を実現するものだった事を。
しかし混沌を望むガノッサの暗躍により計画は失敗したのだと。
しかし彼は今度はこの新G計画で世界を手に入れようとするも、女神ネメシスの計略により余命幾ばくもない事を知り、己と共に全てを無に帰そうとする。
一人ガノッサと相対し、その命は風前の灯となった香津美。しかしその危機を救ったのは、死んだはずの親友キディだった。
彼女は嫌悪し続けていた自身の機械化のお陰で辛うじて仮死状態ですみ、更に機械化を進める事によって命を取り戻したのだった。それは恋人ラルフの意思だった。
今度こそ本当に勢揃いしたAMPは、ルシファーホーク達を呑み込み巨大化したガノッサに特攻をかける。
そして両世界の平和の為、共にガノッサを倒す事を決めた女神ネメシスの意思により、他のルシファーホーク達もまたAMPに手を貸した。
地球とネメシス、二つの力を合わせてガノッサを討ち果たした後、ルシファーホーク達は閉じる扉からネメシスへと帰って行った。

193 :サイレントメビウス:2005/07/15(金) 01:27:34 ID:???
数年後。ガノッサとの戦いで壊滅した東京も、人々の力により復興を果たしていた。
解散したAMPメンバーもそれぞれの生活を送っていたが、キディとラルフの結婚式に久方振りに集まる。
そんな平和が日常となったある日、香津美はロイの忘れ形見として生まれた愛娘と共に、虹の掛かる青い空を見上げるのだった。

194 :マロン名無しさん:2005/07/15(金) 01:28:42 ID:???
以上で終わりです |∀・)

195 :マロン名無しさん:2005/07/15(金) 01:36:34 ID:???
乙。サイメビって完結してたのか。
読んだことないんだけどメビウスクラインとはどういう関係なの?

196 :マロン名無しさん:2005/07/15(金) 02:37:15 ID:???
>>195
ギゲルフ・リキュール達が引き起こした事件の物語です
1巻しか持ってないけど、あれって完結したのかな…

197 :マロン名無しさん:2005/07/15(金) 14:01:52 ID:???
サイメビ乙!

ロイが狙われる頃までしか読んでなかったんだけど
結局ロイは死んでしまったんだね…
途中で加入したらしいラムチェンとかいう新人は結局役に立たなかったということ?


198 :マロン名無しさん:2005/07/15(金) 15:14:14 ID:???
いやラムチェンも頑張ってたよ
人員不足のAMPにとって貴重な戦力だし

ちなみに失踪期間半年+敵対期間があるのに
香津美のお腹がでかくなかったのは
魔剣により体の時間が停止してたからなんだと

199 :マロン名無しさん:2005/07/16(土) 00:16:12 ID:???
随分遅れたけど、超人ロックの紹介を投下してみる。
今回は試験的な意味もこめて、現在正史から外れている3エピソードを。

ここでの意見は積極的に本編紹介に生かしていきたいと思っているので、
長すぎるとかここが読みにくいとかいう意見があったらぜひ教えてもらえるととても嬉しい。

200 :マロン名無しさん:2005/07/16(土) 00:18:03 ID:???
読む前に何だが、俺は詳しければ詳しいほどいいな

201 :超人ロック「ニンバスと負の世界」:2005/07/16(土) 00:19:46 ID:???
2人の男が煌びやかなクラブに入っていく。ちょうど歌が始まり、歌姫が拍手を受けているところだった。
片方の男―サングラスをかけている―はその姿に一瞬目を奪われ、それを誤魔化すかのようにもう片方の男に問い掛ける。
「ほんとにこんなところにいるんですか?」
問い掛けられた男は歌姫に視線を向けた。
「ああ、あのひとがそうだ。君の捜している超人ロックだよ」「ええっ!」
歌が終わりこちらにやってきた歌姫にサングラスの男ことアイザックが重大な話があると告げ、2人は外でロックを待つ。
「ひどいですよ、初めから女性だっていってくれればよかったのに」
ぼやくアイザックを見て含み笑いを漏らすもう片方の男。
やがて現れたのは緑の髪の青年だった。「ロックです、先ほどはどうも」
分子配列を変えるサイコキネシスの応用だ…もう片方の男に種明かしされても混乱が解けないアイザックだった。
海賊船スカイシャークを追っている際、近傍の惑星ピナが一瞬の内に消滅してしまった―アイザックが告げたのはこんな謎の事件だった。
とそこに突然襲撃を受ける3人。無事回避した3人はその場に戻り、ロックが残留ESP波を調べることによって
攻撃を仕掛けたのがオメガという人物だと言うこと、オメガはロック達がこの事件の調査を始めたことをもう知っていることがわかった。
調査を始めたロックは事件当時近くにいた船の持ち主に話を聞き、結論にたどりつく。原子力以来のエネルギーと呼ばれたプシ陰線、
これによってピナは消滅したのだ。プシ陰線を自在に操る強敵の存在に緊張を隠せないロック。
事件当時にいた別の船の持ち主がいる星に移動する途中、スカイシャークを感知したロックはそこまでテレポートする。
協力を要求したロックにスカイシャークのキャプテンであるニムバスは素直に応じることにした。全員をESPで読心するロック。
だが、有益な情報は得られなかった。ニムバスに何か気にかかることを感じつつも、ロックはこの場は素直に退いた。
捜していた船の持ち主ヘンリィは死んでいた。
偽装工作の可能性を検証するため、ロックとアイザックは彼の知り合いを当たることに。


202 :超人ロック「ニンバスと負の世界」:2005/07/16(土) 00:21:37 ID:???
ロックが会ったのは彼の娘ジェミナスだった。会ったばかりなのに気の合う2人。
「何千年も前に会ったことがあるのかもしれない…」
エスパーを怪物みたいに思う人も多い中、ロックの正体を知りつつもジェミナスはロックを受け入れていた。
ヘンリィは白だと分かったが、夜になったのでアイザックと共にロックはジェミナスの家に泊まることにした。
夜明け前、ジェミナスはロックの部屋の扉を静かに開き、ロックに銃を向ける。
彼女はオメガに催眠をかけられていたのだ。
彼女を気絶させたロックは傷を癒し外に出る。即座に襲いくる巨大な力。プシ陰線だ。
何とかプシ陰線の攻撃を防ぎ続けているロックの前に男が現れる。
昇り始めた太陽が逆光となりその顔は窺えない。
「オメガ、か」「そうだ」そう答えたのはニムバスだった。そうであるだろうということを薄々予感していたロック。
読心したときに分かった。ニムバスの心には矛盾が無かったのだ。およそ人間の心ではない。
だがすべては遅かった。プシ陰線の攻撃は続き、ロックはバリアーを張り続けるしか手は無い。
縮まっているバリアーを眺めながらニムバスは自らのことを語り始める。
彼は1500年前に生まれ、研究の結果不死を得たと言うのだ。
プシ陰線を使い、最終的に「負の世界」を実現させるのが研究の目的で、ピナを消滅させたのもその一環だと語るニムバス。
彼の話が終わったとき、ロックのESPは限界を迎えつつあった。後がなくなったロックは賭けに打って出る。
バリアーを外し、宇宙に浮かぶある装置のスイッチを入れる。まともにプシ陰線を受けたロックだったが、一瞬の後プシ陰線が切れる。
重傷を負いながらも宇宙にテレポートして逃れるロック。ニムバスもそれを追いかけてテレポートする。
ロックの前に現れたニムバスの姿が溶けるように拡散していく。自らがプシ陰線で構成された空間となったのだ。
負の世界に飲み込まれたロックは再びテレポートで逃れようとするが、出ることができない。


203 :超人ロック「ニンバスと負の世界」:2005/07/16(土) 00:22:25 ID:???
「むだだよ。ここの空間は外とは次元が違う―負空間さ」勝利を確信するニムバス。
だが、膨らみ続ける負空間が先ほどスイッチを入れた装置に触れた瞬間、負空間はニムバスごと一瞬で消し飛んでしまった。
その装置はロックがプシ陰線を研究していた友人のデータを元にして開発したプシ陰線の撹乱機だったのだ。
かくして事件は解決し、ロックはこの星を去ることになった。天涯孤独となったジェミナスは地球に行くように薦められるが、
ここにはたくさんの思い出がある、とそれを断る。ロックを見送るジェミナス。何千年か何万年か時の彼方でまた会えると信じて…<完>

<短縮版>
惑星が一瞬で消滅した―謎の事件の調査を依頼されるロック。
その犯人、オメガはプシ陰線という強力な力を操っていた。
調査を進めるロックの前に現れたオメガことニムバス。
一連の事件は「負の世界」を作るためだと語るニムバス。
プシ陰線の攻撃でピンチに陥るロックだったが辛くも宇宙に逃亡。
ニムバスはプシ陰線で構成された負空間と化しロックを追いつめるが、
ロックがあらかじめ用意しておいたプシ陰線の撹乱機により消し飛ぶ。

<解説>
1967年作画グループ同人誌初出の、超人ロック最初のエピソード。
この時、作者の聖悠紀は高校三年(17才)だった。
「SFファンとそうでない人に」の序文で始まるこの話は、当時としては結構衝撃的な内容だったらしい。
タイトルではニンバスとなっているのに何故か本文ではニムバスとなっているのはどうしてだろうか?

204 :超人ロック「この宇宙に愛を」:2005/07/16(土) 00:25:37 ID:???
ISC(銀河連邦の保安組織?)司令のアイザックは難問を抱えていた。
謎の球体により十隻近くの宇宙船が行方不明になっているのだ。
ロックに依頼しようと思った矢先、目の前にロックが現れる(ニムバスの事件の際精神に同調したのである程度のことは分かるとの事)。
ロックが調べた結果、その球体は負の世界で、しかも少しづつ大きくなっていることが判明した。
負の世界を破壊するためにロックの他に4種類のエスパーが必要だという電子頭脳の分析結果を元に、4人のエスパーが集められた。
銀河警察のリィ、超心理学の博士ロス、普通の少女ジル。
そして最後の一人の元に赴いたロックだったが、いきなり攻撃を受ける。
最後の一人ニーナはニムバスの部下だったのだ。灰になり崩れ落ちるロックを嘲笑うニーナ。
しかしそれは天井の一部をテレポートで身代わりにしたもので、ロックは無事だった。
エスパーという「怪物」にたいする差別、それゆえの孤独という不幸な環境につけこまれニムバスに暗示をかけられたニーナは、
ニムバスへの絶対的な信頼とそこからくるロックへの憎しみに満たされていた。
彼女を暗示から解放しない限り決してロックの仲間にはならないだろう。ロックは長期戦で臨むことにした。
ロックはかつてプシ陰線を研究しその途上で事故死したハンザ博士の甥を訪れ、小型化して携帯可能となったプシ陰線撹乱機を受け取る。
これを手渡すために3人のエスパーに会うロック。
彼等はエスパーである自分を周囲に受け入れられ、幸せに暮らしていた。
再びニーナを訪問したロックはこのまま負の世界を放置しておくとこの世界、「正の世界」そのものが消滅してしまうと語る。
私たちを怪物扱いした人間が消えて無くなるなんていい気味だと返すニーナにロックはジルたちの姿を見せた。
「今ではエスパーは立派な人間として扱われている」そう諭すロックだったが、ニーナはあくまでも頑なだった。
そんな彼女に業を煮やしたロックは彼女に直接ESPで干渉し、彼女の能力、あらゆるものを見通せる力を発現させる。
文字通り見える世界が変わったニーナはロックを完全に信じた訳ではないものの、真実を確かめるためにロックと共に行くことを決めた。

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