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【2次】漫画SS総合スレへようこそpart34【創作】

288 :マジカル・インベーダー:2006/02/14(火) 20:09:34 ID:EHeNYNGT0
処轟鬼は両脚を踏ん張り、腰を落として構えをとり、右手に魔力を集中させて、
《調子に乗るなっ、このブリキ人形め! 喰らえ必殺、デル・デ……》
炎の魔法を撃ち放とう、とした正にその瞬間。D=アーネの背後から、続けざまに
銃声が轟いた。四発の弾丸が、処轟鬼の両肘・両膝の間接部にそれぞれ突き刺さって
食い込み、深刻なダメージを与えると同時にその体勢を大きく崩す。
その隙を逃さず突進してきたプラズマXは、大木のような処轟鬼の右腕を取って
ねじり上げ、自分の肩越しに豪快に持ち上げて、
「ビビ! コミックで見たニッポンのマーシャルアーツ、極めて・投げて・折る!」
乾いた破砕音と共に、処轟鬼の右肘関節が壊された。と同時に右手に集中していた
魔力が制御不能となり、その場で爆発! プラズマXは根性で腕を放さず、かつ
間接部が既に破壊されていたため……処轟鬼の右腕は、爆破され完全にブッちぎれた。
もうもうと立ち込める爆煙と砂煙の中。プラズマXから離れることはできたものの、
爆炎と爆圧によって右腕から右肩、胸部に至るまで破損した処轟鬼が転がっている。
《……様! D=アーネ様! 返事して下さい、D=アーネ様っ!》
得意の通信術で処轟鬼の状態を察知した犬一号の声が、操縦席に響く。
が、今のD=アーネは返事をするどころではなかった。全身を焼くような激痛と、
処轟鬼の破損による魔力の大幅消耗とで、正気を保つことさえ困難な状態なのだ。
《ここからじゃ何があったか判りませんが、もうその機体は完全に戦闘続行不可能です! 
いや、むしろD=アーネ様ご自身のお体が危険な状態です! 早く逃げて下さいっ!》
「っ!? …………に、逃げる……だと?」
苦悶に顔を歪めたD=アーネが、搾り出すような声で応える。
「冗談じゃない。私は、こんなところでこんな奴にやられるわけにはいかないんだ。
この命に代えても、必ずこの国を制圧して、陛下を……」
《ですから! 今、D=アーネ様に万一のことがあったら、それこそ陛下のお命が
危ういってこと忘れてませんか!? 本国からの援軍も途絶えている現在、我々以外に
地球を攻撃できる部隊はないんですよっっ!》

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