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【2次】漫画SS総合スレへようこそpart34【創作】

333 :第一席 鷹の宝に恋してる:2006/02/16(木) 11:24:53 ID:OBkOmO9v0
 一、南蛮の左介

 来てしまった。南蛮に。日の本より遥か遠く離れたこの世の果てに。
 ぶっちゃけてしまえば信長様の目的は明よりも先にみっどらんどを支配下に置くことで
あって、友好関係を築こうなどという生ぬるいものではない。献上の品こそ持ってきてはあるが
俺が成せねばならない使命は
「手前ぇ、ぐりふぃす。我らが信長様の配下にならぬか?」
 と、強気な姿勢で国王を口説くことにある。弱気な態度は見せられん。
 だが、しかし……
 南蛮国の城砦の大きさ、形の畏ろしさったらなんたるものか。この「どばごらんっ」とくる
威圧感は、なんたるものか!
 民の住む家も王の住む屋敷も全て同じく石造りが基本であって、木材はそれを支えるためだけ
に申し訳程度にしか用いられておらん。それら建築物の高さはどれも空を覆い隠すほどであり、
さながら岩山がそのまま「もこもこぼこっ」と隆起して町を造った、といった奇妙な統一感が
ある。
 町の中心に建つ(というより、そびえる、か)城はその中でも際立って巨大で、天界に喧嘩を
売るかのごとく極端な円錐がいくつも「すびっすびっ」と伸びている。
 畏ろしい。この中に住んでる人間もあな畏ろしい。
 石の中で暮らせるなど、よほど体毛が濃くて寒さに耐性があるか、さもなくば血液が冷たいに
相違いない。

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